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メルパルクホール大阪(新大阪)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

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この記事の内容

初めて「メルパルクホール大阪」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

全国各地から新幹線でGO!キャパは小さめですが、日本で一番ライブ遠征がしやすい場所の1つです。

メルパルク大阪は、郵政省時代の1970年に天王寺に設置され、1990年に現在の場所に移設されました。

当時は「大阪郵便貯金会館」という名称で、郵便貯金の普及と宣伝を目的に全国に設置された郵便貯金会館の第1号施設でした。厚生年金会館の愛称が「ウェルシティ」、郵便貯金会館の愛称が「メルパルク」といったところです。

大まかには「郵便局」と「ホテル」と「ホール」の複合施設で、ホテル内に大小の宴会場やレストランも併設されています。

用途としてはホールのコンサートや舞台のほか、ホテルでは「ワタベウェディング」と提携した結婚式場として使用されることが多いようです。また、2年に一度スポーツの日に行われる「日本ボディビル選手権大会」の会場としても有名です。

ホールの総客席数は1,010席で、大阪では比較的小さいキャパの会場です。ライブももちろん行われますが、他と比べて舞台や演劇、シンポジウムや講演会といった用途の比率が高めかもしれません。

メルパルクホール大阪へのアクセス

遠征なら何でも来いのアクセスの良さ

この会場のウリは何と言ってもアクセスの良さでしょう。最寄りが新幹線の新大阪駅で会場まで徒歩5分という、遠征民にとってこれ以上ないほどの立地にあります。

最寄りが新幹線停車駅の会場は、横浜アリーナ(新横浜駅)などもそうですが、全国各地からライブ遠征を行う場合、日帰りでも行きやすくなります。

新幹線以外にも、北陸方面からは特急サンダーバードで一本ですし、在来線の大阪駅からも1駅。地下鉄御堂筋線でも梅田駅から直通です。

飛行機を使う場合でも、伊丹空港からのリムジンバスや、大阪モノレールに乗って御堂筋線終点の千里中央駅からアクセスすることも可能です。

さらに全国からの高速バス路線もあり、まさに遠征ならなんでも来いの会場と言えます。

会場は新大阪駅の北西側

新大阪駅は新幹線JR在来線地下鉄御堂筋線(大阪メトロ)の3つの駅で構成されています。

上の画像のように、アルファベットの「H」の文字のように各駅が交差していて、西側の地下鉄御堂筋線と東側のJR在来線の間に、新幹線が横たわっているような感じです。

メルパルク大阪は駅の北西側にあるので、新幹線で来た場合、地下鉄の乗換え案内の表示に従って西口方面に出るほうが距離的には近くなります。地下鉄の出口としては、「4番」「6番」出口が近道です。

新大阪駅から会場までの徒歩ルート(新幹線中央口・南口から)

新幹線中央口・南口から地下鉄中改札前まで

新幹線下車後、地下鉄方面へは「中央口」または「南口」改札を出るとわかりやすいです。

上の写真は、新幹線中央口を出たところです。周辺に「文楽人形」や「千成びょうたん」があり、待ち合わせスポットになっています。

文楽人形

千成びょうたん

新大阪駅構内図(出典:JRおでかけネット公式サイトより)

新幹線の改札は駅の3階になります。新幹線のホームから地下鉄の出口に向かうには、1つ下の2階にある地下鉄新大阪駅の「中改札」前に移動する必要があります。

新幹線新大阪駅の中央改札です。改札前に、地下鉄御堂筋線までの方向案内(ななめ左)の掲示があります。

改札を出たコンコースの地面にも御堂筋線までの案内が表示されています。中央口から少し左に進んだ後、右(写真の奥)に進むよう指示されています。

案内に従い、中央口向かいにある駅弁の売店横の階段またはエスカレーターを降りて、2階に移動しましょう。

エスカレーターを2階に降りたところです。左奥に見える通路を直進します。

JTB」や「おみやげ街道」の間を通る形になります。

通路を通り抜けると、地下鉄御堂筋線「中改札」前に着きます。反対方向には、「アルデ新大阪」のグルメ・ショッピング街が続いています。

南口からは、改札を出てしばらく右方向に歩くと、JR東海ツアーズの前を通ります(在来線は「東口」を出て同じく右方向に進みます)。

すぐ前に「文楽人形」があるので、後は中央口と同じルートで御堂筋線の中改札に向かいましょう。

地下鉄中改札前から会場まで

中改札前は広々としたスペースで、待ち合わせスポットにもなっています。

改札の向かいにある日本旅行の支店。

案内表示に従い、中改札の向かって右側に進み、「6番」出口を目指します。

角を曲がると、まっすぐ通路が伸びています。

突き当りまで行くと、左へ上がる階段があります。

階段を上がってからの案内があるので、確認しておきましょう。

階段を上がると高架下に出ます。ここからUターンして、左方向に進みます。

案内にもあったように、このスペースは高速バスの発着場になっています。

バスの乗降場を過ぎて、高架下を抜けます。

下の道は交通量の多い「新御堂筋」。ペデストリアンデッキが続いているので、そのまま進みます。

ほどなく地下鉄の「4番出口」からのエレベーターがあります。

そのまま北に進みます。写真の左側に伸びている通路は、会場の斜向かいにある「ニッセイ新大阪ビル」に続いています。

突き当りまで行くと、少し右に曲がってまた北に歩道が伸びているので、そのまま進みます。

大きな道路を下に見ながら渡ります。

突き当りのビルの「ニトリ」の看板のところで歩道橋は終了です。

左に階段があるので、下りましょう。

ローソンや三井住友銀行の前を通ります。

三菱UFJ銀行を過ぎると、会場はすぐそこです。

横断歩道を渡った先が、メルパルク大阪ホールです。

新大阪駅から会場までの徒歩ルート(中央口から北口経由)

別ルートとして、3階の新幹線の中央口からそのまま北に向かう方法もあります。中央口を出てすぐに右に曲がると、JR新大阪駅北口と「新大阪阪急ビル」の入口の案内表示が見えます。

駅ビルを抜けて北に進むのが、このルートになります。

新大阪阪急ビルに入って、飲食店街やホテル(レム新大阪)の入口のある通路を左に曲がると、マクドナルドがあります。

マクドナルドの隣りに、外への出口があるので、そのまま進みます。

出口を抜けると、北側に伸びるペデストリアンデッキがあります。

さきほど紹介したニトリの看板下まで続く歩道と、道を挟んで並行しています。

右側の建物(マリオット新大阪)に沿って通路が伸びているので、そのまま直進します。

しばらく行くと、道路の高架下をくぐるように歩道がカーブしています。

そのまま進んで、高架下に入ります。

高架下をくぐり、新御堂筋を横断します。

くぐり終えると左にカーブしているので、そのまま進みます。

程なくさきほどのルートで紹介した階段の前に出ます。ここからは同じように真っすぐ進むと会場に着きます。

御堂筋線4番出口から会場まで

最後に大阪駅・梅田駅から御堂筋線に乗って新大阪駅に着いた場合のルートを紹介しておきます。会場は駅の北西側なので、最寄りの4番出口から出ることになります。

新大阪駅のホームに着いたら、北側の階段またはエスカレーターから改札に進みます。

ホームを下りて、案内に従い駅ナカ店舗内を移動します。

新大阪駅北西改札に到着しました。

改札を出て斜め左方向に進み、4番出口から地上に出ます。

するとすぐ前に先ほどのニッセイ新大阪ビルがあるので、そのままビルの方向に移動します。

デッキを渡り、ビル内に入ります。

入ってすぐ右にあるエスカレーターで1階に進みましょう。

ビルの外は大きな道路に面しており、会場は道路を渡った先にあります。

あとは横断歩道を渡れば会場に到着です。お疲れさまでした。

メルパルクホール大阪はこんな所

奥行きがなく非常にコンパクトなホール

上の画像をご覧いただくと分かりますが、ステージから最後列までの距離が非常に近いコンパクトなホールです。収容人数が1,010席なので、普通のホールの奥行きを半分近く切り取ったような印象です。

最後列センター後方扉付近からの眺め
この日座った12列6番からの眺め

下の座席表を見ると、最後列はセンターブロックでも21列なので、普通のホールのやや後方程度の距離感です。

9列目までは比較的フラットですが、そこから段差ができて、10列目から13列目あたりは高さもあり非常に見やすく感じました。

2階席の最前列は1階席の13列目辺りに相当します。上から見下ろせるので、ステージ全体を近距離かつ俯瞰で見ることができます。

冒頭でも触れましたが、ライブというより舞台演劇やイベント向きの会場と言えます。

出典:メルパルク大阪 公式サイトより

エントランス

ホールに入るには、地上入口から階段を登って2階に向かいます。エスカレーターはありません。

そのため、車イスを利用される方など階段を使うことができない人に対しては、1階にあるフロントに申し出ることで代替措置を行えるようになっています。

館内設備

ホテル併設だけあって、主に宿泊利用者が利用するレストランが地下1階で営業しています。

ホール内の2階にはコーヒーショップがありましたが、コロナ禍のせいか営業はしていませんでした。

館内のコーヒーショップ横のスペースには、自販機が設置されています。

コインロッカーは2箇所ありますが、コロナ禍で両方使用禁止となっていました。こちらは入口左側のトイレ手前にあります。

こちらは入口右側の一角にあります。

ホテル メルパルク大阪 宿泊レポ 

さて、コロナ後にホテルの方にも宿泊したので簡単に紹介しておきます。ホールが建物の2階から入るのに対し、「ホテル メルパルク大阪」は1階が受付のフロントになっています。

5月の休前日でしたが、朝食付きでかなりの割安価格(7,000円弱)で泊まれました。

シングルルームです。広さは12〜14㎡ほどで丁度いいくらいでした。寝具は一体型のガウンタイプです。

ライティングデスク周りです。一般的なレイアウトで、作業スペースも十分取れます。

冷蔵庫周りの備品です。インスタントコーヒーと日本茶のティーバッグ、電気ケトルのほか、冷蔵庫の中にペットボトルの水がサービスで入っていました。

ベッドは白を貴重としたシンプルなデザイン。ふとんはベッドに張り付いておらず、スムーズにかけられました。

枕元コンセントも1口確保されています。部屋の中のスイッチも一括で制御できます。

ユニットバスもオーソドックスなタイプです。トイレはもちろん洗浄便座です。

この日は9階の部屋に泊まりましたが、結婚式場でもあるので、エレベーターホールの横にガーデンチャペルがありました。

ホテル メルパルク大阪

レストラン カトレア

レストラン カトレア」は、建物の地下1階にあり、ホテル宿泊者の朝食会場にもなっています。

宿泊特化型ホテルのようなホテル利用者の専用会場と異なり、一般の人のランチバイキング等も利用できるため、中はテーブル席を中心に広々としており、快適に過ごせました。

朝食のビュッフェは大阪名物のたこ焼きやだし茶漬け、カレー、冷やしうどんなど、1回では食べ切れないほど和洋のバリエーションが豊富です。

広々としたテーブル席

朝食ビュッフェ

周辺施設

最寄りが新幹線の新大阪駅なので、基本的に何でも駅前で揃うと思って差し支えありません。

駅ビルの「アルデ新大阪」と「味の小路」

駅ビルの2階にあるショッピングセンターの「アルデ新大阪(arde!)」に立ち寄れば、食事を摂りたい、カフェで休憩したい、コンビニに寄りたい、お土産を買いたい…など、あらゆる希望が叶えられると思います。

また、駅ビル1階の「味の小路」にもたくさんの居酒屋や喫茶店があり、選択肢に困りません。

向かいの「ニッセイ新大坂ビル」にも飲食店がいっぱい

メルパルク大阪と道路を挟んで斜向かいにある「ニッセイ新大阪ビル」にも飲食店が揃っています。

ファーストフードやカフェの「モスバーガー」「ドトール」「スタバ」をはじめ、「大阪王将」「そじ坊」などの定番チェーン、コンビニの「デイリーヤマザキ」などもテナントとして入っています。

また、アクセスのところで紹介したように、このビルはメルパルク大阪から歩道を渡ってすぐ隣りなので、雨の日などはこのビルに入って専用のペデストリアンデッキを通ることで、ほとんど濡れずに駅までたどり着くことができます。

施設概要・地図

地図