初めて東別院会館(東別院ホール)へライブ・イベントに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。
金山駅から地下鉄で北に1駅。真宗大谷派東別院の敷地内にあるイベントホール。日本特殊陶業市民会館からも歩いていけます。
東別院会館は、名古屋市中区にある貸会議室・ホールで、真宗大谷派名古屋別院(通称「東別院」)の敷地内にあります。
特に宗派専用ではなく、一般の法人のビジネス目的で使用されている施設です。
建物の3階にある東別院ホールは、約450人を収容可能で、芸能人のイベントやコンサートでよく使用されており、名古屋市内の主要イベント会場の1つとなっています。
東別院会館へのアクセス
出典:東別院会館公式サイトより
東別院ホールのある東別院会館の最寄り駅は、そのものズバリの東別院駅。地下鉄名城線の停車駅になります。駅の4番出口から徒歩約5分のところにあります。
東別院駅は、日本特殊等業市民会館のある金山駅から1駅目。また、金山駅との距離もそれほど離れていないため、金山駅から北へ歩いていっても、それほど時間はかかりません。
ライブ遠征する人のアクセスとしては、新幹線の名古屋駅から、飛行機で来た場合は中部国際空港駅からJR・名鉄・地下鉄が乗り入れる金山駅に向かうルートが考えられます。
ここでは、金山駅からの地下鉄ルートと、徒歩ルートをそれぞれ紹介します。
金山駅から東別院駅・会場までの地下鉄・徒歩ルート
金山駅に着きました。まずは改札を出て、南北を繋ぐ連絡通路のコンコースに移動します。
JRの改札からは正面の通路を出たところがコンコースです。
左に曲がり、地下鉄線に向かうエスカレーターを下ります。
地下鉄名城線(名港線)の改札です。最寄りの東別院駅は、名城線「栄・大曽根方面」の次の駅です
栄・大曽根方面は3・4番線に到着します。ホームに向かい、来た電車に乗りましょう。
乗車時間1,2分で東別院駅に到着です。運賃は片道210円です。
ホームから改札に向かうエスカレーターまたは階段を上がります。
改札は1箇所です。
改札を出たところの案内表示を確認し、左側の3・4番出口を目指します。
4番出口の「東別院 名古屋テレビ」の方向に進みます。
エスカレーターまたは階段を上がります。
4番出口です。大きな交差点の前に出ます。そのまま直進します。
正面の交差点は「東別院」交差点。上に名古屋高速が走っています。
前の交差点を渡ったところにあるのが、名古屋テレビ放送(メーテレ)のビルです。
メーテレ前を通過します。
ほどなく会場の看板が見えてきます。
東別院駅改札から約5分で会場に到着です。お疲れさまでした。
金山駅から会場までの徒歩ルート
続いて金山駅から会場までまでの徒歩ルートを紹介します。天気が良ければ、1駅210円がもったいないと感じる人もいるかと思います。
改札を出て、南北通路のコンコースを出たところからスタートします。まずは北口へ向かいましょう。
北口を出たら、横断歩道を渡りアスナルとは反対の右方向に進みます。
カナヤマギンザのマツキヨ前を通過します。
広い通り(大津通)の前まで来たら、渡らずに左に曲がります。
ここからはずっと真っすぐ道なりです。
右奥に「かに本家」の看板のある金山交差点を直進します。
やがて日本特殊陶業市民会館の入口に差し掛かります。
日本特殊陶業市民会館前を通過します。
続いて名古屋市音楽プラザ前を通過します。
市民会館北交差点を渡ります。
ほどなく古沢歩道橋を通過します。
前方に「山王通」との交差点表示と名古屋高速の高架が見えれば、会場までもうすぐです。
山王通との「東別院」交差点です。
さきほど鉄道ルートで紹介した4番出口が交差点右奥に見えます。
交差点の横断歩道を渡ります。
渡った先が名古屋テレビ放送ビル前です。ここから左へ曲がってすぐが会場です。金山駅から徒歩約12分で到着です。お疲れさまでした(ちなみに前の道は「東別院参道」になります)。
東別院ホールはこんな所
イベント・ライブ向きのフラットな構造
東別院会館3階にある東別院ホールは、総客席数450席。上の写真をご覧いただくとわかりますが、全体にほとんど段差のないフラットな構造です。施設上はホールではなく「講堂」の扱いになっています。
座席の最後列は19列で、3列と4列の間と、13列と14列の間に扉があるため、約1席分空けており、それが通路になっています。13列目と14列目の通路の扉の奥にトイレがあります。
フラットな会場ですが、通路後方の14列と15列の間と15列と16列に間に、それぞれ一段ずつ段差ができています。
よく見ると10列目以降は若干傾斜が付けられているようですが、11列から14列よりも15列目以降の席のほうが、ステージは見やすくなります。
それでもキャパは小さくステージとの距離は近いので、前の人の頭が気にならない限りは、全体によく見える会場です。
東別院ホール 座席表
出典:東別院会館公式サイトより
ホール入り口まで
東別院ホールは3階にあるので、会場前に着いたら階段またはエレベーターで3階まで上がります。
階段を上る途中で、敷地内の真宗大谷派の建物が見えます。
2階の待合ロビーです。入場待機列を作る場合、このあたりから並ばされることがあります。
2階から3階にかけては屋根がありません。この日のように天気が悪いと少し不便です(右に会場入口があります)。
特に待機列が伸びていなかったので、この日はエレベーターを使って会場入口に直接移動しました。この方が雨に濡れる心配はありません。
周辺施設
真宗大谷派 名古屋別院(東別院)
東別院は、親鸞聖人(しんらんしょうにん)を教祖とする浄土真宗の寺院で、京都にある東本願寺を本山とする真宗大谷派に属します。
1690(元禄3)年、尾張の地に本願念仏のみ教えを伝える道場として、一如上人(いちにょしょうにん)によって開かれました。
真宗大谷派は全国を教区に分けられ、ここ名古屋教区の唯一の拠点(名古屋別院)として、教化活動の中心となっています。
境内では、毎月8日、18日、28日に「暮らしの朝市」が開催されています。
SAKURA CAFE(サクラカフェ)
会場の1階にあるカフェが「SAKURA CAFE(サクラカフェ)」です。金山駅周辺と違って、周りにお店は少ないので、公演前後の貴重な待合せや時間つぶしスポットになります。
名古屋テレビ放送(メーテレ)
さきほどのアクセスルートで紹介した、会場の隣りにある地元放送局が「名古屋テレビ放送(メーテレ)」です。
写真右のキャラクターは、同社のマスコット「ウルフィ」です。「羊の皮をまとったオオカミ」という設定です。
何かロビーに「モフモフパラダイス」という癒しスポットも設置されているようです。
下茶屋公園
下茶屋公園は、東別院のすぐ東側にあります。元は旧東本願寺別院の新御殿の後庭があったところで、江戸後期の庭園様式を今に残しています。
それほど大きくない公園で、都心にひっそりとたたずむ穴場スポットという感じです。
訪れた日は蒸し暑かったのですが、公園の中は静寂に包まれ少しひんやりとしていて、癒された気分になりました。
スターバックスコーヒー 東別院店
名古屋テレビ放送のビルの隣り、下茶屋公園のほとりにあるスタバです。場所柄マスコミ関係者もよく使っており、時々店内でメーテレの女子アナを見かけることもあるそうです。
ロードサイド店舗でドライブスルーも設置されており、車による利用も多い店です。
施設概要・地図
所在地
愛知県名古屋市中区橘2-8-45
アクセス
地下鉄名城線「東別院駅」下車
4番出口より西に徒歩約5分
金山総合駅から徒歩約12分
ホール(東別院ホール)
総客席数:450席(移動可)
公式サイト
https://www.ohigashi.net/annai/