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一ツ橋ホール(東京・神保町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【日本教育会館】

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この記事の内容

初めて一ツ橋ホールのイベント・コンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

「本の街・神田神保町」にある多目的ホール。
東京駅からは「丸の内線→半蔵門線」で移動するとスムーズです。

一ツ橋ホールは、1977(昭和52)年に竣工した「日本教育会館」ビルの3階にある多目的ホールです。

日本教育会館は地上9階・地下2階の建物で、職員の資質、活動の向上と研鑽を目的に1950(昭和25)年に設立された「一般財団法人 日本教育会館」が運営管理を行っています。

館内にはホール以外に財団法人の事務所(1階)や教育図書館(5階)、大小様々な18の会議室などがあり、教員の研究会、研修会等が開かれているほか、宅地建物取引士の法定講習の会場にも使用されています。

日本教育会館 フロアガイド(出典:日本教育会館公式サイトより)

一ツ橋ホールまでのアクセス

最寄り駅は地下鉄神保町駅

会場の最寄り駅は地下鉄(東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線)の各線が乗り入れる神保町駅

神田神保町は「本の街」「古書街」として世界的にも有名で、一帯は約130の書店に数百万点の書物やアート作品が集まっているといわれています。

一般書店や古本屋のほか、岩波書店小学館などの出版社や印刷、明治大学日本大学・専修大学などの学校も集積しており、一体となって本の街を形成しています。

会場のある日本教育会館も、住所こそ「千代田区一ツ橋」となり隣町になりますが、出版や教育業界と関連する学術系の施設です。

東京駅からは丸ノ内線→半蔵門線で向かおう

ライブ遠征をする場合、新幹線等で向かうため、拠点は東京駅になります。

「神田神保町」ということで、東京駅から神保町駅は距離的にそれほど離れておらず、皇居のお濠沿いに徒歩で行くことも可能(約30分)ですが、基本は地下鉄移動で考えます。

その際、東京メトロ丸ノ内線東京駅から大手町駅経由で半蔵門線に乗り換え、神保町駅を目指すのが最もスムーズなので、今回はそのルートで紹介します。

新幹線で東京駅に着きました。

ホームを下りて、在来線乗り換え口に進みます。

そのまま在来線のコンコースを横切り、丸の内側出口に進みます。

赤い丸印の案内に従い、丸ノ内線の改札口に向かいましょう。地下中央口から出るのがおすすめです。

丸の内線の地下中央改札口に着きました。

改札を入り、ホームに進みます。

2番線の池袋方面の電車に乗車します。

1駅で大手町駅に到着しました。

半蔵門線大手町駅のホームに移動します。

半蔵門線のホームは、丸ノ内線のホームから下ってすぐのところにあります。

半蔵門線ホームへのエスカレーターです。神保町駅へは7番線の電車に乗車します。

ほどなく1駅隣りの神保町駅に到着しました。

神保町駅から会場までの徒歩ルート

出典:日本教育会館公式サイトより

神保町駅に着いたら、会場に最も近い「A1出口」から地上に出ましょう。会場までの所要時間は約3分です。

ホームにある案内図を確認。会場へは専修大学方面改札からA1・A2出口に向かうことがわかります。

案内に従い、エスカレーターで改札階に上がります。

専修大学方面改札に着きました。

改札を出て、A1出口に移動します。

A1出口から地上に出たところです。前を靖国通りが走っています。

そばにある案内図を見て、交差点を左に曲がり、雉子橋(きじばし)通りを進むことを確認します。

雉子橋通りを進んでいきます。やはり周囲は書店が多く見受けられます。

さくら通りとの交差点を直進します。

しばらく行くと、会場名の書かれた小さな看板があるビルに着きます。

日本教育会館ビルに到着です。会場は3階にあります。お疲れさまでした。

地下鉄によるアクセスとしてはこのほか、東京メトロ東西線大手町駅から竹橋駅に移動し、「1b出口」から出て徒歩約5分のルートもあります。

東西線 竹橋駅
「1b」出口から北へ移動

一ツ橋ホールはこんな所

ワンフロア構造・約800席の講堂

一ツ橋ホールの総客席数は802席。ワンフロア構造の講堂タイプで、1列から29列まであります。途中、2列と3列、22列と23列の間に出入口扉に続く通路が設置されています。

2列~3列間の通路
22列~23列間の通路

通路付近となる1列・2列と22列は可動椅子となっており、公演により取り外しが可能となっています。

撮影が入るイベントなどは、ステージ直前の2列までを使用せず、3列が実質最前列となることが多いようです。

車いす席は専用のスペースはありませんが、利用者がいる場合は上記の可動椅子を撤去した空間に確保されるようです(この日は前列左側に設置されていました)。

座席間の傾斜は、建物3階部分のみを使用しているため、全体的に緩やかになっています。

22列までの通路前方はフラットに近いスロープによる傾斜で、後方出入口扉を挟んだ23列以降から段差が付き、幾分傾斜が急になっています。

座席後方にかけての傾斜状況
スロープ・段差の境界部分
12列右ブロックからの眺め
5列中央ブロックからの眺め

一ツ橋ホール 座席表

出典:日本教育会館公式サイトより

座席

座席は赤い布地の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せのオーソドックスなタイプです。ワンフロア構造のため後列もハイバックタイプのない統一仕様で、座り心地は上々でした。

館内飲食施設

会場のある建物内にはホールや会議室、教育関連施設以外にも、各種テナントも入居しています。1階にあるコンビニ(セブンイレブン)や銀行ATM(ろうきん)のほか、地下1階レストラン街になっています。

cafe’ de ば~んせっと

そのうちの1つが「cafe’ de ば~んせっと」です。コーヒーやパスタ、工房で作ったパンなどを扱っており、公演前の腹ごしらえや時間調整にぴったりのお店です。

サンプルメニュー①
サンプルメニュー②

店内は2人掛けのテーブル席中心で喫煙可。私が立ち寄った時間帯は空いていましたが、平日昼間は建物内や近隣の会社員の昼食場所として賑わっているようです。

この日頼んだアメリカンサンドセット(¥880)。ツナと玉子のサンドにサラダ・コーヒーも付きで、ボリューム満点で美味しかったです。

周辺施設

Tea House TAKANO

私にとって神保町と言えば、紅茶専門店「Tea House TAKANOタカノ)」が真っ先に思い浮かびます。この会場を扱う時が来たら、必ず紹介しようと思っていました。1974(昭和49)年創業の老舗で、学生時代からたびたび通っていました。

1995(平成7)年に、当時現在のお店の裏手にあった旧店舗と飯田橋にあったもう1つの店舗を統合して、この神田神保町のすずらん通りのビルに移転しました。

すずらん通りはアクセスルートで出てきたさくら通りを進んだ先にあります。神保町駅のA7出口から出ると近いです。

地上の入口から階段で下に降りて中に入ります。

店内は中央の大テーブルの周囲に2人掛けから4人掛けのテーブルが並ぶ構成です。

紅茶のメニューはセイロン(ウバ、ヌワラエリヤ)を中心に、インド(ダージリン、アッサム)を含め、茶園ごとに取り扱っています。

各種フレーバーティー、バリエーションティーのほか、ケーキーやスイーツのセットも提供されます。

学生時代からの私のお気に入りはスコーン(2個)とのセットです。

この日は「ウバハイランド」を注文。ストレートでまずはメンソールにも似た独特の香りと爽やかな渋みを楽しみました。

ポットで約2.5杯飲めるので、後半はミルクティーに。芳醇かつまろやかな味になって二度美味しいです。

スコーンは上下に半分にして、中身にクロテッドクリームとジャムを付けて食べます。このクリームが絶品です。

開業50周年を記念した無料の冊子では、これまでの歩みやエピソードが記載されています。裏表紙にスコーンのレシピも載っています。

味の珈琲屋 さぼうる

神田神保町のシンボルともいえるカフェが「さぼうる」です。創業は先ほどのタカノさんよりさらに前の1955(昭和30)年で、2025年で実に70周年を迎えました。

木をふんだんに使った店構えや店内は創業当時のままで、老若男女問わず、昔から通っている常連客も多い、地域に親しまれている名店です。

お店の場所は神保町駅のA7出口のほぼ向かいにあります。

カフェに併設して、ランチメニュー等が楽しめる「さぼうる2」も隣りで営業しています。

外観同様、店内は雰囲気のある木とレンガの造りで、中は中2階のように階段で上下に分かれて席が配置されています。

アイスコーヒー(¥650)を注文。いかにも純喫茶等で提供される濃い目の味で、無糖・加糖を注文時に確認されます。

施設概要・地図

地図