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北上市文化交流センター・さくらホール(岩手・北上/柳原)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・中ホール】

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この記事の内容

初めて「北上市文化交流センター・さくらホール」のコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

地元の人々が集う、音響が素晴らしいホール。
レンタカー以外だと、北上駅からのアクセスが課題になります。

北上市文化交流センター・さくらホールは、2003(平成15)年、岩手県北上市のさくら通りの地に建設されました。

コンセプトは、いつも人で賑わう「まちの文化広場」。大中小の3つのホールやスタジオ、練習室等が備えられているほか、敷地全体を公園に見立てて、市民が集う文化交流の場として親しまれています。

遮音性のあるミュージックルームでは、音楽やバンドの練習が可能です。

会場1階にある「さくらパーク」は、市民憩いの場になっています。

お子様連れの来場者にも便利なキッズルームも備え付けられています。

会場と傍を流れる黒沢川(北上川水系)の間にある敷地には、「リバーウォーク」と呼ばれる遊歩道が広がっています。

こうしたホールに常に人が集い、日常生活の中で遊べる施設にするための取り組みが評価され、開館以来、2017(平成29)年の地域創造大賞(内閣総理大臣賞)をはじめ、建築関係でも様々な賞を受賞しているホールです。

建築関係 受賞歴

2004年度
 日本デザイン協会 グッドデザイン賞
2005年度
 日本建築家協会 優秀建築選
 建築業協会 第46回建築業協会賞
2006年度
 日本建築学会 作品賞
2008年度
 公共建築協会 第11回公共建築賞 優秀賞

さくらホールへのアクセス

新幹線で北上駅へ

東北新幹線「やまびこ」号

会場に向かう拠点となるのは、JR・東北新幹線の「北上」駅。

東京からは、停車駅の少ない東北新幹線「はやぶさ」号で一ノ関駅まで行った後、JR在来線または各駅停車の東北新幹線「やまびこ」号に乗り換えるか、盛岡行きの「やまびこ」号で北上駅に向かいます。

東京駅から北上駅の所要時間は約2時間40分~3時間交通費は片道約14,000円です。

北陸や新潟から向かう場合は、大宮駅で東北新幹線に乗り換えます。

東北新幹線(やまびこ号)車内
この日は盛岡から向かいました
盛岡ー北上間は約20分です(新幹線)
新幹線のホームは駅の東側にあります

いわて花巻空港から北上駅前へ

いわて花巻空港

大阪・神戸等の関西や名古屋から飛行機で向かう場合は、北上市の北隣りの花巻市にある「いわて花巻空港」からのアクセスが便利です。

空港からのアクセスバスが、北上駅盛岡駅まで出ています。

花巻空港へは大阪・神戸・名古屋のほか、札幌・福岡からも直行便があります。

1日に複数便があるのは、札幌・名古屋・大阪の3路線です。

空港に着いたら、到着ロビーを左に向かいましょう。

レンタカーの受付カウンターの左奥の出口から、バス乗り場に移動します。

ターミナル出口を出て少し左に進みます。

アクセスバスののりばは、黄色い看板が目印です。

車両は定員10人程度のマイクロバスタイプです。

アクセスバスの車内です。運賃は片道900円です。

北上駅東口

空港から約35分で、北上駅東口に到着します。右側の高架は新幹線のホームです。

在来線で柳原駅へ

北上駅 西口

さて、北上駅から会場までの道のりは約2.5㎞と結構距離があり、徒歩であれば約35分かかってしまいます。タクシーやレンタカーを使うと約7、8分といったところです。

会場の最寄り駅は、JR北上線の「柳原(やなぎはら)」駅です。北上駅の1駅隣りですが、地方の路線バス並みにかなり本数が少ないのが課題になります。

北上線の案内表示です。おそろしいことに13時台のあとは16時台までありません。

時刻表を見てさらにびっくり。1日にわずか9本しかありません…。

新幹線や空港アクセスバスで北上駅に着いたら、ひとまず西口方面を目指します。

新幹線や空港アクセスバスの停留所は東口側にあるので、連絡通路を渡り西口側に移動します。

北上線の発車ホーム(1番線・0番線)は西口からすぐの場所にあります。

1番線ホームに到着しました。

ホームの横にある改札を出ると、駅西口になります。

ちなみに0番線は、1番線ホームからさらに端に進んだところにあります。

北上駅からは北上線のほか、主要路線の東北本線が出ています。

北上線は1両編成のワンマン車両です。

北上線の車内です。クロスシートとロングシートの混成車両です。

数時間に1本しかないので、早めに乗車しないと車内はすぐ一杯になります。

1駅隣りなので、乗車時間はわずか3分で、柳原駅に到着します。

北上-柳原間は片道150円です。

柳原駅から会場まで

さて、徒歩ルートは最寄りの柳原駅を下車したところから紹介します。ご覧の通り、駅舎は単線のため上下兼用で、簡素なものです。

会場は駅の北方向にありますが、出口は南側にしかありません。

しばらく前の道を進みます。

交差点に出たら、右に曲がりましょう。

曲がった道を突き当りまで進みます。

突き当りをいったん右ではなくに進みましょう。

北へ進む道がアンダーパスになっているため、下にくぐる必要があるためです。

会場は進行方向の左側にあるので、この時点で向こう側に移動しておきましょう。

アンダーパスの道を進み、北上線の線路の下をくぐります。

線路をくぐった後は、ゆるい上り坂になります。

県道254号線との交差点に出ると、会場の案内看板があります。

そのまま交差点を直進します。

黒沢川に架かる萩の江橋を渡れば、左手に会場建物が見えます。

会場入口を左に曲がりましょう。

先ほど紹介した遊歩道(リバーウォーク)を進みます。

会場案内図を確認。そのまま直進します。

柳原駅から徒歩約7分で会場に到着です。お疲れさまでした。

バスは本数もなく土日祝運休です

北上駅から会場近くまでは、一応北上市のコミュニティバス「おに丸号」が運行していますが、残念ながら平日のみで土日祝日は運休です(運賃は片道150円)。

まあ営業していても1日4往復のみなので、あまりライブ遠征上の利用価値は高くありません。

バス乗り場は北上駅西口のロータリーにあります。日にちと時間が合えばラッキーという程度です。

無料駐車場680台完備

ここまで見てきたように、公共交通機関によるアクセスはさすがに恵まれているとは言えないので、地元の人に限らず、やはり車で来るのがメインとなる会場です。

そのため、敷地内に会場建物とほぼ同じ面積の無料駐車場が完備されており、680台まで収容可能です。

今回は利用しませんでしたが、ライブ遠征的にはいわて花巻空港を拠点に、空港からレンタカーを利用するのが、最も便利だと思います。

マイカー・レンタカーによるアクセスは、東北自動車道北上ICまたは江釣子えがらすICから約10分で会場に到着します。

さくらホールはこんな所

音響改修工事でリニューアルされた大ホール

大ホールは1階席から3階席までの三層構造で、最大客席数は1,406席。固定席が1,310席、移動可能な仮設椅子席が96席となっています。1階と2階には立見席も設置可能で、最大で1,503名まで収容が可能です。

開館から15周年を迎えた2018(平成29)年に、音響改修のためのリニューアル工事が行われました。

施工はヤマハサウンドシステムが担当し、フランスのL-ACOUSTICS社のスピーカー・システムが導入され、スピーチや楽器演奏などをクリアに届けられるようになったことで、より音響の良いホールに生まれ変わりました。

実際私もコンサートを聴いてそれを実感しましたし、この日のオーケストラ(山形交響楽団)を指揮した井田勝大氏も、幕間でこのホールの響きの良さを絶賛していました。

1階席

1階席の総客席数は644席で、内訳は固定席が605席移動席が39席になります。1列から19列まであり、最後列の19列が移動席で、使用時には補助椅子が設置されます。

19列の移動席(39席)の代わりに立見席を設置する場合は、その倍に当たる78名まで収容可能です。

固定席後方(~18列)と移動席・立見席エリア

また、前方の4列目と5列目の間に中央通路があり、L1扉とR1扉にそれぞれ続いています。中央通路より前方は傾斜がなくフラットになっています。中央通路以降は傾斜が付きますが、全体に緩やかな印象です。

4列~5列間の中央通路
4列目からの眺め
この日座った1階7列中央付近からの眺め

座席表を見てもらうとわかりますが、1階席の座席は千鳥配列を意識してか、直線ではなくS字にカーブしながら配席されているのが特徴です。

その他、最後列後方の左サイドに、親子室が設置されています。

2階席

2階席の総客席は491席で、内訳は固定席が434席移動席が57席になります。後に述べる座席位置(C・L・R)にもよりますが、1列から20列まであり、最後列の20列が移動席で、使用時には補助椅子が設置されます。

中央通路は5列目と6列目の間にあります

1階と同じくC20列の移動席(57席)の代わりに立見席を設置する場合は、その倍に相当する115名まで収容可能です。

R19列後方からの眺め
最後列付近の移動席・立見席エリア

また、2階席の大きな特徴として1階席の後方にせり出すL列・R列の存在があります。

R席から見た1階席と傾斜
R8列付近からの眺め

1階席がいわゆる平土間席のような、傾斜の緩やかな席である一方、1列から12列までほぼ並行して設置されている2階席のL列・R列は十分な高さと傾斜があり、全体に見やすくなっています。

3階席

3階席の総客席数は271席で、すべて固定席となります。1列から8列までありますが、2階席と同様にL列とR列がありますが、せり出し部分に当たる1列から3列は左右(L・R列)の2席ずつだけになります。

R3列後方からの眺め
L1~3列からの眺め

そこそこの規模のホールにしては3階まであるため、傾斜による高低差が強くなっています。

L8~C8列付近からの眺め
8列付近から見た傾斜

大ホール 座席表

出典:北上市文化交流センター・さくらホール公式サイトより

座席

座席は黒い布地の座面・背もたれに木製の基礎・ひじ掛けの組み合わせです。

背もたれの腰部分と肩部分の境界は金属のパイプのようなもので区切られていますが、特に曲がる仕様でもなく、単なるデザインのようです。

背もたれのパイプ部分
ハイバック仕様の2・3階席

他の多くのホール同様、2階席や3階席は、背もたれの先端部分が伸びたハイバック仕様になっています。

中ホール

出典:北上市文化交流センター・さくらホール公式サイトより

中ホールの総客席数は1階席のみの461席で、内訳は固定席450席移動席11席になります。1列から17列まであり、最後列は左サイドのみ移動席として17列が設置可能で、使用時には補助椅子(パイプ椅子)または車いす席(5席)が設置されます。

移動席(11席)の代わりに立見席を設置する場合は、その倍相当の21名まで収容可能です。

また、大ホール同様、最後列後方の左サイドに親子室が設置されています。

大ホールもそうでしたが、座席配置が微妙に左右対称でないのも、この会場の特色の1つだと思います。

中ホール 座席表

出典:北上市文化交流センター・さくらホール公式サイトより

エントランスロビー

会場のメインエントランスは東から入る形になり、奥の階段を上った先に大ホール、手前を右に曲がった先に中ホールのエントランスがあります。

その他、今回は取り上げませんでしたが、エントランスを入ってすぐ左には、小ホールもあります。

出典:北上市文化交流センター公式サイトより

周辺施設

アートカフェ「桜都(おと)」

先ほど紹介したメインエントランスの左側に、「Art cafe 桜都(おと)」があります。

この日は貸し切り営業のため利用できませんでしたが、開演までのカフェタイムに利用できるほか、お弁当、各種会合、ホール内のデリバリーも受け付けているようです。

詩歌の森公園

北上駅と会場を直線で結んだちょうど中間の国道107号線沿いに、「詩歌の森公園」があります。

公園案内図
園内から見た図書館・文学館

元々地元の黒沢尻工業高校があった跡地に整備された公園で、園内には全国初の詩歌専門の文学館「日本現代詩歌文学館」や「北上市中央図書館」などの施設や、アメリカや中国の都市との友好を記念した石碑や建物があります。

コンコード(アメリカ)姉妹都市記念碑
中国の山門峡市との友好を記念した建築物

軽食喫茶「ポレール」

北上駅前の飲食スポットも紹介しておきます。駅西口からロータリーを北に少し歩いたところにある「軽食喫茶 ポレール」です。

道沿いの建物の2階にあります。看板を見逃さないようにしましょう。

店内はテーブル席とカウンター席が計20席ほど。意外に地元の学生の姿も見えます。

カウンター席の上には蝶の標本が飾られていました。

この日頼んだ生姜焼き定食(¥750)。昔ながらの味で美味しかったです。

みちのくラーメン 北上

最後に晩酌ついでに立ち寄った「みちのくラーメン 北上」を紹介しておきます。北上駅西口から伸びる大通りを進み、右(北)側に少し歩いたところにあります。

割と夜遅く(午前1時)までやっており、味噌ラーメンを中心に種類も豊富に取り扱っていました。

メニュー表
ホルモンみそラーメンを頼みました

施設概要・地図

地図