google-site-verification: google775b997a29a881ae.html
劇場 PR

沖縄コンベンションセンター(沖縄・宜野湾)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【劇場棟】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事の内容

初めて「沖縄コンベンションセンター」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

沖縄・宜野湾(ぎのわん)のビーチサイドに建つイベント会場。
空港からはバスかレンタカーで向かおう。

沖縄コンベンションセンターは、1987(昭和62)年に完成した、県立の展示会・会議等を行う複合施設です。設計は丹下健三の片腕として、広島の平和記念資料館や旧東京都庁の設計に尽力した大谷幸夫氏です。

開館約10年後の1998(平成10)年には、当時の建設省が設立50周年を記念して発表された「公共建築百選」にも指定されるなど、建築としての価値も高い建物です。

会場の周囲は海浜公園になっており、ビーチや屋外劇場、体育館、野球場、ホテルなど、様々な企業やイベントに対応できるリゾート施設になっています。

建物は「展示棟」「会議棟」「劇場棟」の大きく3つに分かれており、コンサートや国際会議のほか、元沖縄県知事の大田昌秀氏の県民葬や、沖縄復帰50周年記念式典といった行事の会場としても使用されています。

今回は、主にコンサートや演劇に使用される「劇場棟」を紹介します。

沖縄コンベンションセンターまでのアクセス

出典:沖縄コンベンションセンター公式サイトより

会場は宜野湾(ぎのわん)市にあります。空港や那覇市街から約15キロ離れており、近くをモノレール(ゆいレール)も走っていないため、アクセス手段としてはバスレンタカータクシーがメインになります。

那覇空港からの空港リムジンバスルート

那覇空港バスターミナル 12番のりば

まず紹介するのは、会場に近いラグナガーデンホテル前(後述)に停車する空港リムジンバスで、那覇空港から約45分〜55分で到着することができます。運賃は片道610円です。

リムジンバスは、空港の到着口を出て、横断歩道を渡った真ん中にあるホームの右側の12番のりばから発車します。

リムジンバスにはエリアごとに系統があり、ラグナガーデンホテル前に停まるのは空港発が「エリアA」と「エリアAB」の2系統ホテル発が「エリアA」の1系統です。

出典:沖縄バス株式会社HPより

ただし、空港発がエリアAとエリアABで1日2本ずつ、ホテル発(エリアA)が1日5本しかないため、飛行機の到着・出発時刻に合うときにしか利用できないのが欠点です。

那覇空港発→ホテル行き

ホテル発→空港行き

A・ABエリア時刻表(2023.7.25〜9.30)
出典:沖縄バス株式会社HPより

ラグナガーデンホテル前に着いたら、間にある宜野湾海浜公園(後述)を横切り、会場まで徒歩約10分で到着します。

ラグナガーデンホテル

空港・那覇バスターミナル経由のバスルート

次に、那覇空港から那覇バスターミナルを経由して、会場最寄りの「コンベンションセンター前」バス停に到着する路線バスを紹介します。

今回私はこのルートで向かったので、空港到着後からの道順を紹介します。

那覇空港バスターミナルから乗車の場合

那覇空港バスターミナル 3番のりば

那覇空港に着いたら、到着口を出てほぼ正面にあるバスターミナルの3番のりばに向かいましょう。

会場に向かう系統のバスは、26番の「宜野湾空港線(那覇空港経由)・宜野湾営業所行」または99番の「天久新都心線(那覇空港経由)・宜野湾営業所行」に乗車します。

青い空とエメラルドグリーンの海。沖縄が近づいてきました。

那覇空港到着。7月の沖縄は梅雨明け直後で、晴天が続いていました。

空港内を移動し、出口に向かいます。

到着口に着きました。バスのりばはここを出てすぐです。

ほぼ正面の3番のりばで待機します。

宜野湾コンベンションセンター方面」の26番・99番系統のバスに乗ります。

時刻表を確認。26番または99番のバスは、だいたい1時間に2、3本程度出ています。空港から会場前のバス停までの所要時間は26番系統で片道約50分、99番系統で約70分運賃は片道580円です(地元ICカードまたは現金のみでスイカ等は使えません)。

26番系統のバスに乗りました。

26番・99番どちらの系統のバスも、旭橋・那覇バスターミナルを経由します。

那覇バスターミナルから乗車の場合

出典:バスとりっぷHPより

遠征で那覇市街のホテルに宿泊する場合は、繁華街に近い「那覇バスターミナル」からバスに乗車するのが便利です。

出典:バスとりっぷHPより

那覇バスターミナルはモノレール(ゆいレール)の旭橋駅から徒歩3分で、駅から2階の通路でつながっています。モノレールで那覇空港駅から旭橋駅までは約10分(270円)です。

バスターミナルのある旭橋駅の隣りは、国際通りの入口に面した商業施設「パレットくもじ」に隣接する県庁前駅です。

空港発の「26番」「99番」系統の便は、11番のりばに到着します。ターミナルから約40分~60分で会場前に到着します。

那覇バスターミナルからは、那覇空港からの経由便(26番・99番)以外にも、32番・43番・55番(所要時間約40分)・112番 (約50分)の系統番号のバスが出ています。

本数としては空港からの便よりも多く、かつ会場に近い「真志喜(ましき)」バス停に停車する20番・77番・120番(所要時間約45分:国際通り経由)や、23番 ・29番・63番(約35分:久茂地経由)、31番(約50分:久茂地経由)などの系統も出ており、選択肢が多くなります。

那覇バスターミナルを出発して市街地を抜けると、やがて国道58号線(宜野湾バイパス)に入ります。

途中のバス停を含め、オーシャンビューの美しい景色が続きます。

やがて左前方に、コンベンションセンターの屋根が見えてきます。

拡大するとこんな感じです。

空港や那覇バスターミナルから約60分前後で、最寄りの「コンベンションセンター前」バス停に到着です。長旅お疲れさまでした。

空港からのレンタカー・タクシールート

バスでの移動は系統が分かりにくい上に、空港からの本数も少ないので、事前準備をしっかり行わないと苦労すると思います。

一番手っ取り早い方法は、レンタカーで直接会場まで向かう方法です。ナビを頼りに順調に行けば、空港から会場まで約25分前後で到着します。

ただし移動する時間帯により道路が混雑することも多く、早朝や深夜でない限りは、移動時間は余裕を持って40分~50分ほど見ておいた方が無難です。

また、同じ距離をタクシーで移動する場合、料金は3,000円(那覇市街)~3,500円(那覇空港)ほどになります。

私も本当はレンタカーで移動したかったのですが、ハイシーズンの沖縄はレンタカー代がかなり高くなっているので自重し、行きは路線バス、帰りはタクシーを利用しました。

沖縄コンベンションセンターはこんな所

出典:沖縄コンベンションセンター公式サイトより

さて、アクセスの説明が長くなってしまいましたが、会場の紹介に移ります。

今回紹介する劇場棟は、会場の一番西側に位置しています。道路からの導入路はやや会場の東側に位置しているので、敷地内に入ったら左に移動して、会場に向かいましょう。

約1,700席収容の劇場棟はすべての舞台芸術に対応

劇場棟は演劇・クラシック・ライブ・ミュージカルなどのすべての舞台芸術に対応している三層構造のホールです。総客席数は1,709席で、1階席が1,027席2階席が466席3階席が216席あります。

1階席A列からX列までの24列あり、途中K列(11列目)とL列(12列目)の間に通路があります。

F列から左前方をみたところ
K列~L列間の通路
1階席M列10番台からの眺め

2階席は、A列からI列までの9列あり、途中の通路等はありません。下の写真の後ろからになりますが、座席は1階席に比べてハイバック背もたれが高い)仕様になっています。

2階席最後列(I列)付近からの眺め

3階席は、訪れた当日は使用せず閉鎖されていましたが、A列からE列までの5列あります。

その他、1階席と2階席には「特別席」と呼ばれる、通常の座席が設置されていないスペースがあります。両サイドに1階席が10席ずつ20席、2階席が5席ずつ10席設けられています。

1階特別席

出典:沖縄コンベンションセンター公式サイト360°ビューより

1階の特別席は、他の会場で言うところのテラス席サイドバルコニー席)のように、中央通路後方の、壁を隔てて少し高くなった両サイドに設置されています。

対して2階の特別席は、写真のように左右両サイドのせり出し部分に設置された半円形のスペースに、座椅子が5脚まとめて設置されていました。

もっとも当日は特別席を使用することはありませんでしたが、使用する場合はかなり目立つ席になりそうな感じです。

劇場棟 座席表

出典:沖縄コンベンションセンター公式サイトより

座席

座席は、薄い水色の布地の座面・背もたれに木製の基礎とひじ掛けの組み合わせです。

周辺施設

ラグナガーデンホテル

空港からのリムジンバスのルートでも紹介したラグナガーデンホテルは、会場と海浜公園を挟んで徒歩約10分の所にあります。今回の遠征で、私が泊まったところです。

客室(ダブルルーム)
バスルーム

会場に最も近く、周辺のリゾート施設をはじめ、ホテル内にも屋内・屋外のプールやカフェラウンジもあり、ラウンジや客室で公演の空き時間を過ごすこともできるほか、お土産等のショッピングコーナーも充実しています。

屋内プール
屋外プール
カフェラウンジ①
カフェラウンジ②

朝食は、沖縄料理も豊富に取りそろえたビュッフェスタイルで楽しめます。

レストラン「パセオガーデン」
ビュッフェスタイルの朝食

宜野湾海浜公園

会場とラグナガーデンホテルの間にあるのが、宜野湾海浜公園です。

海水浴や各種マリンスポーツを楽しめるトロピカルビーチをはじめ、周囲を市営の野球場や体育館、テニスコート、野外劇場などに囲まれており、中央に芝の多目的広場とスポーツ広場があります。

宜野湾市立体育館
多目的広場

トロピカルビーチ

トロピカルビーチは公演の北西側、会場の沖縄コンベンションセンターの裏手に広がっており、会場から徒歩数分でたどり着けます。

堤防を挟んで砂浜が広がっています。

西側にあるので、夕方にはサンセットのきれいな景色を楽しめます。

アトムホームスタジアム宜野湾

ビーチと反対の東側、ラグナガーデンホテルの北側にあるのが、「アトムホームスタジアム宜野湾宜野湾市立野球場)」です。

プロ野球の横浜DeNAベイスターズが公園内の各施設を含め春季・秋季のキャンプ地として使用しており、春季キャンプ終盤には、当地でオープン戦が開催されます。

屋外劇場(建て替え工事中)

新しい屋外劇場の完成イメージ(宜野湾市提供)

出典:沖縄タイムスHPより

かつて公園内には、最大4,000人を収容できる野外劇場が設置され、過去にドリカム小田和正などの野外コンサートが行われていましたが、老朽化に伴い現在は建て替え工事が実施されています。

新劇場は2025年度中をめどに、世界的建築家の隈研吾氏による設計のもと、これまでの約2倍の8,000人を収容可能な音楽専用の2階建ての野外劇場としてオープンする予定です。

焼肉・居酒屋 はなゆう

最後に会場やホテル近くのグルメスポットとして、「焼肉・居酒屋 はなゆう」を紹介しておきます。

店内
メニュー

宜野湾バイパス沿いの「宜野湾市営球場前」バス停のそばにあり、うちなー(沖縄)料理やおつまみをオリオンビール、泡盛とともに楽しめます。

うちなー料理とオリオンビール
泡盛

ライブの後の一杯は格別です♪

施設概要・地図

地図