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美喜仁桐生文化会館(群馬・桐生)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【シルクホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて「美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

市役所隣り、楕円形の屋根が特徴的な、織物の街を代表する文化施設。北関東の深部にあり、アクセスが課題になります。

美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)は、老朽化した旧桐生市産業文化会館を改築して平成9年5月、総工費約140億円、約2年半にも及ぶ工事の末、開業しました。

メインとなるシルクホールは、様々なジャンルの音楽に使用されるほか、バレエや演劇、講演会にも利用されている多目的ホールです。

群馬県のライブ・コンサート会場としては、ここか前橋のベイシア文化ホール群馬県民会館)が代表的です。その他、同規模のクラシック向きの会場としては、高崎芸術劇場群馬音楽センターなどがあります。

ベイシア文化ホール(群馬・前橋)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します この記事の内容 初めてベイシア文化ホール(群馬県民会館)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地で...

桐生文化会館へのアクセス

会場の最寄駅である桐生駅はJR両毛線の駅。「りょうもうせん」といっても、どこを走っているかわからない方が多いと思います。

上越・北陸新幹線と東北新幹線を繋ぐ両毛線

両毛線は群馬県前橋市から栃木県小山(おやま)市までの、昔から絹織物がさかんな地域を横断しています。

駅としてはJR新前橋駅と小山駅までの区間で、少し先の高崎駅を含めると、上越・北陸新幹線の高崎駅東北新幹線の小山駅を繋いでいる形になります。

ライブ遠征の点からは、この2つの新幹線の駅を基準に、アクセスを考えたいと思います。

上越・北陸新幹線「高崎駅」からの乗り換えルート

新幹線の高崎駅は、新潟駅から上越新幹線で約1時間15分金沢駅から北陸新幹線で約2時間で着きます。「とき」や「かがやき」など停車駅の少ない特急が停車しない駅なので、時間はそれなりにかかります。

また、関西や名古屋から遠征する場合、まず東海道新幹線で東京駅まで行った後、上越・北陸新幹線に乗り換えて高崎駅まで向かうのが一般的です。この場合、大阪からの所要時間は約5時間、名古屋からは約4時間前後かかります。

高崎駅から新前橋駅を経由して両毛線の桐生駅までの所要時間は約45分(運賃:682円)なので、結構な長旅になることがわかるかと思います。おまけに小山方面に向かう両毛線は1時間に1〜2本程度しかなく、乗り継ぎが悪いと、さらに時間がかかってしまいます。

東北新幹線「小山駅」からの乗り換えルート

関東から北上してのアクセスは、大宮駅を中心に考えます。大宮ー小山間は東北新幹線で約15分、大宮ー高崎間は約25分で、特急料金としては小山駅まで新幹線を使ったほうが安くつきます(約1,200円)。

ただし、小山駅から桐生駅までの所要時間は約1時間(運賃:990円)で、高崎駅から向かうより、やや時間がかかります。新幹線大宮駅からの乗り継ぎ時間を見て、総合的に判断することが求められます。

高崎駅や前橋駅と比べると、桐生駅は群馬県の最も奥深くに位置するので、どこから行くにもアクセスに時間がかかることがわかるかと思います。

桐生駅からの徒歩ルート

桐生駅から会場までは南口から徒歩約10分ほど。上毛電鉄の「西桐生」駅から歩く場合は、北口まで数分歩いた後、同じようにJR桐生駅南口からのルートで向かいます。真っ直ぐな一本道ではないので、順を追って紹介します。

JR桐生駅改札を出たところからスタートします。

改札から左右にロータリーがある出口までは少し歩きます。南口は向かって左側です。

南口を出たところです。ロータリーの先に道が続いています。

会場の案内表示もあるので、矢印の方向に向かって歩きます。

最初の「桐生駅南口」交差点です。そのまま進みます。

交差点を渡った先にも案内表示があります。

次の「巴町二丁目」交差点です。斜め左に道が続いているのでそのまま進みます。

やがて最初の地図で示した「歩道橋」の前に出るので、橋を渡ってください。

フェンス越しの学校の校庭を見ながら、しばらく進みます。

桐生市立昭和小学校・中学校共通の門の前に出ます。

門の先を右に曲がります。

ほどなく会場の楕円形の屋根が見えてきます。

観光付でレンタカーで訪れるのがおすすめ

桐生駅や会場周辺ですが、はっきり申し上げると「何もありません」。ライブ遠征だけを目的に来ると、会場周辺での用事はそれだけで終わってしまうことになります。

公共交通機関のアクセスは正直良いとは言えない立地にあるので、この会場には個人的にレンタカーで訪れるのがおすすめです。

会場から一足伸ばせば、桐生市の隣りの栃木県足利市に入ります。日本最古の学校として有名な「足利学校」や、丘の上から街を見渡せる恋人の聖地「足利織姫神社」、森高千里の歌でも有名な「渡良瀬橋」などの名所がたくさんあります。

ホールヲタとしては、今年6月に閉館した足利市民会館もすぐ近くにあります。

朱色の社が美しい”恋人の聖地”足利織姫神社。

丘の上から見下ろす町並みがきれいです。

桐生から足利にかけて両毛線を並行して流れる渡良瀬川にかかる「渡良瀬橋」。

近くには森高千里さんの歌にちなんだ歌碑も建っています(写真撮り忘れました)。

なんだか足利市の観光案内のようになってしまいましたが、会場に隣接して550台収容可能な無料の立体駐車場があります。かなりのキャパがあり、周辺にも市役所や病院の駐車場があるので、駐められないといったケースはほぼないと思われます。

駐車場は会場と道路を挟んで隣り合っており、デッキを渡って直接ホールの方まで歩いていけます。

私の場合は、翌日に那須塩原市の黒磯文化会館でのコンサートをはしごする予定だったので、宇都宮駅前でレンタカーを利用し、日光中禅寺湖をを観光しながら桐生に向かいました。

いわゆる「えきねっと+駅レンタカープラン」ですね。

日光に行きたかったので、1日目はJR宇都宮駅前でレンタカーを借りました。

駅レンタカー宇都宮駅営業所は西口にあります。

日光東照宮。コロナが一時的に収束し、日光周辺は大変な混雑でした。

明智平ロープウェイ。華厳の滝や中禅寺湖の絶景を眺めることができます。

そして桐生でのライブの翌日、足利市内を観光しながら那須塩原に向かい、ライブ鑑賞後に那須塩原駅でレンタカーを乗り捨てて、金沢まで大宮を経由して新幹線で帰りました。

宇都宮駅で借りた車をJR那須塩原駅で返します。

那須塩原駅西口の駅レンタカー那須塩原営業所です。

こんな風に、土日でライブをはしごしながら観光を楽しむのもいいものですよ♪

桐生文化会館はこんな所

近未来都市のような外観

中小ホールは全国に数あるので、訪れるには何かのきっかけが必要になります。この桐生市市民文化会館は、先述のとおりそんなにアクセスがいいわけではないので、贔屓のアーティストのツアースケジュールに入っていても、これまで訪れることはありませんでした。

今回なぜ参加したのかといえば、何よりホームページでその近未来都市のような外観を目にしたことが大きな理由です。

建築したのは誰なんだろうと調べてみたら、「坂倉建築研究所」という所でした。創業者は坂倉準三さんという人なのですが、あのモダニズム建築の巨匠「ル・コルビュジエ」の弟子だった人とのこと。

坂倉建築研究所 公式サイトより

ちなみに楕円形の屋根は、「浮遊する繭」をテーマに、織都・桐生を表現したものだそうです。

屋根の上に会議室あり

夜の会場を写した上の画像。よく見ると、屋根の上に明かりが付いているのがわかるかと思います。

実はこの会場、屋根の上に「スカイホール」という、市内最大規模の会議室(レセプションホール)が設置されています。

会議室の外は芝生の庭園で、広々とした眺望を楽しみながら会議や研修のほか、パーティーや結婚式等のセレモニーにも利用されているようです。

シルクホール1階の段差は11列目から

さて、メインとなるホールは、1,527席(車椅子席10席を含む)収容のシルクホールです。公募によって決められ、織物の街・桐生にちなんだネーミングになっています。この他に、親子席(3組6席)と立見席として90人の収容が可能なので、MAXの収容人数は1,600人を超えます。

シルクという名称にふさわしい、白とベージュが基調の会場内は、全体的にゆったりめに配置されています。イスの座り心地も良かったです。

シルクホール座席表

座席は1階席の最後列が29列、2階席が6列(バルコニー席が1階席14列目〜22列目付近)まであります。

一点指摘するとすれば、写真でも何となくわかるかと思いますが、最前列から11列目くらいまでは段差がなくフラットな構造です。

このため10列目付近よりは、14列目付近から中央通路を挟んで18列目付近の方が、高低差もあり見やすく感じると思います。ただし、座席は前の席の間に後ろの席の正面が来る千鳥配列になっているので、着席鑑賞の場合、フルキャパでも見やすいでしょう。

中央通路付近からの眺め
2階席最後列付近からの眺め

会場にはシルクホールのほか、プロセニアム方式で276人収容が可能な小ホールもあります。

ネーミングライツの「美喜仁(びきに)」とは?

令和3年2月1日から令和6年1月末までの3年間、桐生市に本社を置く日本料理店の「株式会社 美喜仁(びきに)」が、会場である桐生市市民文化会館の「ネーミングライツ(命名権)」を獲得しました。

以前の日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)の記事でも書いたのですが、この「ネーミングライツ」の手法は、公営施設の維持管理にかかる財源確保と、地元組織の認知度向上や広告・宣伝目的を満たす手段として広まってきたものです。

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下の記事を読むと、この会場の1年あたりの命名権料は300万円で、3年間で900万円の契約を株式会社美喜仁と結んだことになります。

「株式会社 美喜仁」公式サイト:http://www.bikini.co.jp/

※お店のHPの「経営理念」のところに記載がありますが、まさか「美喜仁」の由来が「ビキニ環礁」のことだとは夢にも思いませんでした…。

周辺施設

会場内レストラン「キッチン ラメール」

会場内の1階には、飲食施設として「キッチン ラメール」が営業しています。

もともとロケ弁?で有名な店だったらしく、2年ほど前にこの会場内にオープンしたようです。ホール内の店舗の売上よりも「楽天市場」に出店中の通販サイトのほうがメインという感じです。

その他の周辺施設

会場からすぐの新川橋通りの交差点にある「錦町のすぅーさん家」。居酒屋ですが、ランチもやっているようです。

駅と会場との間にあるボウリング場「桐生スターレーン」。学生が遊ぶところはここと駅前のカラオケ店くらいしかなさそうです。

施設の概要・地図

地図