
初めて東京ガーデンシアターへライブ・コンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。
ライブ・コンサート会場が集積する有明地区のメインとなるライブ拠点。
「有明ガーデン」の敷地内にあり、ゆりかもめやりんかい線からのアクセスも良好です。
東京ガーデンシアター(TOKYO GARDEN THEATER)は、2020(令和2)年5月、住友不動産が手掛ける大規模複合開発プロジェクト「有明ガーデン」の中核施設の1つとして建設された、劇場型イベントホールです。
収容人数は最大約8,000人(座席利用時:約7,000席)で、「日本武道館」と同規模の会場を建設することをコンセプトにしています。
「シアター」の名付けられているように、コンサートやライブ会場としてだけでなく、国際会議やセミナー、新商品発表会など、様々な形式のイベントに対応できるようにするため、従来のアリーナ型ではなく「劇場型」のホールが採用されました。
コンサートのこけら落とし公演としては当初、開業した5月のGWに吉川晃司の“KIKKAWA KOJI LIVE 2020 BLOODY BLACK TOUR”が予定されていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により延期され、7月24日のスポーツの日に開催された「J-WAVE LIVE 2020 〜#音楽を止めるな〜」が最初となりました。
今回紹介するにあたり、アクセス面を中心に、すぐ近くにある有明四季劇場の素材の使いまわしが多くなることをご了承いただければと思います。

東京ガーデンシアターまでのアクセス
最寄りは「国際展示場」「有明」「有明テニスの森」の3駅
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
会場の最寄り駅は、りんかい線の「国際展示場」駅、ゆりかもめの「有明」駅・「有明テニスの森」駅の全部で3つあります。
りんかい線はJR山手線の「大崎」駅とJR京葉線の「新木場」駅を結んでいるのに対し、ゆりかもめはJR山手線・京浜東北線の「新橋」駅と東京メトロ有楽町線の「豊洲」駅を結んでいます。
ライブ遠征の点からは、東京都心まで新幹線や飛行機等で来た後、この2つの路線に乗り換えることになるのですが、少し工夫が必要になります。
関西・名古屋方面や飛行機で羽田空港から来た場合は品川駅、北陸・東北方面から来た場合は東京駅が拠点になります。
①品川駅
大崎駅経由でりんかい線「国際展示場」駅へ
②東京駅
有楽町線豊洲駅経由でゆりかもめ「有明テニスの森」駅へ
③東京駅
新木場駅経由でりんかい線「国際展示場」駅へ
④東京駅
新橋駅経由でゆりかもめ「有明」駅へ
上記のうち、④のルートは、ゆりかもめの新橋駅からレインボーブリッジを渡り、お台場を周回して有明駅に向かうため、他のルートより所要時間が約2倍かかります。時間がある時やお台場の車窓観光を楽しみたい時などに検討しましょう。
また、羽田空港から向かう場合は、JR浜松町駅まで東京モノレールを利用し、「天王洲アイル」駅でりんかい線に乗り換える方法もあります。
今回は、①の品川駅から山手線経由でりんかい線「国際展示場」駅に向かうルートと、②の東京駅からの地下鉄経由でゆりかもめ「有明テニスの森」駅に向かうルートで紹介します。
①品川駅からのりんかい線ルート

まずは関西・名古屋方面からのルートです。新幹線の品川駅で下車し、在来線でJR大崎駅または大井町駅でりんかい線に乗り換え、最寄りの国際展示場駅に向かいます。

品川駅のホームに下車したところです。JR在来線への乗り換え改札に向かいます。

乗り換え改札を通過後、在来線各線へのコンコースを移動します。

山手線(外回り)で向かう場合は、3番線から出る電車に乗ります。

京浜東北線で向かう場合は、5番線の電車に乗車します。
品川駅からは「大崎」駅乗り換えの方がおすすめ

さて、お台場にある「Zepp ダイバーシティ東京」の記事でも書きましたが、大崎駅からりんかい線への乗り換えは、JR線の改札を出る必要がないのに対し、大井町駅からの乗り換えは改札を出て約5分移動する必要があります。
両者を比較すると、1駅手前からりんかい線に乗車することになりますが、大崎駅乗り換えの方が個人的にスムーズでおすすめです。


山手線の品川駅から大崎駅まではわずか1駅です。

下車後、JRの改札を出ずに、そのままりんかい線のホームに移動します。

りんかい線は5~8番線から発車します。

この日は7番線の列車に乗車しました。

大崎駅はりんかい線の始発駅で、国際展示場駅は5駅目です。

所要時間約14分で、国際展示場駅に到着します。
新宿駅からは埼京線が直通で乗り入れ

ちなみにりんかい線は、埼京線からの直通運転が行われています。従って、高速バス等でバスタ新宿まで来た場合は、新宿駅から埼京線を利用することで、そのままりんかい線の国際展示場駅まで乗り換えなしで移動が可能です。

埼京線は新宿駅の1・2番線から発車します。「りんかい線直通」の表示のある電車に乗りましょう(多くは「新木場」行きです)。

埼京線の車両は銀色に緑のラインが入った車両ですが、りんかい線は青のラインが入っているのが特徴です。
②東京駅からの地下鉄・ゆりかもめルート

次に東京駅から地下鉄(東京メトロ)とゆりかもめを乗り継ぐルートの紹介です。まずは、東京メトロの有楽町線に乗り換えるため、JR有楽町駅まで移動します。
有楽町駅は東京駅の1駅隣りで、山手線で移動しますが、大して距離もないので、新幹線下車後、八重洲口(南口のほうが距離は近いです)からそのまま歩いていっても10分ほどで着きます。
有楽町駅から東京メトロ「豊洲」駅まで

有楽町駅に着いたら、案内に従いJRの改札を出て、東京メトロ有楽町線の有楽町駅に移動しましょう。東京メトロの有楽町駅はJRの駅から北側に歩いた東京国際フォーラムの近くにあります。

1番線の「豊洲・新木場」方面の電車に乗車します。

「新木場」行きに乗車します。

豊洲駅は有楽町駅から4駅目、所要時間は約8分で到着します。

豊洲駅前交差点改札を出ましょう。
豊洲駅からゆりかもめ「有明テニスの森」駅まで

改札を出たら「出口7 ゆりかもめ」方面に進みます。前の階段を上りましょう。

地下から地上に移動します。

出てすぐにゆりかもめ「豊洲」駅への階段・エスカレーターがあります。

連絡通路を通り、改札口に向かいます。

ゆりかもめ「豊洲」駅の改札です。

ホームに到着しました。始発駅なので、終点の「新橋」行きに乗りましょう。

豊洲駅から3駅目、所要時間約5分で有明テニスの森駅に到着です。
新木場駅経由でりんかい線に乗り換えてもOK

ここまで①の品川駅からのルートと②の東京駅からのルートについて紹介しました。
東京駅からは、JR京葉線または東京メトロ有楽町線で新木場駅まで行き、そこでりんかい線に乗り換えても、もちろんOKです。新木場駅から会場最寄りの国際展示場駅までは2駅で、所要時間は約5分です。
ただし、京葉線のホームが新幹線の東京駅から遠いことや、新木場駅経由になると若干遠回りになるため、個人的にはやはり有楽町線で豊洲駅まで行くほうが、スムーズに移動できると考えています。
最寄り駅から会場までの徒歩ルート
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
続いて、それぞれの鉄道ルートで最寄りの駅に着いたところから、会場までの徒歩ルートを紹介します。
上の図のとおり、各最寄り駅からの所要時間は、国際展示場駅から徒歩約7分、有明テニスの森駅から徒歩約5分、有明駅から徒歩約4分です。
国際展示場駅・有明駅から会場まで

まずはりんかい線の国際展示場駅に着いたところからのルートです。国際展示場駅の改札は1箇所で、改札を出て左側に進みましょう。
すぐ隣りにゆりかもめの有明駅もあるので、両駅から会場までの徒歩ルートとして、まとめて紹介します。

ドトール横の出口Aの方向に移動します。

出たところには、ダブルツリーbyヒルトン東京有明(旧・ダイワロイネットホテル東京有明)があります。

ホテル1階にあるセブンイレブン左横の通路を奥に進みます。

ほどなくゆりかもめの高架下に着きます。

ゆりかもめ有明駅の入口脇の歩道を北側に進みます。

「有明中央橋南」交差点に着きました。

交差点付近に案内係員がいることが多く、右側に渡るよう誘導されます。

歩道を渡った先にある有明中央橋を北側に進みます。

橋の下は首都高が走っています。

渡り終えた「有明中央橋北」交差点の向かい側に有明コロシアムがあります。

有明ガーデンの建物が見えてきました。

そのまま建物方向に道なりに進みます。

建物付近まで来たら、「THEATER」の案内のある右側に進みましょう。

左側にあるのが会場の建物です。

そのまま建物沿いに突き当りまで進み、左に曲がります。

曲がった先のタリーズコーヒーの奥がエントランスです。お疲れさまでした。
有明テニスの森駅から会場まで

会場は先に紹介した国際展示場駅・有明駅と有明テニスの森駅のほぼ中間にあるので、先ほどとは反対に、有明テニスの森駅から南(地図の上)方向に進みます。
まずは駅を下りて、ゆりかもめの高架沿いに続く「環二通り(かんにどおり)」を南に進んでいきましょう。

有明テニスの森駅の改札です。

出てすぐの通路を、左の2A出口方向に進みます。

通路を左側に向いたところです。突き当りの階段を右に下ります。

正面に見える大きな建物は「有明GYM-EX(有明展示場)です。

右側の階段を下ります(エスカレーターは上り専用)。

下りた先の環二通りを、しばらく道なりにまっすぐ進みます。

途中、アウディの販売店とローソンの前を通過します。

「有明コロシアム東」交差点まで来たら、横断歩道を渡り左に曲がりましょう。

曲がった先の右側は有明ガーデンの建物が続いています。

やがて右側の建物と建物の間に大きな階段があるので、上っていきます。

上がった所(デッキプロムナード)の右手が、先ほどの会場エントランスです。

入口はアリーナ席とバルコニー席に分かれており、別々に入場します。
バスルート
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
一応簡単にですが、公式サイトの資料をもとに、バスルートも紹介しておきます。
東京駅や、羽田空港・成田空港からは都営バスや空港リムジンバスで、有明ガーデンや国際展示場駅、周辺のホテルまで直接アクセスすることが可能です。
所要時間は、東京駅や羽田空港から約30~40分、成田空港から約65~75分です。
マイカー・レンタカーのアクセス
出典:有明ガーデン公式サイトより 有明ガーデン 駐車場案内
会場はベイエリアにあるので、マイカーやレンタカーでアクセスする場合なども想定して、有明ガーデン全体で約1,800台分の駐車スペースが確保されています。
駐車台数 約1,800台(地下・立体・地上駐車場計)
基本料金 入庫後1時間無料 以後400円/30分
最大料金 3,200円(入庫後24時間)
利用時間 24時間利用可能
上記は通常の場合であり、不定期で閉鎖されるスペースや、イベントにより駐車場の混雑が予測される日の「特定日料金」が設定される場合もあります。
<8/17更新>有明ガーデン駐車場 特定日のお知らせ【2025年8月・9月】 | 住友不動産ショッピングシティ
基本、駐車場利用は施設内の温浴施設やショッピング利用者が利用することを想定しているので、できる限り公共交通機関を利用するようにしましょう。
東京ガーデンシアターはこんな所

会場はアリーナ(建物2階)、バルコニー1(建物3階)、バルコニー2(建物4階)、バルコニー3(建物5階)の四層構造になっています。1階席はアリーナですが、従来のアリーナ型ホールと異なり、上の階の座席はスタンド席ではなくバルコニー席の扱いになっているのが特徴です。「劇場」型のため、アリーナが平土間席、バルコニーが緩やかなU字型や馬蹄形に並んでいるようなレイアウトになっています。

8,000人規模のホールでありながら、ライブの一体感や臨場感が高まるよう、ステージから最も遠い席でも約54mという距離に抑えられ、どの席からもステージが見やすいように工夫されたレイアウトになっています。
また、従来のアリーナ型ホールは設営に時間がかかることが課題でしたが、「当日設営、当日本番、当日撤去」が可能となるよう設計されています。これによりホール稼働率が向上することで、「非日常を日常に」「毎日が本番」というコンセプトを実現しています。
その他、舞台や音響・照明も最新鋭の設備を備えており、客席を1席ずつ取り外して、着席・スタンディングなどイベントの目的に合わせた自由なレイアウトが可能です。
アリーナ(建物2階)

アリーナ席は全体で基本がAブロックからFブロックまでの6つのブロックに、また、ステージ付近にはXAブロックからXCブロックの3ブロックが設置されることもあり、最大で9つのブロックに分かれて配席されます。
それぞれのブロック間には通路が設置されており、1列あたりの座席数は概ね20席前後になっています。
XA~XCブロック

最前ブロックのXAからXCブロックは最大7列まで配置可能ですが、ステージのレイアウトにより撤去される席が多くなり、まったく設置されない公演もあります。

この日の公演はステージが前方に台形状に張り出していたため、左右のXA列とXC列はフルで7列まで設置されていましたが、中央のXB列は1列のみの配置でした。

中央に1列だけ配置されたXBブロック。選ばれし特等席のような趣です。

最前XBブロックからの眺め。まさに「かぶり付き」という感じですね。
A~Cブロック

AブロックからCブロックは、アリーナ席の中心を構成するエリアで、最大で1列から20列まであります。AブロックとCブロックは両端にもう1つブロックがあり、合計5つのエリアに分かれています。中央の3ブロックがステージに正対しているのに対し、A・Cの両端のブロックは、ステージ方向に斜めに配置されています。


この辺りまでは、通常のホールとステージの距離が変わりませんが、スロープや段差がなくフラットなため、後列に行くほどステージが若干見えにくくなります。

D~Fブロック

後方のDブロックからFブロックは、シアターの外周に高い部分に座席を配置されたようなレイアウトで、DブロックとFブロックが2つずつ、中央のEブロックと合わせて5つのエリアに分かれています。
座席は最大で中央のEブロックが1列から11列まででステージに正対して設置、その他は1列から9列まででステージ方向に斜めに配置されます。


さすがに後方の座席になると、ステージまでの距離がかなり遠くなり、演者の表情を肉眼で確認するのが難しくなります。
また、後述するようにバルコニー席部分の天井がせり出してくるので、最後列付近の奥まった場所は、上下の視界も多少圧迫感を感じるようになります。
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
バルコニー1(建物3階)

バルコニー1は1A~1Iまでの計9つのブロックに分かれて配置されており、ステージ正面に当たる中央が1Eブロックになります。


座席は最大で1列から13列まで配置されており、途中、7列と8列(両端の1A・1Iは6列と7列)の間に通路が確保されています。


アリーナ席と異なり段差による高低差がありますが、すぐ上にバルコニー2の座席部分の天井がせり出しているので、後方の奥まったところはアリーナ席同様、上下の視界に若干の圧迫感を感じます。


なお、両端の1A・1Iブロックはステージを真横に近いアングルから見る席になりますが、その分ステージとの距離が近く、舞台袖の様子など普段見えないステージ上の動きを確認することができます。




出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
その他、バルコニー1には車いすエリアが6席分(1B・1Hブロックの最後列に3席ずつ)設けられており、専用のエレベーターで移動が可能です。
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより車いすエリア エレベーター
バルコニー2(建物4階)

バルコニー2は2A~2Iまでの計9つのブロックに分かれて配置されています。ステージ正面に当たる中央が2Eブロックになり、バルコニー1とほぼ同じ構成です。


座席は最大で1列から14列まで配置されており、途中、2Bから2Hブロックにかけての4列~7列付近に通路が確保されています。


バルコニー1同様、両端の2A・2Iブロックに近づくほど、ステージを真横に近いアングルから見る形になります。




出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
バルコニー3(建物5階)

バルコニー3もバルコニー1や2と同様、3A~3Iまでの計9つのブロックに分かれて配置されており、ステージ正面に当たる中央が3Eブロックになります。

座席は最大で1列から14列まで配置されており、途中、3Cから3Gブロックにかけての4列~6列付近に通路が確保されています。


両端の3A・3B、3H・3Iの各ブロックの座席数は、バルコニー1・2に比べ死角が多くなる分、若干少なくなっています。


出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
東京ガーデンシアター 座席表
出典:Livewalker.comより
座席

会場の座席は、オフィス家具等で有名な㈱オカムラ製です。黒地のメッシュの背もたれと、体圧を分散する赤色のクッションを使用した座面の組合せです。包み込むような座り心地と軽量化を実現することで、レイアウト変更等による設営負荷を軽減しています。


館内施設

アリーナのメインエントランスを入ると、ホワイエがあります。館内はホールを除き、まとまった面積があるのはここだけになります。

ホワイエ内のホールに面した壁面に、演者への花が飾られていました。

その向かいは、グッズ販売スペースに利用されていました。

軽食やソフトドリンク・アルコール類を販売する売店は3階・4階・5階のバルコニーフロアにあります。

2階はホワイエに隣接して、タリーズコーヒーの販売カウンターが、カフェスペースとして使用できます。

タリーズコーヒーはシアター外側が本店舗になります。

休憩時間のある公演の場合、幕間に一時出場が可能で利用することが可能です。

コインロッカーはシアターの内外に約900個設置されており、サイズも大・中・小の3種類が揃っています。
ロッカーの設置台数(単位:cm)
・小(縦32.5×横35.2×奥行67.8):670個
・中(縦51.6×横35.2×奥行67.8):167個
・大(縦87.2×横35.2×奥行67.8):65 個
※大サイズは場外のみ設置
出典:東京ガーデンシアター公式サイトより
また、最近できたホールということで、ロッカーに収まらないキャリーバッグを預けることが可能なバゲッジポートも、シアター内の3階・4階・5階に設置(各階に5か所ずつ)されているのも大きな特徴です。
ただし、コインロッカー・バゲッジポートともに現金利用不可で、電子決済のみの対応になるので注意しましょう。使用可能な決済方法は、現地にてご確認ください。
周辺施設
有明ガーデン

有明ガーデンは、先の述べたとおり住友不動産が手がけた大規模複合開発プロジェクトで、「人の賑わい、憩いの場を創出する街づくり」をコンセプトに、音楽、文化、芸術を発信する新たな拠点として、地域全体の活性化を図ることを目指して建設されました。
約10.7haという広大な敷地を活かし、商業施設、ホテル、温泉施設、住宅(マンション)、そして今回の会場である劇場型イベントホールが一体的に整備されています。
ショッピングモールはいわゆるイオンモール系列の1つであり、大概のものはここで買いそろえることができます。
公演当日の店内では、演者の楽曲がBGMとして流れるサービスや、コラボ商品の販売、2階「ARIAKE FOOD STAGE」の大型モニターでアーティストの映像が放送される等のイベントが行われることもあるそうです。
ショッピングモール
イオンスタイル有明ガーデン
モール&スパ
無印良品東京有明
有明ガーデンカンファレンスセンター
泉天空の湯(温浴施設)
ホテル
ホテル ヴィラフォンテーヌ グランド東京有明
シアター(劇場)
東京ガーデンシアター
有明四季劇場


その他、会場周辺は有明ガーデンパークやスポーツエンタテイメント広場が広がっており、周辺住民や買い物客の憩いの場となっています。
【公式】ホテルヴィラフォンテーヌグランド東京有明|住友不動産
【公式サイト】泉天空の湯 有明ガーデン|スパシティ|有明温泉
有明四季劇場

有明四季劇場は、2020(令和2)年、先の有明ガーデンのテナントの1つとして、東京ベイエリアの有明地区にオープンした、劇団四季の専用劇場です。
客席の総収容人員は最大約1,200席。建物の外観は白と黄色のカラーになっており、2021(令和3)年9月からミュージカル「ライオンキング」をロングラン上演しています。
東京有明アリーナ

有明アリーナは2019(令和元)年12月にオープンしたコンサート・イベント会場、競技施設で、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場として使用されました。
オリンピック終了後の2022(令和4)年8月からは、民間の営利企業が運営するスポーツ・文化拠点として再開業しました。
いわゆるオリンピックの開催に合わせて作られたハコモノは、終了後の施設運営が赤字となる「負のレガシー」になることが多いのですが、この有明アリーナは国内外の有名アーティストのライブや大規模イベントの会場として活発に使用されており、年間収支の黒字が見込まれる数少ない会場です。
ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から東にまっすぐ行った東雲(しののめ)運河のほとりにあります。
TOKYO ARIAKE ARENA | 「東京有明アリーナ」オフィシャルサイト
有明コロシアム

有明コロシアムは1987(昭和62)年、老朽化した田園コロシアムに代わり、テニスの国際大会を開催できる会場として建設されました。近隣の「有明テニスの森公園」の敷地内にある東京都生活文化スポーツ局が管理しています。
全天候型のテニスコートはアリーナとしても使用できます。スタジアムの客席の最大収容人数は約10,000席で、プロレス等の格闘技の会場としても親しまれています。
バリアフリー施設のご案内 有明コロシアム|有明テニスの森公園|海上公園なび (tptc.co.jp)
施設概要・地図
所在地
東京都江東区有明2丁目1-6 有明ガーデン内
アクセス
りんかい線「国際展示場駅」下車
A出口から徒歩約7分
ゆりかもめ「有明駅」下車
2B出口から徒歩約4分
ゆりかもめ「有明テニスの森駅」下車
2A出口から徒歩約5分
都営バス「有明二丁目」下車
徒歩すぐ
ホール
総収容人数:約8,000人
※座席設置時の総客席数:約7,000席
公式サイト
https://www.shopping-sumitomo-rd.com/tokyo_garden_theater/