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コンサートホール PR

江戸川区総合文化センター(東京・新小岩)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて江戸川区総合文化センターのコンサートに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

葛飾区の新小岩駅から江戸川区に移動してすぐの場所にある文化施設。
周辺は親水公園になっており、自然豊かな環境です。

江戸川区総合文化センターは、老朽化した江戸川区公会堂の後継施設として1983(昭和57)年に開館した、江戸川区が管理する文化施設です。

周辺は「新東京百景」にも選ばれた小松川境川親水公園の「水の庭園ゾーン」に隣接しており、東京23区内にありながらも、水と緑に囲まれた自然豊かな環境です。

改修工事延期の案内

開業から40年を超えているため、当初は2025(令和7)年2月から大規模修繕工事による休業を予定していましたが、諸事情により2026(令和8)年以降に延期になりました。

江戸川区総合文化センターまでのアクセス

新幹線は東京駅よりも「品川駅」乗り換えがおすすめ

会場の最寄り駅は、JR総武線の新小岩駅。快速列車も停まるので、東京都心からのアクセスも上々の駅です。

関西や名古屋方面から新幹線で向かう場合、終点の東京駅の方が目的地に近くなるのですが、在来線には、手前の「品川駅」で乗り換えることをおすすめします。

理由は「接続の良さ」。新小岩駅に向かうJR総武線(快速)は、東京駅で乗り換える場合、八重洲側から丸の内側まで移動した後、地下深くまで下りる必要があるのに対し、品川駅は在来線乗り換え口から一番近いところに総武線のホームがあるからです。

まずは新幹線で品川駅まで行きましょう。

ホームから改札のあるコンコースに移動し、JR在来線乗り換え口に進みます。

総武線(快速)のホームは乗り換え口からすぐ近くの13・14番線にあります。

ホームに着いたら、「千葉」方面に向かう電車に乗りましょう。

品川駅から新小岩駅までは6駅、所要時間は約25分で到着します。運賃は片道318円(ICカード利用)です。

乗り換えなしで、最寄りの新小岩駅に到着しました。

東北・北陸方面からは「上野駅→秋葉原駅」乗り換えで新小岩駅へ

関西・名古屋方面からは品川駅乗り換えが便利ですが、東北・北陸方面からは新幹線の上野駅で在来線(京浜東北線または山手線)に乗り換え、秋葉原駅総武線(各駅停車)に乗り継ぐルートで向かいます。

総武線(各駅停車)は、東京駅を通らず秋葉原駅経由で千葉方面に向かいます。

6番ホームに移動し、乗車しましょう。秋葉原駅から6駅目が新小岩駅です。

上野駅からの所要時間は、乗り換え時間も含めて約20分で、運賃は片道230円です。

新小岩駅からの徒歩ルート

出典:江戸川区総合文化センター公式サイトより

新小岩駅から会場までは徒歩で約15分と、少し距離があります。ルートとしては駅の東側から南北に伸びる平和橋通りを南に進み、親水公園にかかるところで左に曲がる方法と、駅の南口正面にあるルミエール商店街を進む方法の2種類があります。

新小岩駅の改札口からスタートです。

改札を出たら、駅の南口側に向かいましょう。

ここでは左に移動し、平和橋通りを進むルートで紹介します(正面のルミエール商店街を通るルートは後述)。

突き当りの大通りが「平和橋通り(都道308号)です。右に曲がり、南に進んでいきます。

平和橋通りに入りました。どこかのタイミング、会場のある左側に移動しておきましょう。

しばらくは道なりに進んでいきます。

駅に近いうちは、左右に商店街や飲み屋街が多くにぎやかな感じです。

都バスの1つ目の「新小岩一丁目」バス停の前を通過します。

更に行くと、会場のある「江戸川区」に入ります。

新小岩駅からここまでは「葛飾区」。区境をまたいで会場に向かう形になります。

しばらく道なりに進みます。

コープみらい」の緑色の看板が見えたら、前の道を左に曲がりましょう。

曲がった先にセブンイレブンがあります。

そのまま進むと、今度は大きな木が道にかかるように立っています。

さらに進んで、「東香取橋」という橋を渡ったら、右に曲がります。

曲がった先に、会場の北玄関があります。お疲れさまでした。

バス利用時は「江戸川高校前」で下車

新小岩駅からは都営バスも出ていますが、会場前の停留所に停まる便は隣りのJR小岩駅からしか出ていません。新小岩駅からは、「江戸川高校前」バス停が最寄りで、会場まではそこから徒歩約4分ほどの距離になります。

「江戸川高校前」バス停は駅から3つ目になります。

通勤路線だけあってバスの本数は3番乗り場だけで約10分に1本、4番乗り場も合わせるとかなりの本数になります。

こちらはロータリー右(西)側にある4番のりばです。

路線バスも徒歩と同じく、メインの平和橋通りを進むルートになります。

約5分で「江戸川高校前」バス停に到着しました。

進行方向に移動し、歩道橋の横を通過します。

歩道橋を過ぎてすぐの角を、左に曲がります。

曲がった先の右手に、会場に至る親水公園の緑が続いています。

曲がった先の右側は、第三松江小学校の敷地になっています。

途中で親水公園の右側に移動できる橋があるので、渡っておきましょう。

橋の先を今度は左に曲がります。

小学校の隣りを過ぎると、会場の敷地内に入ります。

ほどなく先ほどの徒歩ルートで紹介した会場の北玄関があります。お疲れさまでした。

駐車場

会場専用の駐車場は第1から第4まであり、合計244台まで駐車が可能です。普通車の場合、最初の1時間は200円で、以後1時間毎に100円が加算されます。

第1駐車場(35台収容)
第2駐車場(55台収容)
出典:江戸川区総合文化センター公式サイトより

江戸川区総合文化センターはこんな所

約1,500席のオーソドックスな構造の大ホール

大ホールの総客席数は1,497席で、1階席と2階席の二層構造です。2階席はバルコニー席等のないオーソドックスな構造で、音楽や演劇をはじめ、コンクールや講演会等多目的ご利用されています。

1階席

1階席の総客席数は985席で、1列から25列まであります。途中、11列と12列の間に中央通路が設けられています。

11列~12列間の中央通路
通路後方の傾斜状況

1列から6列までの172席は、オーケストラピット設置時に取り外されます。

1列から6列目付近(オーケストラピット)
最前列とステージの間隔

通路前方は7列まではフラットな構造で、8列以降に段差が付けられます。通路後方の12列以降は、同じ段差で傾斜が付けられています。

7列~8列間の段差
車椅子席(11列左サイド)

通路前最後列の11列左サイドに、車椅子席と同伴者席が各3席ずつ配置されています。

最後列付近(24列)からの眺め

2階席

2階席の総客席数は512席で、1列から11列まであります。途中、5列と6列の間に中央通路が設けられており、5列目までが建物3階、6列目以降が建物4階の出入口に対応しています。

5列~6列間の中央通路
3階2扉付近からの眺め
最前列(1列)と柵の間隔
最前列からの眺め
最後列(11列)付近の傾斜状況
最後列からの眺め
この日座った2階7列30番台からの眺め

大ホール 座席表

出典:江戸川区総合文化センター公式サイトより

座席

1階席
2階席

座席は赤い座面と背もたれに木製のひじ掛けの組合わせです。築40年が経過しているので、最近建設されたホールの座席に比べると、若干コンパクトな印象を受けました。

2階席の座席は、ハイバック仕様になっています。

約500席のコンパクトな小ホール

客席
ホワイエ
出典:江戸川区総合文化センター公式サイトより

小ホールの総客席数は502席で、1列から20列までのワンフロア構造です。

公式サイトの写真を見る限りでは、8列までは段差のない緩やかなスロープで、9列目以降に段差が付けられていますが、総じてフラットな構造です。

車椅子席は8列の左右両サイドに、同伴者席とともに各2席ずつ、計4席設けられています。

小ホール 座席表

出典:江戸川区総合文化センター公式サイトより

エントランス・館内施設等

会場の北玄関と南玄関の間には、中央ロビーが続いています。アーチ状の天井はガラス張りで自然光が差し込むようになっています。

この中央ロビーに面して大ホールと小ホールのエントランスが設置されており、開演前の待ち合わせスペースとなります。

大ホール エントランス
小ホール エントランス

その他、夜間には壁面等にイルミネーションが施されたり、スペースを利用して作品の展示がされていたりもします。

夜間のイルミネーションもきれいです
壁面に掲げられた江戸川区歌
コインロッカー

中央ロビー内にはコインロッカーも設置されています。小型サイズのみですが計150個あり、無料ではありませんが「1回につき10円」という安さで使用できます。

1回10円の案内
管理事務所で10円と鍵を交換します

自販機は中央ロビーに2箇所設置されています。その他、大ホールのホワイエにも1基設置されている他、敷地内に計5箇所あります。

中央ロビー設置①
中央ロビー設置②

百花百兆(ひゃっかひゃくちょう)

建物の3階には、レストラン「百花百兆ひゃっかひゃくちょう)」が営業しています。

案内図
メニューサンプル

営業時間は11:00〜18:30で、平日のみランチタイム(11:00〜14:00)に1,000円以下のランチメニューを注文することができます。

テイクアウトやデリバリーにも対応しています。

周辺施設

小松川境川親水公園

小松川境川親水公園(こまつがわさかいがわしんすいこうえん)は、会場の開業とほぼ同じ時期の1982(昭和57)に開園した、江戸川区で2番目の親水公園です。

全長は約4キロにおよび、ウオーキングやアスレチック、桜の花見等、四季を通じて楽しむことができます。

全体は5つのゾーンに分かれており、会場付近はその真ん中あたりに位置します。親水公園の反対側には「文化センター公園」もあります。

ルミエール商店街

アクセスのところで少し触れましたが、JR新小岩駅の南口駅前広場をを出た正面にあるのが、「ルミエール商店街」です。

こちらは葛飾区を代表する商店街で、全長約420メートルに約140店舗が軒を連ね、下町情緒溢れた雰囲気を楽しめます。

終点が会場のある江戸川区まで続いているので、今回の会場までのアクセスルートとしても活用できる便利なスポットです。

アーケード街が続くので、雨の日などは商店街を通って、濡れずに会場に向かう方法もアリだと思います。

江戸川区に入った最後の100メートルほどはアーケードが切れますが、お店はしばらく続いています。

商店街の終点から道なりに左に進んでいくと、徒歩ルートで紹介した平和橋通りに出ます。

会場近くの「コープみらい」前に出ます。ここから会場までは目と鼻の先です。

珈琲ハウス「赤茄子(とまと)」

ルミエール商店街のお店を1店だけ紹介しておきます。珈琲ハウス「赤茄子とまと)」は、昭和のレトロな雰囲気の残る喫茶店です。

年配のご主人が一人で切り盛りする店内は喫煙可で、タバコを吸いながら新聞を読む常連さんも見かけました。

午前中に訪れたのでモーニングセットを頼みました。ランチタイムにはナポリタンやオムライスのセットなどが人気のようです。

施設概要・地図

地図