KT Zepp Yokohama(横浜・新高島)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

初めてKT Zepp Yokohamaへライブ・イベントに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。

ライブ会場集積地・横浜のZepp拠点。
最寄り駅からのルートはシンプルで、アクセスしやすい会場です。
KT Zepp Yokohamaは、2020(令和2)年にオープンした、Zeppホールネットワークが運営するライブハウスです。
「KT」は「コーエーテクモ」の略で、「信長の野望」シリーズなどのゲームソフトで有名な㈱コーエーテクモゲームスが所有し、同社が手掛けるエンタテイメント事業について、Zeppホールネットワークと業務提携を行い、共同展開する体制です。
会場は15階建ての「KTビル」の低層部にあり、同ビルの1階〜8階にはコーエーテクモ本社のオフィスがあるほか、9階〜15階には東急REIホテルが入居しています。
同社は2027(令和9)年にみなとみらい地区52街区にゲームアートミュージアムを開設し、今後ゲームコンテンツも展示される予定になっています。
KT Zepp Yokohamaまでのアクセス
遠征拠点は新幹線「新横浜」駅

今回の会場の最寄り駅は、みなとみらい線「新高島」駅です。横浜市内の会場へライブ遠征に訪れる場合、東海道新幹線の新横浜駅を起点にする人が多いでしょう。
今回は「新幹線で新横浜駅まで来た」という前提で紹介します。最寄りのJR横浜駅・みなとみらい線新高島駅までの主な行き方は、次の2つです。
・JR在来線で横浜駅まで乗車し、徒歩または
みなとみらい線に乗り換える方法
・JR菊名駅から東急東横線・みなとみらい線
に乗り換え、新高島駅まで向かう方法
新高島駅は各駅停車のみの停車駅
出典:みなとみらい線公式サイトより
みなとみらい線は東急東横線と相互直通運転を行っていますが、東横線の列車種別により、停車駅が変わります。最寄り駅の新高島駅は、各駅停車しか停まらない駅であることに注意しましょう。
新横浜駅からみなとみらい線への乗り換え駅は、みなとみらい線の始発駅である横浜駅と、相互直通運転を行っている東急東横線の菊名駅です。それぞれの駅を経由して、新高島駅に向かうルートで紹介します。
新横浜駅から新高島駅までの鉄道ルート
JR横浜駅まで

まずは、新横浜駅からJR在来線で横浜駅まで向かう際のルートです。






横浜駅から新高島駅まで

横浜駅に着いたら、みなとみらい線に乗り換えます。一応徒歩で会場まで移動可能ですが、約25分と距離があるうえにルートも複雑なので、今回は1駅隣りの新高島駅まで向かう形で紹介します。










菊名駅経由のみなとみらい線ルート

続いて新横浜駅から在来線で1駅隣りの菊名駅に向かい、そこでみなとみらい線直通の東急東横線に乗り換えるルートを紹介します。






菊名駅から新高島駅までの鉄道ルート






新高島駅から会場までの徒歩ルート

新高島駅に着いたら、会場への最寄り出口の「2番出口 大通り高島口」に向かいましょう。出口から南側(地図の上方向、資生堂グローバルイノベーションセンター)に直進すれば、徒歩約3分で会場に到着します。








みなとみらい駅・横浜駅からも徒歩圏内、高島町駅からは「NG」
会場までは新高島駅からがおすすめですが、隣りのみなとみらい駅も徒歩圏内(約6分)にあるほか、先述したように時間はかかりますが、横浜駅(約20分)からも徒歩で向かうことが可能です。
みなとみらい線の急行に乗車してしまった人はみなとみらい駅から(いちょう通り→みなとみらい大通り)、みなとみらい線の乗車分の交通費を節約したい人は横浜駅(東口)から、徒歩で向かうことができます。
ただし、会場から新高島駅と直線でほぼ同じ距離(むしろ一番近く)にある地下鉄(ブルーライン)「高島町」駅から向かうのは、個人的にあまりおすすめしません。
理由は、会場との間に京浜東北線や高速道、幹線道路が走っていることで、Googleマップをご覧いただければわかるように、歩行者導線が確保されておらず、遠回りの複雑なルートになるからです。
新横浜駅から地下鉄で直通で行けるのですが、はじめての遠征で地理に不慣れな状況では、迷う可能性が高くなります。公式サイトのアクセスでも紹介されていないので、避けた方が無難です。
羽田空港からは京急線または京急バスで横浜駅へ
出典:羽田空港ホームページより
飛行機で羽田空港まで来た人は、京急線で羽田空港第1・第2ターミナル駅から空港線の「逗子・葉山」行きに乗車すれば、約30分で乗換えなしで横浜駅に到着します(それ以外の電車の場合は、京急蒲田駅で乗換えます)。運賃は片道397円(ICカード利用)です。
出典:京浜急行バスホームページより
また、京急バスの運行する空港バス「横浜駅(YCAT)」方面に乗車すると、会場に近い東口にある「横浜駅改札口前」(ポルタ地下街入口横)に着きます。所要時間は、鉄道利用時とほぼ同じで約30分、運賃は片道800円です。
羽田空港-横浜駅(YCAT) | 空港バス | 京浜急行バス
KT Zepp Yokohamaはこんな所

会場の収容人数は スタンディング時で2,146名(1F:1,630名、2F:516名)、椅子席利用時で1,251名(1F:735名、2F:516名)になります。2階客席部分が約500席と広く取られています。
内装は、Zepp系列のホール共通の黒で統一されており、全国のZeppのライブハウスの中では、やや大きめのキャパになります。
1階席

1階席に座席を設置する場合(シーティング)の基本パターンの総客席数は735席で、A列からS列までの19列まであります。


段差のないフラットな構造で、途中、K列(11列目)とL列(12列目)の間に通路が設置されています。




ステージの左右には大型スピーカーが設置されており、前方でもあまり左右の端に近くなると、演者を横から見るようなアングルになるほか、スピーカーからの音をまともに受ける形になります。


Zeppは全般に音響が良いのでそれほど不快には感じませんが、それでもスピーカー越しになると大音量になるので、やはり中央付近の方が、音のバランスがよくなります。


その他、通路後方の中央にPAスペースが配置されており、L列は18番~24番の7席のみで、関係者席に使用されることもあるようです。また、後列のL列以降は座席が配置されない構造になっています。
2階席

2階席は固定席で、A列からL列までの12列あります。途中、B列(2列目)とC列(3列目)の間に通路が設置されています。




座席間の傾斜は段差2段分の高低差が付けられています。ただし、着席した状態で前の人が前かがみになって鑑賞してしまうと、直後の人が見えにくくなるので注意が必要です。


また、C列からG列までの両端は出入口になっており、その後方のH列からL列までは3席ずつしか配置されていません。


座席表
出典:Livewalker.comより
座席

座席は1階席がシーティングの場合、Zepp系のライブハウスによくある黒の座面・背もたれのスタッキングチェアが使用されます。簡易タイプでひじ掛けもありませんが、多少のクッションと弾力性があるので、それなりの座り心地です。
2階席は固定席ですが、前方2列(A・B列)とそれ以降で椅子の形状が異なります。


A・B列はクッション性の高いレザー張りの座面・背もたれとひじ掛け付きの豪華タイプで、快適な座り心地が確保されています。各席にカップホルダーも設置されており、映画館にいるような感覚で鑑賞できます。チケット販売時は、着席専用席として販売されることが多いようです。
通路を挟んだC列以降は、Zepp系の座席でよくある、スタジアムタイプの背もたれと座面が一体化した、硬いモデルが採用されています。
館内設備
出典:KT Zepp Yokohama公式サイトより
会場は2階建てで、エントランスを入った場所にホワイエがあり、グッズ販売や演者への花が飾られるスペースになります。


入場の際にチケットの確認とともに、ドリンク代(600円:現金または交通系IC)を払った後、もらったコインを右手にあるドリンクカウンターで、ペットボトルと引き換えます。


コインロッカーは2階に向かう階段(1階トイレの左右)手前のスペースに、両替機とともに設置されていますが、公演によってはどちらか一方のみ使用可になる場合があります。


サイズは「小・大・特大」の3種類があり、それぞれ1回あたり「500円・700円・800円」の料金がかかります。


| タイプ | 料金 | サイズ | 個数 |
| 小 | 500円 | 29cm×22cm×42cm | 885個 |
| 大 | 700円 | 50cm×34cm×42cm | 60個 |
| 特大 | 800円 | 77cm×37cm×56cm | 8個 |
周辺施設
ツタンカーメン・ミュージアム

会場のすぐ南側にあるみなとみらいPLOT48内には、「ツタンカーメン・ミュージアム」があります。「ミステリー・オブ・ツタンカーメン ~体感型古代エジプト展~」と題して、多くの謎に包まれた古代エジプト王のツタンカーメンが埋葬された棺や副葬品を美しく精緻に再現したレプリカと最新技術によって再現された、体感型の展示施設です。


ツタンカーメンにまつわる7つのミステリーを巡り、オリエンテーションで解説映像や鑑賞ルートを確認後、順路に従い古代エジプトを学ぶための展示を鑑賞できます。当初は2024年12月から1年間の期間限定開催でしたが、常設の展覧会に変更になったとのことです。レプリカではありますが、展示品が撮影OKなのもポイントが高いと思います。


訪れた年の年始に行ったエジプト旅行で、ツタンカーメンのマスクの実物が展示されている大エジプト博物館も見てきましたが、小規模ながらもそれと遜色のない、質の高い展示内容です。料金は大人2,600円と高めですが、個人的にはそれだけのお金を払う価値がある施設だと思いますし、これからエジプト旅行を予定している人は、ここでぜひ予習して行くことをおすすめします。


館内にはミュージアムショップも併設されており、ここでもスタッフの解説POPなどで参考になる情報が得られます。
TOY MUSEUM(旧 ブリキのおもちゃ博物館)

同じくPLOT48には、TOY MUSEUM(トイ ミュージアム)もあります。1986(昭和61)年から約40年間開館していた「ブリキのおもちゃ博物館」「クリスマストイズ」が建物の老朽化のため閉館し、この地に2025(令和7)年10月にリニューアルオープンしたおもちゃの博物館です。


テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としておなじみの北原照久氏が館長を務め、1890年代から1970年代にかけて主に日本で製造されたおもちゃの約2,000点を、常設展示しています。




展示エリアへの入場料は200円ですが、先ほど紹介した同じPLOT48内にあるツタンカーメン・ミュージアムの入場券の半券等があれば、無料で閲覧可能です。


http://www.toysclub.co.jp/museum/157/
そば・鮮菜「香露庵」

会場までの徒歩ルートで紹介した「すずかけ通り」との交差点を渡って左に進んだ所にあるのが、そば・鮮菜「香露庵(こうろあん)」です。


横浜野村ビル

会場とみなとみらい大通りをはさんだ反対側にある横浜野村ビルは、野村総研等が入っているオフィスビルですが、1階フロアにはコンビニや複数の飲食スポットもテナントとして入居しており、開演前の時間調整や食事に利用できます。


R BAKER みなとみらい店

飲食テナントの1つである「R BAKER みなとみらい店」は、建物1階のはなれのような場所にあるベーカリーカフェです。
コーヒーやラテ、紅茶、ジュース等の豊富なメニューに、サラダやスープとのセットなど1日を通して汎用性の高いお店です。
パンはセルフサービスのトースターで温めが可能なほか、コンセント付の座席もあるり、公演の前後に立ち寄るのに最適です。

神奈川大学 みなとみらいキャンパス

会場から南へ進んだ「みなとみらい四丁目」交差点の角には、神奈川大学 みなとみらいキャンパスがあります。

こちらの建物内にも1階に学生や職員以外も利用できるカフェやレストランがあり、時間調整や休憩スポットとして活用できます。
カフェ「NORTH LINK」

玄関を入ってすぐの右手にあるのが、カフェ「NORTH LINK」です。一部コンセント付きのテーブルがあり、静かな空間でカフェタイムを過ごすことができます。


レストラン「VOYAGE」

訪れた日は営業していませんでしたが、エントランス左手奥にあるレストラン「VOYAGE」です。
レストランといっても、一般客も利用可能な学食の位置づけで、カフェと同様に価格も良心的。キャッシュレス対応している券売機で注文後、番号がアナウンスされたらカウンターに取りに行く方式とのことです。
https://www.instagram.com/voyage_official0901
Kアリーナ横浜

Kアリーナ横浜は、みなとみらい地区に2023(令和5)年9月に開業した音楽に特化したアリーナ会場で、今回の会場と同じく新高島駅が最寄り駅で、会場とは逆方向の北側(横浜駅方面)に進んだ場所にあります。
ケン・コーポレーションの子会社(Kアリーナの「K」はここから来ています)が運営しており、収容人員は約2万人で、横浜周辺のライブ会場で最大のキャパを誇ります。
周辺のホテル(ヒルトン横浜)やオフィスビル(Kタワー横浜)などを含め、全体は「ミュージックテラス」という複合商業施設のイベントスペースとして営業しています。
横浜地区最大の収容人員を誇るため、開業当初は最寄り駅までの動線が十分に確保できず、移動に時間がかかることがニュースで大きく取り上げられましたが、現在は歩行者専用デッキの完成により、比較的スムーズな移動が可能な導線が整備されています。
施設概要・地図
所在地
横浜市西区みなとみらい4丁目3-6
アクセス
みなとみらい線「新高島」駅下車
2番出口から徒歩約3分
ホール
総客席数:1,251席(シーティング時)
(1階:735席、2階:516席)
最大収容:2,146人(スタンディング時)
公式サイト
https://www.zepp.co.jp/hall/yokohama/






