横浜市市民文化会館 関内ホール(横浜・関内/馬車道)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

初めて関内ホールへコンサート・舞台に訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。

横浜・馬車道通り沿いのレトロなお店が立ち並ぶ地区の一角にあるホール。
適度な大きさで、後方からでもステージが近く感じられる会場です。
関内(かんない)ホールは、かつての横浜宝塚劇場の跡地にあった市民ホールを改装し、1986(昭和61)年に開業した、横浜の関内・馬車道地区にある市営の多目的ホールです。「関内ホール」は通称で、「横浜市市民文化会館」が正式名称になります。
施設は「かんないアート&メディアパートナーズ」が指定管理者として、地元民間企業(tvkコミュニケーションズ、テレビ神奈川、神奈川新聞社、清光社)と公的財団(横浜市芸術文化振興財団)の5社による平等のパートナーを組む先駆的試みとして、芸術文化の楽しさと感動を幅広く提供するシンボル施設を目指し、運営されています。
かんないアート&メディアパートナーズ | 横浜関内ホール 公式サイト
関内ホールまでのアクセス
新横浜駅を拠点に、最寄り駅の「関内」駅・「馬車道」駅へ

アクセスの拠点となるのは、やはり東海道・山陽新幹線の新横浜駅になるでしょう。
会場の最寄り駅は、JR根岸線・地下鉄(ブルーライン)の「関内」駅とみなとみらい線の「馬車道」駅です。



今回は、「新幹線で新横浜駅まで来た」という前提で、JR・地下鉄「関内」駅またはみなとみらい線「馬車道」駅までの行き方を紹介します。主なアクセスルートは次の通りです。
関内駅まで
・新横浜駅→JR横浜線→東神奈川駅→JR根岸線
→関内駅
約20分 253円(ICカード利用)
・新横浜駅→地下鉄(ブルーライン)→関内駅
約15~17分 272円(ICカード利用)
馬車道駅まで
・新横浜駅→JR横浜線→菊名駅または横浜駅
→東急東横線・みなとみらい線→馬車道駅
約22~27分 402円・528円
順を追ってみていきましょう。
JR横浜線・根岸線でJR「関内」駅へ向かうルート

まずは新幹線の新横浜駅からJR在来線乗り換え口に向かい、JR横浜線・根岸線に乗り継ぎ、関内駅に向かうルートです。
※上の画像は運賃改定前の古い路線図で、2026年9月現在の関内駅までの片道運賃は260円(ICカード253円)です。
案内図のとおり、途中の東神奈川駅でJR横浜線が終わり、根岸線に変わります。最寄り駅の関内駅は桜木町駅の先にあるので、東神奈川行き・桜木町行きのどちらに乗っても乗り換えが必要になります。








ブルーラインで地下鉄「関内」駅へ向かうルート

続いて新幹線の新横浜駅から横浜市営地下鉄(ブルーライン)に乗り換え、関内駅に向かうルートです。今回の会場はJRより地下鉄の駅からの方が近いため、こちらの方法をおすすめします。運賃は片道260円です。










馬車道駅へは横浜駅または菊名駅乗り換えで

続いてみなとみらい線「馬車道」駅に向かうルートです。新横浜駅からJR在来線に乗り換え横浜駅まで行くか、隣りの菊名駅に行く方法の主に2通りがあります。


出典:みなとみらい線公式サイトより
始発駅の横浜駅で乗り換える場合はみなとみらい線へ、菊名駅で乗り換える場合は、みなとみらい線直通の東急東横線に乗り換えます。馬車道駅までの運賃は、横浜駅経由が片道402円、菊名駅経由は東急線を挟むため片道528円と、やや割高になります。所要時間はどちらも乗り換え時間込みで約22分から27分です。
基本は関内駅を利用する方が、JR線や地下鉄線のみでシンプルに移動でき電車賃も安く済むため、ホテル等を馬車道駅やみなとみらい駅周辺に予約している人や、みなとみらい地区の観光を兼ねた人以外はおすすめしません。
今回は新横浜駅から在来線で1駅隣りの菊名駅に向かい、そこでみなとみらい線直通の東急東横線に乗り換えるルートで紹介します。








各最寄り駅から会場までの徒歩ルート
出典:関内ホール公式サイトより
続いて、最寄りの各駅から会場までの徒歩ルートの紹介です。それぞれの所要時間は、JR関内駅(北口)から徒歩約6分、地下鉄関内駅(9番出口)から徒歩約3分、みなとみらい線馬車道駅(5番出口)から徒歩約5分と、いずれも短時間でアクセス可能な場所にあります。
JR「関内」駅から会場まで

まずはJR関内駅から会場までの徒歩ルートの紹介です。マリナード地下街(後述)経由のルートなどいくつかありますが、駅の北口から関内大通りを進む最もオーソドックスなルートで説明します。










地下鉄「関内」駅から会場まで

続いて地下鉄関内駅から会場までの徒歩ルートです。最も会場に近いルートで、馬車道改札口から徒歩約3分、9番出口から馬車道通りを約50m進めば会場に着きます。






みなとみらい線「馬車道」駅から会場まで

最後にみなとみらい線馬車道駅から会場までの徒歩ルートです。駅の5番出口から出て、地下鉄関内駅と同様に馬車道通りに出て直進するルートになります。










関内ホールはこんな所
大ホール

大ホールの総客席数は1,038席で、1階席と2階席の二層構造です。コンサート・イベントののほか、落語などの寄席や、ミュージカル、演劇にも利用されています。
1階席

1階席の総客席数は806席で1列から28列まであり、途中、12列と13列の間に中央通路が設置されています。


なお、13列は中央ブロックのみに配置され、左右のブロックは両端の14列から17列までがホワイエからの出入口になっているため除外されています。


座席間の傾斜は、中央通路より前方がスロープによる緩やかな傾斜で、1列から4列までの78席は、オーケストラピット設置時に除外される可動席のためフラットになっています。


中央通路より後方は、段差1段分の傾斜で、前方より強めになっています。



最前列(1列)は、左右のブロックの方が中央よりやや前に設置されますが、上の写真のように中央の最前列のみ残して、左右は2列目から座席が設置されているパターンでした。
2階席
2階席の総客席数は228席で、1列から10列まであります。ステージ正面のスタンド席部分と左右にせり出したバルコニー席部分に分かれています。今回参加した公演では2階席が使用されなかったため、実際の写真がないことをご容赦願います。
1列から3列まではバルコニー席部分のみに配置されているほか、4列から6列の左右のブロックはステージに正対するよう、バルコニー席部分と同様に斜めに配置されています。

スタンド席部分は4列から10列までで、4列は中央ブロックのみに配置され、6列と7列の間に中央通路が設置されています。
その他、2階席最後列後方の左右には、親子室(4席)も設置されています。。
大ホール 座席表
出典:関内ホール公式サイトより
座席

座席は鮮やかな赤の座面・背もたれにブラウンのひじ掛け・基礎の組合せです。背もたれは背中と腰の境界付近にスリットが入っており、体形に合わせ上下で傾斜が変わっています。適度なクッション性も確保され、座り心地は上々でした。
エントランス・ホワイエ

大ホールのエントランスは正面入口を入って正面にあります。建物は4階建てで、2階が大ホール1階席前方に続くホワイエ、3階が大ホール1階席後方に続くホワイエ、4階が2階席と親子室に続くフロアになっています。


カフェコーナーは設置されていますが、あまり使用されていないようです。代わりに各階のホワイエには、自販機コーナーが設置されていました。



小ホール
出典:関内ホール公式サイトより
小ホールの総客席数は264席で、1列から15列まであります。途中、7列と8列の間に中央通路が設置されています。
全体にフラットな構造で、通路後方の11列以降は固定席になっています。

小ホールのエントランスは地下1階にあり、アクセスルートで出てきた正面入口手前の専用入口から入るとスムーズです。隣接して横浜市青少年育成センターの事務室があります。


小ホール 座席表
出典:関内ホール公式サイトより
館内設備

正面入口を入ると、左側に総合案内があり、ホールで開催される各種イベントのチラシや、広報用のデジタルサイネージが設置されています。






日本で最初のガス灯(壁面レリーフ)

会場建物の外側の馬車道通り沿いの一角に、「日本で最初のガス灯」の壁面レリーフがあります。
ガス灯は、1872(明治5)年に高島嘉右衛門が設立した「日本ガス社中」により、馬車道・本町通り等に設置・点灯され、これが日本における最初のガス灯となったとのことです。
1986(昭和61)年に今回の会場である「関内ホール」が完成した際、新築を祝って当時の型をモデルとしたガス灯が復元設置されました。写真の両脇の黒い柱の先にガス灯が設置されています(写真がへたくそでスミマセン…)。
周辺施設
横浜スタジアム

横浜スタジアム(ハマスタ)は、ご存じプロ野球セ・リーグ「横浜DeNAベイスターズ」のホーム球場で、JR関内駅南口から徒歩約5分の場所にあります。
野球好きの方なら、試合開催日には「昼間に関内ホールでコンサート、夕方からハマスタでナイター観戦」なんていう遠征プランも組み立てられます。
今回私は前入りしてナイターを観戦し、会場近くのホテルで宿泊後の翌日にコンサート鑑賞という流れで楽しみました。




神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館は、馬車道駅からのアクセスルートでも出てきたように、会場近くの馬車道通り沿いにある県立博物館です。
1967(昭和42)年に神奈川県立博物館として開館し、日本の総合博物館の先駆的な存在として営業してきましたが、その後自然史分野が分離されるなどして、人文系の歴史博物館として再整備されました。
かつての横浜正金銀行本店、関東大震災後は東京銀行横浜支店として使用された、明治後期のドイツ近代洋風建築の影響を受けたネオ・バロック様式の建物内に、横浜で貿易商をしていた丹波恒夫氏の浮世絵コレクション6,000点以上などが所蔵されています。


2025(令和7)年1月から長期間大規模改修工事のため長らく休館していましたが、2026(令和8)年10月17日にリニューアルオープン予定です。
マリナード地下街

マリナード地下街は、1977(昭和52)年に開業した、全長約230mの地下街です。
JR関内駅から地下鉄関内駅までをL字型で地下で結んでいるので、雨の日などの悪天候時に利用すれば、傘を差す距離を短縮できるメリットがあります。駅間だけでなく、周辺のイセザキモールや馬車道商店街とも結ばれており、一日を通じて人通りが多い商店街です。


ファッション関係や飲食店、スーパーなど、地域に密着したテナント構成になっています。




トップページ|関内 地下街 マリナード [JR・市営地下鉄「関内」駅下車すぐ、みなとみらい線「馬車道」駅徒歩5分]
勝烈庵 馬車道総本店

「勝烈庵(かつれつあん) 馬車道総本店」は、馬車道通りを少し入った所にある、1927(昭和2)年創業の老舗とんかつ店です。
落ち着いた和風の店内で食べるとんかつは、横浜の洋食文化を今に伝える、サクサクの衣とオリジナルのソースが絶品です。




サモアール 馬車道店

「サモアール 馬車道店」は、会場から馬車道通りを馬車道駅側に少し歩いた所にある紅茶専門店です。

「喫煙OK」のお店なので愛煙家にとってありがたいお店ですが、店内はゾーン分けがされているのみで分煙がされていないため、たばこの臭いが気になる人は、少し煙たく感じることもあるようです。




馬車道十番館

会場近くの馬車道通りを入った一角にあるのが、「馬車道十番館」です。


先ほどのガス灯のレリーフの所で出てきたガス事業の創始者でもある高島嘉右衛門家の旧跡跡地に、横浜開港時の建築様式を参考に明治の西洋館を再現した建物です。館内にはレストラン、バーティールーム、パーティー会場が営業しているほか、文明開化期の文明の香りを伝える数々の資料が展示されています。


施設概要・地図
所在地
横浜市中区住吉町4丁目42−1
アクセス
JR根岸線「関内」駅下車
北口から徒歩約6分
地下鉄(ブルーライン)「関内」駅下車
9番出口から徒歩約3分
みなとみらい線「馬車道」駅下車
5番出口から徒歩約5分
ホール
大ホール 総客席数:1,038席
(1階:806席、2階:232席)
※親子室4席(2階)を含む
小ホール 総客席数:264席
公式サイト
https://www.kannaihall.jp/






