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佐賀市文化会館(佐賀・日の出)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・中ホール】

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この記事の内容

初めて「佐賀市文化会館」のコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

JR佐賀駅の北側に位置する会場。
隣接地に大型のSAGAアリーナが完成し、周辺は佐賀市のライブ・コンサート会場の中心地になりました。

佐賀市文化会館は、1989(平成元)年に開館した佐賀県佐賀市にある多目的ホールで、公益財団法人の佐賀市文化振興財団が運営管理を行っています。

佐賀市内の主要イベントを行う多目的ホールとして、オーケストラやオペラ等の音楽行事に使われているほか、講演会などの各種行事や地元の佐賀大学の入学式や卒業式もここで開催されています。

芸術祭の看板
開催期間中の西エントランスロビー

今回訪れた時は、「第11回佐賀市民芸術祭」の開催期間中で、大ホールや中ホールを中心に大小様々な音楽・芸術イベントが行われていました。

佐賀市文化会館までのアクセス

JR佐賀駅までの鉄道ルート

在来線特急「みどり」号

佐賀市文化会館の最寄り駅はJR佐賀駅。ライブ遠征においてアクセスの拠点となるのは、JR・新幹線の博多駅になると思います。

一応佐賀県には佐賀空港もあるのですが、就航路線が羽田空港(成田便は運休中)からしかないため、東京近郊の方に制限されます。他の地域から飛行機で向かう場合は、福岡空港まで行き、地下鉄で博多駅まで移動するほうが便利ではないかと思います。

ここでは、博多駅に到着してから、JR在来線で佐賀駅まで行くルートで紹介します。

また、JR九州はネット予約を中心に割引きっぷが充実しており、博多駅から在来線特急を利用する場合、早割で半額になる「ネット限定きっぷ」など大変便利な商品もあります。

また、JR西日本との共同商品で、新大阪等の関西地区から九州地区までのネット限定きっぷを14日前までにネット予約で購入すれば、かなり割安に移動することができます。

新大阪~博多間は通常より4,000円以上割引になります

山陽新幹線の博多駅に到着しました。

在来線に乗り継ぐ前に、JR九州管内の割引切符の引換えのため、いったん改札を出ました。

割引切符はJR九州専用の機器で発券します。

引き換えが終わったら、在来線の改札から特急のホームに向かいます。

4番線の長崎本線のホームです。

この日は特急みどり号に乗車しました。

みどり号の車内です。

博多駅から約40分で、佐賀駅に到着です。

ホームを下りて、改札に向かいます。

佐賀駅改札口に到着です。お疲れさまでした。

新鳥栖駅まで九州新幹線を利用してもOK

九州新幹線は博多から鹿児島中央まで走っていますが、最寄りの佐賀駅に一番近い新幹線の駅である「新鳥栖(しんとす)」駅まで利用するルートもあります。

例えば新大阪から新幹線に乗る場合、上の時刻表の「さくら号」に乗車すれば、博多駅を越えて新鳥栖駅まで直通で利用することができます。

新鳥栖駅から佐賀駅までは、普通電車で6駅で、所要時間は約22分で到着します。

今回は博多駅までの利用でしたが、さくら号の指定席はのぞみ号のグリーン車のように1列4人掛けです。

背もたれやひじ掛けもゆったりしており、広々使えます♪

JR佐賀駅から会場までのルート

JR佐賀駅 改札

佐賀駅からは徒歩で約25分

佐賀駅から会場までは道のりにして約2㎞の距離があります。公式サイトでは「佐賀駅北口から徒歩20分」と案内がありますが、Googleで検索すると27分~30分程度かかる表示になっており、間をとって25分程度は見ておいた方がいいと思います。

ルートとしてはほぼ北に直進する形で分かりやすい方ですが、徒歩で向かう場合は、時間に余裕をもって出かけましょう。

バスルート

続いて佐賀駅からのバスルートを紹介します。会場に向かう路線バスは、駅の東側にある「佐賀駅バスセンター」から出ています。

最寄りのバス停は「SAGAサンライズパーク・市文化会館前」で、佐賀市営バス・昭和バスが運行しています。

途中の停留所は運行会社により異なったり(2駅・4駅)、最寄りのバス停まで直通のものあったり様々ですが、概ね乗車時間5分程度で到着します。運賃は片道160円~180円です。

改札を出たら案内表示を確認し、正面に進みます。

通路は「えきマチ1丁目」という商店街になっています。

通りには飲食店の他、100円ショップやドラッグストアもあり、便利です。

徒歩2,3分でバスセンターに到着しました。

バスセンター内は広々としており、コンビニ(ファミマ)もあります。

会場方面のバスは、「2番のりば」から出ています。

経由地に「SAGAサンライズパーク」がある便に乗車しましょう。

バス停は外に出たすぐそばにあります。

最寄りの「文化会館前」バス停は、SAGAアリーナの目の前に停まります。

会場は道を渡った反対側にあります。お疲れ様でした。

駐車場

出典:佐賀市文化会館公式サイトより

マイカーやレンタカーで会場へ向かう場合、佐賀駅北口の大通り(サンライズストリート)を北へ進み、国道34号との「国立病院前」交差点を東に北に進んだ263号線沿いにあります。

周辺には、隣接するSAGAサンライズパークやSAGAプラザ(佐賀県総合体育館)等もあるため、A1〜A3、B1〜B4の7つの有料駐車場があり、収容台数は計約1,500台分確保されています。

A2駐車場
駐車場入口

会場最寄りの駐車場は「A2」と「A3」で、会場の東西にそれぞれ258台126台のスペースがあり、利用料金は次のとおりです。

利用料金:最初の1時間まで無料
     以降1時間経過ごとに100円

一見、十分なキャパがあるように思えますが、会場だけでなく周辺施設のイベント開催時には当然混雑しますし、今年完成した「SAGAアリーナ」でライブが開催される際などには、特に混雑することが予想されます。

また、台数が多い分、終演後の出口も渋滞しやすくなるため、時間に余裕を持って行動するほか、やはり公共交通機関での利用が推奨されています。

実際私も今回の遠征の帰りに経験しましたが、A2エリアに駐車してから出口を出るのに30分ほどかかってしまいました。

出典:佐賀市文化会館公式サイトより

佐賀市文化会館はこんな所

大ホール

大ホールの総客席数は1,811席で、固定席が1,806席、車椅子席が5席分確保されています。

後で紹介する座席表を見てもらうとわかりますが、ホールは左右非対称になっており、変形六角形の構造をしています。

ホール内は1階と2階の二層構造で、ホールの壁には有田焼や伊万里焼の里らしく、白磁が使用されています。

白磁の壁

1階席

1階席の総客席数(固定席)は1,422席で、その他に車椅子席が5席分確保されています。

座席はエリア別に左側の「1L」、真ん中の「1C」、右側の「1R」の3つのブロックに分かれています。

「1C」ブロックは1列から31列まであり、途中、12列と13列の間に通路が設けられています。また、20列と21列の間には段差が付けられています。このため、21列目以降は中2階のような位置になっています。

12列~13列間の通路
20列~21列間の段差部分

前方の4列はオーケストラピットとして使用可能で、7列目までフラットな構造です。

1列~7列目付近
8列目以降の段差部分

クラシックコンサートでしたが、今回私は図らずも1列目の指定席で鑑賞することになったので、そこからの眺めを共有しておきます。

1列目から見たステージ
距離と高さはこんな感じです

続いてサイドの「1L」「1R」ブロックですが、左右非対称になっており、1Lが1列から17列、1Rが1列から18列まであり、先頭の場所も異なる点が特徴です。

1Lブロックが1Cブロックの17列後方、1Rブロックが1Cブロックの12列後方の通路部分から始まる構造になっています。

1Lブロック先頭付近
1Rブロック先頭付近

1Cブロック中2階の21列からの部分が両サイドがせり出したような形になり、少し横からにはなりますが、ステージからの距離が同じ1Cブロックの座席より高い位置にあるので、見晴らしは良好です。

1Rブロック1列目からの眺め
1Rブロック最後列からの眺め

2階席

2階席の総客席数は384席で、こちらも座席はエリア別に左側の「2L」、真ん中の「2C」、右側の「2R」の3つのブロックに分かれています。

2C」ブロックは1列から8列まであり、途中、3列と4列の間に通路が設けられています。

2階席の通路部分と傾斜状況
2Cブロック先頭からの眺め

2階席の傾斜は1階席に比べ急になっており、8列しかない最後列付近でも、ステージとの高低差を感じる構造になっています。

2Cブロック最後列付近
最後列後方の通路部分

サイドの「2L」「2R」ブロックも1階同様左右非対称になっており、2Lが1列から12列、2Rが1列から8列まであります。

2Cブロックとの境界部分
2Lブロック

大ホール 座席表

出典:佐賀市文化会館公式サイトより

大ホール 座席

大ホールの座席は、写真ではグレーっぽく見えますが、薄黄緑(うぐいす)色の座面・背もたれと木製の基礎・肘掛けの組合せです。

2階席は若干ですがハイバック仕様になっています。

座席(2階席)

エントランス・ホワイエ

2階 ホワイエ

大ホールのエントランスは建物の2階にあり、メインゲートの西エントランスロビーから入る形になります。

正面玄関(建物2階)
大ホールエントランス

入った先が吹き抜けの開放的なホワイエになっており、左側にある扉から1階席の後方の座席に入ります。

2階席は階段を上った建物3階のホワイエから入ります。吹き抜け部分を除くため、ホワイエの広さは2階の半分程度になります。

建物3階のホワイエ
建物1階のホワイエ

また、階段を下った建物1階にも、ピロティが立ち並ぶ窓側に面したホワイエがあります。客席への扉を入ると、1階席の前方エリアに続いています。また、託児スペースも設置されています。

建物1階の託児スペース
入口扉横にあるベンチ

その他、お手洗いは、1階と3階にあります。

中ホール

中ホールの総客席数は814席で、1階席のみの構造です。1列から23列まであり、途中、12列と13列の間に通路が設置されています。

大ホールの約半分のキャパで、ステージ上にあるように、ピアノのコンサートやバレエ・演劇などに使用されることが多くなっています。

12列~13列間の通路部分
座席前方から見た傾斜状況

大ホールに比べて客席の傾斜は緩めで、1列から3列まではフラット、4列目から段差が付けられています。

1列~3列目付近
3列~4列の段差部分
中央通路右側からの眺め
最後列(23列)付近からの眺め

車いすスペースは最後列の中央ブロックを挟んで3席ずつ、計6席分確保されています。

中ホール 座席表

出典:佐賀市文化会館公式サイトより

中ホール 座席

中ホールの座席は、ピンク色の座面と背もたれに、木製のひじ掛け・基礎の組合わせです。背もたれは肩口部分と腰部分で区切られており、座り心地は上々でした。

エントランス・ホワイエ

中ホールのエントランスは、建物2階の東西の各エントランスロビーの真ん中付近にあるグランドギャラリー前にあります。

案内図

カフェダイニング FLaT PLaT (ふらっとぷらっと) 

会場の2階西縁トランロビーを入った正面にあるのが、「カフェダイニング FLaT PLaT」です。

お昼に入ろうとしたのですが、芸術祭開催期間中のため行列ができていたので、午後からのコンサートの幕間時間を利用して、短時間でコーヒーだけ飲む形になりました。

店内は木と緑に囲まれたような雰囲気で、お昼時は行列ができるほどにぎわっていました。

各種ランチメニューのほか、ソフト・フロートなどのスイーツやソフトドリンクなど、幅広く取り扱っています。

周辺施設

SAGAサンライズパーク

会場周辺は「SAGAサンライズパーク」という名前のスポーツ・文化施設が集積している運動公園です。おそらく「サンライズ」という名前は、周辺の住所の「日の出」にちなんだものと思われます。

もとは佐賀総合運動場として開業し、2019(令和元)年に会場に北に隣接する佐賀県総合体育館SAGAプラザ)を含めて、現在の呼び方に改められました。

施設としてはその他、陸上競技場(SAGAスタジアム)、水泳場(SAGAアクア)、庭球場(テニスフィールド)、球戯場(ボールフィールド)などがあり、これに後述する「SAGAアリーナ」が加わりました。

会場側から見たSAGAスタジアム

SAGAアリーナ

SAGAアリーナは、2023(令和5)年に開業した、大規模多目的アリーナです。九州最大規模の収容人員(約8,400人)を誇り、プロスポーツ(バスケットボール・バレーボール)の試合やコンサートの利用を想定して建設されました。

館内はメインアリーナとサブアリーナに分かれており、メインアリーナ側がコンサート会場として利用されます。

記念すべきコンサートのこけら落としは、2023年6月18日・19日に「B’z」の全国ツアーの初回公演が開催されました。

吉野ヶ里歴史公園

吉野ケ里(よしのがり)歴史公園は、文化的資産である「吉野ヶ里遺跡」の保存と、弥生時代の施設の復元や発掘物の展示などが楽しめるテーマパークです。

佐賀駅から車で約25分、鉄道ではJR長崎本線で鳥栖方面に向かい、神埼駅(約9分)または吉野ヶ里公園駅(約12分)で下車し、徒歩約15分のところにあります。入場料は大人1人460円とリーズナブルです。

弥生時代の集落を再現
遺跡展示室

県の工業団地を造る計画途中に行われた発掘調査により、弥生時代の最大規模の環壕集落であることが確認されました。また魏志倭人伝に記された邪馬台国の様子を彷彿とさせる建物跡などが発見されたことにより、一躍全国の注目を集めました。

南内郭ゾーン
北内郭ゾーンにある祭殿

現在も発掘調査が続く傍ら、面積約105.6ha(国営公園約52.8ha、県立公園約52.8ha)を有する歴史公園として、全国から観光客が訪れています。

祭殿内の政治風景の再現
神のお告げを聞く儀式

市村記念体育館

市村記念体育館は、1963(昭和38)年に開館した体育館・ホールで、佐賀県出⾝で株式会社リコーの創業者である故市村清氏から寄贈され、県⺠の体育・⽂化の振興に貢献してきました。今回の会場とは反対方向に、佐賀駅南口から約20分歩いたところ(佐賀県庁の近く)にあります。

ル・コルビュジエに師事し、モダニズム建築を代表する建築家の坂倉準三氏の設計で、瓶の王冠のようなギザギザした外観が特徴の建物です。

2023(令和5)年6月には、「日本におけるモダン・ムーブメント(近代運動)の建築」に選ばれたそうです。

故・市村清氏の像
館内の様子

ちなみに坂倉準三氏設計の建物は、この他に、群馬県桐生市の「美喜仁桐生文化会館」も当ブログで紹介しています。

美喜仁桐生文化会館(群馬・桐生)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【シルクホール・小ホール】 この記事の内容 初めて「美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方や施設の概要、現...

築50年を超え老朽化したことから、現在改修工事の準備に入っているようですが、不調に終わったようで、改修後の外観を含め、今後の成り行きが注目されます。

佐嘉神社・松原神社

佐嘉神社は、江戸時代の佐賀藩十代藩主・鍋島直正と、十一代藩主鍋島直大を御祭神とする神社で、1873(明治6)年に造営されました。

鍋島直正の治世において、佐賀藩からは後の明治政府の大隈重信江藤新平らの人材育成を行ったほか、鍋島直大は戊辰戦争で官軍として戦い、明治2年には版籍奉還を申し出たことで有名です。

佐嘉神社正面入口左には、鍋島直正公時代の様式反射炉で鋳造された我が国最初の鋳造鉄製150ポンドカノン砲の復元モデルが展示されています。

佐嘉神社 境内
鋳造鉄製150ポンドカノン砲(復元)

また、佐嘉神社の境内には、1772(安永元)年に創建された、鍋島家の始祖鍋島直茂を祀る松原神社もあります。

直茂公の法号から日峯(にっぽう)大明神と称され、現在も「日峯さん」の通称で親しまれているそうです。

松原神社 境内
本社

大隈重信記念館

最後に、「大隈重信記念館」を紹介しておきます。こちらも会場と反対の佐賀駅から県庁方面に移動したところにあり、バスセンターの3番のりばから出るバスに乗車し、「大隈重信記念館入口」バス停から徒歩約3分のところにあります。

大隈重信は佐賀藩出身で、いわずと知れた早稲田大学の創設者です。通貨「」の制定や、日本初の鉄道敷設など、明治初期の外交・財政・経済に大きな影響を及ぼした政治家で、内閣総理大臣も務めました。

1966(昭和41)年に氏の生誕125年を記念し建設され、ゆかりの展示物や歴史資料の閲覧のほか、生前の本人の肉声を録音したレコードなども聴くことができます。

記念館 外観
大隈重信像
ゆかりの展示物
佐賀在住時代の旧宅の再現

施設概要・地図

地図