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リンクステーションホール青森(青森・堤町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【青森市文化会館】

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この記事の内容

初めてリンクステーションホール青森(青森市文化会館)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

ねぶた祭の本場・青森を代表する文化施設。
青森駅からは少し離れているので、会場までバスを利用するようにしよう。

リンクステーションホール青森は、1982(昭和57)年に開業した、市民の文化芸術活動や講演会、会議などの場として幅広く利用されている多目的ホールです。

もともと「青森市文化会館」という名称でしたが、2012(平成24)年に地元青森が本拠地のソフトウェア会社である株式会社リンクステーションがネーミングライツを取得したことにより、「リンクステーションホール青森」という愛称になりました。

リンクステーションホール青森までのアクセス

最寄り駅はJR「青森」駅

会場の最寄り駅はJR青森駅です。といっても会場までは約2kmほど離れているため、駅からバスを利用してのアクセスが基本になります。

ライブ遠征的には、まずはこの青森駅までのアクセス方法について、青森空港まで飛行機を利用する方法と、新青森駅まで新幹線を利用する方法を紹介します。

青森空港からのルート

青森空港に着いたら、青森市内方面の空港バスに乗り換えます。終点の青森駅までの運賃は片道980円で、現金のほか各種交通系ICカードが利用可能です。

到着ロビーに出たら、正面にあるインフォメーションの左側に進みましょう。

バス案内の表示を確認しながら、外に出ます。

出てすぐ左にある2番のりばから、青森市内行きの空港バスが発車します。

JRバス東北が運行しており、車体はつばめのロゴがある青色か、白とグリーンのツートンカラーの車両です。

バス車内はリクライニングシートを使用しており座り心地は快適です。コンセントも完備されていました。

空港から乗車時間約40分で、青森駅東口に到着します。

新幹線「新青森」駅からのルート

続いて東北新幹線で新青森駅に向かった場合のルートの紹介です。各方面から新青森駅までの所要時間と運賃・料金は次のとおりです。

乗車駅所要時間(はやぶさ利用)運賃・料金(指定席利用)
東京駅約3時間17,870円
大宮駅約2時間45分17,130円
仙台駅約1時間30分11,620円
盛岡駅約1時間5,720円

新青森駅に到着しました。

改札階に下りて、在来線に乗り換えます。

案内のとおり、「奥羽本線」の青森方面の電車に乗車します。

改札を出て、コンコースを移動します。

突き当りの案内表示を確認。青森方面の電車は、1番のりばから発車します。

奥羽本線といっても、ホームは狭いです。間違えて2番のりばの電車に乗らないようにしましょう。

青森行きの在来線車両です。

新青森駅から1駅乗車時間約6分で、終点の青森駅に到着です。

ホームに着いたら、改札階に移動しましょう。

改札口は1か所です。

JR「青森」駅からのバスルート

次に、青森駅東口のバスターミナルからまで路線バスを利用し、会場に向かいます。会場最寄りのバス停は「文化会館前」で、2番のりばから出る青森市営バスに乗車します。

青森駅前から文化会館前までの所要時間は約10分で、運賃は片道190円です。

JR青森駅の改札からスタートします。

向かって左側の東口に移動しましょう。

エスカレーターで1階に向かいます。

下りた先の駅ビルの商業施設「ラビナ(&LOVINA)」の中を通り外に出ます。

2番のりばは、出てすぐ右側にあります。

どのバスに乗るか不安な場合は、ターミナルの左側にある観光センターで確認しましょう。

色々系統はありますが、2番のりばからの便はすべて「文化会館前」に停車します。

観光センター内で路線図も確認できます。

バスが到着しました。市営バスは薄緑色の車体をしています。

バス車内は一般的な路線バス仕様です。各種交通系ICカードが使用できます。

乗車時間約10分で、最寄りの文化会館前バス停に到着しました。

バスを下車後は、進行方向にまっすぐ進みましょう。

すぐ先の「文化会館前」交差点を渡れば、会場の茶色い建物が見えます。

左手に正面玄関があります。お疲れ様でした。

青森駅から徒歩の場合、約30分かかります

青森駅から会場までは、一応徒歩での移動も可能です。その場合は約30分かかります。

Googleマップのとおり、駅の東側を直進するシンプルなルートになります。主なルートは駅東口のバスロータリーから伸びる県道16号(新町通り~本町寺町通り)を東へ進み、バスの走行ルートである国道4号線の方へ南下する形になります。

柳町通りと交差する真ん中付近(「本町1丁目」交差点)までは、道路の両脇にアーケードが連なる商店街になっています。雨の日の移動もスムーズで、買い物や休憩しながらの道中も楽しいと思います。

夏の「青森ねぶた祭」では、青森駅から会場にかけての周辺一帯が、ほぼそのままねぶたの運行ルートにもなっています。

2025年の運行ルート
出典:青森ねぶた祭公式サイトより

青森市しんまち商店街公式サイト

リンクステーションホール青森はこんな所

約2,000名を収容できる大ホール

大ホールの総客席数は2,031席で、階下席(1階席)と階上席(2階席)に分かれています。階下席は建物の1階と2階部分にあたり、中央通路付近の1階出入口、最後列後方の2階出入口から入退場します。

また、階上席は建物の3階と4階部分にあたり、3階出入口が左右2か所、4階出入口が左右と中央の計6か所から入退場します。

階下席(1階席)

階下席(1階席)の総客席数は1,095席で、あ列からほ列までの30列あります。途中、そ列(15列目)とた列(16列目)の間に中央通路が設置されています。

そ列~た列間の中央通路
中央通路(車いすスペース)からの眺め

車いすスペースは座席表上は明記されていませんが、この日はそ列後方の通路に設置されていました。

通路前方の傾斜状況
く列(8列目)以降の段差

通路前方はき列(7列目)まではフラットで、く列(8列目)から段差による傾斜がつきます。オーケストラピット設置時は、お列までの5列分の座席が撤去されます。

最前列(あ列)付近
最前列からの眺め

通路後方は、先頭のた列(16列目)以降から前方より高低差のある段差が付き、傾斜が強めになっています。先頭のた列も通路より一段上がった位置にあり、見晴らしが良くなっています。

た列(16列目)付近
た列以降の段差
通路後方の傾斜状況
最後列(ほ列)付近からの眺め

階上席(2階席)

階上席(2階席)の総客席数は936席で、A列からU列までの21列あります。途中、建物の3階・4階からの出入口に対応する形で、I列(9列目)とJ列(10列目)の間と、P列(16列目)とQ列(17列目)の間に通路が設置されています。

I列~J列間の通路
I列後方からの眺め

座席間の傾斜は、階下席後方と同じくらいの段差が付けられ、全体的にやや強めになっています。

P列~Q列間の通路
P列後方からの眺め
最前列(A列)付近
最前列からの眺め

大ホール 座席表

出典:青森市文化観光振興財団ホームページより

座席

階下席
階上席

大ホールの座席は濃茶の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せです。座面のクッションは適度な厚みが確保され、座り心地は上々でした。階上席の背もたれは階下席に比べ、ハイバック仕様になっています。

ホワイエ・ロビー

大ホールのエントランスを入ると、建物2階にあるホワイエに出ます。階下席の後列はこのホワイエに通じています。通路前方の座席やトイレは建物の1階にあります。

大ホール内に自動販売機やカフェコーナー等は見当たらなかったので、ドリンク等は中に入る前に準備しておきましょう。

階上席へは、ホワイエの中央にある階段で移動します。

階段を上がった所を含め、ベンチが各所に設置されています。

建物3階(階上席のあるフロア)にもラウンジスペースがあります。

ねぶた祭りの絵も飾られていました。

館内施設

会場のある建物は地上5階・地下1階建てで、大ホールは建物の1階から4階までを使って設置されています。

正面玄関を入った所にあるロビーです。奥にベンチが設置されています。

ロビー側から見た正面玄関。入口の左右に2階に上がる階段があります。

大ホールのエントランスは、階段を上がった建物2階にあります。

入場時は2階ロビーに待機列を作り、開場時間になると入場します。

自動販売機コーナーは、建物1階の一角にあります。

期間限定かもしれませんが、公演アーティストのサイン色紙が展示されていました。

私の贔屓にしている山下達郎氏のものもありました(本当はこの日の公演に行きたかったのですが都合がつきませんでした)。

アリーナ常連のミスチルのサインも。両脇はスピッツと槇原敬之氏です。

その他、ロビー脇には授乳室もあり、小さなお子さん連れの方にも対応しています。

正面玄関の左側には、レストラン「あおいとまと」がありましたが、残念ながら2023年末で閉店しており、テナント募集の紙が貼られていました。

周辺施設

青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」

青森駅前の海岸沿いには、日本初の鉄道連絡船ミュージアムである青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」があります。

1964(昭和39)年から約24年間、実際に青森~函館間を往復していた船を利用しており、当時の状態で保存されていた船内を展示とともに見学することができます。1階の車両甲板には、郵便車両などの鉄道車両が9両展示されています。

実際に船と同じように、乗船口から船内に入ります。

エントランスロビーは無料の見学スペースになっており、そこから先は大人510円の入場料を払って中に入ります。

船内は運行していた当時の青森市内のジオラマ展示などで、往時を習俗等を知ることができます。

3階の遊歩甲板内では、実際に使用されていたグリーン船室跡の乗客用椅子に座りながら、ビデオシアターを楽しめます。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森観光物産館(アスパム)

青森駅前から海岸沿いを歩いて行った先の青い海公園付近には、「青森県観光物産館 アスパム」があります。名前のとおり、買い物、グルメ、エンタメの複合施設で、三角形の外観が特徴です。

1階はお土産コーナーが充実。海鮮や農産物、お菓子、工芸品など何でも揃います。

周辺でイベントも盛んに行われており、この日は横の広場でラーメンフェスが開催されていました。

1階にある「スイーツファクトリー パムパム」は、毎日店内で焼き上げているオリジナルアップルパイの人気店です。

一番人気の「パムパムアップル」は、りんごとさつまいもクリーム入りのパイです。

ラウンジ・センチュリー内では、青森名物の「ねぶた焼」が売っています。

たい焼きの「ねぶた」版の外観で、気軽に1個から注文できます。

2階では国内最大級の3Dシアターで、青森県の魅力を楽しめます。同じく13階の展望台とのセット券も売っています。

2階のシアター内。私が鑑賞した時は、青森各地のねぶた祭りの映像を大迫力で楽しむことができました。

こちらは13階の展望台。外観の三角形の先端部分で、こちらも360度の景色を楽しめます。

青森駅前の八甲田丸や駅前ビーチの様子もパノラマで見えます。

青森県観光物産館アスパム

さくら野百貨店 青森本店

ローカル百貨店好きの私にとって、こちらの「さくら野百貨店 青森本店」も触れないわけにはまいりません。青森駅前から伸びる新町通り商店街の一角にあります。

1951(昭和26)年にカネ長武田百貨店青森店として開店後、様々な経営主体の変遷を経て、現在は三代目となった2010(平成22)年からの店舗になります。

キャピタルコーヒー(地下1階)

地下1階の食料品フロアにあるキャピタルコーヒーは、イートインのできるコーヒー豆の販売店です。テーブルは3,4台ほどしかありませんが、少し休憩するのにちょうどいいスポットです。

メニュー表。コーヒーの他、紅茶や各種軽食、スイーツなどをリーズナブルな価格で注文できます。

ブレンドコーヒー(夢のかけ橋ブレンド)とアイスクリームをセットにしていただきました。

さくら野百貨店 青森店

イタリアンダイニング「NATURE CAFE」

会場に近い「堤町」交差点から南に少し行ったところにあるのが、イタリアンダイニング「NATURE CAFE(ナチュール カフェ)」です。

地元スイーツ販売店が手がける、セレクトショップを併設したダイニングカフェで、地元の食材を取り入れたメニューが豊富な人気店です。

セレクトショップ
ダイニングカフェ

セレクトショップでは、プリン専門店「あおもりプリン工房」やクロワッサン専門店「Ailes(エール)」、グランプリ受賞のチーズケーキ専門店「Melty」、焼き菓子専門店「青い森のクマのお菓子屋さん」などの商品を取り扱っています。

イタリアンを中心としたメニューは、パスタやピザの他、クロワッサンサンドやパンケーキなどのスイーツも豊富です。

この日頼んだチョコバナナのプレミアムクロワッサンサンド。ボリュームたっぷりで美味しかったです。

パスタメニュー
パンケーキメニュー

NATURE CAFE – カフェとスイーツショップが併設された、ニュースタイルカフェ

リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)

今回の会場の管理運営を行っている青森市文化観光振興財団は、他の青森市内の中小ホールの運営管理も行っています。そのうちの1つが、青森駅前にある「リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)」です。

ホール
ホワイエ
出典:青森市文化観光振興財団ホームページより

今回の会場より一回り小さく、総客席数は最大で989席(1階:739席、2階バルコニー席:250席)で、舞台の奥行拡張や花道の設置等により1階席が増減します。

出典:青森市文化観光振興財団ホームページより

リンクモア平安閣市民ホール|一般財団法人 青森市文化観光振興財団

施設概要・地図

地図