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初めて小田原三の丸ホールへコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

難攻不落を誇った北条氏の居城・小田原城の三の丸跡地にできた文化施設。
小田原駅から会場までは、城下町経由とお城経由の2つのルートで楽しめます。

小田原三の丸ホール(小田原市民ホール)は、小田原城を臨む恵まれた立地に、2021(令和3)年に開館した、比較的新しい文化・芸術拠点です。同年に59年間、多くの市民に親しまれつつ閉館した小田原市民会館の後継施設として、隣接する小田原市観光交流センター等と連携しながら、市民憩いの場として親しまれることを目指しています。

会館にあたり、市民い親しまれ多くの人が集う施設になるよう愛称を募集し、439件の応募のなかから、「小田原三の丸ホール」が選ばれました。

小田原三の丸ホールまでのアクセス

まずは新幹線で「小田原」駅へ

会場へのアクセス拠点となるのは、もちろん東海道新幹線の「小田原」駅。東京方面からは新横浜駅の次の停車駅であり、関西・名古屋方面からはこだま号のほか、一部のひかり号も停車します。

小田原駅までの所要時間・費用(新幹線)

東京駅から
・こだま・ひかり号利用:約35分
・料金:3,280円(自由席)
名古屋駅から
・ひかり号(直通)利用:約1時間10分
・ひかり・こだま号併用:約2時間
・料金:8,570円(自由席)
新大阪駅から
・のぞみ・ひかり号併用:約2時間
・ひかり号(直通)併用:約2時間20分
・こだま号利用:約3時間15分
・料金:12,320円(自由席)

また、首都圏からは小田急小田原線が走っており、ロマンスカーで電車旅を楽しむのも一興です。

小田急線「小田原」駅
特急ロマンスカー

遠征ついでにそのまま箱根湯本まで行って、温泉宿に泊まるのもいいですね。

ロマンスカー停車駅・料金表
箱根湯本方面案内

今回私は、横浜での公演の翌日にこだま号で移動したので、その内容を紹介します。

新横浜駅から新幹線に乗車します。
関東方面からは、基本はこだま号の自由席で小田原に向かうのが一般的です。
新横浜からわずか1駅、所要時間約15分で到着します。
改札を出たら、東口方面へ移動します。

新幹線小田原駅から東口に移動

小田原駅 東口

小田原駅は新幹線のほか、小田急線JR東海道線の駅があり、駅の東西は連絡通路で結ばれています。

小田原駅案内図
東西連絡通路「アークロード」

新幹線はそのうち最も西側に位置しているので、まずは新幹線の改札から、反対側の駅東口に向かいましょう。

新幹線の改札を出たところです。案内に従い右に移動しましょう。
いったんエスカレーターや階段で上に移動します。
左手の小田急線小田原駅前を通過します。
続いて右側に小田原ちょうちんが目印のJR東海道線の小田原駅前を通過します。
その先が駅東口です。案内板に会場名も確認できます。
そのまま通路を直進して外に出るか、エスカレーターで地下に下りて移動します。

駅東口からの徒歩ルートは2種類

小田原駅から会場までは、繁華街を通る「城下町ルート」と、線路沿いに出て小田原城の中を通る「お城ルート」の2つのルートがあります。行きと帰りでルートを分けるのもいいと思います。

今回私は行きは城下町ルートを通って会場入りし、帰りはお城ルートを散策しながら駅東口に戻りました。

城下町ルート(往路)

まずはオーソドックスな城下町ルートから。駅東口を出て、お堀端通りを進みます。

地上はバスロータリーになっているため、いったん地下に下ります。
地下通路を進み、バスロータリーの先に移動します。
奥のエスカレーターを上り、地上に戻りましょう。
出たところの一帯は商店街のようになっています。
少し進んだ先に、お堀端通りの入口があるので、斜め右に進みます。
お堀端通りに入りました。角にあるすき家が目印です。
ここから先は道なりにまっすぐ進むだけです。
やがて右手には、小田原城のお堀が見えてきます。
まさに「お堀端通り」という景色です。
右側には、お城の二の丸広場に通じる「学橋(まなびばし)」という赤い橋があります。
左手に会場の建物が見えてきました。
東口から徒歩約13分で会場に到着です。お疲れさまでした。

お城ルート(帰路)

続いて駅東口から右に移動し、小田原城の中を通って会場に向かうルートです。城下町ルートより若干遠回り(徒歩約20分)になるので、行きか帰りのどちらか時間に余裕がある時に、のんびり散策する感じで利用するのがおすすめです。

お城へは、会場と道路を挟んで向かいにある「馬出門土橋(うまだしもんどばし)」から出入りします。
帰りに利用したので、ライトアップされた小田原城がきれいでした。
天守閣の脇を通り、線路に近い遊歩道を進みながら移動します。
お城から出たところです。このまままっすぐ進めば、元来た駅東口に到達します。

小田原三の丸ホールはこんな所

大ホール

大ホールの総客席数は1,105席で、1階席と2階席の二層構造です。ホールの内壁は暖色系の木目や色味が用いられています。2階席の最後列まで音が美しく響くように、壁面のタイルを職人の手作業で設置することにより、ランダムな凹凸が施されています。

1階席

1階席の総客席数は686席で、1列から22列まであります。途中、9列と10列、16列と17列の間に通路が設けられており、各客席はステージに向かって放射状に配置されています。

9列~10列間の通路
9列後方からの眺め
16列~17列間の通路
16列右後方からの眺め

オーケストラピット設置時は、1列から5列まで104席が撤去され、6列目から段差が付けられています。

1列~9列付近(A扉から)
5列~6列の段差状況
最前列付近
最前列からの眺め

客席間の段差は6列から9列までは1段10列から16列までは2段17列から22列までは3段分の傾斜が付けられています。

1列~9列の傾斜状況
10列以降の傾斜状況

また、左右にはバルコニー席(L列・R列)が2席ずつ7列分、周辺より高い位置に設置されています。

1階バルコニー席(R1~R7列)
1階R1列付近

車いす席は21列と22列付近の左右ブロックの中央寄りに2席ずつ計4席、その他に親子室が最後列右サイド後方に計6席設置されています。

2階席

2階席の総客席数は419席で、1列から11列まであります。途中、5列と6列の間に中央通路が設けられており、出入り口扉に近い5列後方に、車いす席が各1席ずつ計2席設置されています。

通路前方の傾斜状況
通路後方の傾斜状況

客席間の段差は通路より前方の1列から5列までは2段6列から11列までは3段分の傾斜が付けられています。

2階1列付近
2階1列右サイドからの眺め

2階席も1階席と同様にバルコニー席(L列・R列)が2席ずつ4列分設置されています。

2階バルコニー席(R1~R4列)
2階R2列付近

大ホール 座席表

出典:小田原三の丸ホール公式サイトより

座席

座席はワイン色の座面・背もたれに木製のひじ掛け・基礎の組合せです。クッションは適度に厚く硬く、疲れにくい座り心地になっています。2階席の背もたれは若干ハイバック仕様で、バルコニー席は1階席と同様の構造でした。

2階席
バルコニー席(L列・R列)

小ホール

出典:小田原三の丸ホール公式サイトより

小ホールの総客席数は296席で、最大で1列から15列まで配置が可能です。

舞台や展示会、練習利用など様々な用途に対応するよう設計されたホールで、1列から3列までの可動席(54席)、4列から10列までのロールバックチェアの移動型客席(151席)、11列から15列までの固定席(85席)の内訳になっています。

壁面がのこぎり型に成形され音の響きを豊かにしているほか、展示パネルの取り付けが可能となるなど、空間を対応に活用できるのが特徴です。

小ホール 座席表

出典:小田原三の丸ホール公式サイトより

小田原市観光交流センター

会場に隣接した場所には、小田原観光情報センターがあります。建物内には観光情報の案内コーナーがあるほか、「カフェ」「物販」「レンタルスペース」が設置されており、小田原城の観光に訪れた人が気軽に立ち寄れるスポットになっています。

レンタルスペースを利用して、地元の方向けのワークショップも開かれており、市民の交流の場としても親しまれています。

小田原市観光交流センター | Odawara Visitor Center

CAFE SANNOMARU

CAFE SANNOMARU(カフェ サンノマル)は、小田原市観光情報センター内に併設されているカフェで、カレーやピザなどのランチメニューやジェラート、スイーツなどとともにカフェタイムを楽しめるお店です。アルコール類も取り扱っています。

報徳会館」という、小田原城に隣接する報徳二宮神社内にある施設の運営で、地元小田原で結婚式披露宴のほか、各種宴会や会議、レストラン、カフェ事業を展開しており、店内を貸し切って、会議室やウェディング・宴会利用なども可能です。

店内は観光交流センターと一体になっており、広々としています。
ジェラートメニューも豊富で、ドリンクとのセットも注文できます。
北條カプチーノとジェラートセットを注文。「北條」と名の付く通り、小田原北条氏の家紋のラテアートが施されています。
カウンターにはコンセントも設置されているので、充電スポットとしても利用できます。

小田原三の丸ホールに隣接する小田原市観光交流センター内にある「カフェサンノマル」

周辺施設

小田原城

戦国時代、屈指の「難攻不落」を誇った小田原城。「信長の野望」シリーズなどのシミュレーションゲームをプレイしていても、防御力や規模が異常で、なかなか落とすことが難しいお城です。

室町時代に大森氏の築いた山城が前身で、その後に北条氏の居城となりました。1869(明治3)年に廃城となった後、現在の天守閣は1960(昭和35)年に復興されたもので、4階の展望室からは房総半島や伊豆半島が一望できます。

天守閣から見た相模湾と会場

周辺は小田原城址公園として整備されており、園内には天守閣のほか、NINJA館歴史見聞館)やこども遊園地報徳二宮神社などがあり、市民憩いの場として親しまれています。

園内マップ
出典:小田原城公式ホームページより
NINJA館(歴史見聞館)
本丸茶屋・売店

【公式】小田原城 難攻不落の城

ミナカ小田原

ミナカ小田原は、小田原駅東口お城通り地区再開発事業により開業した、駅東口にある多目的商業施設です。「ミナカ」という名称は公募で選ばれた「真ん中」という意味の古語で、万葉集に日本一の霊峰・富士山を示す意味としても使われています。未来の小田原で多くの人がにぎわう中心として愛されるようにという願いが込められています。

金次郎広場
フロアガイド

施設は温泉施設や旅館業などを運営する万葉倶楽部グループが運営しており、中央の「金次郎広場」をはさんで、江戸情緒薫る「小田原新城下町」とタワー棟に分かれています。タワー棟の「西湘フードスタジアム」には、小田原・西湘エリアの地元人気飲食店がテナントとして入居しています。

小田原新城下町
西湘フードスタジアム
この日は「与一(よいち)」という地魚料理の店でランチにしました。
刺身定食を注文。数種類の刺身に揚げ魚もついて、リーズナブルで美味しかったです。

他にも市街を一望できるホテルや展望足湯庭園も備えており、駅前で一通りのイベントを楽しむことができるスポットです。

【公式】ミナカ小田原

鈴廣 小田原駅前店

鈴廣(すずひろ)は、江戸時代の1851(慶応元)年創業の、小田原市に本社を置くかまぼこの老舗で、正式の社名を株式会社鈴廣蒲鉾本店(すずひろかまぼこほんてん)といいます。かまぼこなどの水産加工品を中心に、美術館やレストランも経営する企業グループを形成している、地元の有力企業です。

「鈴廣のかまぼこ」は全国的にも有名で、小田原土産の定番商品です。公式ホームページのアドレスが「kamaboko.com」になっているところからも、お店のこだわりを感じます。

商品自体は百貨店や駅ビル(ラスカ小田原等)のお土産コーナーにもたくさん陳列されていますが、一番近い直営店で買いたいという場合は、この小田原駅前店になるかと思います。場所は東口を出てお城通りに入ってすぐの、交番の向かいにあります。

小田原 鈴廣かまぼこホームページ

施設概要・地図

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