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初めてサンシティホール(越谷コミュニティセンター)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

最寄りは東武線・JR武蔵野線の駅ですが、会場アクセスは「東京メトロ半蔵門線」がカギ。
複数ある乗換え駅から、最も便利なルートを選ぼう。

サンシティホール越谷コミュニティセンター)は、1979(昭和54)年に複合商業施設の「越谷サンシティ」内に開業した、埼玉県越谷市の文化・芸術の拠点として長年親しまれている多目的文化施設です。

コンサートで使用される大ホール小ホールポルティコホールの3つのホールのほか、約400㎡の展示ホールをはじめ、各種会議室、視聴覚室、和室などがあり、文化活動やコミュニティの集い、展示会などに幅広く利用されています。

施設の正式名称は何?

ところで今回の会場の「サンシティホール」。ネット検索などで調べてみて戸惑ったことはありませんか?

特にネーミングライツ制度を導入しているわけでもないのに「サンシティ越谷市民ホール」や「越谷コミュニティセンター」、「越谷サンシティホール」、「越谷サンシティ」などの似通った名前が混在しており、どれが正式名称なのか混乱してしまいます。

コンサートやイベントの告知でもバラバラの名前が使われるため、「結局どこに行けばいいの?」となりがちです(こだわっているのは私だけかもしれませんが…)。

一応自分なりに整理してみたのですが、各種名称は「法律上の名前」「一般向けの愛称」「特定の場所を指す呼び名」などが混在して広まっていることが考えられます。

名称使われ方・位置づけ
越谷コミュニティセンター【公式名称】
越谷市の条例で定められた、自治体としての本名。ホールだけでなく、会議室、和室、図書室などを含む施設全体の公式名称です。
サンシティホール【通称・メイン】
コンサートや演劇が行われるホールとしての側面を強調した呼び方です。最も通りが良い名前です。
サンシティ越谷市民ホール【イベント用】
興行主(主催者)がチケット販売などで使うことが多い名称です。他の市民ホールなどと混同しないように、地名と愛称をドッキングさせた「丁寧な呼び方」といった感じです。
越谷サンシティホール【ハイブリッド】
地名+愛称の組み合わせカーナビの検索や地図アプリなどでよく見かけます。
越谷サンシティ【エリア全体】
厳密には、隣接するイオン南越谷店等の商業施設や広場、公共施設を合わせた再開発街区全体の総称です。

ちなみに越谷市では今後、会場周辺の大規模な再開発計画が進んでいるようです(2027年から休館予定)。

この再開発プロジェクトの中では、施設全体を指して「越谷サンシティ」という呼称が公式に使われる機会が増えています。リニューアル後には、名称がよりシンプルに統合されることを願っております(笑)。

サンシティホールまでのアクセス

最寄り駅は「新越谷」駅と「南越谷」駅

会場の最寄り駅は、東武線の「新越谷(しんこしがや)」と、JR武蔵野線の「南越谷(みなみこしがや)」です。

東京駅から向かう場合、JR武蔵野線を使うとシンプルですが少し遠回りになるので、今回は東京メトロ半蔵門線を利用して東武線の新越谷駅に乗り継ぐルートで解説します。

東京駅からのアクセスは東京メトロ「半蔵門線」がカギ

東京メトロ半蔵門線は、相互乗り入れにより東武スカイツリーライン東武伊勢崎線に接続しています。そこで、都心から会場までのアクセスは、どの路線を経由して東京メトロ半蔵門線(東武スカイツリーライン)に乗り換えるかを考えます。

主な乗換え駅としては、東京駅から近い順に「大手町駅」「錦糸町駅」「押上駅」、東武線に入ってからの「北千住駅」の計4駅が考えられます。

今回はこの中から、「大手町駅」経由と「錦糸町駅」経由の2つのルートで紹介します。

「大手町駅」経由のルート

まずは、東京駅から東京メトロ丸ノ内線で大手町駅まで行き、そこで半蔵門線に乗り換えるルートの紹介です。

大手町駅から約10分おきに東武スカイツリーラインに乗り入れる急行(「久喜」「南栗橋」「北越谷」方面)が出ており、大手町駅から乗り換えなしで新越谷駅に到達することができます。東京メトロ大手町駅から最寄りの東武線新越谷駅までの所要時間は約40分で、運賃は片道533円(ICカード)です。

新幹線で東京駅に着いたところからスタートします。
在来線のりかえ口を通過して、丸の内側に出ます。
丸ノ内線東京駅の改札に着きました。
2番線の池袋方面の電車に乗車します。
1駅隣りが大手町駅です。半蔵門線に乗り換えましょう。
丸ノ内線の大手町駅と半蔵門線の大手町駅は距離が近く、階段を降りたすぐ下に半蔵門線のホームがあります。
半蔵門線のホームに着いたら、8番線の押上方面の電車に乗車します。ちょうど東武線直通の急行「南栗橋」行きが来ました。
半蔵門線は押上駅が終点で、そこから先が東武線に乗り入れます。最寄りの新越谷駅は、急行までの全種別の電車が停車します。
約40分後に、新越谷駅に到着です。
ホームを降りて、改札階に向かいましょう。
改札口に着いたら、「JR武蔵野線」「東口」方面に移動します。
案内に従い、東口に向かいましょう。

「錦糸町駅」経由のルート

もう1つの「錦糸町駅」経由で向かう場合は、JR総武線(快速)で錦糸町駅まで向かった後に、半蔵門線に乗り換えます。東京駅からでもOKですが、新幹線や飛行機で品川駅からJR総武線(快速)に乗り継ぐ場合などに便利なルートです。

まずは新幹線(羽田空港からは京急線で)品川駅まで行きましょう。
ホームから改札のあるコンコースに移動し、JR在来線乗り換え口に進みます。
総武線(快速)のホームは乗り換え口からすぐ近くの13・14番線にあります。
ホームに着いたら、「千葉」方面に向かう電車に乗りましょう。
品川駅から5駅、所要時間約16分(片道253円)で錦糸町駅に到着です。
ホームから改札階へ向かいましょう。半蔵門線の案内表示も見えます。
改札は北口と南口があり、半蔵門線へは南口改札から出ます。
南口改札です。案内矢印の方向に従い、改札を出て斜め左に進みましょう。
ほどなく進行方向に半蔵門線の地下に向かう入口があります。
地下通路を通り、半蔵門線錦糸町駅に向かいます。
半蔵門線錦糸町駅の改札に到着しました。錦糸町駅から新越谷駅までの所要時間は約30分、運賃は片道555円(ICカード)です。
あとは押上方面の2番線から、大手町駅からと同じく、東武線直通の急行等に乗り換えればOKです。

このほか、前泊・後泊してのライブ遠征等の場合は、宿泊場所により押上駅や北千住駅で乗り継ぐこともできます。その場合も、それぞれの乗り継ぎ駅から、東武スカイツリーライン直通の急行に乗車しましょう。

新越谷・南越谷駅から会場までの徒歩ルート

新越谷駅・南越谷駅に着いてから会場までは徒歩約3分と、それほどかかりません。

JR南越谷駅 北口
東部新越谷駅 東口

JR武蔵野線の南越谷駅北口と、東武線の新越谷駅東口を出たところに駅前広場とバスロータリーがあり、そこから駅前通りを進んで右に曲がれば、会場に到着します。

新越谷駅東口からバスロータリーの反対側へ右に移動しましょう。
駅前通りを進み、ラーメン屋さんと眼鏡屋さんの角を右に曲がります。
南越谷商店会という通りに入りました。奥に会場の建物が見えます。
突き当りまで進めば、会場に到着です。お疲れさまでした。

サンシティホールはこんな所

大ホール

大ホールの総客席数は1,675席で、固定席(1,545席)と移動席(122席)及び車椅子席(8席)で構成されています。1階席と2階席の二層構造で、左右のサイドバルコニー席等は配置されていない、比較的シンプルなレイアウトです。

音響や舞台設備が整った本格的な多目的ホールです。オーケストラや吹奏楽などのクラシックコンサート、ポップスやロックのライブ、演劇、歌舞伎、お笑いライブ、式典など、幅広いジャンルの大規模イベントが連日開催されています。

1階席

1階席1列から31列まであり、途中、16列と17列の間に中央通路が設けられています。

16列~17列間の中央通路
16列後方からの眺め

中央通路前方は段差1段分の傾斜が付けられていますが、1段当たりの高低差は小さめになっており、全体に緩やかになっています。

通路前方の傾斜状況
段差1段分(高低差:小)による傾斜
最前列付近
最前列からの眺め

中央通路後方も段差1段分による傾斜が付けられていますが、通路前方に比べ1段当たりの高低差が大きくなっており、前方よりも傾斜は強めになっています。

通路後方の傾斜状況
段差1段分(高低差:大)による傾斜
最後列付近
最後列(31列)中央からの眺め

2階席

2階席1列から7列まであり、途中、3列と4列の間に中央通路が設けられています。最後列の7列は、左右の端部分のみ配置されています。

3列~4列間の中央通路
3列後方の通路付近からの眺め

座席間の傾斜は段差2段分の高低差が付けられています。1段あたりの高低差も1階席より大きく、全体に傾斜は強めになっています。

通路前方の段差(2段)
通路後方の段差(2段)
最前列付近
最前列からの眺め
通路後方の傾斜状況
最後列(中央右)からの眺め

大ホール 座席表

出典:サンシティホール公式サイトより

座席

座席は薄紫色の座面・背もたれに木製のひじ掛け・基礎の組合わせで、座面は肩と腰の境界付近にスリットが1本入ったデザインになっています。

多少古いデザインではありますが、クッション等も適度にあり、座り心地は上々でした。2階席の背もたれは若干のハイバック仕様になっています。

エントランス・ホワイエ

大ホールのエントランスは建物の2階にあり、1階客席のホワイエに当たるフロアは、建物の3階に位置しています。

建物2階の大ホールのエントランスから3階のホワイエに続く階段です。
ホワイエ内にカフェバーはありませんが、自販機コーナーとテーブル・椅子が設置されています。
ホワイエの一角には、授乳室もあります。
館内は禁煙ですが、テラスの外に出ることができ、そこが喫煙スペースになっています。
コインロッカーは2カ所に設置されています。
型は違いますがどちらも小型で、利用料は1回100円です。

小ホール

出典:サンシティホール公式サイトより

小ホールの総客席数は490席で、固定席(446席)と移動席(38席)及び車椅子席(6席)で構成された、ワンスロープ構造のホールです。

落ち着いた雰囲気の中規模ホールで、ステージを要の位置にした扇形のレイアウトになっており、リサイタルや室内楽のコンサート、落語会、映画の上映会、講演会、市民の発表会などに適しています。

小ホール 座席表

出典:サンシティホール公式サイトより

ポリティコホール

出典:サンシティホール公式サイトより

ポリティコホールは、約400㎡(28.4m×13.9m)のフラットフロア(平土間)の空間で、可動式の椅子やパネルを配置して講演、パーティー等が行われる展示ホール(マルチスペース)の位置づけです。

椅子を配置する場合の最大配置数は約360脚で、簡易的な演奏会や、音楽を伴うイベント・発表会などが行われることがあります。

ポルティコホール 図面

出典:サンシティホール公式サイトより

館内設備

会場の建物はホール棟と会議室棟に分かれており、3つのホールのエントランスは、建物に向かって左側にエントランスがあります。

建物左手にあるホール正面玄関です。入った先は各ホール共通のパブリックホールになっています。
入ってすぐの左側にホールフロントがあり、チケット等を販売しています。
正面に大ホールのエントランスがあり、階段で3階ホワイエに続いています。
階段右側に飲食施設のスペースがありますが、現在は使われていません。
小ホールのエントランスは、ホールフロントの先を奥に進んだ所にあります。
ポルティコホールへは、大ホールエントランスに続く階段の左側を奥に進みます。
コインロッカーや自販機は大ホール内だけでなく、パブリックホール内にも設置されています。
コインロッカーは大ホール内のものと同じく、1回100円です。

建物2階 平面図

出典:サンシティホール公式サイトより

周辺施設

イオンレイクタウン

会場の最寄り駅の1つであるJR武蔵野線「南越谷」駅の1駅隣りの「越谷レイクタウン」駅前にあるのが「イオンレイクタウン」です。

kaze」「mori」「アウトレット」の3施設で構成されており、ファッションや雑貨、飲食店などが700店舗以上入居する、国内最大級のショッピングモールです。

写真は反対方向ですが、南越谷駅から1駅で移動できます。
越谷レイクタウン駅北口を出てすぐに、店舗「kaze」への入口があります。
大きなイオンモールが3つ集まっている形で、圧倒的な専門店数を誇ります。
3つの施設のうちの「mori」ではグルメも充実。専門店街もあります。
各施設間は「〇〇ブリッジ」という連絡通路でつながっており、移動もスムーズです。
こちらは「mori」と「アウトレット」をつなぐフォレストブリッジ。下を東埼玉道路が貫通しています。

一通り見てきましたが、確かにすごいんですが、「何もこんなに1か所に集めなくても‥‥」というのが正直な感想です。歩くだけで疲れました…。

https://www.aeon-laketown.jp

大相模調節池(サクラレイク)

「レイクタウン」の名前の由来にもなっているのが、イオンモールの周辺に広がる約40haの「大相模調節池おおさがみちょうせつち)」です。「おおずもう」でも「だいきぼ」でも「ちょうせいいけ」でもありません(笑)。

「新しく水との共存文化を創造する都市」をスローガンに、越谷市が推進する地区整備事業の越谷レイクタウン事業の一環として施工されました。もともとは水害対策等の観点で導入されたものですが、地域住民の憩いの場として池の一部を開放し、自由に利用出来るようになっており、新たな飲食店舗も続々とオープンしています。

調節池の周辺は親水公園のように水上デッキなどが設置され、今後ますます地域の憩いの場として整備される予定です。
レイクタウンのテナントのカフェ(スタバ・ドトール等)からも、レイクビューを楽しむことができます。

2025(令和7)年から越谷市とイオンモールとの間でネーミングライツ契約が締結され、「Sakura Lake(サクラレイク)」という愛称が付けられています。「サクラ」の名称は、越谷レイクタウンの整備以前、一面に思川(おもいがわ)桜の並木があったことにちなんだものです。

Sakura Lake(大相模調節池)で、水辺の新しい楽しみ方がスタート – 埼玉県

越谷サンシティ

越谷サンシティ」は冒頭の解説でも紹介したように、会場を含む再開発エリア全体の総称で、会場のほか、飲食店やサービス施設が集積する「サンシティ名店街」や、ショッピング施設の核テナントである「イオン南越谷店」などが一体となり形成されています。

サンシティ名店街

サンシティ名店街」は、正直空き店舗も目立ちますが、会場近くで食事をする場合の候補となる店がいくつかあります。

熊猫麻辣湯(パンダマーラータン)」は、その名の通り「麻辣湯」が名物の中華料理店で、好きな具材やスープを選んで注文できるのが特徴です。
手打ちうどん 友舞(ゆうまい)」は、うどんや甘味がメインのお店ですが、カツカレーが美味しいとも評判です。
今回は友舞さんの方でランチをごちそうになりました。
天丼とざるうどんのセット(¥1,408)を頼みました。美味しかったです。

イオン南越谷店

イオン南越谷店はサンシティの核テナントとして、地元住民の方が利用するスーパーです。とは言っても、イオンになったのは2016(平成28)年からで、開館からそれまでは長らく「ダイエー南越谷店」として営業していました。

先にレイクタウンの方を訪れてから入ったのですが、いやあ、何というか、五十路の身には「昭和のジャスコ」を思わせる、実家のような安心感が店内に漂います。

東口
店内

今にも「ジャスコで逢いましょう」の歌が聞こえてきそうな佇まいです。

「ジャスコで逢いましょう」(作詞:横内理員・作曲:中村泰士)

施設概要・地図

地図