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横浜みなとみらいホール(横浜・みなとみらい/桜木町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて横浜みなとみらいホールのコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

みなとみらい地区を代表するクラシック専用ホール。
アクセス至便で、多種多様なコンサートが毎週開催されています。

横浜みなとみらいホールは、1998(平成10)年に開業した、クイーンズスクエア横浜内にある、みなとみらい地区を代表するホールです。

大小2つのホールを有し、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期公演や、日本フィルハーモニー交響楽団・読売日本交響楽団の横浜定期公演の会場として使用されているほか、ランチタイムに気軽なコンサートも開催されるなど、多彩なイベントが開催されています。

出典:公式サイトより

2022(令和4)年のリニューアルオープンに際し、ホール職員によるプロジェクトにより「ときめく音楽を 海の見えるホールから」というコンセプトと、港町・横浜を表す波やベイブリッジ、 港を模したシンボルマークが策定されました。

その外観からも分かる通り、横浜港に面したガラス張りの構造で、夜景等の美しいロケーションも魅力となっています。

みなとみらいホールまでのアクセス

拠点は新幹線の新横浜駅

アクセスの拠点となるのは、東海道・山陽新幹線の新横浜駅

会場の最寄り駅は、その名の通りみなとみらい線の「みなとみらい」駅のほか、JR在来線や横浜市営地下鉄(ブルーライン)が乗り入れている「桜木町」駅です。

最寄り駅までのルート

みなとみらい駅まで
・新横浜駅→JR横浜線→横浜駅→東急東横線
 →みなとみらい駅 約25分 371円
・新横浜駅→JR横浜線→菊名駅→みなとみらい線
 →みなとみらい駅 約25分 519円 
桜木町駅まで
・新横浜駅→JR横浜線→桜木町駅
 約15分 178円
・新横浜駅→地下鉄(ブルーライン)→桜木町駅
 約15分 272円

まずは新幹線を降りてから、それぞれの最寄り駅に向かうルートを紹介します。

みなとみらい駅へは横浜駅または菊名駅乗り換えで

まずはみなとみらい駅に向かうルートから。新横浜駅からJR在来線に乗り換え横浜駅まで行くか、隣の菊名駅に行く方法の主に2通りがあります。

JR横浜駅
JR菊名駅

横浜駅で乗り換える場合はみなとみらい線へ、菊名駅で乗り換える場合は、みなとみらい線直通の東急東横線に乗り換えます。みなとみらい駅までの運賃は、横浜駅経由が片道371円菊名駅経由は東急線を挟むため片道519円と、やや割高になります。所要時間はどちらも乗り換え時間込みで約17分です。

今回は横浜駅経由で向かいましたので、その道中を紹介します。菊名駅経由の場合は、「パシフィコ横浜」のブログを参考にしてください。

まずはJR在来線の乗り換え口に向かいます。

横浜線の5・6番ホールに移動します。

桜木町方面の電車に乗車しましょう。

横浜駅までは4駅・約11分で到着です。たまに1つ手前の東神奈川行きもありますが、同じホームですぐに乗り継ぎできます。

改札を出たら、「みなとみらい線」の案内に従い移動します。

東急東横線とセットで案内されています。

みなとみらい線の改札に到着しました。

行き先はほぼ「元町・中華街」行きです。各停・急行・特急何でもOKです。

みなとみらい駅は2駅目。新高島駅の次になります。

急行・特急の場合、次の駅がみなとみらい駅になります。

所要時間約3分で到着です。

ホームに降りたら、エスカレーター等で改札に向かいましょう。

桜木町駅へはJR横浜線または地下鉄で直行

もう1つの最寄り駅である桜木町駅へ向かう場合は、JR・地下鉄ともに乗り換え無しで到着することができます。

所要時間と運賃は下記の通り。JR線のほうが安く、地下鉄のほうが早いので、どちらか好きな方法で向かえばいいと思います。

新横浜駅から桜木町駅までのアクセス
・JR横浜線・根岸線 約20分(178円)
・横浜市営地下鉄  約16分(272円)

JRを利用する場合は、在来線乗り換え口を経由して、先ほどの横浜線(5番ホーム)から出る電車で桜木町駅に向かいます。

地下鉄(ブルーライン)新横浜駅から向かう場合は、いったん新幹線の改札を出て、地下鉄方面の案内に従い移動しましょう。

会場までの徒歩ルート

出典:横浜みなとみらいホール公式サイトより

ここでは、2つの最寄り駅で下車してからの、会場までの徒歩ルートを紹介します。

みなとみらい駅から会場まで

まずはみなとみらい駅から。ホームから改札口に移動したところからスタートです。

改札を出たら出口を確認。クイーンズスクエアパシフィコ横浜方面6番出口に向かいましょう。

案内に従い、6番出口方向に進みます。

しばらく行くと、クイーンズスクエア(地下3階)のエリアに入ります。

地上階に向かうエスカレーターに乗車します。

エレベーターは地下3階から地上1階までの直通になっている方に乗りましょう。

エスカレーターの下り口の案内を確認。会場はここから斜め左に進みます。

柱にある会場案内を確認しながら進んでいきましょう。

ファミマの前を通過したら、会場まではもうすぐです。

ほどなく右手にカフェ・ド・クリエ、左手に、会場のチケットセンターがあります。

左手の通路を進んだところに、会場入口があります。お疲れさまでした。

桜木町駅から会場まで

続いて桜木町駅から会場までのルートです。会場最寄りの出口であるJR桜木町駅の東口からスタートします。

東口のやや左手に見える動く歩道の入口に向かいます。奥にはランドマークタワーも見えます。

そのまま動く歩道を道なりに歩いていきましょう。

突き当りはランドマークプラザの入口に通じています。

入口を入って右側に通りが続いているので、そのまま進みます。

ランドマークプラザに入ったフロアは地上3階になります。会場へは通りを進みながら、1階に移動していきます。

しばらく行くと、ランドマークプラザとクイーンズスクエアの境界に達します。

下りエスカレーターを利用して、クイーンズスクエアの2階入口に進みましょう。

中に入ると、ショッピング街のクイーンモールが続いています。

途中の下りエスカレーターで1階に下りると、みなとみらい駅からのルートで紹介したファミマの前に出ます。

そのまま進むと、右手にカフェ・ド・クリエ、左にチケットセンターがあります。所要時間約15分で到着です。

みなとみらいホールはこんな所

囲み型シューボックス形式の大ホール

大ホールは1階席から3階席までの三層構造で、総客席数は2,020席あります。

ホールの形状は、クラシック専用ホールによく見られる縦に長いシューボックス(靴箱)型ですが、左右のバルコニー席やステージ裏のポディウム席など、ホールの周囲にもブロックごとのアリーナ席が多く配置されたヴィンヤード(葡萄畑)型の体裁も備えており、両者の折衷型のような構造である「囲み型シューボックス形式」をしています。

同じような形状のホールの事例としては、大阪の「ザ・シンフォニーホール」などが挙げられます。

ザ・シンフォニーホール(大阪・福島)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します この記事の内容 初めて「ザ・シンフォニーホール」のコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方や施設の概要、現地での楽しみ方...

1階席

1階席の総客席数は1,044席で、1列から29列まであります。途中、19列と20列の間に中央通路が設置されています。

19列~20列間の中央通路
通路前~ステージ前間の傾斜状況
5列目付近からの眺め
最前列とステージ付近

客席は中央通路の前方と後方を比較しても、傾斜のさほど変わらない部類の会場であるといえます。

前方から見た座席の傾斜状況
最後列付近からの眺め

段差は前列の場合4列目から、通路を挟んだ最前列の20列も、通路から一段上がった所に配置されています。

3列~5列付近の段差
中央通路~20列付近の段差

車いすスペースは、最後列(29列)の左右の後方に4席ずつ配置されているほか、通路前最後列の19列の左右両端の3席ずつが取り外し可能になっており、追加のスペースに変更することができます。

最後列右サイドの車いすスペース
最後列右サイドからの眺め

2階席・3階席

2階席と3階席は、ステージ正面に位置するセンター席(C席)と、左右にブロックごとに配置されたバルコニー席(L席・R席)、パイプオルガンの下(ステージ上部)に設置されているポディウム席(P席)の構成です。

今回訪れた公演は3階席を使用しませんでしたので、2階席からのみの写真になることをご容赦ください。

センター席(C席)
バルコニー席(L席)

2階センター席は1列から7列まで、3階センター席は1列から6列まであり、3階センター席は3列と4列の間に中央通路が設けられています。

2階1列からの眺め
2階C席の傾斜状況

左右に配置されたバルコニー席は、2階が1列から3列3階は1列のみの構成で、2階席がAからFまでの6ブロック3階席がAからEまでの5ブロックに分かれています。

2階R席(1列~3列)
2階R列Fブロックからの眺め

バルコニー席は前方にしろ後方にしろ、ステージを斜めから見る形になるので、手すりや壁でどうしてもステージの一部の視界が遮られることを覚悟する必要があります。

2階R席Aブロック(3列)からの眺め
2階R席Cブロック最前からの眺め
オルガン下の席は主にコーラス用(?)

2階席のうち、パイプオルガンの下(ステージ上部)に設置されているP席126席)は、一般的には観客側・演者側ともに使用する場合があります。

ただし、この会場の公式サイトの説明を読む限りでは、主に演者の「コーラス用」として用いられることが多くなっているようです。

観客として使用する場合は、音響はあまり期待できませんが、指揮者を正面から見ることができるため、マエストロのパフォーマンスを堪能したい場合などに重宝します。

パイプオルガン「Lucy(ルーシー)」

ステージ上部に鎮座しているパイプオルガンは、アメリカのC. B. フィスク社製で、ラテン語で「光」を意味する“lux”に由来する”ルーシー“という愛称で親しまれています。

4,632本のパイプと音色を選ぶ62のストップで構成され、制作にあたっては、バロック時代から現代に至るまでの多種多様なオルガン曲が演奏可能なように追求されたとのことです。

大ホール 座席表

出典:横浜みなとみらいホール公式サイトより

座席

1階席
2階・3階席

大ホールの座席は、赤の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組み合わせです。2階席と3階席は背もたれ部分の基礎が長いハイバック仕様になっています。

背もたれは肩口から腰回りにかけてクッションが段々厚くなっていく構造です。

1階席の背もたれの後ろには空調器が備え付けられており、温度調節が可能です。

小ホール

出典:横浜みなとみらいホール公式サイトより

小ホールの総客席数は440席1列から20列までのワンフロア構造で、途中、8列と9列の間に中央通路が設けられています。

大ホールと同じくシューボックス型をベースに、可動式の残響調整板や浮き床構造により、主に室内楽に適した音響空間を構成しており、貴族のサロンのような趣です。

車いすスペースは、中央通路の左サイド(出入口扉の反対側)に2席分確保されています。

小ホール 座席表

出典:横浜みなとみらいホール公式サイトより

エントランス・ホワイエ

アクセスルートで紹介した会場入口は、正確に言うとクイーンズスクエア側の「モール口」になります。

モール口を入った所にはエントランスロビーが広がっています。壁には壁画作家の田村能里子氏の作品が展示されています。

ロビーの突き当りの壁には、少しわかりにくいですが「左側:大ホール、右側:小ホール」の案内があります。

右側の小ホールへはエレベーターで5階に移動します。ロビー開場までは1階で待機するようになっています。

小ホールは建物の5階・6階、大ホールは建物の2階から4階を使用しています。

左側の大ホール方面に曲がると、すぐ左にクロークがあります。

こちらは大ホール専用で、ホールに入る前にコートや荷物を預ける形になります。

右手は、会場へのもう1つの入口である「正面口」になっています。

パシフィコ横浜や観覧車を臨む大通りに面した海側にあります。

クロークと正面口の間の通路が、大ホールの入場待機スペースになります。

開場したら、エスカレーターや階段で、建物の2階に移動しましょう。

2階の大ホール1階席に到着しました。

2階ホワイエです。赤を基調としたカーペットが敷かれた、明るいスペースです。

ホワイエの一角にはカフェコーナーもあります。

カフェコーナーは2階ホワイエに2ヵ所と、3階ホワイエの計3カ所あります。

メニューはコーヒー・紅茶、ソフトドリンクのほか、ワイン・ビールのアルコール類やアイスクリームも取り扱っています。

この日はスパークリングワイン(¥600)が安かったので注文しました。

周辺施設

パシフィコ横浜

パシフィコ横浜は、1991(平成3)年から2001(平成13)年にかけて、順次開業した、国内最大級のMICE(マイス:国際的な展示会・イベント・会議場)です。

国立大ホール」や「展示ホール」のほか、会議センター、アネックスホールなどの施設があり、コンサートや国際会議を中心に多数のイベントが開催されています。

会場とは道路(国際大通り)を挟んで向かいにあるので、週末に泊りがけで訪れれば、両会場の公演をはしごすることも可能です。

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ぴあアリーナMM

ぴあアリーナMMは、2020(令和2)年7月に横浜のみなとみらい地区に開業した、アリーナクラスのイベント会場です。

建物は地上4階の箱型構造で、1階がアリーナ席2階から4階までがスタンド席になっています。定員は立見席を含めると、約12,000人まで収容が可能です。

プレイガイド(チケット販売業)の「ぴあ」が運営しているだけああって、スポーツやMICEでの利用も一般的な他の大型施設と異なり、コンサートに最適化した音楽専用のアリーナであることが大きな特徴です。

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ランドマークホール

ランドマークホールは、横浜ランドマークタワーが25周年を迎える2018(平成30)年にリニューアルオープンした、桜木町駅に近いランドマークプラザ5階にあるイベントホールです。

約450㎡のスペースに着席で510名スタンディングで750名まで収容が可能で、ミニライブやアーティストのファンクラブイベントなど、多目的に利用されている、使い勝手の良いホールです。

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クイーンズスクエア横浜

クイーンズスクエア横浜は、1997(平成9)年に竣工した複合商業施設です。3棟の超高層オフィスビルが連なる「クイーンズタワー」やショッピングモール(「クイーンモール」=みなとみらい東急スクエア)、シティホテル(横浜ベイホテル東急)のほか、今回の会場である横浜みなとみらいホールも、施設内の1つとして構成されています。

クイーンモールは全長約300mの長さで、隣接する横浜ランドマークタワー併設のショッピングモール「ランドマークプラザ」と接続しており、桜木町駅みなとみらい駅(地下3階で直結)を経由して、パシフィコ横浜に至るアクセス動線(クイーン軸)を形成しています。

カフェ・ド・クリエ グラン

最後に、会場入口横にある「カフェ・ド・クリエ グラン」(クイーンズスクエア横浜店)を挙げておきます。

アクセスルートで紹介したように、会場のすぐ隣りにある全国チェーンのカフェで、座席数も約180席近くある大型店舗です。

フリーWi-Fiやコンセントのある席もあるので、開演前の会場利用客の時間調整や食事場所になっています。

施設概要・地図

地図