初めて「石川県立音楽堂」のコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方や施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。
楽都・金沢駅前の表玄関に輝く拠点施設。
ターミナル駅から最もアクセスのいい会場の1つです。
JR金沢駅に隣接している楽都・金沢の拠点となる音楽文化施設。クラシックがメインの「コンサートホール」、歌舞伎や舞台で使用する「邦楽ホール」、多目的のコミュニケーションスペースの「交流ホール」と3つのホールを備えています。オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地。
石川県立音楽堂へのアクセス
金沢駅真ん前です♪東口(兼六園口)を出てスグ。迷いようがありません。
東京・大阪・名古屋からすべて乗り換え無しで「2時間半〜3時間」で行けます。
公共交通機関
- 東京から:北陸新幹線かがやき・はくたか乗車 約2時間30分〜3時間
- 大阪から:特急サンダーバード乗車 約2時間30分〜3時間
- 名古屋から:特急しらさぎ号乗車 約3時間 (米原〜名古屋間を東海道新幹線ひかり・こだまの利用で約30分短縮できます)
マイカー
- 関東から 北陸自動車道 金沢東インター下車 約15分
- 関西から 北陸自動車道 金沢西インター下車 約15分
石川県立音楽堂はこんな所
コンサートホール
ステージ正面には立派なパイプオルガンが。会場形式は典型的なシューボックス(靴箱)型ホールで、収容人数1560席は、シューボックス型の原点となったドイツ・ライプツィヒの初代ゲヴァントハウス(1781年)と同じとのこと。
座席表
出典:石川県立音楽堂 公式サイトより
邦楽ホール
交流ホール
会場を入って地下1階に下りたところにある交流スクエア。常設の座席はなくあくまで広場の位置づけのようです。1階ロビーにある窓から、ホールの様子がちょうどテラス席のように見渡せます。
風と緑の楽都音楽祭
南仏ナントで始まったクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」。気軽に参加できるイベントとして、かつては東京等と同じように「ラ・フォル・ジュルネ金沢」として開催されていましたが、2017年から、地元主体の音楽祭として生まれ変わりました。イメージキャラクターは「ガルガンちゃん」。フランスの小説家ラブレーの「ガルガンチュア物語」の登場人物がモデルとのこと。県立音楽堂は、毎年開かれるこの音楽祭のメイン会場になっています。
ライブ・コンサート参加記録
ドラゴンクエスト・コンサート(2020.1.19)
2017年発売の現行のナンバリングで最新の「ドラゴンクエストⅪ」のコンサート。指揮はN響や東京フィルでもおなじみの渡邊一正氏。全国のオーケストラでドラクエコンサートの客演も多く手掛けています。
当日は作曲者のすぎやまこういち先生もお見えになり、挨拶の後は私たちと一緒に席で聴いていらっしゃいました。すぎやま先生は演奏当時でレベル88(歳)!これからもDQ12、13と末永く私たちに音楽を届けていただきたいと思います。
風と緑の楽都金沢音楽祭2021(2021.5.4,5)
新型コロナで前年は春の開催を中止し、秋の縮小開催を経て迎えた2021年。テーマは「南欧の風」と題し、イタリア・スペイン・フランスの音楽を中心に上演されました。しかし今回も変異株の流行で厳戒態勢のもと、多くの関連行事の開催は中止に…。開催については賛否色々なご意見はあると思いますが、主催者側も出来うる限りの感染防止対策をとりながら、開催にこぎつけた印象を受けました。
今年は交流ホールの地元ジュニアオーケストラとハンドベルの演奏、邦楽ホールでのジブリのアニメ曲コンサート、コンサートホールでの歌劇「カルメン」ハイライトと、3つのホールで行われた公演を楽しみました。
施設概要・地図
所在地
石川県金沢市昭和町20-1
アクセス
JR金沢駅兼六園口(東口)すぐ
ホール
コンサートホール 総客席数:1560席
(1階:704、2階:414、3階:442)
邦楽ホール 総客席数:727席
(花道使用時691席、うち桟敷席40席)
交流ホール:多目的の交流スクエア
公式サイト
https://ongakudo.jp/