ニッショーホール(東京・虎ノ門ヒルズ)の「アクセス「座席」「楽しみ方」を解説します【日本消防会館】

初めてニッショーホール(日本消防会館)へコンサート・イベントに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。

東京都心の一等地に立つイベントホール。
周辺は虎ノ門ヒルズをはじめ、東京を代表する錚々たる建物が並んでいます。
ニッショーホールは、2024(令和6)年9月に建て替えられた日本消防会館のビルにある、日本消防協会が運営する多目的ホールです。
現在のホールは2代目で、初代は1981(昭和56)年から2020(令和2)年まで営業していた日本消防会館の2代目ビル内にあり、主に講演会やトークショー、各種説明会、株主総会・研修会などに使用されていました。
名古屋に住んでいる私にとって、「ニッショー」というカタカナ表記は、どうしても「いい部屋発見!」の不動産仲介会社の方を思い浮かべてしまうのですが、ホールの名称は「日」本「消」防協会からきています。
ニッショーホールまでのアクセス
出典:ニッショーホール公式サイトより
最寄り駅は東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅または銀座線の虎ノ門駅。新幹線で東京駅まで来たら、公式サイトの案内に従い、丸ノ内線で霞ヶ関駅まで向かい、日比谷線に乗り換える方法と、JR山手線で隣りの有楽町駅に向かい、そこから歩いて東京メトロ日比谷駅に乗り継ぎ、虎ノ門ヒルズ駅を目指す方法が便利です。
その他、公式サイトでは、JR新橋駅から銀座線に乗り換え虎ノ門駅で下車する方法や、羽田空港から浜松町駅経由で向かう方法も記載されているので、参考にしてください。
東京駅から虎ノ門ヒルズ駅までの鉄道ルート

今回は新幹線で東京駅に着いた、という前提で、東京メトロ丸ノ内線東京駅から霞ヶ関駅経由で日比谷線に乗り換えるルートと、隣りの有楽町駅から日比谷駅経由でに乗り換えるルートの2種類で紹介します。
丸ノ内線霞ヶ関駅から日比谷線への乗り換えルート

まずは東京駅から霞ヶ関駅経由で東京メトロ丸ノ内線・日比谷線を乗り継ぎ、虎ノ門ヒルズ駅に向かうルートを紹介します。












JR有楽町駅から日比谷駅経由の乗り換えルート

続いて、東京駅から有楽町駅・日比谷駅経由でJR山手線と東京メトロ日比谷線を乗り継ぎ、虎ノ門ヒルズ駅に向かうルートの紹介です。












最寄り駅から会場までの徒歩ルート
出典:ニッショーホール公式サイトより
ここでは、公式サイトの地図に基づき、虎ノ門ヒルズ駅と虎ノ門駅からの徒歩ルートを紹介します。
虎ノ門ヒルズ駅からの徒歩ルート

まずは銀座線虎ノ門ヒルズ駅に着いてから会場までの徒歩ルートの紹介です。会場最寄りの出口は「A2a」出口で、底から徒歩約2分で到着します。










虎ノ門駅からの徒歩ルート

参考に、JR新橋駅などから東京メトロ銀座線の虎ノ門駅まで来た場合の会場への徒歩ルートも紹介しておきます。こちらも最寄りの「3番」出口から、徒歩5分程度で会場に着きます。










ニッショーホールはこんな所
気品に満ちたちょうど1,000席のホール

ニッショーホールの総客席数はちょうど1,000席で、1階席と2階席の二層構造です。式典やシンポジウム、研修会・試写会、イベント、コンサートなど幅広い用途に利用されており、赤と茶色を基調とした落ち着きのある上品な内装が特徴です。
1階席

1階席の総客席数は672席で、1列から22列まであります。途中、8列と9列の間に中央通路が設置されており、出入口扉に続いています。


通路前の8列左サイドに車いすスペースがあり、常時1席分と、隣接する4席分を取り外して利用することができます。


通路前方の座席の傾斜は緩やかで、4列まではフラット、5列から段差(1段分)が付けられています。




また通路後方最前に当たる9列の前方には柵と手すりが付けられ、通路から1段上がった所に座席が配置されています。


通路後方はすべて段差が2段分付けられており、前方に比べ傾斜が強めになっています。
2階席

2階席の総客席数は328席で、1列から10列まであります。途中、6列と7列の間に中央通路が設置されています。




座席間の傾斜は通路前後にかかわらず同じで、1階席後方よりも角度が付く形で、段差2段分の傾斜が付けられています。


バルコニー席

2階席の両サイドから伸びるバルコニー席は、今回使用されませんでしたが、ステージと垂直に左右5席ずつ計9席配置されています。ステージに近い3席と後方の2席で高低差が付けられています。

横から見るアングルになるのと、手前の壁や手すりがステージにかかり死角が生じることは否めず、あまり見晴らしのいい席ではありません。
ニッショーホール 座席表
出典:ニッショーホール公式サイトより
座席


座席は1階席とバルコニー席が赤い座面・背もたれ、2階席が薄緑色の座面・背もたれのハイバックタイプで、それぞれ木製のひじ掛けと基礎との組み合わせです。座面のクッションは最近多くみられる比較的薄めで、少し硬めの疲れにくいタイプのものです。
ひじ掛けの幅(3.5cm)で少しわかるかもしれませんが、コンパクトに1,000席を収める仕様のためか、若干座面の幅(42.5cm)や前後の間隔は狭くなっています。
エントランス・ホワイエ

建物の1階には、エントランスホールのほかに日本の「安心・安全」を支える情報発信拠点である「日本消防防災情報センター」が併設されており、消防・防災の情報をデジタルサイネージ等で自由に閲覧できるようになっています。


ホールは建物の2階から5階に位置しており、1階のホール入口から階段またはエスカレーターで上がっていく流れになります。




周辺施設
虎ノ門ヒルズ

駅名にもなっている虎ノ門ヒルズは、「〇〇ヒルズ」のヒルズブランドでおなじみの森ビル開発が手掛けた大規模商業施設です。
出典:虎ノ門ヒルズ公式サイトより
施設は駅直結の「ステーションタワー」のほか、「レジデンシャルタワー」「森タワー」「ビジネスタワー」など4つの棟で構成されており、2014(平成26)年に森タワーが開業、2023(令和5)年にステーションタワーが竣工し、全面開業しました。

ステーションタワーの地下2階「ステーションアトリウム」の先には「T-MARKET(ティーマーケット)」があり、カフェやダイニング、バー・ラウンジなどの飲食店やスイーツ、チーズ&ワイン、雑貨などのショップの全27店舗が集積しています。


T-MARKETの他にも同じ地下2階には「虎ノ門ヒルズカフェ」や地下1階の「Espresso D Works 虎ノ門」など、駅から会場に向かう途中に気軽に立ち寄れるカフェスポットも目白押しで、時間調整にはまったく困りません。

ちなみに今回の最寄り駅である虎ノ門ヒルズ駅を含め、隣りの神谷町駅前には麻布台ヒルズが、その隣りの六本木駅前には六本木ヒルズがあり、日比谷線内で3つのヒルズがつながっていることを示す案内看板も設置されています。
虎の門病院

会場のすぐ隣りには、虎の門病院があります。
正式名称を「国家公務員共済組合連合会虎の門病院」というように、丸の内や霞が関で働く国家公務員の共済組合が運営しており、場所柄、政界関係者の利用も多い病院です。
1980(昭和55)年、自民党内の派閥抗争のなか、当時の大平正芳首相が衆議院を解散し、衆参同時総選挙が行われました。首相は選挙戦が始まってすぐに急性心筋梗塞で倒れ、緊急入院されたのがここ虎の門病院で、闘病ののち、残念ながらそのまま選挙期間中に帰らぬ人になりました。当時の私は小学校入学前でしたが、現職総理大臣の死去というショッキングな出来事で、今でも記憶の片隅に残っています。
オークラ東京

虎の門病院の向かいには、「オークラ東京」があります。株式会社ホテルオークラが運営する高級ホテルで、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニとともに、ホテルの「御三家」の一つと称される名門ホテルです。
1962(昭和37)年に大倉財閥の二代目の大倉喜七郎男爵により設立されたホテルオークラが発祥で、その後様々な経緯を経て2019(令和元)年の本館建て替えに伴い、オークラ東京として再出発を果たし、現在に至ります。
敷地内には日本の私立美術館の草分けで、1917(大正6)年に開館した「大倉集古館」もあり、大倉家の収蔵品が展示されています。
サントリーホール

会場から江戸見坂を上り、オークラ東京の横を西へ東京メトロ南北線の六本木一丁目駅方面に歩いた所にあるのが、サントリーホールです。
1986(昭和61)年開業で、公益財団法人 サントリー芸術財団が運営する日本を代表するコンサートホールは、総客席数2,006席の大ホールと、配席により定員数が変わる400席前後の小ホール(ブルーローズ)の2つで構成されています。
会場周辺は、森ビルのアークヒルズやANAインターコンチネンタルホテル東京、住友系の泉ガーデンタワー・レジデンスなど、こちらも錚々たる建築物が立ち並ぶ一等地にあります。
仙石伯耆守邸跡

会場のすぐ裏手には、「忠臣蔵」ゆかりの地である仙石伯耆守邸跡(せんごくほうきのかみていあと)があります。
赤穂浪士が吉良邸に討入りを果たしたのち、泉岳寺に引き上げる途中で、一部の浪士がこの仙石伯耆守の屋敷に立ち寄り、自訴したと伝えられています。その後に浪士を集め聞き取りを行う場面が、歌舞伎の演目のシーンでも取り扱われています。


ちなみに吉良邸は両国付近にあったそうなので、赤穂浪士が引き上げた泉岳寺までのルートは、今でいうと都営地下鉄の浅草線や三田線、東京メトロ日比谷線の一部の沿線を南下していくような感じでしょうか。
岡埜栄泉 虎ノ門本店

岡埜栄泉(おかのえいせん)は、1912(明治45/大正元)年に東京・下町に創業し、現在は虎ノ門に本店を構える老舗和菓子店です。場所は虎ノ門ヒルズ駅前の桜田通りを、南に少し歩いたところにあります。
訪れたのが定休日の日曜だったため入れませんでしたが、看板商品の「豆大福」は昼頃には完売してしまうほどの人気で、素材や昔ながらの製法にこだわり、米は質の高い宮城県産の米を使用しているとのことです。
施設概要・地図
所在地
東京都港区虎ノ門2丁目9−16
アクセス
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅 下車
「A2a」出口から徒歩約2分
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 下車
「3番」出口から徒歩約5分
ホール
ニッショーホール 総客席数:1,000席
(1階:672席、2階:328席)
※うち車いす席1席を含む(1階8列左側)
公式サイト
http://nissho-hall.jp/




