
フェスティバルホールで行われた今井美樹さんのコンサートに遠征してきました。
25年ぶりのライブ参加
今井美樹さんのコンサートは学生時代の1996年以来、25年ぶりです(日本武道館公演でした)。
ちょうどドラマ主題歌で大ヒットした「PRIDE」を含むアルバムのツアーだったと思います。
その間ライブには行かなくとも、楽曲はよく聴いていました。
山下康介氏率いる「Bilboad Classics」とのコラボ
昨年のデビュー35周年記念公演のアンコール開催で、音楽監督の山下康介氏率いる一流のコンサートスタッフで構成された「billboard classics」とのコラボレーション公演でした。
私にとって山下康介氏は「信長の野望シリーズ」BGMをはじめ、テレビドラマや映画、特撮モノ、舞台音楽を手掛ける現代の巨匠。
両者のコラボをとても楽しみにしておりました。
http://billboard-cc.com/
変わらぬ透き通った声に感動
冒頭、沢山の人で埋まった観客席を見て今井さんが涙ぐむ場面がありました。
昨年の本公演は、新型コロナの影響で当初の予定を延期のすえ席数を制限して実施。
今回も緊急事態宣言等で開催が危ぶまれる中、ようやく開催にこぎつけられたことに対する安堵でした(吉村知事の記者会見があるたびに心配していたそうです)。
代表曲の「瞳がほほえむから」「幸せになりたい」で始まった数々の楽曲群が、アンサンブルの新たなアレンジに生まれ変わり披露されました(「Classic Ivory」というアルバムもリリースしています)。
私の好きな「半袖」や「年下の水夫」なども歌ってくれて嬉しかったです。
生で聞いた今も昔も、テレビやCDで聴く声からも、その透き通った声はそのままに、本当にいつも丁寧に心を込めて届けてくれる人だと思います。
本人は「不器用な生き方をしてきた」(布袋さんとのこと?)と語っていましたが、歌に関しては、首尾一貫して「今井美樹」の世界を伝えようとする力強さ、誠実さを感じます。
アンコールの2曲「PIECE OF MY WISH」「PRIDE」は圧巻。年を経てなお魅力の増す、聴く人すべての人生にも寄り添ってくれる名曲です。
そんな文字通り、35年間の集大成のような公演でした。