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まなみーる岩見沢市民会館(北海道・岩見沢)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・中ホール】

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この記事の内容

初めて「まなみーる岩見沢市民会館」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

石狩川の支流のほとりに佇むホール。札幌から電車でもバスでも行けますが、帰りのアクセスに注意しましょう。

まなみーる岩見沢市民会館は、岩見沢市の芸術・文化の発信拠点として2003年9月に新築され、発表・舞台活動を中心とした市民会館と、文化・創作活動に適した文化センターが併設されています。

コンサートやライブが行われるホールは、市民会館側に各種のイベントに対応可能な大ホール(座席数:1,165席)、文化センター側に音響効果に優れた中ホール(座席数:514席)がそれぞれ設置されています。

まなみーる」は一般公募から選ばれた愛称で、「学ぶと見る」を合わせた造語です。

まなみーる岩見沢市民会館へのアクセス

新千歳空港からの鉄道ルート

新千歳空港駅から札幌駅までは「快速エアポート」で

ライブ遠征する人は、飛行機で新千歳空港まで来る人が多いでしょう。

会場最寄り駅であるJR岩見沢駅に行くには、札幌駅経由で向かうことになるので、ここではJRの「快速エアポート」に乗車して札幌駅に向かうルートで説明します。

快速エアポートは新千歳空港ー札幌駅間を約37分で結び、日中は12分間隔で1時間あたり5本運行されています。

基本空港駅からは快速エアポートしか出ておらず、当然始発駅になります。一番早く出発する電車に乗りましょう。

到着ロビーに着いたら、向かって左側にある階段またはエスカレーターで下の階に降りて、JR新千歳空港駅に移動します。

JR北海道の路線図

新千歳空港から札幌駅までは片道1,150円。快速エアポートの自由席であれば乗車券のみで乗車できます。「uシート」という指定席を使う場合は、特別料金が840円を余分に支払って乗車します。結構高いですね…。

札幌駅から函館本線でそのまま岩見沢駅に向かう場合は、札幌駅で函館本線に乗り換えます。新千歳空港から岩見沢駅までの乗車券は、片道1,700円になります。

札幌駅から岩見沢駅までは「特急ライラックorカムイ」

特急ライラック号

札幌駅-岩見沢間の所要時間は、特急ライラックまたはカムイを利用すれば、岩見沢駅までノンストップで約25分、普通電車の場合は約40分かかります。

岩見沢方面の各駅停車の時刻表。1時間に4本前後出ています。

こちらは特急ライラック・カムイの時刻表。1時間に1〜2本程度です。

乗車券は札幌駅から乗車する場合は片道970円、特急はこれに特急料金として自由席は630円指定席は1,130円が別途かかります。

特急ライラック号車内(自由席)

JR岩見沢駅からの徒歩ルート

メインストリートの「駅前通」を直進

JR岩見沢駅から会場までのルートはいたってシンプルです。その名の通り「駅前通」をまっすぐ約10分歩いたところの左側にあります。

スタート地点のJR岩見沢駅舎

岩見沢駅の改札口を出るところからスタートです。

改札を出て右側にある通路を進みます。

エスカレーターを下った所にセブンイレブンがあります。

駅舎から駅前広場に出たところです。

正面に真っ直ぐ伸びる道が「駅前通」です。

交差点を渡り、左側をそのまま進んでいきます。

歩道と自転車道の間隔が確保されており、通路幅は広くなっています。

道中の建物は銀行や病院が多めです。

天使幼稚園というかわいらしい名前のピンクの建物を右手に見ながら進みます。

ホクレン(JAグループ)の立派な建物も左手にあります。

ローカルな風景が続きます。

不二家のケーキショップとお寺が両側に見えたら、会場はもうすぐです。

岩見沢保健所の赤い建物を過ぎます。

会場手前に「市民会館前」バス停があります。

バス停を過ぎた先の左手が会場です。すぐ奥は石狩川の支流の利根別川が流れています。お疲れさまでした。

札幌駅前ターミナルからのバスルート

北海道中央バス「高速いわみざわ号・みかさ号」

続いてバスルートの紹介です。JR札幌駅前のバスターミナルから、「高速いわみざわ号」「高速みかさ号」というその名の通り岩見沢方面に向かう高速バスが出ており、何と会場目の前の「市民会館前」まで直通で行くことができます。

高速バスは駅前バスターミナルの「8番のりば」から出ています。

札幌駅前バスターミナルからの路線図

高速いわみざわ号・みかさ号に乗って7つ目に「市民会館前」のバス停があり、降りた目の前が会場(徒歩1分)になるので、とても便利です。

特急いわみざわ号(みかさ号)車内
「市民会館前」バス停

所要時間は約50分弱。札幌駅から岩見沢駅まで普通電車(約40分)で行き、駅から徒歩で会場へ向かう(約10分)のとほぼ同じ時間で着きます。運賃も片道880円と、鉄道ルートより安上がりです。

帰りの札幌行きバスの最終は20時30分!

岩見沢バスターミナル待合所

このように大変便利な高速バスですが、1つ注意点があります。

遠征で終演後に札幌市内のホテルに宿泊する場合、帰りの札幌駅方面は、岩見沢駅のターミナルを20時30分に出発する便が最終になります。

岩見沢バスターミナル入口

ライブの夜公演はだいたい18時頃から始まって2時間程度で終了するものが多いと思います。終演後は20時過ぎとなり、札幌へ戻る人でその最終便を利用することが多くなります。


札幌駅行きは岩見沢駅バスターミナルから出発するので、市民会館前は2つ目のバス停になります。

バスの定員は40〜50名程度。始発の岩見沢駅から乗車する人が多ければ、市民会館前で待っていても乗れなくなる恐れがあります。

こちらが市民会館前の札幌駅方面行きの時刻表です。20時30分岩見沢駅発の最終便は、3分後の20時33分に、2つ目のこのバス停に到着します。

そのため、終演後にバスに乗る場合は、会場付近の市民会館前バス停ではなく、始発の岩見沢駅前のバス停まで移動して乗車する方が安全です。

もし間に合わない場合は電車で帰ることになるので、どちらにしても駅に向かう必要があります。

ちなみにJRの時刻表も参考に載せておきますが、ちょうど夜公演が終わる20時台は時間2本しかなく、しかも20時7分の各駅停車から21時の特急カムイまで約1時間空いてしまいます。

この会場で夜公演に参加する場合は、終演時間と帰りの交通手段を前もって調べておいたほうがいいでしょう。

まなみーる岩見沢市民会館はこんな所

エントランスロビー

さて、いよいよ会場内に入りますが、エントランスロビーは大ホールのある市民会館と、中ホールのある文化センターの間にあります。

写真の柱にある案内の通り、向かって左側が市民会館(大ホール)、右側が文化センター(中ホール)になります。

ロビー内はガラス張りで見晴らしもよく、広々としたスペースです。

逆光で分かりづらいですが、インフォメーションセンターもあります。

ホールのイベント案内板です。

グランドピアノも展示されています。

大ホール入口です。扉や仕切り等はなく、チケットチェックをしてそのまま入るような感じです。

レストラウンジ

訪れた日は使用できませんでしたが、市民会館の2階には、開演前や幕間の待機室として利用できるレストラウンジが2箇所設置されています。

モニターを使ったビデオ上映などにも利用できるようです。

「音環境重視型多目的ホール」の大ホール

市民会館にある大ホールの定員は1,165人(1階:781席 2階:384席)と、比較的こぢんまりとしています。

ちなみに2階といっても客席としては「3階席」の表記になり、1階席後方が「2階席」として販売されます。

今回の私の席は「3階席A3列」の表記だったので、小さい会場なのに随分後ろの方だなと思っていたのですが、実質2階席の中段あたりの席になります。

3階席(建物2階)A3列からの眺め
1階(2階席)最後列からの眺め

2階(1階席後方)と3階(2階席)は適度に傾斜もつけられており、会場の広さもあって比較的どこからでも見やすい会場だと思います。

ホワイエ部分はゆったりスペースが確保されており、木製の椅子で開演までのひとときを過ごせます。

大ホール座席表

出典:岩見沢市民文化会館文化センター公式サイトより

文化センター側にあるコンパクトな中ホール

出典:岩見沢市民会館・文化センター公式サイトより

文化センター側の中ホールの客席数は514席。ライブやコンサートというより、ピアノの発表会や演劇に向いたホールと言えます。

8列目(「く」列)と9列目(「け」列)の間に中央通路があり、最後列は16列(「た」列)になります。

こちらは1階席のみですが、建物の2階にも出入口があり、1階席の後方に移動できます。

中ホール座席表

出典:岩見沢市民文化会館・文化センター公式サイトより

レストラン「コロナのテラス」

会場には、ホールに併設のレストラン「コロナのテラス」があります。

何ともタイムリーと言っていいのかどうかわからない名前ですが、店名の由来は「大きな窓から降り注ぐ日の光」から来ているとのことです。

ちなみに私の地元石川にある百貨店の金沢エムザにも「コロナロード」というレストラン街があったりします。

会場外に設けられた看板です。

店名のとおり、外の景色が楽しめるテラス席が設置されています。

店内の様子です。会場の規模の割には本格的なレストラン仕様となっています。

軽食やドリンクの他、ハンバーグ系のラインナップが充実した洋食メニューが中心です。

幕間や昼公演前などに、ドリンク付きで贅沢な時間を過ごせます。

周辺施設

岩見沢名物「天狗まんじゅう本舗」駅前店

岩見沢駅から会場方向に歩き始めてすぐの所に、「天狗まんじゅう」の看板を掲げた店があります。

売れ行きNo.1の天狗まんじゅうは、「赤・白・茶」の3種類あって、どれも1個100円とリーズナブル。

記念に食べましたが、中の餡子の塩味が効いていてとても美味しかったです。

施設概要・地図

地図