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曳舟文化センター(東京・京成曳舟/曳舟)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【劇場ホール】

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この記事の内容

初めて曳舟文化センターのコンサート・イベントに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

墨田区の下町にある手ごろなキャパのイベントホール。
スカイツリーに近く、最寄り駅のある京成・東武の各線に都心から地下鉄が乗り入れているので、アクセスも上々です。

曳舟文化センターは、1987(昭和62)年に開館した墨田区の文化施設です。館内には今回紹介するホール(劇場ホール)のほか、レクリエーションホールや会議室、和室、茶室などが設置されており、区民には「ひきぶん」の愛称で親しまれています。

キャパ的にはあまり大きくないので、各方面から遠征する人は限られるかもしれませんが、近年はアイドル(特にハロプロ系)のファンクラブイベント等で利用する機会が増えている会場です。

今回はそんな「推し活」利用者向けに、アクセス面を充実させてお届けします。

曳舟文化センターまでのアクセス

最寄り駅は「京成曳舟」駅と東武「曳舟」駅

会場の最寄り駅は京成線「京成曳舟」駅または東武線「曳舟」駅。「ひきふね」という地名は東京に住んでいないとピンとこないかもしれませんが、墨田区にある下町情緒あふれる街で、スカイツリーの最寄り駅である「押上(おしあげ)」駅の隣りにあります。

地図を見ればわかる通り、駅から会場までの所要時間は京成曳舟駅からわずか徒歩約1分東武「曳舟」駅からも徒歩約4分と、どちらの駅からも近い距離にあります。

ライブ遠征的には、ひとまず新幹線等で東京駅に着いてから、それぞれの最寄り駅に向かう路線を考えることになりますが、その際に利用するのは、都営浅草線東京メトロ半蔵門線で、拠点となる駅は、浅草線の日本橋駅と、半蔵門線の三越前駅です。

今回は、①浅草線日本橋駅または②半蔵門線三越前駅から鉄道を利用するルートで解説します。両駅ともに東京駅から徒歩圏内(5分~10分程度)にあります。

東京駅からの鉄道ルート

①日本橋駅→(都営浅草線・京成線)→京成曳舟駅
②三越前駅→(東京メトロ半蔵門線・東武線)→曳舟駅

また、最寄り駅の隣りの押上駅は、都営浅草線と半蔵門線の終点であり、京成線(押上線)と東武線(伊勢崎線)の始発駅でもあるので、こちらも乗り換えや乗り継ぎの際の拠点駅となります。

都営浅草線・京成線「押上」駅
半蔵門線・東武線「押上」駅

せっかくの機会なので、訪れたついでにスカイツリー観光(後述)を楽しむのもいいと思います。

東京駅から日本橋駅・三越前駅までの徒歩ルート

①日本橋駅・②三越駅に向かう場合、東京駅下車後は、八重洲口のさらに北にある「日本橋口」から出るのが一番近道になります。上の地図を見ると、①②どちらのルートで行くにも東京駅日本橋口から「呉服橋」交差点まで行くのは共通しているので、まずはそこまでの道のりを紹介します。

新幹線を降りたところからスタートします。ホームの一番端にある日本橋口に向かいます。

日本橋口には、東京方面に向かう先頭車両の16号車からが最も近くなります。

日本橋口は新幹線専用の出口なので、在来線への乗り継ぎはできません。

改札を出て、地下鉄の入口を目指します。

コンコースを北方面に移動しましょう。

駅ビルを出たところが、東京駅日本橋口になります。

外に出たら、バスロータリーを右側に迂回しながら北に進みます。

永代通りの前まで来たら、右に曲がりましょう。

曲がった先を進めば、まもなく呉服橋交差点に到達します。①と②のルートはここから分かれ、①の浅草線日本橋駅方面は交差点を直進②の半蔵門線三越前駅方面は交差点を左に曲がります。

浅草線日本橋駅までの徒歩ルート

日本橋駅へは呉服橋交差点を直進後、地下通路をひたすらまっすぐ移動します。日本橋駅は都営浅草線のほか、東京メトロの銀座線東西線の計3路線が乗り入れており、そのうち都営浅草線の日本橋駅が東京駅から最も遠い場所にあるため、東京駅日本橋口からの所要時間は10分ほど見ておきましょう。

呉服橋交差点を越えて、直進していきます。

信金中央金庫前に日本橋駅への「A3」入口があるので、地下に下りましょう。

地下通路に下りました。後はそのまま直進していきます。

オレンジの丸に「A」の浅草線のロゴに従い移動します。

地下通路の途中は、多少の上下動があります。

コレド日本橋の地下入口の前を通過します。

出入口のAからDまで、端から端に移動する形になります。

銀座線の日本橋駅の改札を通過すれば、浅草線の改札までもうすぐです。

突き当りの正面に、浅草線日本橋駅の改札があります。ひとまずお疲れさまでした。

半蔵門線三越前駅までの徒歩ルート

半蔵門線の三越前駅は、呉服橋交差点を左に曲がり、日本橋川を越えたところにあります。本来は一石橋(いっこくばし)を渡った先にある「B3」入口から地下に降りるのが一番近いのですが、今回訪れた時期は、橋の架け替え工事が行われていたため、少し迂回して常盤橋(ときわばし)経由で「B2」入口から降りる案内になることをご承知おきください。

まずは呉服橋交差点を常盤橋タワーの方向に渡りましょう。

永代通りと交差する外堀通りを進みます。

冒頭に述べたように、この先は工事中のため、左に迂回するよう指示されました。

ということで常盤橋タワー側に移動し、左側に移動します。

その先にある常盤橋を渡ります。

橋を渡った先の右側に「B2」入口があります。

B2入口から地下に降ります。

日本橋駅と異なり、下りた先にすぐ半蔵門線の改札があります。

半蔵門線三越前駅の常盤橋方面改札に到着です。お疲れさまでした。東京駅日本橋口からは徒歩7,8分ほど見ておきましょう。

京成曳舟駅・東武「曳舟」駅から会場まで

京成曳舟駅までの鉄道ルート(都営浅草線→京成線)

都営浅草線の日本橋駅から京成曳舟駅に向かうルートを紹介します。都営浅草線と京成線が相互乗り入れしているので、日本橋駅から乗り換えなしで京成曳舟駅まで行くことができます。

都営浅草線日本橋駅から京成曳舟駅までの所要時間は約15分、運賃は片道370円(ICカード使用の場合366円)です。

浅草線日本橋駅のホームに移動し、2番線から発車する電車に乗車します。押上駅止まり以外は、どの列車に乗っても直通で到着します。

約15分で、そのまま京成線に乗り入れ、京成曳舟駅に到着しました。

ホームに着いたら、改札階に進みましょう。

案内を確認し、「文化センター」の表記のある東改札口から出ましょう。

改札を出たら、会場名の記載のある柱を回って出口に向かいましょう。

階段を下りた先が、駅東口です。

京成曳舟駅から会場までの徒歩ルート

京成曳舟駅 東口

京成曳舟駅東口に着いたら、もう会場に着いたも同然です。

東口を下りたところです。高架下になっており、向かいにスーパーがあります。

右を向けば、横断歩道の先に会場があります。お疲れさまでした。

東武「曳舟」駅までの鉄道ルート(半蔵門線→東武線)

続いて、半蔵門線の三越前駅から東武線「曳舟」駅に向かうルートを紹介します。こちらも半蔵門線と東武線が相互乗り入れしているので、三越前駅から乗り換えなしで京成曳舟駅まで行くことができます

半蔵門線三越前駅から東武線の曳舟駅までの所要時間は急行で約17分、各駅停車で約22分で、運賃は片道370円(ICカード使用の場合366円)です。

半蔵門線の改札を入り、エスカレーターでホーム階に移動します。

東武線へは、4番ホームから出る列車が接続しています。

急行「久喜」行きに乗りました。寝過ごすと埼玉北部まで連れていかれるので注意しましょう。

急行に乗車したので約17分で曳舟駅に到着しました。

東武曳舟駅から会場までの徒歩ルート

東武「曳舟」駅

東武線の曳舟駅からも徒歩約4分程度で、少し歩けば会場につく距離です。

曳舟駅ホームに到着しました。

1階の改札に移動しましょう。

改札を出たら、「東口」方面に進みます。

東京曳舟病院の入口の横に続く通路を奥に移動します。

駅ビルを出た正面にイトーヨーカドーがあります。横断歩道を渡りに移動しましょう。

あとは道なりにまっすぐ進むだけです。

途中に1つ交差点があります。渡った先にロイヤルホストがあります。

そのまま進めば右側に会場建物、左側に都バスのバス停があります。お疲れさまでした。

半蔵門線大手町駅利用の場合は丸ノ内線経由で

東京駅からの場合、同じ半蔵門線の大手町駅を利用する人も多いと思います。

東京駅から半蔵門線大手町駅までは、三越前駅までと同じくらいの距離ですが、丸の内側にあり、新幹線のホームから遠いため、アクセスが結構ややこしくなります。そのため、いったん丸ノ内線で東京駅から大手町駅に向かった後、半蔵門線の大手町駅に乗り換える方法をおすすめします。

丸ノ内線の東京駅から、2番線の池袋方面の電車に乗車します。

1駅で大手町駅に到着しました。

半蔵門線大手町駅のホームに移動します。

半蔵門線のホームは、丸ノ内線のホームから下ってすぐのところにあります。

羽田・成田の両空港からのアクセスも上々です

出典:京成電鉄ホームページより

会場のキャパ的に、飛行機を使って遠征する人はそんなにいないと思いますが、羽田空港成田空港から京成曳舟駅までは、京急線と京成線が相互乗り入れを行っており、アクセスも悪くありません。

羽田空港からは、京急空港線の「エアポート快特」(成田空港行き等)で押上駅乗り換え、または「特急」(印旛日本医大行き等)で直通で京成曳舟駅に到着します(所要時間:約1時間)。

成田空港からは、京成特急スカイライナー(京成上野行き等)で青砥(あおと)駅乗り換え、京成曳舟駅に到着します(所要時間:約50分)。

同じ京成線で4駅隣りの「青砥(あおと)」駅が最寄りのかつしかシンフォニーヒルズの記事が参考になると思うので、リンクを掲載しておきます。

かつしかシンフォニーヒルズ(東京・青砥)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【モーツァルトホール・アイリスホール】 この記事の内容 初めてかつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区文化会館)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概...

曳舟文化センターはこんな所

600席弱の手ごろなキャパの劇場ホール

会場のメイン設備の劇場ホールの総客席数は582席。建物の1階から2階にかけてのワンフロア構造です。地域のコミュニティ向けに開催されるセミナーや講演会のほか、プロの本格的な演劇や演奏にも耐えられる設備を有しています。

座席は1列から22列まであり、途中、13列~15列の間に中央通路が設けられています。14列はセンターブロックのみの設置で、その一角のみ仕切りの壁が除外されています。

13列~15列間の通路
14列付近

通路前方は7列付近を境に座席間の傾斜が変わっており、6列目付近までは比較的フラット7列目以降は段差により傾斜が付けられています。

1列~4列付近
9列~11列付近

車いすスペースは出入口に近い6列から7列の左右両端に設けられており、6列の左右各3席を取り外すことで、車いす専用に12席分確保することができます。

7列左サイド付近
3列中央付近からの眺め
この日座った13列左サイドからの眺め

通路後方は、前方よりさらに段差2つ分の傾斜が付けられており、前列の人の頭をほぼ気にせず鑑賞することができるようになっています。それほど奥行きもなく、最後列付近からでもストレスなくステージを鑑賞できる会場だと思います。

最後列(22列)左サイドからの眺め
最後列右後方通路からの眺め

劇場ホール 座席表

出典:墨田区曳舟文化センター公式サイトより

座席

座席は赤色の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せです。クッションの厚みはそれほどありませんが、適度な硬さで疲れにくい座り心地でした。

館内設備

建物1階

建物1階にあるエントランスホール内にはインフォメーションカウンターのほか、劇場ホールのホワイエに続く入口があります。

インフォメーションカウンター
劇場ホール入口

その他、小さな子供連れでも安心して利用できるよう、おむつ替室授乳室も設置されています。

おむつ替室
授乳室
出典:曳舟文化センター公式サイトより

飲物等の自販機は劇場ホール入口脇に1カ所と、おむつ替室と授乳室の脇に1カ所の計2台設置されています。

劇場ホール横の自販機の隣りには、すみだ音楽大使を務める指揮者の佐渡裕氏のパネルが展示されていました。

おむつ替室・授乳室脇の自販機には飲物のほか、おむつも販売されています。隣りにコピー機もあります。

建物2階

建物2階はホールのほか、レセプションホール(A・B合わせて250名定員)や第1会議室(42名定員)、第2会議室(21名定員)が設置されています。

レセプションホール入口(A・B)
地域の集会(総会)が開催されていました

建物3階

建物3階には和室(33畳)と茶室(8畳)、さらに屋上庭園が設置されています。

和室入口
屋上庭園
茶室入口
茶室内

周辺施設

東京スカイツリー

会場最寄り駅の1駅隣りにある都営浅草線・半蔵門線の終点である押上駅及び東武線のとうきょうスカイツリー駅には、インバウンドを含む観光客が多数訪れる東京の代表的なスポット「東京スカイツリー」があります。

私は今回、名古屋地区からJR東海ツアーズの「ずらし旅」で日帰り遠征しましたが、その際オプションで付いてくる「選べる体験一覧」(2025年5月現在)の中に、スカイツリー周辺の観光クーポンが複数掲載されているので、紹介しておきます。入場券の引き換えは専用の窓口で行うので、一般客のように並ぶ必要がないのもメリットです。

展望フロア
コナンのコラボ展示もありました
会場方面を臨む
会場付近の拡大図

1つ目は、スカイツリーの展望デッキ入場券と併設のカフェで使える利用券がセットになった商品です(GW・お盆期間等の繁忙期を除く)。

スカイツリーカフェ
眺望を楽しみながらのカフェタイム

東京スカイツリー®天望デッキ入場券&「SKYTREE CAFE 350」利用券|ずらし旅 選べる体験一覧|JR東海

また、平日限定ですが、スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」の入場券の商品もあります。

すみだ水族館

【平日限定 すみだ水族館】いきものたちに会いに行く、公園みたいな水族館。|ずらし旅 選べる体験一覧|JR東海

条件は限られますが、うまく利用できる場合は検討する価値があると思います。

業平橋 かみむら

スカイツリー近くのお店を1つ紹介しておきます。「業平橋 かみむら」は、タワー丼が名物の天ぷらとそばのお店です。

この日は天丼セット(¥1,450)を注文しました。

名物のタワー丼(¥2,000)は、3本の海老がタワー状に乗った状態で運ばれてくるので、ふたに移して付属のたれとおろしをかけて食べるそうです。

イトーヨーカドー 曳舟店

アクセスで紹介したように、会場の隣りには「イトーヨーカドー曳舟店」があるので、買い物と飲食には困りません。

1階の会場に近い入口側にはドトールコーヒーミスタードーナツがあるほか、フードコートもあるので、開演前の時間調整に便利です。

ミスタードーナツ・ドトールコーヒー
フードコート案内

高木神社

東武曳舟駅から会場とは反対の方向に5分ほど歩いたところにあるのが高木神社です。

創建は室町時代の1468(応仁2)年と伝えられています。祭神は高皇産霊神(たかみむすびのかみ)で、古くは仏道修行を妨げる悪魔を祀る「第六天社」と呼ばれていましたが、明治初期の神仏分離の際に祭神を変更し、高木神社に改称されたとのことです。

各種御神札や御守り、御朱印の発行のほか、「むすび絵馬」と呼ばれるかわいいおむすび型の絵馬もいたるところに飾られていたり、近年はアニメとのコラボを行ったりするなど、都内でも人気の神社として知られています。

高木神社

施設概要・地図

地図