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Zepp 新宿(東京・新宿歌舞伎町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

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この記事の内容

初めて「Zepp新宿(Zepp Shinjuku)」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方や、施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

新宿歌舞伎町の新たなランドマーク・東急歌舞伎町タワーの地下にあるライブハウス。
入場時のドリンク代金は現金が使えないので、交通系ICカードを忘れないようにしよう。

Zepp新宿Zepp Shinjuku)は、2023(令和5)年4月に新しくオープンした「東急歌舞伎町タワー」の地下にあるライブハウスです。

これまでお台場で営業してきた「Zepp Tokyo」が再開発に伴い閉館し、その後継施設として誕生しました。

Zepp新宿までのアクセス

会場までのアクセス拠点となるのは、JR新宿駅東口です。

新宿駅までは、東京駅からJR中央線品川駅からJR山手線埼玉の大宮駅からはJR埼京線または湘南新宿ラインなどでアクセスしましょう。

また羽田空港成田空港からは、会場のある東急歌舞伎町タワーまで、直通の空港連絡バスもあるので大変便利です。

出典:Zepp新宿公式サイトより
歌舞伎町タワー1階のバスターミナル
羽田・成田両空港ヘの時刻表案内

その他にも、全国各地からの夜行高速バスなどで、バスタ新宿までアクセスする方法もあります。

ここでは、新宿駅東口からの2種類の地上ルートと、地下街(サブナード)を経由するルートを紹介します。

新宿駅の東改札を出て、東口に向かいましょう。

ほどなく地上への階段があるので上ります。

上がった先を直進して、建物の外に出ます。

新宿駅東口、アルタ前に到着です。ここから二手に分けて紹介します。

新宿駅東口からの地上ルート①

1つ目は、アルタのすぐ横の道(Moa2番街)を進み、そのまま歌舞伎町の中心部(セントラルロード・ゴジラロード)を通るルートです。

横断歩道を渡りMoa2番街に入ります。

そのまま直進していきます。

靖国通りとの「歌舞伎町」交差点に出るので、再び横断歩道を渡ります。

渡ってすぐ左の「歌舞伎町一番街」を通っても構いません。

真っすぐ進むと、セントラルロード(東宝ビル完成後はゴジラロード)に入るので、そのまま進みます。

やがて東宝シネマズ新宿のビルに突き当たるので、左に曲がりましょう。

すぐ先の通りを右に曲がった先の奥に見える高いビルが、会場のある東急歌舞伎町タワーです。

シネシティ広場を通り、歌舞伎町タワー前に到着です。お疲れ様でした。

新宿駅東口からの地上ルート②

2つ目のルートは、新宿駅東口からJRの線路沿いに西武新宿駅方面に向かうルートです。横断歩道を渡って、左側に進みましょう。

そのままカーブする道なりに進みます。

左手に線路を見ながら移動します。

やがて前方に新宿プリンスホテルの茶色いビルと、会場のある歌舞伎町タワーの白いビルが並んでいるのが見えます。

先ほども紹介した靖国通りとの交差点に出るので、横断歩道を渡りましょう。

渡った先の道を直進します。

左は西武新宿駅・ぺぺ・プリンスホテルの西武グループの建物が続いています。

しばらく道なりに進みます。

通りの名前は「西武新宿駅前通り」といいます。

右手に歌舞伎町タワーのエスカレーターが見えたら、手前を右に曲がります。

進んだ先に、会場のある地下1階に続く階段があります。お疲れ様でした。

サブナード地下街経由のルート

最後は、雨の日などに便利な地下街ルートを紹介しておきます。

ただしこのルートは、ショートカットせずにすべて地下街を通るため、先の地上ルートより若干遠回りになることをご承知おきください。

地上ルートと同じくJR新宿駅東改札からスタートします。

地上に上がる階段を上らずに左側に続く地下道を直進します。

「メトロ通路」と書かれた案内に従い、階段を下ります。

丸ノ内線の地下通路に出ました。

正面にアルタ入口や歌舞伎町や西武新宿駅方面への「B13」出口があります。

この出口から地上に上がれば会場のある歌舞伎町タワーまでの近道になりますが、今回は使いません。

B13出口を離れ、そのまま右方向に進んでいきます。

しばらく道なりです。

やがて「サブナード地下街」の看板のある通路に来るので、左に曲がります。

地下街のフロア図を確認。ピンクの4丁目エリアからオレンジの1丁目エリアの方に進んでいきます。

まずは階段またはエスカレーターを下りて、4丁目エリアに入ります。

そのまま4丁目エリアの専門店街を奥へ直進します。

やがて3丁目・2丁目エリアとの交差点に来たら、左に曲がりましょう。

左を向いたところから、2丁目エリアに入るので、しばらく直進します。

途中「三平ストア」前を通過します。

やがて1丁目エリアとの境の交差点に到達するので、そのまま直進します。

1丁目エリアの突き当りに着いたら、右に曲がりましょう。

ここから下のタイルの色が茶色に変わって、西武線のエリアに入ります。

案内に従い、そのまま直進します。

突き当りの階段またはエスカレーターを上って、地上に出ます。

地上ルートで紹介した西武新宿駅前通りに出ます。

横断歩道を渡れば、会場はもうすぐです。

セブンイレブンのところから、カラオケ館とラーメン屋の間の狭い通りを直進すると、会場への地下入口付近に出ます。お疲れ様でした。

Zepp新宿はこんな所

キャパはスタンディング約1,500人・シーティング約500人

ホールの客席は地下4階と地下3階にあり、地下4階がメインのアリーナ席地下3階が立見のバルコニーエリアのようになっています。

地下4階は大きく前方エリアと後方エリアに分かれています。椅子席を設置する場合、全体のキャパは最大530人で想定されています。

スタンディング時は前方エリアに手すりが3列分確保されており、先頭と2番目の手すり後方に約270名、3番目の手すりの後ろに約250名収容可能で、最大キャパは約1,500人で想定されています。

また、後方エリアは音響設備の設置スペース(PA・LD)のある前方と、それ以降の後方に分かれており、それぞれの境界部分に手すりと段差ができています。

後方エリアの段差は、それぞれ階段3段分程度です。

私の目測ですが、だいたい50㎝くらいの高低差になるでしょうか。

また、Zeppホールでは初めてとなる360°LEDビジョン等が設置されており、ここでしか味わえないステージングを可能にしています。

360°のLEDビジョン(写真中央部分)やライトが左右の壁面に設置。

Zeppの他の会場と同様、ミラーボールはもちろん健在です。

座席・スタンディング表

出典:Zepp Shinjuku (TOKYO) 公式サイトより

エントランス〜ドリンクカウンター

会場へは下り階段で地下1階のエントランスに向うところから始まります。

下りた先の地下1階にロッカーやグッズ販売スペースがあります。ロッカーは地下4階にもあり、料金は1回400円です。

ここから専用通路で地下4階まで移動します。

ホールは地下2階から地下4階まで吹き抜けになっているので、その間を階段で降りていくことになります。

まもなく地下4階ですが、ここで1つ注意点があります。

他のZeppと同じく入場時にドリンク代(600円)が必要になりますが、支払いは交通系ICでの決済のみです!

入口で交通系ICで「ピッ」とした後、係員からコインをもらい、カウンターでドリンク(とカラビナ付ホルダー)に引き換えるのは他のZeppと共通です。

深夜はクラブ「ゼロトウキョウ(ZEROTOKYO)」に

Hall
Lounge
Bar
出典:ZEROTOKYO公式サイトより

この会場、深夜22時30分以降は、ライブハウスからナイトクラブ「ゼロトウキョウZEROTOKYO)」に変貌します。

コンセプトは「ENTERTAINMENT JUNCTION」で、音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスなど、あらゆるエンターテインメントを集め、夜通し楽しめる場となります。

周辺施設

東急歌舞伎町タワー

東急歌舞伎町タワーは、冒頭の会場紹介のところで述べたように、2023(令和5)年の4月にオープンしました。

歌舞伎町を訪れたことがある方ならわかると思いますが、あのカオスな街に「東急」ブランドが結びつくイメージが、正直いまだに湧かないままでおります。

地上48階・地下5階、高さ225mに及ぶ複合高層ビルのコンセプトは「好きを極める」。外観は「噴水」をモチーフとしているそうです。

1階から5階は「エンタテイメント&レストラン」フロアで、2階には「祭り」をテーマとしたフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」などのド派手なお店が入居しています。

新宿カブキhall~歌舞伎横丁

その他にも、18階から47階には2つのホテルが、地下4階から地上17階には「ナムコTOKYO」や「109シネマズプレミアム新宿」などの様々なエンターテインメント施設が入居しています。

BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel
HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel

ジェンダーレストイレ(廃止)

歌舞伎町タワーと言えば、ニュースでも話題になった、性別を問わず全ての人が同じ空間にいられる「ジェンダーレストイレ」に触れないわけにはいかないでしょう。

SDGs(持続可能な開発目標)」の理念でもある「誰一人取り残さない」ことに配慮し、多様性を認容する時代を先取りした施設として注目を集めました。

当該トイレは2階にあり、「男子小便器」と「それ以外」に分かれて設置されていました。

出典:東急歌舞伎町タワー公式サイトより

しかし、「女性の後に男性が利用する」「男女が一緒に順番待ちをする」「サニタリーボックスのある個室を男性が利用する」などの不安や心配が寄せられ、物議を醸す結果に…。

その後、暫定的対応として、入口付近に警備員が配置され、個室は「ジェンダーレス用」「女性用」「男性用」「多目的用」の4つにパーテーションで区切られ、運用されていた時期もありました。

2階トイレ入口付近

私は小便器の方のみ利用しましたが、女性もさることながら、「男性が個室を使いたい時」に一番気を遣うかもしれないという感想を持ちました。

その後、結局ジェンダーレストイレは廃止され、2023(令和5)年8月4日から、通常の男女別のトイレに改修されました。

TOHOシネマズ 新宿

TOHOシネマズ新宿は、歌舞伎町タワーに先立ち2015(平成27)年にオープンしたシネマコンプレックスです。席数・スクリーン数は新宿エリア最大で、TOHOシネマズ株式会社が運営しています。

建物は新宿コマ劇場及び新宿東宝会館(新宿プラザ劇場)跡地に東宝が建設した「新宿東宝ビル」で、映画館やホテルグレイスリー新宿、パチンコの「マルハン」のほか、飲食店の「築地銀だこ」「リンガーハット」「大阪王将」「串家物語」などもテナントとして入っています。

新宿コマ劇場(アーカイブ)

新宿東宝ビルの前身である「新宿コマ劇場コマ劇)」は、1956(昭和31)年から2008(平成20)年までの52年間、演歌やミュージカルの殿堂として営業していました。

閉館間際の夏、「ハロプロ」と「タカラヅカ」のコラボ企画として、「リボンの騎士・ザ・ミュージカル(2006年)」や「シンデレラ・ザ・ミュージカル(2008年)」が夏休みに上演され、私は名古屋からわざわざ何回か上京して通い詰めた思い出があります。

2006年8月
2008年8月

それまでのハロプロは舞台やミュージカルにも進出してはいましたが、いわゆるアイドルの域を出ないもので、生演奏での本格的な舞台は初めてでした。

タカラジェンヌとの共演が実現した背景には、当時の中心メンバーであった高橋愛さんが元々宝塚歌劇団を志望していたという縁や、両陣営がお互いのファン層を獲得したいという狙いもあったのでしょう。

この辺りから後の「演劇女子部」につながる現役・OGの舞台・ミュージカルへの道が、本格的に開けていった時期でもありました。

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施設概要・地図

地図