初めて「SkyシアターMBS」の舞台・演劇に訪れる人を対象に、会場までの行き方や、施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。
2024年開業の、JR大阪駅直結の新劇場。
舞台・演劇のメッカの梅田地区に、新たな拠点が誕生しました。
SkyシアターMBSは、かつて大阪ビジネスパーク地区で同じMBSグループによって運営されていた劇場「シアターBRAVA!」(1999~2016)の後継施設として、2024(令和6)年3月、JR大阪駅に隣接するJPタワー大阪内にオープンしました。
JPタワー大阪は、日本郵便・西日本旅客鉄道・大阪ターミナルビル・JTBの4社が手がける再開発「梅田3丁目計画」の一環で建設されました。
大阪・梅田の駅前にはこの会場のほか、サンケイホールブリーゼや梅田芸術劇場、大阪四季劇場、ビルボードライブ大阪等もあり、舞台・演劇の鑑賞に最適なホールが目白押しです。
SkyシアターMBSへのアクセス
新大阪駅から在来線乗り換えでJR大阪駅に着けばOK
ライブ遠征の拠点となるのは、新幹線の新大阪駅。会場はJR大阪駅の目の前に位置しており、新大阪駅で下車後、そのままJR在来線に乗り換えて向かうのがおすすめです。
新大阪駅から大阪・梅田方面に向かうにはJR在来線と地下鉄御堂筋線がありますが、御堂筋線は駅から少し歩くことになるので、この会場に限ってはJR在来線一択です。
新幹線で新大阪駅に着きました。ホームから改札階に向かいましょう。
今回は地下鉄ではなくJR在来線への乗り換え口に進みましょう。
在来線は7・8番線から出る電車に乗ります。
大阪駅は次の駅。7・8番線から出るすべての電車が到着します。
在来線の新大阪駅ホームに着きました。
次の大阪駅では西口から出るので、できれば進行方向の前の方から乗車しましょう。
JR大阪駅は「西口」から出よう
JR大阪駅の最寄りの出口は「西口」。中央口や御堂筋口、桜橋口などと比べるとあまり馴染みがないかもしれません。
それもそのはず、この西口は2023(令和5)年3月に、駅前のうめきたエリアの再開発により「うめきた地下口」とともに新しくできた改札口です。
会場のあるJPタワー大阪も、隣接する「梅田三丁目計画」によりほぼ同時期にオープン。まさにこの会場のアクセスのために作られた出口と言っても過言ではありません。ありがたく利用しましょう。
在来線で大阪駅に着きました。
到着ホームを進行方向(西側)へ進んでいきます。
やがて延長されたホームの奥に出口が見えてきます。
ちなみにホームから左を見ると、JPタワー大阪と会場名が確認できます。
案内に従い、階段を下りていきます。
西出口に到着しました。
改札を出て左側に移動します。
「JPタワー大阪」方面に歩いていきます。
駅ビルを出ると、目の前にJPタワー大阪の入口があります。
エントランスを入って右側に進みましょう。
右側はエレベーターホールになっています。
会場のある6階に移動します。
6階に到着しました。会場エントランスは右側にあります。お疲れ様でした。
SkyシアターMBSはこんな所
どこからも見やすい工夫が施された約1,300席のホール
劇場の総客席数は1,289席で、1階席と2階席の二層構造です。公式サイトでも舞台と客席の一体感を謳っているだけあって、
舞台最前部から1階最後列までは27m、2階最後列までは32mと、どこの席からも見やすい距離感と千鳥配置の座席配置になっています。1階席奥通路は立ち見も可能です。
オーケストラピットや脇花道のほか、音響設備も最新鋭の機材を取り揃えており、クラシックホール並みの遮音設計にもなっているとのことです。
1階席
1階席の総客席数は871席で、A列(1列)からZ列(26列)まであります。途中、L列(12列)とM列(13列)の間に中央通路が設けられています。
車いすスペースは、通路後方最前のM列の左右両サイドに計7席(左:3席、右:4席)配置されています。
2階席
2階席の総客席数は418席で、2A列(1列)から2K列(11列)まであります。途中、2E列(5列)2F列(6列)の間に中央通路が設けられています。
客席間には十分な段差があり、前の人の頭等が邪魔になることはまずありません。
座席表
出店:SkyシアターMBS公式サイトより
座席
座席は白から緑のグラデーションの色調の布製の座面・背もたれにダークブラウンの基礎・ひじ掛けの組合わせです。
背もたれの下部の腰回り付近のクッションが厚めになっているので、座り心地は上々でした。2階席はハイバック仕様になっています。
エントランス・ホワイエ
アクセスルートで紹介した、JPタワー大阪の6階にある会場エントランス。右手前にチケットオフィスがあります。
中に入ると、巨⼤な窓が壁一面に。フロアや壁は白とグリーンが基調になっており、明るい雰囲気です。2階席へ向かう少しカーブした階段もあります。
窓からはすぐ下のJR大阪駅の線路や行き交う電車、対岸のうめきたエリアのビル群が一望できます。
入って右手前にカフェコーナーと大型ビジョンがあります。
メニューはソフトドリンク(500円~)、アルコール(800円~)のほか、サンドイッチ等のスナックもあります。
コインロッカーは大小の2種類設置されています。
100円の返却式で利用できます。
周辺施設
KITTE大阪
出典:KITTE大阪/JPタワー大阪公式サイトより
会場のあるJPタワー大阪の地下1階から地上6階に入居するキーテナント「KITTE大阪」は、2024(令和6)年7月にグランドオープンを迎えます。
KITTE(キッテ)は、日本郵政グループの日本郵政不動産が大都市のターミナル駅前で展開する商業施設のブランドで、ここ大阪駅前は、東京(丸の内)、福岡(博多)、愛知(名古屋)に次いで4番目になります。
テナントには全国からカフェ・レストラン・ショップが各階に軒を連ねる予定で、日本の良さを発見・再認識できる場所を目指したいとの想いから、「UNKNOWN(アンノウン)」をコンセプトとしています。
開業までの動線に注意
出典:SkyシアターMBS公式サイトより
「KITTE大阪」は2024(令和6)年7月31日に開業しますが、今回の会場はそれに先駆けて開館しているため、グランドオープンまでは、出入りの通路が制限されているので注意しましょう。
西口以外から向かう場合や終演後に帰路につく際は、前後の時間に余裕を持ってアクセスすることをおすすめします。
施設概要・地図
所在地
大阪市北区梅田3-2-2 JPタワー大阪6F
アクセス
JR「大阪」駅 西口直結
JR「北新地」駅から徒歩約5分
地下鉄四つ橋線「西梅田」駅から徒歩約2分
地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩約6分
地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩約7分
阪神線「大阪梅田」駅から徒歩約2分
阪急線「大阪梅田」駅から徒歩約11分
ホール
総客席数:1,289席
公式サイト
https://stm-mle.jp/