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和歌山城ホール(和歌山市)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します【大ホール・小ホール】

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この記事の内容

初めて和歌山城ホールへコンサートに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

和歌山城の北向かいにある新しいホール。
会場までは、JR和歌山駅からバスの利用が便利です。

和歌山城ホールは、2021(令和3)年、それまで和歌山市駅や紀ノ川に近い場所で営業していた和歌山市民会館(同年9月閉館)の後継施設として開業した新しいホールです。

ホール周辺には和歌山城をはじめ、市役所や中央郵便局など、市の施設が集積している場所に位置しています。

こけら落としとなる公演は、「さだまさし&澤和樹 和歌山城ホール奇襲(紀州)大作戦」が、2021(令和3)年11月23日 に開催されました。

和歌山市内にはこのほか、和歌山城の南西に位置している一回り大きいキャパの和歌山県民文化会館があり、2つのホールが地域の芸術文化施設として、様々なイベントに利用されています。

当ブログでは初となる、和歌山県のライブ会場の紹介です♪

和歌山城ホールまでのアクセス

まずは新幹線で新大阪駅まで

和歌山県にあるライブ会場ですが、拠点となるのは新幹線の新大阪駅になります。ここからJR在来線を乗り継いで、JR和歌山駅に向かうルートで紹介します。

出典:和歌山城ホール公式サイトより

アクセスルートとしてはこのほか、大阪(伊丹)空港や関西国際空港からも同様にJR在来線で和歌山駅に向かう方法や、南海なんば駅や関西国際空港から南海線で南海和歌山市駅に向かう方法もあります。

新大阪駅から和歌山駅へは在来線の特急・快速で

特急くろしお号

それではまず、新大阪駅で下車後、JR在来線に乗り換えるところから紹介します。乗り換えた後は、在来線特急の「特急くろしお号」を利用します。

所要時間は1時間5分程度で、特急以外の電車を利用する場合は、大阪駅での乗り換え時間を含め、1時間50分ほど見ておく必要があります。

新幹線のホームを下りて、在来線の乗り換え口に進みます。

案内表示を確認。2番線から出る特急くろしお号に乗車します。

2番線は新幹線の乗り換え口から一番近い場所にあります。

在来線のホームに到着しました。

和歌山駅へは特急以外にも、大阪駅で紀州路快速に乗り換える方法もあります。

特急くろしお号の場合、新大阪駅から直通で和歌山駅まで着きます。

くろしお号の車内です。しらさぎ号やサンダーバードの車両とほぼ同じです。

乗車から1時間ちょっとで、和歌山駅に到着しました。

和歌山駅からは路線バスを利用

和歌山駅に着いたら、今度は路線バスで会場に向かいます。南海グループの和歌山バス㈱が運行しており、会場最寄りのバス停は「和歌山城前」です。

駅前から会場までは距離にして約1.8km。ルートとしてはメインストリートである「けやき大通り」を直進する形のシンプルなものですが、徒歩で向かうと約25分かかります。

この日は35度を超える猛暑の日だったので、迷わずバスを利用しました。

和歌山駅のホームからスタートします。

中央出口まで階段または地下道を通って移動します(写真は階段の方)。

コンコースを移動し、駅ビルのMIOの前の階段を下ります。

中央改札の出口に到着しました。

改札を出たら、案内に従いバス停を目指します。

駅ビルを出てすぐの場所に、バスターミナルがあります。

会場最寄りのバス停へは、2番乗り場から出発するバスに乗車します。

バス停に時刻表と路線図がセットになった案内板があります。

「和歌山城前」バス停は4つ目で、運賃は片道230円です。どの系統の便に乗っても停車します。

小さくてわかりづらいと思いますが、土日利用の場合、各系統の合計で時間当たり5本程度あります。

バスの車内です。ごく普通の路線バスといった感じです。

所要時間約6分で、「和歌山城前」バス停に到着です。

バス停から会場までは目と鼻の先です

実際に着くとわかりますが、バス停から会場はすぐの距離にあります。ただ、南のお城側に着くので、道路を横断して向かう必要があります。まずは上の写真の右側にある横断歩道を渡りましょう。

けやき大通りを北側に渡ります。

渡った先を左に移動します。

ダイワロイネットホテルや宮脇書店が入るモンティグレ前を通過します。

その隣りが会場です。お疲れさまでした。

和歌山城ホールはこんな所

1,000席以下のコンパクトな大ホール

大ホールの総客席数は954席で、内訳は1階席が687席固定車椅子席6席を含む)、2階席が267席となります。

コンサートはもちろん、舞台・演劇や講演会などの様々な演目に利用できる多機能ホールで、オーケストラピットも備えた構造です。

1階席

1階席「あ」列から「と」列までの20列あり、途中、「け」列(9列目)と「こ」列(10列目)の間に中央通路が設置されています。座席間は舞台の見やすさに配慮し、前の人の頭が被らない千鳥配置になっています。

け列~こ列間の通路部分
け列後方通路からの眺め

前方の席は「あ」列から「お」列までの5列はフラットで、「か」列から段差が付けられています。最前の「あ」列はセンターブロックのみで、オーケストラピット設置時は、「あ」列から「え」列までの4列92席分が取り外される形になります。

い列~か列付近
ステージからの傾斜状況

車いす席は中央通路から同じ高さで前方にせり出す形で、「く」列と「け」列の左右に3席分ずつ配置されています。

車いすスペースと中央通路
車いすスペース(右側)からの眺め

座席の傾斜は、中央通路から前方の「か」列から「け」列までは比較的緩やかなのに対し、中央通路後方の「こ」列から「と」列までは、前方に比べ傾斜が急になっています。

通路前方の傾斜状況
通路後方の傾斜状況

1階席はこのほか、左右のバルコニー席として、「な」列と「に」列が1列15席ずつ計30席設置されています。高さは最後列のと列とほぼ同じ高さで、若干ステージの方を向いた斜めに配置されています。

な列(左側)1番付近
に列(右側)15番付近

バルコニー席からの眺めは、ステージを多少斜めから見る影響で、手前部分の一部が隠れた形になることは避けられません。

2階席

今回訪れた公演では使用しなかったため、1階席からの写真だけになりますが、2階席は1階席からの続きで、「ぬ」列から「ふ」列までの6列あるほか、1階席同様、バルコニー席として、左右に「へ」列と「ほ」列が1列8席ずつ計16席設置されています。

大ホール 座席表

出典:和歌山城ホール公式サイトより

座席

座席は赤を基調とした座面・背もたれと木製のひじ掛け・基礎の組合せで、布地の座面と背もたれには、和歌山城の刺繡が施されています。

バルコニー席
中央通路後方

適度な硬さとクッション性で疲れにくく、1階席後方の座席は若干基礎部分がハイバック仕様になっています。

小ホール

出典:和歌山城ホール公式サイトより

小ホールは、総客席数395席のワンフロア構造です。

「あ」列から「た」列の16列まであり、途中、「お」列(5列目)と「か」列(6列目)の間に中央通路が設置されています。「え」列と「お」列の左右両端に車いすスペースが3席ずつ計6席配置されています。

各列の座席には傾斜が付けられていますが、中央通路の前方は段差が緩やかなのに対し、通路後方の傾斜は強めに付けられています。

その他、バルコニー席として、「ち」列(左側)と「つ」列(右側)に1列16席ずつ計32席配置されています。

小ホール 座席表

出典:和歌山城ホール公式サイトより

館内設備

エントランス・ホワイエ

正面玄関を入った1階は「交流とにぎわいのフロア」と名付けられたエントランスホールになっています。内装は地元紀州産の木材を使用しているとのことで、全体に木の暖かい雰囲気が漂っています。

中央に上の階へのエスカレーターと階段があり、大ホール・小ホールのエントランスは、1つ上がった先の2階にあります。

大ホール エントランス(2階)
小ホール エントランス(2階)

2階は中央の共通ロビーを介して大ホール・小ホールのホワイエに通じています。ホワイエは和歌山城に面した向かい側に設置され、景観を楽しむことができます。

大ホール ホワイエ
ホワイエから見た和歌山城

建物の1階には、玄関を入って左手に展示室が、また右手にはインフォメーションと各階へのエレベーターもあります。

展示室
インフォメーション・エレベーター

また、階段の奥には自販機コーナーがあるほか、入口右側にあるテナントスペースとの通路に面したところにコインロッカーも設置されています。

自販機コーナー
コインロッカー

WARAIYA WAKAYAMAJO(わらいや和歌山城)

1階には展示室のほか、コリアンレストラン「WARAIYA WAKAYAMAJO(わらいや和歌山城)」が営業しています。

店頭のメニュー
開放的な店内

韓国料理のランチやカフェ

お城を眺めながら食事ができます
この日頼んだチーズとんかつランチ

屋上庭園フロア

会場の建物は5階建てで、最上階は「屋上庭園フロア」として一般開放されています。

和歌山城を望む展望テラスのほか、緑豊かなガーデンテラスや屋上広場、野外ステージ等も完備されており、景観を楽しんだり、イベントを開催したりすることができます。

展望テラス
屋上広場
ガーデンテラス
ステージ

周辺施設

和歌山城(公園・博物館)

会場の南向かいにある和歌山城は、虎伏山(とらふすやま)に天守閣が立つ、和歌山のシンボルです。

和歌山城 一の橋
公園案内図

徳川幕府の御三家の1つである紀州徳川家の居城として歴史を紡いできたほか、公園となっている敷地内には庭園や茶室、歴史博物館、動物園など様々な施設が設けられており、楽しむことができます。

公演当日にじっくり訪れたかったのですが、猛暑でそれどころではなかったため、またの機会に訪問することにしました。

モンティグレ ダイワロイネットホテル和歌山

出典:モンティグレ ダイワロイネットホテル和歌山公式サイトより

会場の隣りにある「モンティグレ ダイワロイネットホテル和歌山」は、ダイワロイネットホテル和歌山に併設された商業施設で、ダイワハウスグループが運営しています。

施設内にはホテルのほか、1階の主要テナントとして会場寄りに宮脇書店が入っており、開演前のひと時を過ごせます。

ダイワロイネットホテル和歌山
宮脇書店

レストラン・カフェも併設されているので、会場内ではなくこちらで食事やティータイムを過ごしても便利だと思います。

リトルマーメイド(ベーカリーカフェ)
信濃路(そば処)

WAKAYAMA MIO(和歌山ミオ)

JR和歌山駅前の「和歌山MIO(ミオ)」は、㈱和歌山ステーションビルディングが運営する商業施設で、駅正面にある本館と、近鉄百貨店の隣りにある北館に分かれています。

駅に着いた後、会場に向かう前に食事をすませたり、帰りにお土産を買ったりする際などに便利なお店が揃っています。

DINING STREET(ダイニングストリート)

本館地下1階にあるダイニングストリートは、和洋中のレストランが揃った飲食街です。どちらかというと地元民向けのようなラインナップですが、和歌山ラーメンお店もありました。

レストランガイド
和歌山ラーメン 丸美商店

梅のこさき・黒潮市場

本館1階に隣接している「梅のこさき」と「黒潮市場」は、地元和歌山のお土産を買うのに便利な店です。

梅のこさきは、紀州梅の梅干しを主体に、梅関連の商品を豊富に取り揃えているほか、黒潮市場はマリーナシティの人気土産物店の支店で、各種土産物や梅酒・酒類のほか、ローカルスイーツとして「秘密のケンミンSHOW」や「めざましテレビ」等でも紹介されたアイス「グリーンソフト」が販売されています。

「玉林園」というお茶屋さんが作った抹茶ソフトクリームで、1個250円。マスコットキャラは「グリンちゃん」といいます。

後味のすっきりした爽やかな美味しさで、真夏にぴったりです。

近鉄百貨店 和歌山店

最後に、同じくJR和歌山駅前にある「近鉄百貨店 和歌山店」も紹介しておきます。和歌山はJRと南海が乗り入れていますが、なぜか百貨店は近鉄が進出しています。

駅に着いた後、トイレを使用する場合、改札を向かって右に進んだところにあるのですが、百貨店の入口が目の前にあり、暑かったので吸い寄せられるように涼みに行きました。

百貨店1階エントランス
カフェ「英國屋」(4階)

施設概要・地図

地図