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柿安シティホール(桑名市民会館)(三重・桑名)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて柿安シティホール(桑名市民会館)へコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

名古屋から近鉄線またはJR「快速みえ」でGO♪
レンタカーを使えば、近くにある「ナガシマリゾート」も楽しめます。

柿安シティホールは、1967(昭和42)年に桑名市民会館として開業した、コンサートやイベントなど、地域の文化活動の拠点として長年利用されている市営の分か施設です。

開館40周年を迎えた2007(平成19)年にリニューアルオープンし、ユニバーサルデザインを基本方針とした、使いやすい施設となりました。

2017(平成29)年からはネーミングライツ制度を導入し、愛称が付けられるようになりました。

期間愛称スポンサー
2017年4月~2022年3月NTNシティホールNTN株式会社
2022年3月~現在柿安シティホール株式会社柿安本店

現在の愛称「柿安シティホール」は、桑名市に本社を置く食品会社の株式会社柿安本店が命名権を取得したことによるものです。牛肉のしぐれ煮をはじめ、和・洋・中の惣菜が百貨店などで販売されているのをよく見かけるイメージですね。

令和4年4月1日から桑名市民会館の愛称が変わります/桑名市

柿安シティホールまでのアクセス

遠征の拠点は名古屋駅

ライブ遠征を考える場合、拠点となる駅は名古屋駅になります。最寄りの桑名駅までJR線と近鉄線が運行しており、どちらも乗り換えなしで到着することができます。

ここでは新幹線等で名古屋駅まで来たという前提で、JR名古屋駅・近鉄名古屋駅からの鉄道ルートと、桑名駅から会場までの徒歩ルートを紹介します。

JR名古屋駅からの鉄道ルート

まずはJR線から。新幹線で名古屋駅に到着後、在来線に乗り換えますが、その際はJR関西線の「快速みえ」を利用するのが最もおすすめです。

1時間に1本しかありませんが、名古屋駅から最寄りの桑名駅までノンストップ、所要時間約20分で到着します。運賃も片道360円で、次に紹介する近鉄線より安いのもメリットです。

新幹線で名古屋駅に着いたら、まずは在来線の乗り換え口に向かいましょう。

乗り換え改札近くの案内を確認。12番線の「快速みえ」鳥羽行きに乗車します。

12番線のホームは、乗り換え口からすぐの場所にあります。

12番線ホームに到着しました。

床面の赤い表示で電車の到着を待ちます。

快速みえは一部指定席(1号車)以外は自由席で、乗車券のみで利用可能です。

一般的なクロスシートの車両です。すぐに一杯になるので、早めに着席しましょう。

乗車時間約20分、1駅で最寄りの桑名駅に到着しました。

駅に着いたら、改札階にエスカレーターまたは階段で移動します。

桑名駅改札口に到着しました。

近鉄名古屋駅からの鉄道ルート

続いて近鉄線の紹介です。近鉄桑名駅までは、一部の特急と急行、各駅停車を利用することができます。JR線の「快速みえ」に比べ本数が多い(1時間あたり約8本)ので、出発時間を気にせず利用できるのがメリットです。

急行「松阪」「五十鈴川」行きや準急「近鉄四日市」行きに乗車すれば、直通で約20~30分で桑名駅に到着します。運賃は片道530円です。

新幹線の名古屋駅から移動する場合は、改札外または在来線のコンコースを通り、広小路口方面から近鉄名古屋駅に向かいましょう。

新幹線で名古屋駅に到着しました。ホームを降りて、近鉄線に乗り換えます。

近鉄線との乗り換え口である「広小路口」に移動しましょう。

広小路口です。新幹線のホームからは、北口の階段を降りるとそのまま在来線ホームの通路を通ってたどり着けます。

改札を出たら、左に曲がりましょう。

名鉄百貨店の建物に続く横断歩道を渡り、左側の近鉄線連絡口に向かいましょう。

連絡口に着いたら、案内に従い階段を下ります。

そのまま左奥に続く近鉄名古屋駅改札への階段を下ります。

下りたところは、すでに近鉄名古屋駅の構内です。

道なりに進むと、近鉄名古屋駅の地下改札口に到着しました。

路線図を確認。最寄りの桑名駅までは、片道530円です。

普通や急行電車が発車する1~3番線から乗車。急行「五十鈴川」行きまたは準急「四日市」行きに乗りましょう。

桑名駅まで急行で3駅・約22分、準急で6駅・約26分で到着します。特急料金はかかりますが、特急利用なら1駅・15分です。

大阪難波駅から利用の場合

特急「ひのとり」車両

関西方面からの遠征の場合は、大阪難波駅を日中毎時30分発の特急「アーバンライナー」に乗車することで、直通で桑名駅に到着します。また、毎時0分発の特急「ひのとり」を利用する場合は、途中の津駅で乗り換えて向かいます。

どちらも料金は4,000円台所要時間は2時間前後で到着します。

出典:近畿日本鉄道㈱ホームページより抜粋

桑名駅から会場までの徒歩ルート

桑名駅に着いたら、改札を出て東口から会場へ向かいましょう。JR線・近鉄線の改札ともに共通の東西連絡通路に出ます。駅から会場までの所要時間は、徒歩約7分です。

JR桑名駅の改札です。

近鉄桑名駅の改札は、JR線の西側にあります。

桑名駅改札前は、東西に横断する自由通路に面しています。

通路に設置の案内図を確認し、それぞれの改札から東口に移動しましょう。

改札を出て向かって左に進んでいきます。

突き当り右側にある階段を下ります。

下りたところはバスターミナルになっています。

そのまま先に進んでいきましょう。

三岐鉄道西桑名駅の前を通過し、突き当りを左に曲がります。

その先にあるローソンの角を、今度は右に曲がります。

ここからしばらく道なりに直進します。会場のある右側に移動しておきましょう。

ファミマの前を通過します。

途中の交差点(寿町二)の先に、アピタが見えます。

アピタの建物の右側を通過していきます。

アピタの先が会場の建物です。正面玄関は反対側にあり、左右どちらからでもいいので回り込みましょう。

右に曲がった場合は、その先の道を左側に曲がれば正面玄関に到達します。

そのまま直進する場合は、建物の東端まで移動します。

会場の窓ガラスが見えたら、右へ曲がります。

そのまま奥へ進んでいきます。

会場正面玄関に到着です。お疲れ様でした。

柿安シティホールはこんな所

大ホール

大ホールの総客席数は1,388席で、1階席から3階席までの三層構造です。

リニューアル時に残響時間など、音響性能の向上が図られましたが、基本的な舞台の構造は多目的ホールとして利用されており、発表会やコンサート、各種大会・講演会など、幅広く利用されています。

1階席

最後列(と列)からの眺め

1階席の総客席数は788席で、あ列からと列までの20列あり、途中、し列(12列目)とす列(13列目)の間に中央通路が設置されています。

し列~す列間の中央通路
し列後方からの眺め

また、前方のう列(3列目)とえ列(4列目)の間と、後方出入口扉付近のつ列(18列目)とて列(19列目)付近にも、前後で若干間隔が取られています。

う列~え列付近
う列右後方からの眺め
つ列~て列付近
つ列後方からの眺め
最前列付近
最前列からの眺め

座席間の傾斜は、前方の3列はフラットで、4列目以降は段差により傾斜が付けられていますが、他のホールに比べるとやや緩やかな印象を受けます。反面、最後列でも20列までしかないので、最後列でもステージとの距離はさほど感じないと思います。

く列~け列付近の傾斜状況
車イス席(し列右側)からの眺め

その他、中央通路付近のし列の左右両端は、車イス席として各4席分確保されています。

2階席

2階席の総客席数は280席で、座席の列番は1階席から続く形で、な列からは列までの6列あります。

2階席の傾斜状況
最後列(は列)後方からの眺め

座席間の傾斜は1階席に比べ強めで、前の人で視界が狭くなることはほとんどありません。

最前列(な列)付近
最前列からの眺め

3階席

3階席の総客席数は320席で、座席の列番は2階席から続く形で、ひ列からむ列までの7列あります。

3階席の傾斜状況
最後列(む列)後方からの眺め

2階席同様傾斜は強めで、さすがに最後列付近になると高さもあり、ステージをかなり上から見下ろす感じになります。

最前列(ひ列)付近
最前列からの眺め

大ホール 座席表

出典:柿安シティホール公式サイトより

座席

1階席
2・3階席

大ホールの座席は赤色の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せです。座面のクッションはやや硬めで疲れにくい座り心地で、長時間の着席鑑賞にも堪えられます。

2階席・3階席の背もたれは、基礎部分が長くなったハイバック仕様になっています。

小ホール

小ホールの総客席数は308席で、あ列からそ列までの15列あります。ワンスロープ構造で、途中、く列(8列目)とけ列(9列目)の間に中央通路が設置されています。

く列~け列間の中央通路
く列後方からの眺め

講演会、演劇、ミニコンサート、映画会などの小規模イベントに利用されています。ステージの高さは段差2段分しかなく、最前列でも見上げるようなアングルにはなりません。

最前列(あ列)付近
最前列からの眺め

座席間の傾斜はお列(5列目)から付けられており、大ホールの1階席同様、全体に緩やかな感じになっています。

前方の傾斜状況(お列から段差あり)
通路後方の傾斜状況

座席は車椅子スペースがく列(8列)の左右に各2席分親子席が最後列の右後方に4席分配置されており、それらを含めた総客席数は316席になります。

車イス席からの眺め(く列右側)
親子席(4席分)

小ホール 座席表

出典:柿安シティホール公式サイトより

座席

小ホールの座席は、大ホールと同じく赤色の座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せですが、背もたれの形状が円形になっている点が異なります。また、ワンスロープ構造なので、ハイバックのものはなく、共通の仕様となっています。

Cafe’「けやき」

会場1階には、カフェ「けやき」があります。正面玄関からだけでなく、店舗専用の出入口もあり、近所の人がモーニングを利用するなど、普通の喫茶店感覚で利用できるお店です。

テーブル席中心の店内
ランチ(休日用)メニュー
モーニングメニュー
モーニングAセット

周辺施設

アピタ桑名店

会場に隣接しているアピタ桑名店は、桑名駅からのアクセスルートに出てきたとおり、会場のすぐ隣りにあるので、食事や買い物に立ち寄るのに便利な場所です。

1階フロアマップ
2階フロアマップ

店内の1階と2階には、開演前後の食事や休憩に使えるレストランやカフェがいくつかあるので、紹介しておきます。

ミスド&イタリアントマトカフェ(1階)
マクドナルド(2階フードコート)
スガキヤ(2階)
若鯱家(2階)
穂なみ(2階)
オーブン亭(2階)

珈琲ホリ

この日のランチは、アピタ内の店舗の1つ「珈琲ホリ」でいただきました。珈琲豆の挽売りも行っている本格店ですが、パスタを中心にランチも充実しています。

メニュー
伊勢うどんのカルボナーラ

何かご当地グルメがないかと物色していたところ、麺をパスタの代わりに「伊勢うどん」にできる和風カルボナーラのセットがあったので、頼んでみました。柔らかめのうどんにソースや卵が適度に絡んで、なかなか美味しかったです。

アピタ桑名店|「まいにちの暮らしに安心・品質・お手頃感を」 ユニー

三岐鉄道「西桑名」駅

JR・近鉄の桑名駅は、三岐(さんぎ)鉄道西桑名駅にも隣接しています。三岐鉄道は文字通り「」重県と「」阜県を結ぶ第三セクターの鉄道で、西桑名駅からは同じ三重県内のいなべ市にある阿下喜(あげき)駅を結ぶ北勢(ほくせい)線が走っています。

西桑名駅構内
北勢線 運賃表

北勢線は、1914(大正3)年の開通以来、途中廃線の危機を乗り越えながら存続し、100年以上にわたりこの地を走り続けている地元の足で、線路の幅(軌間)が762mmという非常に狭い「ナローゲージ」を採用している点が大きな特徴です。

現役の鉄道では日本ではわずか3事業者のみという貴重な存在で、西桑名駅のすぐ近くの踏切は、日本で唯一、線路幅の異なる3種類のレールが並ぶ場所として、鉄道ファンにも有名な場所とのことです。

ちなみに、桑名駅の東側にあるのになぜか「西桑名」という駅名になっているのは、かつてこの場所が「西桑名町」という地名だったことに由来しています。

北勢線事業運営協議会|北勢線の紹介

ナガシマリゾート

出典:ナガシマリゾート公式サイトより

ナガシマリゾートは、長島観光開発㈱が運営する日本最大級の遊園地「ナガシマスパーランド」を中核施設とする、複合リゾートエリアです。

桑名市長島町の木曽川と揖斐川の間のデルタ(三角州)地帯にあり、会場から車で約15分桑名駅前からバスで約30分でアクセスが可能です。

桑名駅東口の2番バスのりばから長島温泉行きのバスが運行しています
スチールドラゴン2000(出典:ナガシマスパーランド公式サイトより)
出典:ナガシマリゾート公式サイトより

ナガシマスパーランドは「スチールドラゴン2000」や「嵐 (ARASHI)」などの絶叫マシンや、世界最大級の「ジャンボ海水プール」、温泉「湯あみの島」やアウトレットモール「ジャズドリーム長島」まで、幅広い楽しみ方ができる一大レジャーリゾート施設です。

出典:ナガシマリゾート公式サイトより

エリア内には「ホテル花水木(はなみずき)」や「ホテルナガシマ」などもあり、同リゾートの宿泊プランにライブ遠征を追加することで、レンタカー等で周辺の「なばなの里」観光を含めた、1泊2日の旅行を楽しむことも可能です。

https://www.nagashima-onsen.co.jp/index.html

施設概要・地図

地図