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静岡市民文化会館(静岡・静岡/新静岡)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・中ホール】

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この記事の内容

初めて「静岡市民文化会館」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

1,000席を超える2つのホールを有し、市の中心部である駿府城公園の隣りに佇む市民憩いのホール。
静岡駅前から多少歩きますが、道中は商店街やお堀沿いに進むので、情緒があり楽しいです。

静岡市民文化会館は、1978(昭和53)年、静岡市の市制施行90周年を記念してオープンしました。以来、市の文化芸術施設のシンボルとして、コンサートや演劇、伝統芸能の上映のほか、市民の文化活動や講演会等にも幅広く利用されています。

会場の隣りには戦国時代の今川氏や徳川氏の居城であった駿府城址駿府城公園)があり、市の中心部として観光客もたくさん訪れています。

周辺は「市民文化会館」の名前を冠した商店街や学校もあり、まさに市民憩いの施設として長く親しまれている会場です。

静岡市民文化会館までのアクセス

新幹線静岡駅までの鉄道ルート

ライブ遠征の拠点となるのは、東海道新幹線の静岡駅。

名古屋駅と東京駅のほぼ中間に位置していること、のぞみ号は一部しか停車しないことなどから、所要時間は「名古屋・東京からひかり号でちょうど1時間」程度の目安になります。

また、新大阪駅からの場合、さらに1時間が加わり、ひかり号で2時間程度となります。

静岡駅までの所要時間(新幹線)

東京駅・名古屋駅から ひかり号で約1時間
新大阪駅から     ひかり号で約2時間

静岡駅・新静岡駅から会場までのルート

静岡駅に着いたら、徒歩またはバスで会場に向かいます。徒歩にしてもバスにしても、出発地点は駅の北口になるので、まずは新幹線の改札を出て、北側に移動しましょう。

新幹線静岡駅の改札です。在来線より南側にあるので、改札を出たら、コンコースを反対側に移動します。

コンコースに出たところです。「JR(在来線)のりば」の案内表示に従って、北口を目指しましょう。

徒歩ルート

会場まで徒歩で移動する場合は、北口を地上から出るのではなく、いったん地下道を利用して、H出口で地上に出ます。

また、新静岡セノバ静鉄新静岡駅・バスターミナル)付近からは、①北街道を通るルートと、②1つ北の駿府城公園のお堀沿いを通るルートの2ルートでご紹介します。

まずは北口から続く階段を下ります。

地下通路を道なりに移動します。

案内に会場名は確認できませんが、「駿府城公園」方面に進みましょう。

「県庁・駿府城公園・新静岡駅」方面の案内を確認しながら進みます。

やがて松坂屋静岡店の前で突き当たりになるので、前の道をに曲がります。

少し見づらいですが、青色の案内表示に従い、道なりに進みます。

ほどなく通路の右奥に「H出口」の看板があるので、ここから地上に上がります。

ここでようやく案内に会場の名前を確認することができます。

H出口を上がったところです。アーケードの商店街のような通りを直進します。

左側の道路は「御幸(みゆき)通り」といいます。

御幸町」交差点に到着。ここからさらに1つ先の「江川町」交差点に進んでもいいのですが、静鉄新静岡駅の方も案内するため、右に曲がることにします。

御幸町交差点を右に曲がりました。静鉄の新静岡駅方面に移動します。

写真が横からですみませんが、小さなけやき並木のある通りがあるので、そこを左に曲がります。

けやき通りをまっすぐ進みます。

突き当たりが新静岡駅ビルのセノバ新静岡駅・バスターミナル)です。

新静岡のセノバまで来たので改めて地図を確認しておきます。ここからは先に述べた通り、赤線の①すぐ前の北街道を通るルートと、青線の②1つ北の駿府城公園のお堀沿いを通るルートに分けて紹介します。

①北街道(商店街)ルート

新静岡セノバの前の道を北に向いたところです。この道は北街道(県道67号)という名前で、左右の歩道が「市民会館通商店街」になっており、会場付近までお店が続いています。

進行方向左側はアーケードが繋がっており、雨の日も快適に移動できます。

会場は向かって左側にあるので、どこかのタイミングで左に移動しておきましょう。

やがて後ほど紹介する会場最寄りの「市民文化会館入口」バス停を通過します。

アーケードが途切れた所の横断歩道を渡り左に曲がると、会場はすぐそこです。

お堀の橋になっているところ渡り、石垣部分の入口を右に入ります。

道なりに左奥に進んでいきます。

会場の玄関の裏側から入っていく感じになります。

静岡駅北口から所要時間約20分で会場前に到着です。お疲れさまでした。

②駿府城公園のお堀沿いルート

お堀ルートの起点となる駿府城巽櫓(すんぷじょうたつみやぐら)

続いて新静岡セノバの1つ先の道からお堀沿いに移動するルートの紹介です。

まずはセノバの前から続くお堀沿いに進みましょう。

この当たりは「駿府ホリノテラス」という名前で、遊歩道にカフェやお店が数件並んでいます。

しばらく行くと右手にお堀を渡る橋(城代橋)があるので、右に曲がります。金色の甲冑モニュメントが目印です。

橋を渡ってすぐの所に、静岡市歴史博物館があります。

博物館の反対側には、静岡市立城内中学校があります。

駿府城巽櫓に近い東御門橋の前を通過します。

右手には先ほどの城内中学校に続き、静岡大学附属静岡小学校・静岡中学校が並んでいます(写真は中学校)。

お堀と商店街の間は学校が並んでいるので、この通りはほぼスクールゾーンという感じですね。

そんなこんなでお堀沿いに10分も歩けば、お堀の右側に会場の建物が見えてきます。

バスルート

静岡駅北口はバスターミナルになっており、徒歩ルートの北街道を通るルート沿いにバスが走っています。

静岡駅北口からのバス路線

【5番のりば】こども病院線、唐瀬線、上足洗線
【6番のりば】水梨東高線、竜爪山線、東部団地線、北街道線

会場付近に向かう5番・6番バスのりばは、駅の反対側にあります。

北口から左に出て、ロータリーをぐるっと回って移動しましょう。

5・6番のりばに到着しました。

5番のりばのバス停です。

最寄りの「市民文化会館入口」バス停は2つ目で、運賃は片道100円です。

この日は5番のりばから発車する「北街道」行きに乗車しました。

バス車内です。地元の静鉄バスが運行しています。

乗車から約7分で、「市民文化会館入口」バス停に到着しました。

バス停前の地図を確認。徒歩ルートで紹介した横断歩道のすぐ手前にいることが分かります。

徒歩ルートで紹介した交差点です。ここを渡って左に移動し、入口に向かいましょう。

富士山静岡空港からのバスルート

今回私は、前日に福岡の会場のライブに参加した後、フジドリームエアラインズFDA)で福岡空港から静岡空港(正式名称は「富士山静岡空港」)に移動し、会場に向かいました。

着陸直前に見える大井川です。

空港の到着ロビーです。静岡市方面のバス乗り場は、外に出て左側にあります。

ロビー内に運行情報が掲示されています。

静岡県内各地へのアクセス案内です。空港はちょうど浜松市と静岡市の中間に位置しています。

出典:富士山静岡空港公式サイトより

静岡駅・新静岡駅までの所要時間は約50分、料金は片道1,100円(交通系ICカード利用可)です。

静岡市方面へのバスは、3番のりばから出ています。

小さくて見づらいですが、運行本数は大体1時間に1本程度です。

空港から静岡駅、新静岡駅のバスターミナルまで向かいます。

バスは「しずてつジャストライン」が運行しています。

空港バスの車内です。

窓側の座席には充電用のUSB端子が付いています。

終点1つ前の静岡駅前に到着しました。北口のホテルアソシア前に停まります。

終点は新静岡のバスターミナルです。日帰りの場合は終点まで行った方が、会場に近くて便利です。

駐車場

最後にレンタカー等で訪れる人向けに、会場の西、静岡市中央体育館前にある「静岡市民文化会館前駐車場」を紹介しております。

最大収容台数は246台で、下の写真のとおり、基本料金は30分につき100円です。土日は最大料金による打ち切りはないので注意しましょう。

また、会場名は付いていますが、会場専用の駐車場ではありませんので、周辺でイベント等がある場合は混雑します。

静岡市民文化会館はこんな所

1階席を中心に約2,000のキャパを誇る大ホール

大ホールの総客席数は1,968席で、内訳が1階席が1,544席、2階席が424席となっています。また、1階席には別途車椅子スペースが、左右に5席ずつ計10席確保されています。

1階席の最後列は33列で、途中の20列と21列の間に中央通路が設けられています。1列目からは5列目までは、オーケストラピットとして使用する際に撤去されるため、フラットな構造になっています。

1階33列後方からの眺め

1階5列目からの眺め

1階席20列〜21列にかけての中央通路部分(20列の左右サイドブロックが車椅子席)

1階席の傾斜は6列目以降から付けられており、中央通路前の20列まではゆるやか、通路後方の21列以降は前方よりしっかり付けられています。

通路後方からの傾斜角度

30列目付近からの段差状況

2階席は1列から8列まであり、途中4列と5列の間に中央通路があるほか、段差が付けられています。

2階席4列目右後方の通路からの眺め

2階席4列〜5列にかけての中央通路部分と傾斜角度

大ホール 座席表

出典:静岡市民文化会館公式サイトより

大ホール 座席

大ホールの座席は、座面と背もたれがグレーの布地で、肘掛けは濃茶色、跳ね上げ式の基礎部分はスチール製です。

2階席が大ホールより多い中ホール

1階席15列右側付近からの眺め

中ホールの総客席数は1,170席と1,000席を超えており、内訳は1階席が736席、2階席が434席となっています。また、1階席の最後列は20列で、その後方に別途車椅子スペースが、左右に7席ずつ計14席確保されています。

1階席最後列右側からの眺め

2階席は1列目から10列目まであり、大ホールよりも席数が多くなっています。途中6列目と7列目の間に通路と段差が設けられています。

大ホールに比べ、中央通路やオーケストラピットは設けられていませんが、代わりに舞台や歌舞伎等の上演時に花道を設定することができる作りになっています。

下の座席表のとおり、1階席左サイドのサブセンターブロック11番〜14番の4席×20列の80席本花道設置時に、青色の1列目から6列目の端の左右13席ずつ脇花道の設置時に、それぞれ撤去されます。

中ホール 座席表

出典:静岡市民文化会館公式サイトより

中ホール 座席

中ホールの座席は大ホールと同じデザインですが、座面と背もたれの色は青色です。

エントランス・ホワイエ

会場の建物は正面玄関から向かって左側が中ホール右側が大ホールとなっており、その中間に会議室や展示室、事務室への入口が配置されています。

中ホール エントランス

展示室・会議室・事務室入口

大ホール ホワイエ

出典:静岡市民文化会館公式サイトより

約2,000席ある大ホールのホワイエは、おそらく過去のリニューアル時に改装したものと思いますが、上の図のとおり1階部分のスペースを控えめにしつつ、来場者用のトイレが充実しています。女性用の個室や化粧室も充実していることが分かりますね。

また、入口側や階段付近には、演者のグッズやCD販売ブースとして活用できる「物販・展示」用のスペースも3箇所確保されています。

2階席のフロアはその分、スペースに余裕が生まれていました。

1階席フロア ホワイエ

2階席フロア ホワイエ

中ホール ホワイエ

出典:静岡市民文化会館公式サイトより

中ホールのホワイエは、大ホールほどトイレは充実していませんが、上の図のとおり、「物販・展示」用のスペースが同じく3箇所確保されています。

全体的に広々としたイメージで、余裕を持った作りになっています。

中ホール エントランス付近(後方には富士山や駿府城の絵画も飾られています)

周辺施設

駿府城公園

冒頭でも触れたように、会場の隣りに広がっているのが駿府城公園です。
元は今川義元徳川家康も居城とした駿府城でしたが、火災で天守閣は消失し、現在はわず再建された櫓(やぐら)門、石垣などがわずかに残る程度になっています。

公園内は基本自由に散策できますが、東御門巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)、紅葉山庭園などは、入場券(共通券で360円)を払って入場します。

その他、公園内には家康公手植えのミカンの木や、天守台発掘調査現場などの観光スポットがあります。

家康公お手植えのミカン

駿府城天守台発掘調査現場

新静岡CENOVA(セノバ)

静岡駅から徒歩で会場までアクセスする際に通る「新静岡セノバ」は、2011(平成23)年にオープンした、地元鉄道事業者の静岡鉄道が保有する大型商業施設です。

セノバCENOVA)」の語源は、アルファベットの色々な組合せもあるそうですが、「幸せの場」や「待ち合わせの場」の語呂合わせという、何とも日本的なニュアンスも込められています。

元は新静岡センターというショッピングセンターで、再整備計画で鉄道駅バスターミナルが一体で建築され、東急ハンズや映画館なども核テナントとして入っています。

静岡鉄道 新静岡駅

新静岡バスターミナル

ライブ遠征でスーツケースなどの荷物を預ける場合、JR静岡駅前のロッカーはすぐに一杯になってしまうのですが、新静岡駅の改札横にあるコインロッカーは比較的空いているので、私はここで荷物を預けました。

新静岡駅改札横にあるコインロッカー

市民会館通商店街

市民会館通商店街」は、会場に向かう徒歩アクセスでも紹介した北街道沿いに軒を連ねています。

今回私は、モーニング娘。’23(及びつばきファクトリー)のコンサートで訪れたのですが、地元静岡の出身メンバーである野中美希さんにちなんだ凱旋イベント(ちぇるおかえり大作戦)が企画されており、その協力店などで買い物等を楽しみました。

ちなみに、「ちぇる」は野中美希さんの愛称です。また、つばきファクトリーの小野田紗栞さんも同じく静岡出身で、一緒に凱旋企画も開催されていました。

もちろん静岡駅のアクティや新静岡セノバでもいいのですが、ライブ遠征に訪れた際は、個人的にはこういう地元の商店街に、できるだけお金を落としたいなと思っています。

施設概要・地図

地図