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EXシアター六本木(EX THEATER ROPPONGI)(東京・六本木)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事の内容

初めてEXシアター六本木(EX THEATER ROPPONGI)のライブ・コンサート・舞台に訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

六本木ヒルズに隣接。テレビ朝日が運営するエンターテイメント空間。
スタンディング・シーティング両対応で、ライブハウスとしても劇場としても使用可能です。

EXシアター六本木EX THEATER ROPPONGI)は、2013(平成25)年、テレビ朝日の開局55周年に伴い開設された、ライブハウス兼用の劇場施設です。

建物は地上17階建てオフィスビル「EX TOWER」に隣接した、地上2階から地下3階の構造で、座席部分はスタンディングから全シーティングに対応し、2階にはカフェのある屋上庭園もあります。

屋上庭園(2階)

開業日のこけら落とし公演はB’zの完全招待制ライブが開催されたほか、テレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」のライブ収録や、劇場としてのミュージカルの上演、さらに2015(平成27)年以降の「童謡こどもの歌コンクール(旧全国童謡歌唱コンクール)」グランプリ大会の会場や、第29回東京国際映画祭の上映会場としても使用されています。

また、「EX THEATER ONLINE」として、会場に行けなくてもライブの感動を味わえる
エンタテイメント・ライブ動画配信サービスも運営されています。

EX THEATER ONLINE|テレビ朝日

その他、非常災害時には、帰宅困難者を収容する「一時退避場所」として開放されることになっています。

EXシアター六本木までのアクセス

六本木駅に至るルートは主に2つ

出典:六本木ヒルズ公式サイトより

EXシアター六本木の最寄り駅は、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線の六本木駅。どちらも東京駅や品川駅から直通では行けないので、乗り換えが必要となります。

JR在来線からの乗り換えは、それぞれ東京駅からは1駅隣りの有楽町駅に、品川駅からは3駅隣りの浜松町駅に向かいます。

少し特殊なのは、JR有楽町駅からは東京メトロ日比谷線の日比谷駅JR浜松町駅からは都営大江戸線の大門駅に乗り継ぎとなり、乗換え駅が別の駅名になることに注意しましょう。

今回はこの東京駅から有楽町・日比谷駅経由と、品川駅から浜松町・大門駅経由で六本木駅に向かうルートで紹介します。

飛行機で羽田空港から訪れる人は、京急線で品川駅またはモノレールで浜松町駅まで来たという想定で、参考にしてもらえればと思います。

有楽町駅・日比谷駅経由のルート

JR有楽町駅 日比谷口

まずは、東京駅から有楽町駅・日比谷駅経由でJR山手線東京メトロ日比谷線を乗り継ぎ、六本木駅に向かうルートの紹介です。

新幹線で東京駅に着いたら、JR在来線の乗り換え改札に進み、山手線のホームを目指しましょう。

山手線は5番ホームから出発します(6番線の京浜東北線でもOKですが、急行の場合有楽町駅を通過するので注意)。

品川・渋谷方面行きに乗車します。

ほどなく1駅隣りの有楽町駅に到着です。

改札を出たら、「日比谷線」の案内に従い右側(皇居側)に移動します。写真は中央西口ですが、左隣りの日比谷口の方が近くになります。

こちらが最寄りの日比谷口です。案内に従い、日比谷駅方面の左側に進みましょう。

鉄道の高架に沿って、左に移動していきます。

やがて大通り(晴海通り)との交差点の角に地下鉄のA2出入口があるので、地下に入りましょう。

「日比谷線 中目黒方面」の案内を目印に改札に向かいます。

中目黒方面は1番線です。改札を入りましょう。

六本木駅は4駅目、所要時間は約9分です。

中目黒行きに乗車します。

日比谷線の車内です。

約9分後、無事六本木駅に到着しました。

浜松町駅・大門駅経由のルート

JR浜松町駅 北口

次に、品川駅から浜松町駅・大門駅経由でJR山手線都営大江戸線を乗り継ぎ、六本木駅に向かうルートの紹介です。

新幹線品川駅のコンコースです。JR線乗り換え改札口に移動します。

山手線(東京・上野方面)は1番線から出ています。

浜松町駅までは3駅、所要時間は約6分です。

ほどなく浜松町駅に到着しました。

大門駅は浜松町駅の北側にあるため、ホーム端の北口に向かう階段を利用します。

駅北口改札に到着しました。案内に従い、改札を出て左側に移動しましょう。

ほどなく大門駅へのB2出入口があるので、階段を下りましょう。

荷物が多い場合は、その先にエレベーターのあるB4出入口を利用しましょう。

大門駅の改札に到着しました。

浅草線と大江戸線に分かれているので、3・4番線の大江戸線方面に向かいましょう。

六本木方面は4番線になります。

大江戸線のホームに着きました。

4番線の「六本木・都庁前」方面の電車に乗ります。

六本木駅は3駅目、所要時間約6分で到着します。

六本木駅からの徒歩ルート

出典:EX THEATER ROPPONGI公式サイトより

続いて、六本木駅から会場までの徒歩ルートの紹介です。六本木駅は日比谷線と大江戸線で出口が異なる点に注意が必要です。

上の図のように、日比谷線の方が会場に近く、大江戸線からは少し時間がかかることをご承知おきください。

日比谷線六本木駅からのルート

まずは近い方の日比谷線から。会場最寄りの出口は2番出口で、会場までの所要時間は約5分です。

出口案内で、会場の最寄りは2番出口であることを確認。

案内に従い、「西麻布方面改札」の方向に移動します。

地下通路を進んでいきます。

西麻布方面改札に到着しました。

改札を出て、2番出入口に向かいます。

階段を上がります。

地上に出たところです。そのまま六本木通りを直進していきます。

環状3号線との「六本木六丁目」交差点に差し掛かるので、そのまま渡ります。

渡った先を直進すれば、会場はもうすぐです。左の高架は首都高3号渋谷線です。

EXシアター六本木前」バス停とともに、会場のエントランスがあります。お疲れ様でした。

大江戸線六本木駅からのルート

続いて遠い方の大江戸線のルートです。大江戸線の最寄りの出口は4b出口で、そこから日比谷線の2番出口の前を通り会場に向かう形になります。

所要時間は公式サイト上は日比谷線と共通の記載ですが、2番出口前までの移動時間込みで10分ほど見ておいた方がいいでしょう。

六本木駅に到着しました。

六本木交差点・六本木ヒルズ方面改札」の案内に従い移動します。

その後、「3・4a・4b」出口の案内に従い進みましょう。

後発路線の大江戸線地下深くにあるので、エスカレーターで上に移動します。

3番出口との分かれ道に来たら、「4a・4b」方面に進みましょう。

4b出口の階段を上がります。

地上に出ました。左は六本木通りです。

そのまま直進すれば、先ほどの日比谷線の2番出口に合流するので、以降のルートを省略します。

EXシアター六本木はこんな所

アリーナ(B2・B3階)とスタンドシート(B1階)の組合わせ

EXシアター六本木の総客席数は、シーティング(座席指定)の場合、公表資料では920席(手元計算では950席)。また、スタンディング(立見)時のキャパは1,746人です。

「シアター」と名の付く通り、ポップスやロック等の音楽ライブから演劇・ミュージカル、映画やライブビューイング、ファッションショー、企業式典、スポーツイベントまで、幅広く対応できる劇場型の空間です。

基本的には地下2階・3階に広がるアリーナ地下1階に設置されたスタンドシートの二層構造で、その他にサイドバルコニー席が、左右6席ずつ12席あります。

サイドバルコニー席(今回の公演では使用されませんでした)

アリーナ(座席指定時)

アリーナに座席を配する場合の総客席数は690席で、A列からV列までの22列あります。途中、G列の後方に段差があるため、通路を確保する場合はG列の一部または全部を撤去する場合があります。

F列~H列間の通路と段差状況
F列~H列付近

この日の公演では、G列の左と右のブロックを撤去し、センターブロックのみ座席が配置されていました。

スタンディング(立見)のライブハウス仕様を想定してもらうとわかりますが、G列まではフラットで傾斜が付いていません。

A列~G列(フラット)
H列から後方(傾斜付き)

H列以降は一段上になり、立見の場合はそのまま同じ高さが続く形になりますが、座席指定の場合は、H列以降に段差により傾斜が付けられる構造です。なので座席指定時は、F列やG列よりH列以降の方が概ね見やすいと思われます。

S列付近
T列~V列(固定席)

なお、座席指定時に設置される座席(可動席)はS列までの19列までで、後方3列のT列~V列はコントロールルーム(機材スペース)を挟んで、スタンディング(立見)使用の場合も固定席として設置されています。

また、車いす席はU列とV列の左右両側に、スペースが設けられています。

2階席(スタンドシート)

2階席(スタンドシート)の総客席数は248席で、1列から7列まであります。途中に通路はありませんがすべて固定席で、1階席より段差が付けられ傾斜も強くなっています

2階席の傾斜状況
最後列(7列)からの眺め

どの席からもステージは概ね見やすいと思いますが、着席鑑賞の場合、最前列は金網や手すりが若干気になるかもしれません。

最前列(1列)付近
1列からの眺め

座席表

シーティング時
スタンディング時
出典:EXシアター六本木公式サイトより

座席

座席は跳ね上げ式の座面と背もたれと金属のフレームの組合せで、スタンディング(立見)時に撤去される可動席のS列までは赤色固定席である1階後方のT列からV列と2階席は薄い茶色の座面・背もたれで、2階席は若干ハイバック仕様になっています。

1階席後方の固定席(T列~V列)
2階席

座面のクッション幅はそれほどありませんが、程よい硬さで疲れにくい座り心地でした(Zepp等よりも快適に過ごせます)。

背もたれの裏側には、後ろの席の人が使用できるフックが付いています。

リュックやかばんなどを掛けられるので、スペースを有効利用できます。

エントランス・ホワイエ

フロアマップの通り、会場の入口(メインゲート)は地上1階にありますが、入場待機列は、2階のエントランスゲートに面した屋上庭園に作られます。

開場時間になるとエントランスゲートが開き、客席のある地下1階~地下3階に下っていく動線になります。

下りた先でドリンクチケット(¥600)を購入し入場します。

さらに先に下っていきます。

2階席は建物の地下1階にあります。

1階席の場合は、さらにエスカレーターで地下2階~3階へ進みます。

1階席のホワイエは、建物の地下2階にあります。

館内設備

EX GARDEN CAFE

エントランスゲートを入ってすぐのところに「EX GARDENCAFE」があります。営業時間は公演のある日の開場1時間前から開場時間までと終演後30分程度となっており、開演中はクローズになります。

階段の踊り場を広くしたような店内は全42席。メニューはソフトドリンク(¥500~¥600)のほか、ビール・ワイン等のアルコール類(各¥600)やホットドック、パスタ、カレー等のフード類(¥500~¥800)などを取り扱っています。

EX THEATER公式ブログ | 【EX THEATER ROPPONGI】カフェ・ドリンクメニュー

ドリンクバー等

ドリンクバー(地下2階)

開演中は、シアター内にある同じ運営元のドリンクバーを利用することになります。

入場時に600円と引き換えにもらうドリンクチケットです。

引換え場所はソフトドリンク類が地下1階、アルコール類が地下2階と分かれています。

こちらは地下1階にあるソフトドリンクの引換えカウンターです。

この日は地下2階のアルコール類のカウンターで、生ビールを注文しました。

コインロッカー

会場内のコインロッカーは、「2階庭園」「1階外ロッカー」「B1階ホワイエ」「B3階ホワイエ」の4か所に、実に合計1,120個設置されています。

使用料は300円(小ロッカー)です
ロッカー等の配置状況

写真のような小ロッカーが中心ですが、スーツケースなどが入る中型の縦ロッカーや大型のロッカーもあるので、遠征等で荷物の多い人でも客席に持ち込まなくて済むよう配慮されています。

EX THEATER公式ブログ | 館内コインロッカーについて

公式サイトのブログでも、各ロッカーのサイズや収納例などが紹介されており、至れり尽くせりですね。

周辺施設

六本木ヒルズ

六本木ヒルズ 森タワー

六本木ヒルズは、2003(平成15)年に森ビルがデベロッパーとなり再開発を行った、六本木六丁目エリアに開業した複合商業施設です。EXシアターとは、六本木通りを挟んで隣接しています。

六本木ヒルズ – Roppongi Hills

案内マップ

高さ238mの高層オフィスビル・森ビルの本社ビル(六本木ヒルズ 森タワー)を中心に、集合住宅(六本木ヒルズレジデンス)やホテル(グランドハイアット東京)、映画館(TOHOシネマズ)などの文化施設や、その他の商業施設等で構成されています。今回の会場の経営主体であるテレビ朝日の本社ビルも、敷地内にあります。

六本木ヒルズ森タワーには、六本木ヒルズのコンセプトである「文化都心」の象徴として、最上階付近に「森アーツセンター」があり、美術館・展望台(森美術館・東京シティビュー)などがあります。

森美術館・東京シティビューエントランス
大屋根プラザ

また、タワーに隣接した大屋根プラザは、ヒルズ内の動線となるアートウォークとウェストウォークの結節点に位置する、透明なガラスの屋根の開放的なオープンスペースです。

森美術館 – MORI ART MUSEUM

東京シティビュー – TOKYO CITY VIEW

その他、「六本木ヒルズチケット(半券)優待サービス」により、ヒルズ内の映画館や展望台だけでなく、EXシアターのチケットの半券を持っていれば、飲食店の優待などの「チケ得」サービスを受けられます。

EX THEATER公式ブログ | 優待サービス

テレビ朝日 本社屋

今回の会場の経営主体であるテレビ朝日の本社屋も、六本木ヒルズ内にあります。

テレビ朝日は元々開局時にこの地に本社がありましたが、一時移転していました。その後に地権者となった森ビルが大規模な都市再開発を行い、ヒルズ完成後に再び新社屋を敷地内に建てて再度移転し、現在に至っています。

六本木ヒルズアリーナ

テレビ朝日本社屋の隣りには、「六本木ヒルズアリーナ」と名付けられた空間が広がっており、巨大な開閉式屋根を持つ屋外型イベントスペースとして活用されています。

イベントのない時は写真のようにイスやテーブルが設置され、休憩や食事をすることもできます。

毛利庭園

こちらもテレビ朝日本社屋に隣接した場所にある「毛利庭園」です。

江戸時代、麻布日ケ窪町(現在の六本木6丁目)に長府毛利家(長州藩支藩の長門府中藩)の江戸藩邸が置かれ、かつては広大な毛利家の庭園が残っていました。現在の庭園は、その麻布城屋敷であった旧跡「毛利甲斐守邸跡(もうりかいのかみていあと)」を引き継ぐ形で存続しています。

都心でありながら春は桜、秋は紅葉が楽しめる場所としても親しまれており、場所柄、テレビ朝日の天気予報等で中継されることもあります。

マクドナルド 六本木ヒルズ店

六本木ヒルズにはもちろん商業施設もあり、飲食店も多いのですが、価格設定のお高めな店が多くなっています。そんな中でも「マクドナルド 六本木ヒルズ店」は会場からも近く、時間調整にもちょうどいい庶民の味方です。

広々とした店内
六本木通り越しに会場が見えます

店内は広々していてマックカフェも併設、さらに24時間営業なので、時間を気にせず利用が可能です。

東京ミッドタウン

出典:三井不動産グループホームページより

東京ミッドタウンは、隣町の港区赤坂九丁目の旧防衛庁跡に2007(平成19)年に開業した広大な緑地と6つの建物からなる複合都市施設です。

六本木ヒルズのデベロッパーが森ビルなのに対して、こちらは三井不動産が手掛けており、100%子会社の東京ミッドタウンマネジメント㈱が管理運営を行っています。どちらも六本木駅が最寄り駅ですが、こちらは都営大江戸線六本木駅に直結しています。

東京ミッドタウンはこの六本木にある施設が最初に作られ、三井不動産が手掛ける大規模複合施設のブランド名となりました。その後2018(平成30)年に東京ミッドタウン日比谷が、2023(令和5)年に東京ミッドタウン八重洲が開業したことで、日比谷・八重洲と区別するために通称として「東京ミッドタウン六本木」や「六本木ミッドタウン」などと呼ばれることもあります。

東京ミッドタウン

国立新美術館

出典:国立新美術館公式サイトより

国立新美術館は、2007(平成19)年に開館した、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設で、六本木ヒルズの北側、青山霊園の東側にあります。

この美術館の特徴は、「コレクション」を持たないこと。その代わりに、人々が様々な芸術表現を体験し、学び、多様な価値観を認め合うことができるアートセンターとして活動しています。

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

施設概要・地図

地図