google-site-verification: google775b997a29a881ae.html
コンサートホール PR

相模女子大学グリーンホール(神奈川・相模大野)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・多目的ホール】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事の内容

初めて「相模女子大学グリーンホール相模原市文化会館)」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

中央公園と伊勢丹跡地に挟まれた駅前に建つホール。2階席の傾斜は急で、全体的に見やすく綺麗です。
時間が合えばロマンスカーで最寄り駅まで向かいましょう♪

相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)は、1990(平成2)年、小田急線の相模大野駅前再開発事業の一環で、伊勢丹相模原店等とともにオープンしました。

ホールは約1,800人を収容できる大ホールと、可変式で最大300人まで収容できる多目的ホールの2つがあり、敷地内にはその他、図書館やメディカルセンターも設置されています。

相模女子大学グリーンホールへのアクセス

相模大野駅までの道のりは時間に余裕を持って

会場の最寄り駅は先ほど述べたように小田急線の相模大野(さがみおおの)駅

「相模」と名がつく通り、首都圏と言っても神奈川県相模原市にあり、始発の新宿駅から急行等で約40分かかる所にあります。ちなみにもう1つの終点の小田原駅からは、急行で約1時間、ロマンスカーで約40分です。

小田急線路線図(駅数だけ見ると小田原駅からの方が少ないです)

2駅隣りの相武台前駅が最寄りの「ハーモニーホール座間」の記事でも書きましたが、遠征するのに結構時間がかかる会場の1つです。乗り換え時間も含め、時間に余裕を持って向かいましょう。

と言っても、普通しか停まらない相武台前駅に比べ、相模大野駅は快速急行やロマンスカーの停車駅なので、系統さえ間違えなければ乗り換えなしで到着します。

私の考えるアクセスルートは主に4つ。

①東京駅からの基本ルート
東京駅 →(JR線)→新宿駅→(小田急線)→相模大野駅
②新横浜駅からの北上ルート
新横浜駅→(JR線)→町田駅→(小田急線)→相模大野駅
③大宮駅からの南下ルート
大宮駅→(JR線)→新宿駅→(小田急線)→相模大野駅
④小田原駅からのロマンスカールート
小田原駅→(小田急線特急ロマンスカー)→相模大野駅

今回は、相模大野駅までのルートとして①と③の新宿駅経由のルートと、②の新横浜駅から町田駅経由のルートで相模大野駅まで来た場合の2通りのルート、駅から徒歩で会場に到着するまでのルートを紹介します。

その他のルートについては、下記の「ハーモニーホール座間」の記事を参考にしてください。

ハーモニーホール座間(神奈川・相武台前)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します 新しいタブでプレビュー この記事の内容 初めて「ハーモニーホール座間(座間市立市民文化会館)」のライブに訪れる人を対象に...

新宿駅から相模大野駅までの鉄道ルート

JR新宿駅中央西改札付近

新幹線の大宮駅からは埼京線や湘南新宿ライン東京駅からは主に中央線を利用して、新宿駅まで到着しました。ここから小田急線に乗り換えます。

乗り換え口はいくつかありますが、写真は中央西改札方面に向かったところにある小田急線の乗り換え口です(左奥の青い表示)。

相模大野駅は快速急行特急ロマンスカーの停車駅なので、駅を通る系統に乗れば乗り換えなしで到着します。

運賃:片道377円
ロマンスカー利用の場合:別途特急料金:420円

行き先別には、「小田原」行き、「片瀬江ノ島」行き、「新松田」行き、「藤沢」行き等に乗ればOKです。
※新百合ヶ丘駅から多摩線に乗り入れる「唐木田」行きには乗らないようにしましょう。

快速急行と特急ロマンスカーの所要時間は30分~40分ほどで、あまり変わらないのですが、指定席でゆったりできるロマンスカーの快適さはやはり格別ですね。

ロマンスカー車内
駅のホームにも売り場があります

駅に着いたら、階段またはエスカレーターを上がってコンコースに向かいます。

特急が停車するだけあって、改札口まで広いコンコースが続く立派な駅です。

改札を出たら、向かって右側の北口に向かいましょう。

改札を出てすぐの広場には、季節ごとにクリスマスツリーや桜の木などのランドマークが設置されています。私が行った日は桜の開花シーズンだったので、桜の木が綺麗にライトアップされていました。

新横浜駅から町田駅経由の鉄道ルート【2023.3更新】

東海道・山陽新幹線 新横浜駅

続いて、関西や名古屋方面から新幹線で新横浜駅まで来た場合のルートを紹介します。JR在来線で新横浜駅から町田駅まで移動し、小田急線に乗り換えます。

まずは在来線乗り換え口に向かいます。

6番線のJR横浜線に乗車します。

「八王子」行きまたは「橋本」行きに乗車します。

町田駅までは快速で4駅各停で7駅目。所要時間は18~23分で到着します。

ホームから改札口に向かいましょう。

写真のとおり、小田急線は改札を出て右側に進みます。

コンコースを右側に移動します。

やがてペデストリアンデッキに出るので、案内に従い左に曲がります。

屋根付きのデッキを進みます。

デッキが終わる所をを右に移動します。

現在工事中で見にくいですが、道なりに進みます。

突き当たりを下りたところが、小田急町田駅の西口改札です。

改札を入り、1・2番線のホームに向かいます。

相模大野駅は町田駅の隣りです。指定席のロマンスカー以外の早く出発する電車に乗りましょう。

ほどなく最寄りの相模大野駅に到着です。

相模大野駅から会場までの徒歩ルート

駅北口デッキ上にある看板

さて、駅北口から会場までは、かつて駅前から伊勢丹相模原店と隣りの立体駐車場の間を通って、会場やその奥にある中央公園まで続く遊歩道が整備されていました。

しかし百貨店の解体工事により使えなくなったことで、現在は会場まで最短距離の中央通路が使えなくなっており、左右の迂回ルートを通ることになります。

右側迂回ルート(2022.3)

2022(令和4)年に訪れたときは、デッキの向かって右側にある「パークサイド通り」を通って行くルートで移動しました。

改札から北口方面に歩いてきたところです(後ろは先ほどのツリーのある広場です)。ここから右側に迂回しながら会場を目指します。

ひとまず工事中も利用可能なデッキを渡ります。

階段を下りて地上に降りたところです。このまま先に進みます。

周辺は車の往来も多いので、注意して移動しましょう。

左からの並木通りと交差する「相模大野」交差点。右に行くと国道16号線です。

交差点左正面に見えていた市営駐車場の脇を歩いて行きます。

ほどなく会場奥の中央公園の緑と会場への案内看板が見えてきます。

公園入口付近に係員の人がいて、会場入口の方へ誘導してくれます。

公園内に入りました。見晴らし台の方に続く道を進むと、会場はすぐそこです。

会場入口に到着しました。所要時間約8分、お疲れさまでした。

左側迂回ルート(2023.3)

2023(令和5)年に訪れたときは、デッキ左側の「コリドー街」を通って行くルートで会場に向かいました。

まずはデッキ左側にあるエスカレーターを下ります。写真のようにコンサート開催時は、警備員さんが案内看板を持って立っているようです。

案内に従い、エスカレーターを下りましょう。

下りた先に「コリドー街」という商店街が続いています。

しばらく商店街を進みます。

やがて突き当りにエスカレーターが見えてきます。

ここでも警備員が案内板を持って立っていました。エスカレーターを上らず、下道を直進するよう指示されます。

突き当たりの並木通りに面した所で、歩道を右に移動します。

並木通り沿いに進むと、ほどなく先ほど右側迂回ルートで紹介した市営駐車場の建物が左に見えます。

あとは「相模大野」交差点の横断歩道を渡り、右側迂回ルートと同様に中央公園に向かえばOKです。

相模女子大学グリーンホールはこんな所

客席可変装置で2階席が増減する大ホール

大ホールの座席数は、最大で1,790席。そのうち1階席が1,036席で、2階席が742席になります。車いすスペースは、1階席中央通路に面した左右両サイドに6席ずつ配置され、すぐそばの「1-1扉」「1-2扉」から出入りできるようになっています。

座席は上品な淡い紫色で、適度な硬さで疲れにくい印象でした。

1階席

1階席の5列目まではオーケストラピットにも使用されるためフラット。ブロックを挟んだ6列目以降から段差がつけられています。

同じようなキャパの会場に比べ、最後列は23列とコンパクト。最後列付近からでもステージはそこそこ近く感じます。

ちなみにオーケストラピット境界の5列目センターブロックからの眺めはこんな感じです。

前方はフラットであることがわかります。

5列目だけですが、オーケストラピットの壁の取付部分が確保されているおかげで、足元が広々使えます。

2階席

1階席の最後列が23列なのに対し、2階席の最後列は17列で、客席数の上からも1階席のキャパの割に、2階席の数が多めの印象を受けます。

また、2階席は1階席と比べて席間の段差が大きく、傾斜が強めに設計されています。下の写真のステージの見え方でも分かるように、前の人に視界を遮られるストレスがなく、快適に見ることができます。

2階席後列ブロックからの眺め

2階席のサイド席は、1階席中央通路付近の13列目あたりまでせり出しています。センター付近はくぼんでいるので、最前列は1階席の18列目付近になります。

また、この会場の特色として、オーケストラピット使用時の1階席前方のほかに、2階席の8列から17列を丸ごと使用しないようにできる「客席可変装置」の存在があります。これを使うと、2階席の数が一気に550席減って192席に削減されます。

大ホール座席表

出典:相模女子大学グリーンホール公式サイトより

エントランス~各階ロビー

大ホールのエントランスは正面向かって右側にあります。

入ったところは、大ホールの2階ロビーになります。公園側から相模大野駅方面に向かって入る形になり、ロビーの右手に客席があります。

ロビー左手には「初恋」という題名のモザイクタイル壁画が飾られています。

右手に1階席最後列に通じる「2-1扉」「2-2扉」があります。

正面突き当りに2階席(3階ロビー)に向かう上り階段と1階席前方(1階ロビー)に向かう下り階段があります。

ちなみにトイレはエントランス階の2階ロビーにはなく、1階と3階のロビーにあります。設備としては、左右の奥の階段付近にコインロッカーがあります。

2階席(3階ロビー)の一角にカフェコーナーがありますが、この日は営業していませんでした。

3階ロビーから2階エントランスを眺めるとこんな感じです。

その他、自動販売機は1階ロビーにあります。

多目的ホール

多目的ホール入口

多目的ホール(小ホール)は、約350㎡のスペースに240人から最大300人まで収容可能です。

床が可変式になっており、ステージに向け傾斜をつけて座席を並べた基本形式のほか、座席を排除してフラットにした平土間形式などに設定することで、文字通り多目的に利用することが可能です。

出典:相模女子大学グリーンホール公式サイトより

コンサートで使用する場合には、上の写真のようにピアノの発表会等に使用するのがちょうどよい大きさです。

プロムナード

大ホールと多目的ホールの間には「プロムナード」と呼ばれるスペースが確保されており、開演前の入場待機列を作るときなどに利用されています。

大ホール開演前の入場待機列は、入口から奥に向かって並ぶことが多いようです。

シンボルカラーの紫色の旗とホールの公演情報も掲示されています。

プロムナードの向かいは、中央公園を見晴らすテラスになっています。

ラウンジ「symphony(シンフォニー)」

建物の3階に、付属の喫茶店であるラウンジ「シンフォニー」があります。軽食のほか、パーティー等にも利用できます。コロナ明けの2023年3月は営業していました。

入口は、プロムナードから多目的ホール側にある階段を上がったところにあります。

メニューを見ると、ドリンク300円、カレーやパスタなどの軽食類が単品で500円とかなりリーズナブル♪

入口を入って右にレジカウンターがあり、料金先払いで注文します。

おひとり様にやさしい見晴らしのいい窓側の席もあります。

シフォンケーキとコーヒーのセット(500円)を頼みました。

ちなみに店の奥は、先ほど紹介した大ホールのカフェコーナーにつながっていますが、大ホール側から中に入ることはできません。

周辺施設

伊勢丹相模原店跡地

プロムナードから百貨店跡地を臨む

テレビドラマのロケ地も今は昔

会場アクセスの所でも触れましたが、会場と相模大野駅の間にあった「伊勢丹相模原店」。すでに2019年に閉店し解体され、今は上の写真のように往時を偲ばせる面影はありません。

地方出身の私にとって、伊勢丹相模原店といえば「デパート!夏物語」が真っ先に思い浮かびます。

高校時代にTBS系列で放送されていたドラマで、髙島政宏さんと西田ひかるさんが主演されていました。続編で、「デパート!秋物語」も放映され、数年後にもキャストを変えて同じロケ地で放映されていたようです。

西田ひかるさんが歌ったテーマ曲「ときめいて」は、今でも口ずさめます。

ちょうど弟の髙島政伸さんもドラマ「ホテル」に出ていた頃なので、当時の学生の中には、髙島兄弟のドラマで百貨店やホテル業界に憧れる人もいたのではないかと推測します。

ちなみに私も就職活動で百貨店を数社受け、伊勢丹ではないですが1社内定をいただいた所もありました。

施設概要・地図

地図