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ハーモニーホールふくい(福井県立音楽堂)(福井市)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて「ハーモニーホールふくい(福井県立音楽堂)」のコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

福井市郊外に佇む音楽専用ホール。
マイカー・レンタカーのアクセスが便利ですが、開業時に開通したローカル線の駅も、すぐそばにあります。

ハーモニーホールふくい福井県立音楽堂)は、1997(平成9)年、福井市郊外の今市町の敷地に、北陸初の音楽専用ホールとして開館しました。

「ハーモニーホールふくい」」の愛称は、全国から寄せられた6千通を超える応募の中から選ばれました。

開館にあたっては福井市の中心市街地に建設するか、現在の郊外に建設するかを巡り議論があったようですが、当初の県の方針通り、現在の地に建設されることになったようです。

公共交通の不便な郊外への建設が決まった直後から、付近を走る福井鉄道への働きかけが始まり、開館と同時に福井鉄道福武線に「ハーモニーホール」駅が新設開業しました。

ただし、県道229号福井鯖江線(フェニックス通り)と国道8号(福井バイパス)の2つの幹線道路に囲まれた所に位置しているので、嶺北・嶺南方面からのマイカーアクセスは悪くありません。

建物の建築・設計は㈱日建設計名古屋事務所、音響は㈱永田音響設計のゴールデンコンビが手がけました。

建物の外観は、風雪に耐えた歴史を物語る民家の屋根と、バイオリンの優雅なエッジをイメージしてデザインされたそうです。

ホール内は床や内壁、椅子などの内装は木目を基調とした落ち着いた雰囲気を醸し出しており、その音響効果は、公演を行った一流の音楽家からも高い評価を受けています。

また、音楽家や音楽の愛好家の育成にも力を入れており、県内の小学生を鑑賞に招いた「ふれあいコンサート」や、音楽家を志す県内在住の中学生・高校生向けの「ハーモニーアカデミー」を開講しているほか、福井県ゆかりの音楽家の活動を支援する「越のルビーアーティストバンク」事業なども展開されています。

ハーモニーホールふくいまでのアクセス

名古屋からは米原(今後は敦賀)で乗り換え

ハーモニーホールのある福井県を含む北陸地方は、この記事を書いている時期から約半年後の2024(令和6)年3月に、北陸新幹線の敦賀延伸が予定されています。

それまでは、関西の大阪・京都からは特急サンダーバード号が直通で、名古屋からは米原駅を拠点に新幹線のひかり・こだま号と特急しらさぎ号で福井に向かうのが一般的です。

今回私は、名古屋駅から米原駅まで新幹線のひかり号(自由席)を利用し、そこから特急しらさぎ号に乗り換えて、福井県のJR武生駅で下車するルートで向かいました。

米原駅の在来線のりかえ口です。

北陸線は5番線ホームから出ています。

特急しらさぎ号金沢」行きに乗り換えました。

武生駅までは約50分で到着します。

JR北陸線の武生駅または福井駅で福井鉄道へ

JR武生駅の改札は一カ所です。改札を出て、福井鉄道たけふ新駅に向かいます。

駅舎を出たら、右に曲がりましょう。

正面に見えるショッピング施設のアルプラザの左側を奥に進みます。

ここからは道なりにまっすぐです。

通りの名前は「電車通り」といいます。

JR武生駅から約3分で、福井鉄道のたけふ新駅に到着です。

「新たけふ」ではなく「たけふ新」というのが珍しいですね。

割引きっぷで片道200円で乗車

福井鉄道(福武線)は、JRの武生駅から福井駅を経由して田原町駅までを結ぶ路線で、会場名にもなっている最寄りのハーモニーホール駅は、たけふ新駅からは13駅目で、所要時間は約32分かかります。反対の福井駅からは9駅目で、所要時間は約27分です。

運賃はそれぞれ、武生駅からが片道380円福井駅からが片道270円ですが、会場でで開催されるコンサートのチケット所持者には、「ハーモニーホール鑑賞割引乗車券」という、片道200円で利用できるお得なチケットがあります。

ハーモニーホール駅にも看板が出ています。

実際に購入した乗車券です。

割引切符は通常の券売機ではなく、有人駅の窓口(観光交流プラザ内)で購入できます。

無人駅の場合は、電車を降りる際に乗務員または駅員にチケットと整理券を見せて、現金200円を支払います(ハーモニーホール駅は無人駅です)。

切符を買ったら、始発駅なので先発の電車に乗りましょう。

福井鉄道は、路面電車型の様々な車両タイプがあります。

この日乗車した車両の車内です。のどかな沿線を進みます。

約30分後に、最寄りの「ハーモニーホール」駅に到着です。

ハーモニーホール駅から徒歩すぐ

ハーモニーホール駅に着けば、写真の通りすぐ近くにもう会場が見えています。駅から徒歩約3分で到着しますが、一応道順を紹介します。

駅は上下線とも同じホームです。

スロープを下りて、前の道に出て左に曲がります。

あとは道なりに進むだけです。

西側の駐車場をショートカットすると近道になります。

会場前に到着です。お疲れさまでした。

ちなみに正面入口まで進むと、石畳がエントランスにまっすぐ伸びています。

ハーモニーホールふくいはこんな所

シューボックス型でパイプオルガン完備の大ホール

大ホールの総客席数は1,456席。1階席と2階席の二層構造のシューボックス(靴箱)型のホールですが、それとは別に車椅子席のほか、桟敷席合唱席という特殊な名前の席も配置されています。

1階席

1階席最後列(へ列)中央からの眺め

1階席908席で、あ列からへ列までの29列あります。途中、し列(12列)とす列(13列)の間に中央通路が設けられているほか、し列の左右のブロックに、車椅子席の10席が配置されています。

し列~す列間の中央通路と車椅子席
し列(12列)中央からの眺め

1階席の傾斜は全体に緩やかで、前方のあ列からお列まではフラットで、6列目のか列付近からスロープができています。

また、中央通路より前方の左右両サイドには、「桟敷席」と呼ばれる1階バルコニー席に当たる席が、12席ずつ計24席配置されています。

通路前方の傾斜と桟敷席(右)との境界
桟敷席(L席)

2階席

2階席350席あり、1階席の左右と後方を三方から取り囲むように配置されています。

正面後方のC席は144席で、A列からD列までの4列あります。また、左右のL席・R席は、それぞれ103席ずつ、A列からF列まで前後2列ずつあります。

2階R席
RD席16番付近からの眺め
2階席と1階席の位置関係

ステージ後方の正面には、合唱席P席:ポディウム席)と呼ばれる席が計164席設置されており、パイプオルガン設置の中央ブロック以外は、A列からF列までの7列あります。

幕を取り払った時の合唱席とパイプオルガン

出典:ハーモニーホールふくい公式サイトより

大ホール 座席表

出典:ハーモニーホールふくい公式サイトより

座席

大ホールの座席は赤の布地の座面・背もたれに木製のひじ掛け・基礎の組み合わせの跳ね上げタイプです。

背もたれは三層に分かれており、最下部の背もたれは腰にフィットするよう厚みが付けられており、座り心地は快適でした。

パイプオルガン

出典:ハーモニーホールふくい公式サイトより

今回訪れた際には幕が張られており見られませんでしたが、大ホール内の合唱席後方(ステージの背後の2階席中央部)には、県内初のパイプオルガンが設置されています。

ドイツのカール・シュッケ社製のシンフォニック・オルガンと呼ばれるタイプで、2004(平成16)、半年間の組立作業と整音作業により完成しました。

毎年恒例の演奏会として、このパイプオルガンを使用した「ワンコイン・オルガンコンサート」(入場料500円)が開催されています。

エントランス・ホワイエ

大ホールの1階ホワイエは、大・小ホール共通の正面玄関(エントランスホール)を左から入った、ガラス張りの池に面したところに設置されています。

窓側を中心にソファ(スツール)やテーブルが配置されているほか、入口から一番奥の場所にカフェコーナーがあり、コーヒー等が販売されていました。

フルートを吹く人のオブジェ
カフェコーナー
池に面したガラス張りの休憩コーナー
2階ホワイエ

ミニ・アリーナ型で約600席の小ホール

小ホールの総客席数は610席(うち車椅子席6席)で、アンサンブルやピアノ発表会等の小規模なコンサートに適した、ミニ・アリーナ型の多目的ホールです。

アリーナ席に近い1階席と、1階席とステージを四方から囲む2階席の組み合わせです。

1階席340席で、あ列からそ列までの15列あります。最後列(そ列)の中央に車椅子席が6席分設置されています。

1階し列(12列目)21番からの眺め

1階の座席の傾斜はあ列からえ列の前4列まではフラットで、そこから段差が設けられていますが、キャパが小さいこともあり、傾斜は緩やかです。

1階席の傾斜
あ列~え列

2階席は中央(C席)・左(L席)・右(R席)の計182席あり、C席がA列からG列までの7列L席・R席がA列・B列の2列ずつ配置されています。

その他、ステージ後方には合唱席(P席)がA列・B列の2列で計82席設置されています。

1階席と2階席の位置関係

小ホール 座席表

出典:ハーモニーホールふくい公式サイトより

座席

小ホールの座席は淡い緑色の座面・背もたれと、木製のひじ掛け・基礎の組み合わせの跳ね上げタイプです。背もたれは背中部分と腰部分で二層に分かれていました。

ホワイエ

小ホールのホワイエ(1階)は、大ホールと対になる形で、共通の正面玄関(エントランスホール)をから入った、同じくガラス張りの池に面したところに設置されています。

窓側を中心にソファ(スツール)やテーブルが配置されているほか、入口から一番奥の場所にカフェコーナーがあります(この日は休業)。

ハープを弾く人のオブジェ
カフェコーナー

エントランスホール

会場の正面入口を入った所に、両ホール共通のエントランスホールがあります。

正面入口

大ホールと小ホールの建物の中間に位置しており、チケット・インフォメーションセンタークローク兼総合案内所があります。

インフォメーションセンターでは音楽関係のCD、DVD等や書籍、楽譜(スコア)等が備えられており、無料で閲覧することができます。

チケット・インフォメーションセンター
クローク兼総合案内所

エントランスホールから大ホールへは左側小ホールへは右側の扉を通って移動する形になります。

大ホール エントランス(左側)
小ホール エントランス(右側)

エントランスホールの2階はギャラリーになっており、季節ごとにテーマを設けて企画展示等が開催されています。

周辺施設

グラン・シェフ クーゼー

会場の敷地内には、フランス料理店の「Grand・chef:KUZEグラン・シェフ クーゼー)」があります。

フレンチといっても、地元の食材を使った創作料理がメインで、価格もリーズナブルです。

赤と白に色分けされた店内
窓から会場の芝生広場等が見渡せます

この日は定番の「9種類のプレートランチ」(¥1,800)を注文。

それぞれの料理の食材の解説付きで楽しめます。

ランチにはパン、プチデザート、コーヒーも付いてきます。

SNSで宣伝すると、サービスでアイスクリームも付けてくれました。

公式サイト:http://grandchef-kuze.com/

カフェ「Toco Toco(トコトコ)」

会場の西にある県道229号(フェニックス通り)を北に進み、さらに西の北陸道(北国街道)沿いに10分ほど歩いたところにあるカフェ「Toco Toco(トコトコ)」です。

少し歩くのでレンタカー利用者の方が便利だと思いますが、落ち着いた雰囲気の店内で、ゆったりした時間を過ごせます。

入口
北陸道沿いにあります
古民家を改装した店内
パウンドケーキとコーヒーのセット

一乗谷・朝倉氏遺跡

出典:朝倉氏遺跡保存協会公式サイトより

会場から車で東に12キロほど行ったところにあるのが、「一条谷・朝倉氏遺跡」です。

戦国大名の朝倉孝景から、5代103年にわたり越前を支配した朝倉氏の住んだ館跡や館跡庭園など、国指定特別史跡・特別名勝や、復元された当時の街並みが散在しており、当時の繁栄を偲ぶことができます。

a.CAFE(エードットカフェ)

最後に経由地のJR武生駅周辺にあるカフェ「a.CAFE(エードットカフェ)」を紹介しておきます。

地元越前(旧武生)市のアパレルブランド「axes femme(アクシーズファム)」の店舗内にあるカフェで、アンティーク調の落ち着いた空間で、ティータイムを過ごせます。

特急しらさぎ号で武生駅まで来た後、福井鉄道のたけふ新駅に向かう途中の通り沿いにあるので、乗り換え時間までの時間調整にぴったりな場所です。

アンティーク調の店内
アパレルショップの併設店舗です
ランチメニューも豊富
この日はコーヒーのみ注文しました

施設概要・地図

地図