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高知県立県民文化ホール(高知市)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【オレンジホール・グリーンホール】

高知県民文化ホール
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この記事の内容

初めて「高知県立県民文化ホール(オレンジホール・グリーンホール)」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

南国土佐の情緒あふれる県内最大の芸術文化施設。高知城・ひろめ市場などの観光名所も近く、路面電車に揺られて向かおう。

高知県立県民文化ホールは、芸術文化の創造と交流の場として県民に親しまれる施設として、1976年11月に開館しました。

県内を流れる鏡川のほとりに建ち、前を通る道路にはヤシの木の並木道が。付近はさながら砂漠のオアシスの建造物を思わせるような雰囲気が漂います。

近くを流れる鏡川河畔。対岸には野球場や総合運動施設(体育館やよさこいドーム)などがあります。

敷地の隣には旧土佐藩主の山内容堂公の屋敷跡山内神社があるほか、道路を北へ歩けば高知城歴史博物館ひろめ市場などの観光名所も徒歩圏内で、散策も楽しいです。

山内容堂公像
山内神社
高知城
歴史博物館
ひろめ市場

高知県立県民文化ホールへのアクセス

JR高知駅からは少し離れているので、路面電車に揺られながら、のんびり向かいましょう。

途中、はりまや橋などの観光名所を訪れるのも忘れずに。

高知駅から路面電車に乗ろう

JR高知駅から路面電車(とさでん交通)を使うのが便利ですが、直通の便がないため途中の「はりまや橋」電停で乗り換えが必要になります。

高知駅に着いたら、まずは「高知駅前」電停から「桟橋通五丁目行」に乗車して南に向かい、「はりまや橋」電停で降りましょう(ここで高知で一番有名な観光スポットを訪れてもOKです)。

続いて、西に向かう「鏡川橋 朝倉方面」の電車に乗り、「県庁前」電停で下車しましょう。

そこから南に歩いてすぐの場所です。(運賃:一律200円 所要時間:約15分

出典:とさでん交通HP掲載の路線図より 十字の中央の「はりまや橋」電停から左に4つ目の「県庁前」が最寄りの電停です。

まずは高知駅前から「桟橋通五丁目」行きに乗車。

乗り換えの電停のすぐ近くにある高知一の観光名所「はりまや橋」。

日本有数の「がっ〇りスポット」と呼ばれたりしますが、せっかくなので記念に立ち寄って行きましょう。

路面電車の車内。

どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。

また、飛行機で高知まで行く場合は、最寄りの県庁前バス停まで空港連絡バスが出ています。運賃は740円で、所要時間は約30分です。

コロナ禍での減便期間中は、行き先が「高知駅前」までに限定されているようです(運賃は同額)。その場合は、そこから路面電車を使いましょう。

マイカー・レンタカーは周辺の有料駐車場に

高知空港から会場までの所要時間は、バスと同じく約30分。県民文化ホールの駐車場は施設関係者のみ利用可能で、一般客は周辺の有料駐車場を利用することになります。私が遠征したときはレンタカーを使ったのですが、最寄りの交差点向かい側にある屋根付きの駐車場に停めました。だいたい30分200円前後、1日最大で1000円前後のところが多い印象です。

沢田マンション

会場紹介とは関係ないですが、レンタカーで遠征する人にぜひ訪れてほしいのが、この「沢田マンション(通称「沢マン」)」です。

日本のサグラダ・ファミリアとでも言うべき、一般の人が建てた鉄筋コンクリート造のマンションで、建設当初から特に建築確認等も取らずに独自に増築していった、建築業界では有名な建造物です。

上の階へ向かうスロープ
建設のきっかけとなった発動機

当然違法建築として行政指導なども入っているようですが、実際に現在も100人近くが入居しているので、なかなか立ち退きや建て替えなどが難しい状態で現在に至っています。

会場とは高知駅を挟んで反対側にあるので、現地への移動は車が前提になると思います。もしくは高知駅からJRで1駅隣りの薊野(あぞうの)駅で下車して、徒歩約10分ほどの所にあります。

高知県立県民文化ホールはこんな所

管理人

築45年以上が経過していますが、過去に大規模な改修・リニューアル工事を行ったことにより、広くて綺麗な会場です。耐震・音響に優れた地元の看板施設として、市民にも親しまれています。

シートや壁の色が統一された会場内

館内には、県内最大の多目的ホールで、クラシック音楽にも十分対応可能なオレンジホールと、音楽や舞台、演劇関係の地元文化団体の方々に多く利用されているグリーンホールの2つのホールが設置されています。名前の通り、ホール内は壁やシートの色がそれぞれオレンジグリーンの色で統一されています。

広々としたロビーを有するオレンジホール

エントランスを通ってすぐのロビーは2階席まで吹き抜けで十分な広さがあり、開放感いっぱい。開演前の高揚感が膨らみます。

通路の一角にはご当地キャラ「くろしおくん」がお出迎え。

ライブ・コンサートのメインとなるオレンジホールは、県内最大の1507席の座席数を誇ります(1階席:24列1001席、2階席:12列506席)。

出典:高知県立県民文化ホール オレンジホール座席表より

座席配置は正面が前後の席の間に位置する「千鳥配置」で、前の人の頭の高さが気にならない工夫がされています。11列と12列の間が中央通路となります。後方座席は前方より若干傾斜がついているので、後方でもステージは幾分見やすくなっています。

2階席からの眺めはこんな感じです。

シートカラーは明るい名前の通りオレンジ色で統一。

ライブ・コンサート参加記録

Hello! Project 2021 春「花鳥風月」チーム「風」公演(2021.5.23)

アンジュルムのご当地出身メンバー、川村文乃さんの凱旋公演。ロビーには高知市のPR大使を務める彼女宛に市長から花が届いていました。本人が地元のホールコンサートでこの地に立つのが長年の夢だったこともあり、ファンもその意気に応えようと公演はいつも以上に盛り上がり、終始温かい雰囲気に包まれたコンサートになりました。

過去にここで行われたモーニング娘。の公演に観客として参加した川村さん。当時娘。メンバーだった工藤遥さんが、ロビーに設置されたご当地キャラの「くろしおくん」と撮った画像に合わせて、本人も記念撮影をしていました。

施設概要・地図

地図