メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)(群馬・伊勢崎)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

初めてメガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。

上州・伊勢崎の文化施設。関東以外からの鉄道アクセスに時間がかかるので、関西・名古屋方面からは高速バスが便利です。
駅からも遠く、会場までは「レンタサイクル」がおすすめです。
メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)は、1981(昭和56)年に開館した、本格的なコンサートや演劇に対応できる大小のホールをはじめ、会議室や展示室など多様な用途に対応する複合文化施設です。
2022(令和4)年10月よりネーミングライツ制度が導入され、地元の伊勢崎市に本社を持つメガネ専門店の「株式会社 板垣」が2027年9月までの命名権を取得し、「メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎」という愛称で親しまれています。
群馬県南部の都市・伊勢崎(いせさき)市
出典:Map-Itホームページより
会場のある場所は、群馬県の伊勢崎市。読み方は「いせざき」ではなく「いせさき」です。横浜の「伊勢佐木(いぜざき)町」と区別するようにしましょう。
群馬県の南部に位置し、埼玉県北部との県境に接しています。人口は東隣りの太田市とほぼ同じ約20万人で、県内ではともに人口の増加している地域です。
関東にお住まいの方以外にはあまりなじみのない地域だと思います。東武伊勢崎線の終点が伊勢崎駅なので、それでなんとなく知っている人がいるかもしれません。
年配の方なら、江戸時代後期の侠客(きょうかく)で「赤城の山も今宵限り…」のセリフでおなじみの「国定忠治(くにさだちゅうじ)」の舞台としても知られています。JR両毛線の伊勢崎駅の1駅隣りに「国定」駅があります。
伊勢崎市文化会館までのアクセス
鉄道ルートは新幹線高崎駅からJR両毛線へ

伊勢崎駅に最も近い新幹線の駅は、上越・北陸新幹線の高崎駅です。北陸・新潟新幹線の「あさま」号や「とき」号、「たにがわ」号に乗車し、停車駅数にもよりますが、東京駅から概ね50分前後で到着します。


関西・名古屋方面は東京駅で乗り換え

関西や名古屋方面から向かう場合は、東京駅まで東海道・山陽新幹線を利用する時間(乗り換え時間を含む)と料金が必要になります。
新大阪駅から:約4時間20分 約19,000円
名古屋駅から:約3時間30分 約16,000円
博 多駅から:約6時間50分 約28,000円
※乗車券は各駅から伊勢崎駅までの値段
※福岡空港から羽田空港まで飛行機利用の場合:約5時間30分 約6万円


東京〜高崎間を在来線で移動する場合

首都圏から向かう場合、高崎駅までは在来線の高崎線や上野・東京ライン・湘南新宿ラインが運行しています。直通ではなく、途中の大宮駅や籠原(かごはら)駅で乗り換えになることが多いようです。
新幹線より多少時間はかかりますが、乗車券のみで利用できるので、東京ー高崎間の特急料金(約3,000円)が節約できます。
上野・東京ライン(東京ー高崎):約2時間 2,090円
湘南・新宿ライン・高崎線(大宮ー高崎):約1時間20分 1,408円
高崎駅から両毛線に乗り換え伊勢崎駅へ

高崎駅から伊勢崎駅までは、在来線のJR両毛(りょうもう)線に乗り換えて移動します。
美喜仁桐生文化会館(桐生市)や閉館したベイシア文化ホール(前橋市)の紹介でも触れましたが、両毛線はちょうど上越・北陸新幹線の高崎駅から東北新幹線の小山(おやま)駅までを結ぶ、絹織物がさかんな地域を横断する路線です。






以上見てきたように、最寄りが新幹線停車駅ではなく在来線になるので、首都圏から向かうにも結構時間がかかることが分かるかと思います。
東武線は浅草駅から太田駅まで特急を利用
出典:東武鉄道ホームページより 特急「りょうもう」号
ここまで新幹線やJR両毛線でのアクセスを紹介してきましたが、当然もう1つの鉄道である東武線でアクセスすることも可能です。
東武線の特急「りょうもう」号を利用すれば、伊勢崎駅まで片道約2時間・約2,500円で移動することが可能です。
ただし、その場合は東京駅ではなく東武線の始発駅の浅草駅または北千住駅あたりからの出発になるので、地方からライブ遠征に向かう人にとっては、浅草駅までの移動が必要になります。
また、目的地の伊勢崎駅までの直通列車はなく、途中の太田駅で接続している東武伊勢崎線の普通電車に乗り換える必要がある点にも注意が必要です。
東武線利用時のアクセス
浅草駅発→特急「りょうもう」号(約1時間25分)→太田駅着
太田駅発→普通「伊勢崎」行きに乗り換え(約25分)→伊勢崎駅着
名古屋からは高速バスが利用可能

関西・名古屋方面から鉄道での移動は時間がかかるので、、地元の日本中央バスが運行している「シルクライナー」という夜行バスを使うことも、選択肢の1つとして考えることができます。
シルクライナーは、「群馬・佐野・足利・さいたま~名古屋・京都・奈良・大阪」を結ぶ高速バス路線で、伊勢崎に向かう夜行バスの場合、大阪(OCAT)を19時~20時台に出発し、途中京都または奈良・名古屋を経由して、伊勢崎駅に6時前後に到着します。
伊勢崎駅南口までの料金(通常期)
大阪:12,700円 京都・奈良:12,000円 名古屋:9,700円
シルクライナー | 高速バス | 日本中央バス【公式サイト】






昼公演のライブに参加する場合は、日中を観光に使える一方、夜公演終了後に余裕を持って乗車し、翌朝に自宅に戻る際に利用することもできます。
夜行バスの往復は少し疲れると思うので、行きと帰りのどちらかを夜行バスに変更することで、現地に滞在する時間に余裕を持たせることができます。
伊勢崎駅から会場までの徒歩ルート

伊勢崎駅はJR両毛線と東武伊勢崎線の総合駅です。伊勢崎駅に着いてから会場までの徒歩ルートを紹介します。



伊勢崎駅から会場までは徒歩約30分の長旅です。駅南口を出て東側に進み、途中粕川に架かる天増寺橋を渡り、ハーベストホテルの角を左に曲がり移動します。
















伊勢崎駅からはレンタサイクルもおすすめ

天気が良ければ徒歩ルートに加え駅前のレンタサイクル店(やよい自転車保管所)で自転車を借りて向かうのもおすすめです。今回私は市内観光にも利用するため、利用しました。


自転車を借りる際、スーツケースなどの荷物も無料で預かってくれるのもありがたいです。ちなみに先の徒歩ルートの写真は、自転車に乗りながらすべて撮影したものです(笑)。
伊勢崎市|やよい自転車保管所|駅徒歩0分の駐輪場|レンタサイクル
一応コミュニティバスもあります

伊勢崎駅前からは、コミュニティバス「あおぞら」も運行しています。市内各地へ200円の乗車券で1日に自由に乗り降りが可能です。写真はありませんが、あおぞらの名にふさわしい、水色の車体です。

いくつか方面はありますが、6番の「伊勢崎駅北巡回バス」を利用すると、4つ目・約5分で最寄りの「文化会館」バス停に到着します。土休日の場合、1日に8便運行されているので、時間が合えば利用すると便利です。

その他少し遠回りになりますが、2番の「あずまシャトルバス」でも、土休日の場合1日4便、10番目・約16分で「文化会館」バス停に到着します。
駐車場・駐輪場

会場までレンタカー等を利用する場合、北関東自動車道の「伊勢崎IC」で下車後、約10分の道のりです。会場付属の無料駐車場は第1駐車場(174台)・第2駐車場(263台)合わせて計437台を収容可能です。
出典:公式サイトより


レンタサイクル等で訪れた場合の駐輪場ももちろん完備されているほか、会場南側の庭園に面したエリアにも臨時駐車場の用地が確保されています。


ちなみに伊勢崎駅からタクシーを利用する場合の乗車時間は約5分~10分で、料金は1,000円前後になると思います。
伊勢崎市文化会館はこんな所
約1,500席のキャパの大ホール

大ホールの総客席数は1,440席で、1列から30列まであります。座席は前方・中央・後方の3つのブロックに分かれており、前方・中央ブロックを隔てる9列と10列、中央・後方ブロックを隔てる21列と22列にそれぞれ中央通路が設置されています。サイドバルコニー席等はありません。


9列までの前方ブロックは、スロープによるフラットに近い傾斜になっています。




中央ブロック(10列~21列)の座席間は、段差2段分の高低差が付けられており、前方に比べ傾斜が強めになっています。



22列以降の後方ブロックは、実質の2階席の扱いになっています。座席間は中央ブロックと同じく段差2段分の高低差が付けられていますが、段差の幅が中央ブロックよりも大きく、中央ブロック寄りも傾斜がやや強めになっています。


また、22列から25列までの左右両端は、ホワイエからの階段になっているため座席がなく、23列の前に手すりが設けられ、見晴らしがよくなっています。


その他、車椅子スペースが8列左右両端の後方の出入口付近に各3席・計6席分確保されているほか、親子席が最後列(30列)中央の後方に8席分配置されています。


また、正確な位置は確認できませんが、おそらく最後列後方のエリアに立見席が76人分確保されており、ホール全体の収容人数は最大で1,530人になります。
大ホール 座席表
出典:伊勢崎市文化会館公式サイトより
座席


座席は赤の座面・背もたれに木製のひじ掛け・基礎の組合せです。背もたれは背中に触れる部分が少しくぼんでスリットが入り、肩と腰の境界部分の幅が少し狭くなっています。どこか劇団四季の劇場の座席を思わせるデザインと色調で、適度なクッション性もあり、座り心地は上々でした。
実質の2階席に当たる22列以降は、背もたれの基礎部分が若干のハイバック仕様になっています。
約500席のキャパの小ホール
出典:伊勢崎市文化会館公式サイトより
小ホールの総客席数は494席で、1列から16列まであります。ワンスロープ構造で途中7列と8列の間に中央通路が設置されています。
出典:伊勢崎市文化会館公式サイトより
座席間の傾斜は。7列までの中央通路より前方がスロープによる緩やかな傾斜、8列以降の後方が前方より強めの段差1段分による傾斜が付けられています。
また、大ホール同様正確な位置は確認できませんが、おそらく最後列後方のエリアに立見席が56席分確保されており、ホール全体の収容人数は最大で550人になります。
小ホール 座席表
出典:伊勢崎市文化会館公式サイトより
I ROCKS BASE

1階のカフェテリアスペースに2022(令和4)年にオープンしたカフェ「I ROCKS BASE(アイロックスベース)」は、伊勢崎市出身のロックバンド「LACCO TOWER」が運営する、イベントスペースが併設された音楽の秘密基地のような空間です。


その他の館内施設

会場の3階建ての建物内には2つのホールの他、会館棟に大小様々な会議室や展示室、練習室などがあります。






周辺施設
華蔵寺(けぞうじ)公園・遊園地

会場とは駅を挟んで反対側になりますが、市内のレジャー・観光スポットとして人気なのが、市営の「華蔵寺公園・遊園地」です。


華蔵寺公園は1904(明治38)年に、元は天台宗のお寺である華蔵寺の敷地であった場所に開設されました。園内は桜やツツジ、松の名所で、高さ65メートルの観覧車から見る風景がおすすめです。






また、敷地内には遊園地のほか、各種運動施設(野球場、体育館、陸上競技場、テニスコート、市民プール)も設置されており、市民や学生のスポーツの拠点にもなっています。




華蔵寺遊園地は入園無料で、大観覧車「ひまわり」をはじめ、水上ジェットコースターやメリーゴーランドなどのアトラクションを低料金で楽しめます。ネーミングライツ制度により、現在は「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」という愛称が付けられています。




Auto Mirai 華蔵寺遊園地 | けぞうじこうえん ゆうえんち
伊勢崎神社

伊勢崎神社は、鎌倉時代に守護神として創建され、歴代の領主により敬愛されてきた神社で、伊勢崎駅南口から徒歩約15分の場所にあります。


旧時報鐘楼

旧時報鐘楼(きゅうじほうしょうろう)は、高さ約15mの県内最古の鉄筋コンクリートの建造物です。伊勢崎駅から南に約10分ほどの場所にあります。

1916(大正5)に横浜で薬種商を営んでいた小林桂助氏の寄付により建てられ、大正ロマンを感じる趣のある建物です。
いせさき明治館

鐘楼の近くにあるいせさき明治館は、伊勢崎藩の藩医などを務めていた今村家が明治45年に建造した、現存する県内最古の木造洋風医院建築物で、和洋折衷の造りが特徴です。
建物は1984(昭和59)年まで「黒羽根内科医院」として利用されていましたが、2002(平成14)年に伊勢崎市へ寄贈され、現在の場所に「曳き家」により移転され、伊勢崎市の指定重要文化財として保存、無料公開されるようになりました。




語洲燈(ゴスト)コーヒー

旧時報鐘楼やいせさき明治館の近くには、珈琲専門店の「語洲燈(ゴスト)コーヒー」もあります。「ゴスト」はポルトガル語で“味”を意味し、それぞれ味覚や感じ方が違うひとりひとりに合わせた美味しい珈琲焙煎豆を提供しています。


伊勢崎プリオパレス

会場の向かいにある伊勢崎プリオパレスは、宴会・会食・法要・ブライダル等の各種式典や、レストランやカフェでの食事まで幅広く対応している多目的施設です。
カフェ ア コテ

プリオ内にある「cafe a cote(カフェ ア コテ)」は、カフェメニューオンリーですが、一般利用可能なカフェで、開演までの時間調整に利用することができます。


そば処 斜里 本店直営店

伊勢崎駅からのアクセスルートで紹介したハーベストホテルの1階に、そば処「斜里」があります。



トミー・スコシア

最後に、会場からは少し遠いですが、華蔵寺公園・遊園地を少し南に行ったところにある「トミー・スコシア」を紹介しておきます。




施設概要・地図
所在地
群馬県伊勢崎市昭和町3918
伊勢崎市文化会館
アクセス
JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎」駅 下車
徒歩約30分(自転車10分)
駅からタクシー利用で約5~10分
ホール
大ホール 総客席数:1,440席
※定員1,530人
(+車いすスペース6、親子席8、立見76)
小ホール 総客席数:494席
※定員550人(+立見56)
公式サイト
https://isesaki-bunka.com/







