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サントリーホール(東京・六本木一丁目/溜池山王)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事の内容

初めて「サントリーホールのコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

関東No.1の音響と格式を誇るホール。「世界一の響き」を目指した事業家精神を感じつつ、大人の社交場を堪能しよう。カフェバーのアルコールも充実しています♪

サントリーホールは1986年、設計:安井建築設計事務所・入江三宅設計事務所、音響:永田音響設計、施工:鹿島建設により、東京港区赤坂の地に建設されました。公益財団法人のサントリー芸術財団が運営しています。

ホールは総客席数2,006席の大ホールと、配席により定員数が変わる400席前後の小ホール(ブルーローズ)の2つで構成されています。

会場周辺は、森ビルのアークヒルズANAインターコンチネンタルホテル東京、住友系の泉ガーデンタワー・レジデンスなど、錚々たる建築物が立ち並ぶ一等地です。

会場最寄りのホテル「ANAインターコンチネンタル東京」

2016年に開館30周年を迎えた後、2017年に大規模なリニューアル工事を実施。伝統の継承とバリアフリー化等を果たし、現在の姿に生まれ変わりました。

日本を代表するコンサートホールです。音楽ホール好きとしては、ぜひ一度は訪れてみたかった会場です。今回ようやくここでコンサートを聴くことができたので、いつも以上に情報充実でお届けします。

サントリーホールへのアクセス

出典:サントリーホール公式サイトより

サントリーホールの最寄り駅は、東京メトロ南北線の「六本木一丁目」駅または隣りの南北線銀座線の「溜池山王」駅。

新幹線のターミナル駅である東京駅品川駅上野駅から最寄り駅までのアクセスルートを紹介します。羽田空港から向かう人は、品川駅からのルートを参考にして下さい。

今回はサントリーホールの公式サイトの情報が充実しているので、引用多めでお届けします(アクセスに限らず、適宜公式サイトも十分ご活用ください)。

東京駅からのルート

出典:サントリーホール公式サイトより

JR新橋駅から東京メトロ銀座線乗り換えルート

まずは東京駅から向かうオーソドックスなルートから。JRの在来線へ乗り継ぎ、新橋駅まで向かいましょう。

品川方面の山手線または京浜東北線に乗車し、新橋駅に到着しました。

改札を出て、銀座線の新橋駅に向かいます。北口改札からは向かって右側です。

銀座線改札への階段を下ります。

銀座線新橋駅改札に到着しました。

溜池山王方面は1番線です。

銀座線に乗車します。

2駅隣りの溜池山王駅に到着しました。

JR四ツ谷駅から東京メトロ南北線乗り換えルート

東京駅からのもう1つのルートは、JR中央線四ツ谷駅に向かい、東京メトロ南北線に乗り換えるルートです。

東京駅から中央線で四ツ谷駅に向かいます。

中央線は丸の内側の1・2番線で、長いエスカレーターを上ります。

四ツ谷駅乗り換え口

四ツ谷駅に着いたら、地上で丸ノ内線地下で南北線に乗り換えることができますが、必ず南北線の四ツ谷駅を目指しましょう。

丸ノ内線の国会議事堂駅から会場までも一応歩けるのですが、おすすめしません(理由は後で述べます)。

南北線四ツ谷駅の改札です。
ホームに降ります。

4番線の「永田町・麻布十番・白金高輪・日吉」方面の電車に乗ります。

3駅目が六本木一丁目駅です。

品川駅からのルート

出典:サントリーホール公式サイトより

山手線で目黒駅へ向かおう

関西・名古屋方面から東海道新幹線を使う人は、終点の東京まで行かずに品川駅から向かうことができます。山手線に乗り換えて、目黒駅に向かいましょう。

新幹線を下車後、在来線ののりばに移動します。

3番線山手線「大崎・五反田・目黒」方面の電車に乗りましょう。

目黒駅で下車後、西口から案内表示に従い東京メトロ南北線ののりばに向かいます。

案内表示に従い階段を下ります。

しばらく地下街を進みます。

南北線の改札はそこからさらに地下に降りたところにあります。

1番線が東急目黒線、2番線が東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線、都営三田線になります。

2番線の電車に乗車しますが、都営三田線に乗らないよう注意しましょう。

南北線は埼玉高速鉄道線に乗り入れており、多くが「浦和美園(うらわみその)」行きになります。

4駅目が六本木一丁目駅です。

上野駅からのルート

出典:サントリーホール公式サイトより

北陸・東北新幹線を使う人は、東京駅の手前の上野駅で下車すると、東京メトロ銀座線に直接乗り継げるので、溜池山王駅まで直通で向かうことができます。

六本木一丁目駅・溜池山王駅からの徒歩ルート

出典:サントリーホール公式サイトより

次に、東京メトロ「六本木一丁目」駅と「溜池山王」駅から会場までの徒歩ルートについて紹介します。

六本木一丁目駅から会場までは徒歩約5分溜池山王駅から会場までは徒歩約7分です。

溜池山王駅からの徒歩ルート

出典:東京メトロ公式サイトより

溜池山王駅からは、会場に最も近い「13番出口」に向かいます。

溜池山王駅といえば、銀座線・南北線の同駅と千代田線・丸ノ内線の国会議事堂駅が、強引に乗り換え駅に指定されている駅です。

さきほど四ツ谷駅からのルートで丸ノ内線の国会議事堂駅からも歩けると紹介しましたが、上の構内図を見れば分かるように、とんでもない距離を歩かされることになります(「銀座線まであと600m」など、1駅くらい平気で歩くような表示がされています)。

南北線は次の六本木一丁目で下車した方が近いので、やはり溜池山王駅から向かうなら銀座線一択になります。

東京メトロ銀座線 溜池山王駅

銀座線の溜池山王駅は、会場のサントリーホールの一番近くにホームがあります。会場に一番近い13番出口までの移動距離も短くて済みます。

銀座線の改札を出て、最寄りの13番出口を目指します。

「11~14番出口」方面に向かうエスカレーターまたは階段を上がります。。

改札を出て斜め左の13番出口を目指します。

13番出口は通路のほぼ突き当りに位置します。

出口付近にサントリーホールの看板が設置されています。

13番出口に着きました。

13番出口を上がったところです。

目の前にドトールコーヒーがあります。

ANAインターコンチネンタル東京の前を通過します。

成城石井の手前の道を左に曲がり、建物内に入ります。

エスカレーターまたは階段を上り斜め左に歩くと、会場の前に出ます。

「桜坂」からのルート

13番出口から歩き始めると、すぐに左側に「桜坂」があり、こちらからも会場まで向かうことができます。

ちなみに福山雅治さんの曲で有名な「桜坂」とは別物です。

先程のドトールの前の道を左に曲がると桜坂です。

左に曲がったところです。桜坂の道標があります。

道なりに右にカーブしながら進んでいきます。

突き当りがホール横の滝の真裏になります。

六本木一丁目駅からの徒歩ルート

出典:東京メトロ公式サイトより

六本木一丁目駅は、泉ガーデンタワーに直結する中央改札または、会場に近い北改札3番出口(赤羽岩淵側)から地上に出ます。

中央改札からのルート

中央改札から出る場合は、向かって左に歩きます(北改札方面)。

泉ガーデンタワー内を移動し、アークヒルズサウスタワー方面に向かいます。

右側に見えるエスカレーターを上ります。

上がった先はアークヒルズサウスタワー2階になります。

そのまま建物の横を通過します。

建物の端からデッキがつながっているのでそのまま渡ります。

渡った先がアーク森ビルです。

森ビル正面のテナント(ビアバー)の前の道を右に曲がります。

アーチのかかった市場のようなところが、カラヤン広場です。

カラヤン広場を抜けた先が、サントリーホールです。

北改札からのルート

会場に最も近い北改札からのルートです。改札を出て「3番出口」を目指します。ただし、上の写真のとおり「ICカード専用改札」なので、紙の切符で来た人は中央改札へ回りましょう。

左へ曲がるとすぐに3番出口に向かう下りのエスカレーターがあります。

下りた先の地下道を直進します。

突き当りに3番出口があります。

エスカレーターまたは階段を上ります。

上がったところはちょうど中央改札からアークヒルズサウスタワーを歩いてきた端の部分の1階に位置します。

そのまま地上の横断歩道を渡ってすぐ右側にある歩道橋を上がります。

上がったところがアーク森ビルの2階、先ほどのビアバーの前に出るので、後は中央改札と同様のルートで、会場前に着きます。

サントリーホールはこんな所

日本を代表するヴィンヤード(ぶどう畑)型の大ホール

サントリーホールの総客席数は2,006席。1階席が858席、2階席が1,148席あり、1階席よりも2階席の方が多い会場です。

これは、ホールの作りが関係しています。サントリーホールは「ヴィンヤード型」と呼ばれる、2階席がステージを取り囲むように配置された形状をしています。

ヴィンヤード(Vineyard)とは、ワインなどの原料となる「ぶどう畑」のこと。下の写真のとおり、座席がまるでぶどう園の段々畑のように傾斜して設置されていることに由来しています。

ワインの原料となるぶどう畑(Vineyard)

公式サイトの表現を借りれば、”音楽の響きは太陽の光のようにすべての席に降り注ぎ”、”音響的にも視覚的にも演奏者と聴衆が一体となって互いに臨場感あふれる音楽体験を共有することができる形式”と言えます。

同様の形式の会場では、現在のドイツ・ライプツィヒにある「ゲヴァントハウス(1981年築)」(初期の1781年築のものはシューボックス型の代表)が有名です。

国内では、他に「ミューザ川崎シンフォニーホール」(神奈川)や「札幌コンサートホール kitara」(北海道)などがあります。

ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川・川崎)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します この記事の内容 初めてミューザ川崎シンフォニーホールへコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽...

世界一美しい響きを目指して

サントリーホールは他にも、「世界一美しい響き」を目指して、残響時間2.1秒(満席時・中音域)に設計され、床や壁、天井、座席等の形や材質にもこだわっています。

音響特性として、次の4つのコンセプトが掲げられています。

・余裕のある豊かな響き
・重厚な低音に支えられた安定感のある響き
・明瞭で繊細な響き
・立体感のある響き

まさに「ホールは楽器」を体現するホールだと思います。

大ホール座席表

出典:サントリーホール公式サイトより
1階席後方からの眺め
この日座った1階席7列18番からの眺め
ステージ左横のLA・LBブロック席
ステージ右横のRA・RBブロック席
2階席左後方
オルガン下のPブロック席(この日は使用していませんでした)

それぞれのブロックからの見え方は公式サイトでバーチャルに体験できるので、参考にしてください。

パイプオルガン

大ホールの正面には、世界最大級のパイプオルガンが設置されています。オーストリアの名門リーガー社製で、細部まで手作りで製作されたとのことです。

音色を使い分ける「ストップ」の数が74、パイプ総数5,898本あり、幅広いレパートリーの曲の演奏が可能なほか、ステージ上からリモコンで演奏できるハイテク性能も持ち合わせています。

こちらも公式サイトに詳細な説明が掲載されています。

縦横自在に使える小ホール(ブルーローズ)

出典:サントリーホール公式サイトより

小ホールの客席や舞台は可動式で、縦使い(シューボックス型)と横使い(扇形)に分けて使用することが可能です。席数もそれに応じて380席から432席まで変更できます。

そうした可動式の特性を活かして、コンサートのほか、記者会見や大ホールでの公演のライブビューイング、パーティーなど多目的に利用されています。

2007年の改修工事によりステージの拡張と多目的化がなされた後、「ブルーローズ(Blue Rose)」という愛称が付けられました。

ブルーローズ=青いバラ」は、以前「不可能の代名詞」とされていましたが、会場のオーナー会社であるサントリーが品種改良により、2004年に「青いバラ」を開発したことにちなんだものとされています。

不可能を可能にする。新たな挑戦の舞台としての意味を持っています。

小ホール(ブルーローズ)座席表

出典:サントリーホール公式サイトより

エントランス・ホワイエ

エントランス周辺

チケットオフィス

ホール入口の右側に「BOX OFFICE(チケットオフィス)」があります。市販のプレイガイドではなくサントリーホールのサイトでチケットを購入した場合は、開演時間までにここで予約番号等を伝えて、チケットを発券してもらいましょう。

モニュメント「響」

チケットオフィスの反対側の入口左手前には、金色のモニュメント「響」が設置されています。世界的なグラフィックデザイナーで彫刻家の、五十嵐威暢(いがらしたけのぶ)氏により制作されました。

実はサントリーのロゴもこの五十嵐氏のデザインで、幾何学模様を組み合わせて漢字の「」の文字を象徴しています。私は小さい頃、このマークを「スーパマリオのファイアフラワーみたいなやつ」と覚えていました…。

ホワイエ内

ホワイエ正面

エントランスを入ると、ホワイエは1階と2階に分かれていて、2階席にはそのまま階段を上っていくようになっています。

1階奥の中央の壁面に、サントリー2代目社長・元会長の佐治敬三氏のレリーフが飾られています。
シャンデリアと壁画・ステンドグラス
2階ホワイエよりエントランス側を臨む

ホワイエの天井には、大きなシャンデリアが備え付けられています。また、エントランス上方には、モザイク壁画とその両脇にステンドグラスも飾られています。

そのどれもが国内の有名デザイナー・芸術家の作品のようで、サントリーの象徴とも言える「響」がモチーフになっているようです(詳細は公式サイト参照)。

クローク

エントランス右側には大きな荷物やコートなどを預けるクロークが設置されていますが、コロナ禍のためこの日は休業していました。

ドリンクコーナー(カフェバー)

1階ホワイエ奥の客席入口に近いエリアの両脇に、開演前・幕間に利用できるドリンクコーナーが設置されています。

こちらがメニュー表です。流石はサントリーという充実の品ぞろえで、ソフトドリンクよりアルコールのラインナップに目を見張ります。特にウィスキーは「メーカーズマーク」「白州」「山崎」「」と、主要銘柄をカバーしています。

公式サイトによると、このサントリーホールが日本のホールで初めてドリンクコーナーを導入したとのことで、こちらはコロナ禍でもしっかり営業しておりました(笑)。

マーラーの交響曲を聴いて

今回、マーラーの楽曲を、ここサントリーホールで聴く機会に恵まれました。演目は、「交響曲第7番 ホ短調〈夜の歌〉」。演奏時間約80分、第5楽章まである、ボリューム感あふれる曲です。

クラシックをそれなりに聴く私ですが、マーラーは、中学か高校の頃に聴いた交響曲(何番か忘れてしまいましたが)の印象があまりに「長くて」「テーマが難解」に感じた体験から、これまでどちらかというと敬遠してきた作曲家です。

当時は「4楽章で終わりじゃないの、まだ続くの?」と思いながら、ウトウトして聴いていた記憶があります。ご存知の方も多いかと思いますが、マーラーは演奏時間100分超、世界最長のギネス認定を持つ交響曲(交響曲第3番 ニ長調)を作曲した人でもあります。

演奏は、みなとみらい21交響楽団というオーケストラ。それほど有名な楽団でないと思うのですが、音響抜群のホールで聴く演奏は格別でした。

この曲はオーケストラで一般的に使われる楽器に加え、ギターやマンドリンなども駆使して演奏する曲なのですが、1つ1つの楽器の音がよく聴こえて、1楽章の中で様々なメロディを奏でながら、飽きることなく最後まで楽しむことができました。

大人になることでそれなりに背景知識や曲を解釈する能力が身についてきたこともあるのかもしれませんが、それ以上に、やはり音響の良いホールでダイナミックな曲を聴くと、全然違って聴こえるということを身をもって実感できました。

やはり、何事も食わず嫌いはいけないと思い知らされました。

周辺施設

アーク・カラヤン広場

会場前のスペースは「アーク・カラヤン広場」という名前が付けられています。20世紀のマエストロ、ヘルベルト・フォン・カラヤンから、ホールの設計に当たりアドバイスを受けたことを記念したもので、カラヤンの生誕90周年である1998年に命名されました。

上の写真のように、イギリスのコヴェント・ガーデンを思わせるアーチ状の広場一帯で、「ヒルズマルシェ」や「赤坂蚤の市」など、定期的に様々なイベントが開催されています。

アーク森ビル レストラン街

サントリーホールと、カラヤン広場を挟んで向かいに位置しているアーク森ビルはオフィスビルですが、1階から3階にかけてはグルメ・ショッピング施設がテナントに入っています。

赤坂・六本木の一等地なのでどの店も価格はそれなりですが、時間が空いたときに過ごせる店も多いと思います。

シュマッツ・ビア・ダイニング

せっかくなので1つだけ、六本木一丁目駅からのアクセスルートでたびたび出てきた2階のビアバー「シュマッツ・ビア・ダイニング」を紹介しておきます。

ドイル系ビールの種類が豊富で、店員さんにアドバイスをいただきながら、その日のおすすめや希望に合うビールを気軽に選んで飲むことができます。

サントリーホールでプレミアム・モルツを飲んだ後、終演後にドイツビールを頼んで飲み比べ、なんてこともできそうです。

以上、再三お伝えしているように、この会場は公式サイトの情報が充実しているので、正直ここまで詳しく紹介する必要がなかったかもしれませんが、実際の体験談ということで、参考にしていただけると幸いです。

施設概要・地図

地図