岡崎市民会館・あおいホール(愛知・東岡崎)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【甲山会館・甲山閣】

初めて岡崎市民会館・あおいホールへコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセスや施設の概要、現地での楽しみ方について紹介します。

家康公出生の地、三河・岡崎にある文化施設。
駅から距離がありますが、車の駐車台数は限られるので電車とバスを基本にアクセスしよう。
岡崎市民会館は、愛知県岡崎市の文化・芸術の活動拠点として、1967(昭和42)年に開館しました。
現在の会場は2代目で、初代の会場は開館以来、約半世紀にわたり市民に愛されてきましたが、2016( 平成28)年、岡崎市制100周年を記念する節目となる年に大規模な改修工事を行い、より現在のニーズに応えるような形でリニューアルオープンしました。
会場はメインとなる「あおいホール」のほか、中規模ホールの甲山会館、3部屋のリハーサル室、6部屋の会議室がある複合施設です。「あおいホール」の愛称は、リニューアルに際し、公募により決まりました。


徳川家康公出生の地・岡崎

岡崎市は何といっても戦国三英傑の一人で、江戸幕府を開いた「徳川家康」公の出世の地として有名です。
1542(天文11)年に三河の国・岡崎城で誕生した徳川家康は、織田家や今川家で人質となるなど他国で幼少期を過ごした後、1560(永禄3)年の桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に討たれた後に今川家から独立し、岡崎城を拠点に勢力を伸ばしていきました。

市内には岡崎城公園をはじめ、誕生時に拝礼された六所神社や再起の地・大樹寺など、家康公ゆかりの地がたくさんあるので、訪れた際は観光案内所のガイドブックを片手に散策するのもおすすめです。
岡崎市民会館までのアクセス
拠点は名古屋駅または豊橋駅から
出典:岡崎市民会館公式サイトより
会場の最寄り駅は、名鉄名古屋本線の「東岡崎」駅。遠征の拠点となるのは、新幹線の駅がある名古屋駅または豊橋駅で考えます。


JR在来線の岡崎駅もありますが、新幹線からの接続の良い名鉄名古屋本線を利用し東岡崎駅へ向かうことをおすすめします。東岡崎駅までの所要時間は、特急で名古屋駅から約30分、豊橋駅から約20分で到着します。
今回は、新幹線で名古屋駅に到着後、名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線で東岡崎駅まで向かう方法で紹介します。
名鉄東岡崎駅までの鉄道ルート

まずは名古屋駅で名鉄線に乗り換え、東岡崎駅を目指すところから紹介します。名鉄名古屋駅から東岡崎駅までの運賃は、片道750円です。中部国際空港(セントレア)経由で金山駅から乗車する場合は、片道690円(中部国際空港からは片道1,400円)です。










東岡崎駅からのバスルート
東岡崎駅から「篭田公園前」バス停まで

東岡崎駅からバス(名鉄バス)を利用する場合は、1番のりばから発車する系統に乗車し、「篭田公園前(かごだこうえんまえ)」バス停で下車します。

なお、2026(令和8)年2月現在、東岡崎駅は工事中で、東出口と中央出口の往来ができなくなっています。そのため動線の関係で、この後紹介する徒歩で向かう場合とバスを利用する場合では出口が異なることに、少し注意する必要があります。






「篭田公園前」バス停から会場まで

篭田(籠田)公園前バス停に着いたら、そのまま公園側に北(地図右)に移動していけば、会場に到着します。通りの名前も「市民会館通り」で、籠田公園から会場までの所要時間は徒歩約5~7分です。








東岡崎駅からの徒歩ルート

天気が良ければ、会場まで徒歩で向かうことも可能です。東岡崎駅から会場までの所要時間は徒歩約20分と少しかかりますが、駅と会場の間を流れる「乙川(おとがわ)」沿いに、道中の景色を楽しみながら移動するのもおすすめです。
















駐車場

会場内には計281台の無料駐車場がありますが、あおいホールで大きなイベントが開催される時や、あおいホールと甲山会館でのイベントが重なる場合、キャパ的に十分ではありませんので、場サイドからは、できるだけ公共の交通機関での来館をお願いされています。
https://shiminkaikan.com/floor-guide/parking.html
岡崎市民会館はこんな所
リニューアルでバリアフリー化されたあおいホール

あおいホールの総客席数は1,100席で、1階席と2階バルコニー席にあたるL席・R席の二層構造です。岡崎市を代表するホールとして、演劇、コンサート、ダンス、発表会、講演会、各種大会など、多目的に利用されています。
2016(平成28)年のリニューアルオープンの際、1,500席以上あった旧館の座席を400席余り削減した一方、椅子の横幅と前後のスペースを拡張して、ゆとりを持たせるようにしたほか、ホールの舞台も拡張されています。
1階席

1階席の総客席数は席で、1列から29列まであります。途中、10列と11列の間、19列と20列の間に通路が設置されています。


10列から最前列までは、スロープによる緩やかな傾斜です。


11列から19列までの座席間は段差が1段分付けられており、通路前方より傾斜が幾分強めになっています。


20列から後方の座席間は段差が2段分付けられており、傾斜がさらに強めになっています。


車いす席は、19列の中央寄りの位置に8席分確保されています。
1階席最後列の29列は、ホール出入口扉横の奥まった位置に設置されています。1階席の一番高い位置にありますが、せり出し部分の天井が視界にかかり、少し圧迫された感じを受けるかもしれません。


L席・R席

2階バルコニー席にあたるL席・R席の総客席数は126席で、1階席の最後列付近から左右の階段を上った先に配置されています。
それぞれL(R)の1列から3列まで3つのブロックに分かれて設置されており、手前が各19席、真ん中が各21席、後方が各23席の配置になっています。




実質のバルコニー席であり、やはり視界や音響の面を考えると、1階席の方が聴きやすいのではないかと思います。実際今回訪れた公演では、1階席の最前から3列と2階L・R席は自由席扱いで、それ以外の席が指定席として販売されていました。
あおいホール 座席表
出典:岡崎市民会館公式サイトより
座席

座席は赤の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せです。座面のクッションは比較的厚めで、ゆったり音楽を聴くのにちょうどいい座り心地です。背もたれは腰と肩の境界付近にスリットが入ったデザインで、体の曲線に合わせて緩やかに凹凸が付けられています。


1階席後方(20列以降)と2階バルコニー席(L席・R席)は背もたれの基礎の部分が若干長めのハイバック仕様になっています。
館内施設

ホールは1階と2階に分かれていますが、フロアとしては1階・中2階・2階のような感じで3段階に分かれているような構造です。








甲山会館

甲山会館は、あおいホールと会議棟をはさんだ向かいにあります。元々は戦前にできた旧岡崎市立高等女学校の講堂がその前身で、戦後の1963(昭和38)年に改装され、甲山会館としてオープンした歴史があります。


内部は舞台と客席フロアで構成されており、キャパは椅子のみの場合は最大で300席、電動椅子と移動椅子の組合せの場合、259席で使用することが可能です。座席は最大で15列ほど並べる形になります。

出典:岡崎市民会館公式サイトより
甲山閣

甲山閣(こうざんかく)は、会場の東側にある甲山(かぶとやま)の一番上にある、和室のみで構成される公共施設です。
和室は15畳が2室、10畳が1室、8畳が4室あり、組み合わせて30畳や16畳の和室としても利用できます。
スクール形式の教室や寄席・落語会、茶道・香道のほか、ヨガや会議・懇親会等、様々な催し物に利用されています。
周辺施設
籠田公園

バスや徒歩によるアクセスルートで出てきた籠田(かごだ)公園は、「QURUWA戦略」という、公民連携プロジェクトの一つとして再整備された公園です。
イベント利用やオープンスペースとしての活動を通して、周辺の「天下の道」や「桜城橋」等とともに、市民の手で町のシンボルとして育てていこうとする狙いがあるそうです。


岡崎城公園

岡崎城公園は、乙川の河川敷沿いに広がる岡崎城を中心とした歴史公園です。
約10haの広大な敷地内には岡崎城のほか、神社や歴史資料館、料亭など様々な施設があり、乙川の情緒ある風景と一緒に、歴史散策を楽しむことができる一帯です。




「日本さくら名所100 選」としても知られ、毎年の桜まつりの時期には恒例の「家康行列」や夜桜のライトアップを楽しむために、多くの人が訪れるスポットです。また、ゴールデンウイークの頃には、「五万石ふじ」と呼ばれる藤の名所としても有名です。
公園ガイドマップ(出典:岡崎市観光協会公式サイトより)
岡崎城天守閣

岡崎城は、徳川家康公が生まれた、神君出生の城です。龍にまつわる伝説も多く、別名「龍ヶ城」とも呼ばれ、竹千代(のちの家康公)が誕生した折には、城の上に黒雲が渦巻き、黄金の龍が現れたと伝えられています。
1959(昭和34)年に再建された3層5階の復興天守は、岡崎市のシンボルとして市民に愛され親しまれています。その歴史的価値から、2006(平成18)年に「日本100名城」に選定されました。
城内には、東海道と舟運による交通の要衝として栄えた岡崎城の発展や城下町の繁栄と歴史文化、伝統産業などが紹介されています。
https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/top
龍城(たつき)神社

公園内の岡崎城の本丸内には、徳川家康公と徳川家家臣で岡崎藩主であった本多忠勝公を御祭神とする龍城(たつき)神社があります。
1876(明治9)年に、かつて岡崎城内にあった東照宮と本多忠勝公を祭神とする映世神社を合祀し、龍城神社となり、1962(昭和37)年に社殿が再建された際に、天神地祇や岡崎市旧領の護国の英霊を合祀し、現在に至ります。
境内には本殿のほか、「葵の間」「龍の間」など、神前結婚式後の披露宴にも使えるスペースも備えています。
【公式】岡崎城本丸 龍城神社|岡崎市岡崎城本丸に鎮座する開運の神社
三河武士のやかた家康館

三河武士のやかた家康館では、家康公の出生から天下統一までと、それを支えた三河武士たちを、常設展示室で8つのコーナーに分けて解説しています。




https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/ieyasukan/top
施設概要・地図
所在地
愛知県岡崎市六供町出崎15−1
アクセス
名鉄名古屋本線「東岡崎」駅下車
・徒歩約20分(約1.2km)
・名鉄バス「篭田公園前」バス停から徒歩約5分
・名鉄バス「本町」バス停から徒歩約7分
愛知環状鉄道「北岡崎」駅下車
・徒歩約24分(約1.4km)
ホール
あおいホール 総客席数:1,100席
(1階:974席、2階:126席)
※車いすスペース8席を含む
甲山会館 総客席数(定員):300席
※電動椅子・移動椅子配置時:259席
公式サイト
https://shiminkaikan.com/





