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品川インターシティホール(東京・品川)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

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この記事の内容

初めて「品川インターシティホール」のイベントに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

品川駅の港南口から歩道橋で結ばれた、アクセス良好のイベント会場。
関西や名古屋からでも、十分日帰りが可能です。

品川インターシティホールは、品川駅東口にあった旧国鉄の操車場跡地の再開発プロジェクトの一つとして建設が進められ、オフィス棟、ショップ&レストラン棟などとともに、ホール棟として1998(平成7)年にオープンしました。

開発を手掛けたのは興和不動産(現・日鉄興和不動産)・住友生命大林組で、向かい側の品川グランドコモンズ(後述)とともに進められた再開発事業により、また新幹線品川駅の開業もあり、2000年代前後を境に、品川駅周辺の景観が大きく変わりました。

品川インターシティまでのアクセス

新幹線または在来線で品川駅へ

会場の最寄り駅はもちろん品川駅。遠方からアクセスする場合、東海道・山陽新幹線を利用する場合でも、羽田空港から京急線経由で向かう場合でも、非常に便利な立地にあります。

新幹線の場合、下車後はそのまま出口に向かいましょう。

自由通路のコンコースを挟んで、北口と南口があります。

空港から京急線やJR在来線で来た場合は、改札を出て自由通路を移動します。

案内に従い、「港南口東口)」を目指しましょう。

自由通路の東端にある、港南口に着きました。両側は駅ビルの品川イーストビル内で、ショッピングモールの「アトレ品川」が入っています。

港南口から歩道橋で直結

自由通路上の港南口は地上2階にあり、外に出るとペデストリアンデッキが周辺のビル群に続いており、出口の右手に、品川インターシティの建物が確認できます。

正面にある地上1階に下りる階段は使う必要はありません。

そのまま品川インターシティに続くデッキを進んでいきましょう。

渡り終えたら、建物に沿って右側に移動します。

その先は、さらに通路が続いています。

この通路は通称「スカイウェイ」という歩道橋で、品川インターシティのビル群に沿って真っすぐ伸びています。会場のあるホール棟は一番端(南側)にあるので、そのまま進んでいきましょう。

まずは手前のA棟の前を通過します。

A棟はオフィスビルになっています。

そのまま建物内を進んでもいいですが、今回は外側のスカイウェイを通るルートで紹介します。

ホール等へは、黄色の案内表示で掲示されています。

A棟に続くS&Rショップ・レストランの横を道なりに進みます。

続いて、B棟の前を通過します。

ホール棟C棟に近づくと、フロアが地下1階~2階の三層に分かれているのが確認できます。ホールは真ん中の「1階」です。

2階通路から1階のホールに続く階段を下ります。

下りた先が、ホールのホワイエに続く玄関前になります。港南口から徒歩約5分、お疲れ様でした。

品川インターシティはこんな所

変幻自在のレイアウトが可能な700㎡の楕円形スペース

玄関前のホワイエからエントランスを入ると、反対側の奥にステージがあります。

会場は楕円形のスペースになっており、用途に応じて様々な形式の利用が可能です。

レイアウトはテーブル付のスクール形式や、椅子のみのシアター形式で、200名から700名までの収容人員に対応できます。

シアター形式でのフルキャパ利用の場合、座席(スタッキングチェア)は1列から30列までの配置が基本となります。

下の方にある座席利用例では、28列までの配置で、29・30列のスペース(28席分)に仮設のオペレーション卓を設置する、エンタメ利用(672席分)のサンプルになっています。

また、オールスタンディングでの利用の場合、1,000人程度まで収容できると思われます。今回私が参加したイベントもこの形で、入場整理券は800番台まで出ていましたが、客席後方のスペースにはまだ比較的余裕がある状態でした。

ホール内は木目調のブラウンとクリームとベージュのツートンカラーになっており、落ち着いた雰囲気です。

両側にバルコニーのスペースがありますが、関係者等の利用に留め、通常の席配置の利用はあまりなされていないようです。

オールスタンディング利用時におけるステージ前方のレイアウトです。フリースペースを柵などでゾーン分けして使われていました。

ステージと客席の段差は、大人男性の身長の半分くらい(80〜100cm?)でしょうか。

ホール 座席表

シアター形式(672名)の場合

出典:品川インターシティホール公式サイトより

ホール 概要図

出典:品川インターシティホール公式サイトより

ホワイエ(公式サイトより)

上の図面をご覧いただくと分かるとおり、エントランスを入った所にあるホワイエは約300㎡の面積がある、広々とした空間です。

クロークも完備されており、ホワイエ自体が1つのイベントスペースとして、ホールでの行事終了後の懇親会や、展示会場としても使用が可能です。

ホール開場時間までの待機列は、ホワイエからバックスペース(南口)に続く、共用部のスロープ部分に作られることが多いようです。

周辺施設

品川インターシティ内 グルメスポット

会場は品川駅前なので、基本は周辺で何でも揃いますが、時間調整のためのカフェやグルメスポットのみ、簡単に紹介しておきます。

サンマルクカフェ

まずはおなじみの「サンマルクカフェ」から。品川初出店がこの店とのことです。

店内はカウンター席中心で、窓際に沿って細長い作りになっています。

コンセント付きの席もあって、スマホ等の充電にも役立ちます。

会場アクセスでは外側のスカイウェイを通るルートで紹介しましたが、そのまま建物の中を進んで、A棟の次のS&R(ショップ&レストラン)棟に進んだ2階にあります。

ちなみにエスカレーターを挟んだ向かいには、スターバックスコーヒーもあります。

スターバックスコーヒー 

マクドナルド

ホール棟に近いB棟の地下1階に「マクドナルド」があります。開演までの時間調整にぴったりの場所です。

サンマルクカフェ同様、コンセント付きの席もあります。

店内の様子
中庭でもテイクアウトで飲食可能

トラットリア・イタリア 品川店

ホールのエントランスと同じ1階のすぐ隣りに、「イタリア」というその名の通りイタリア料理の店があります。

石窯で焼くピザやパスタは本格派、イタリアをはじめ世界各地から取り寄せたワインも豊富な店で、遠方からの利用も多いとのことです。

看板とメニュー表
C棟のフロアマップ

品川グランドコモンズ

出典:大林組クロニクル1892−2011サイト内「工事実績」より

品川インターシティの建物と間の公園を隔てる形で、「品川グランドコモンズ」というビル群が林立しています。

品川駅に近い方から順に、「品川イーストワンタワー」「太陽生命品川ビル」「品川グランドセントラルタワー」「NBF品川タワー」「キャノンSタワー」「ストーリア品川」「品川Vタワー」などの建物が順次建設・竣工されました。

品川インターシティ(A-1地区)と同じく、品川駅東口再開発事業(B-1地区)として、三菱地所・三菱商事などの三菱系企業や、その他の大手デベロッパーが共同で開発したもので、品川インターシティから少し遅れて2003(平成15)年に竣工しました。

品川セントラルガーデン

奥に見えるのが「品川グランドコモンズ」の建物群です

品川インターシティと品川グランドコモンズとの間にある緑地スペースが、「品川セントラルガーデン」です。

長さにして約200mに及ぶ一帯は、管理区分により3つに分かれており、北側が港区の管轄による「汐の公園」、中央部分が再開発地区の「品川セントラルガーデン」、南側が港区と品川区が管轄する「杜の公園」になっています。

ここで仕事をしているわけではないので何とも言えませんが、おそらく両側のオフィス街に勤めるビジネスマンにとっては、休憩やランチを楽しむ憩いの場になっているのではないでしょうか。

施設概要・地図

地図