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一人旅とライブ遠征が好きなおひとり様向けブログです

月光
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管理人

はじめまして、ライブ遠征が趣味の40代会社員のツーアウトと申します。ご覧いただきありがとうございます。

もともと一人旅が好きで、土日を中心に年中国内のあちこちに出かけています。今年はさすがに行けませんでしたが、年1回、主に年末年始に海外にも一人で旅行しています。

このブログでは、社会人になって以降の20年余りで培った「一人ライブ遠征」の経験を、旅行記等も交えながら発信していきます。

参加するライブは「中小規模のホール」が中心

ライブ遠征というと、ジャニーズや人気アーティストによるドームやアリーナでの公演を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、私は主に「中小規模のコンサートホール」を中心に回っています。

それはジャンルに関係があります。私が遠征するライブの内訳は、こんな感じです。

  • ハロプロ系(モーニング娘。中心):70%
  • 舞台、演劇、ミュージカル関係:10%
  • オーケストラ、アンサンブル系:10%
  • 山下達郎 その他J-pop系:10%

いわゆる「ハロヲタ」の類ですね。

「LOVEマシーン」や「恋愛レボリューション21」など、一世を風靡したヒット曲をリリースしていた頃と違い、現在のハロプロは「さいたまスーパーアリーナ」や「大阪城ホール」「日本ガイシホール」などのいわゆる「大箱」の公演を、ほとんど行いません(時々日本武道館で行う程度です)。

クラシック系のオーケストラも基本コンサートホールで行いますし、音へのこだわりの強い山下達郎は、自分の音楽を届けるベストな場所として、音響設備の整った全国のホールを好んで選び、ツアーを回っています。

そんなわけで、私が遠征するライブは、必然的に中小規模の音楽ホールになることが多くなります。

ホールコンサートの魅力

私が思うホールコンサートの魅力は以下の通りです。

  • 対象を近くで拝める
  • 設備が整った環境で「音楽」を楽しめる
  • 入退場がスムーズ
  • その土地や街の「日常」を味わえる

対象を近くで拝める

やはりお目当てのアーティスト・アイドルを間近に感じられる魅力が一番ですね。

ドームやアリーナでは、よほど前方の席でない限り、対象は「豆粒」ほどにしか肉眼で確認できません。ライブ中ずっと備付けのスクリーンを見ていることもしばしばです。

大勢のファンと一体感を感じることはできても、どこか消化不良な感じは否めません。メンバーの卒業公演などのメモリアルな公演を除けば、大箱よりライブビューイングの方が、個人的にコスパ・満足度ともに高いと思います。

設備が整った環境で「音楽」を楽しめる

本来こっちが先だろうとツッコまれそうですが…、ホール(特にクラシック専用の音楽ホール)には、野外フェス等の会場や大箱にはない音響設備が配備されています。

「生演奏」が命のクラシック音楽はもちろん、PA機材やスピーカーを利用して音を調整するポピュラー音楽においても、適度な規模感で音楽を満喫できる環境が整っています。

ホールも楽器」と言われる所以ですね。

入退場がスムーズ

また下世話な話に戻りますが、ホールの収容人数はせいぜい3000人くらいまでなので、開演・終演時の出入りはいたってスムーズです。

アリーナクラスだと規制の入退場で30分~1時間近くかかってしまうこともあり、最寄り駅までの移動も相当混雑します。

その点、ホールコンサートは規制退場で一番遅い席でも15分もあれば出られますし、歩行が困難になるほど蜜にもなりません。

他の用事との掛け持ちの際も、時間の目安を立てやすいでしょう。

その土地や街の「日常」を味わえる

特に地方のコンサートホールに出かけたときに感じるのがこれです。

最寄り駅や停留所に降りた後の会場までの道中、会場付近で見かける地元の人々、会場内の居心地など、その土地や街の「日常」の雰囲気や歴史を五感で感じるのが大好きです。

一人旅をしている時もそうですが、観光目的以外で見知らぬ街を散歩するのは、最高の娯楽の一つだと思います。

これまでに訪れた会場は150以上

昨年の新型コロナ感染症の拡大で、全国的にライブ活動が制限されていた時期、それまであちこち訪れていたライブ遠征ができなくなりました。

ステイホームの日々を送りながら、ふと自分は今までどのくらいの会場に足を運んだんだろうと思い、ずっと保管していた過去のライブチケットの半券を調べてみることにしました。

転勤で一昨年から北陸に住んでいますが、それまでの20年は、愛知に住んでいました。「東名阪が中心で同じ会場も多いから、せいぜい30〜40くらいかな」と思いながら調べてみたら…

その数何と150以上(ドーム・アリーナやライブハウスを含む)

内訳
  • 首都圏:52会場(東京43神奈川6千葉2埼玉1)
  • 中部圏:41会場(愛知32岐阜2三重5静岡2)
  • 関西圏:34会場(大阪20兵庫8京都3滋賀2奈良1)
  • 北 陸:10会場(石川5富山2福井3)
  • 九 州:5会場(福岡3熊本1鹿児島1)
  • 中 国:4会場(広島3山口1)
  • 北海道・東北:4会場(北海道2宮城1岩手1)
  • 四 国:4会場(愛媛1香川2高知1)
  • 甲信越:2会場(新潟1山梨1)

(2021年7月現在)

こんなに行っていたとは…。

作ったリストを眺めていると、あの時は天気がピーカンだったなあ、あの時の演奏は最高だったなあ、あの会場に行くまでに迷って苦労したなあ、ここでメンバーの卒業発表を生で聞いたなあ、など、その時々の会場や旅の思い出が今でも自然に思い出されてきます。

今では初めての地方会場でも、何のためらいもなく行くことができます。むしろツアースケジュールが発表されると、まだ行ったことがない会場がないか調べて、旅行を絡めてそこに優先的に行こう!という思考回路になっています。

一人ライブ遠征は世界を救う!?

大げさな見出しですが、コロナ禍の現在、「おひとり様消費」が飲食、宿泊、娯楽等のサービス業界で商機として注目されています。

密にならない」「大人数での会食を控える」等の感染防止対策を取りながら余暇を楽しむなら、「一人ライブ遠征」がその需要を満たす選択肢となり得ます。

遠征先までの交通手段の利用、遠征先での宿泊、飲食、ライブ参加による施設利用やアーティスト側の収益など、経済と感染防止を両立する上で、最も現実的な行動だと思いませんか?

行き帰りの電車や飛行機、ライブ会場では、ほとんどの場合隣りの席が空いています。飲食はカウンターや1〜2人掛けの席での「黙食」になります。

素人考えですが、近所のスーパーや商店街で買い物するよりよほど安全な行動のように思えます。

「GOTOトラベル」は、まさにそんなおひとり様こそが最大限活用すべき施策だと思いますし、実際私も期間中何度か利用させていただきました。

一人ライブ遠征は、そんな「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方良し」の趣味だと自負しております。

これから皆さんに、一人旅と遠征の素晴らしさを伝えていきますので、よろしくお願いします。