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シアタークリエ(東京・日比谷/有楽町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

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この記事の内容

初めてシアタークリエへ舞台・ミュージカルに訪れる人を対象に、会場までのアクセス施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

東宝グループが運営する「映画と演劇の街・日比谷」の駅前にある劇場。
アクセスはJR有楽町駅から歩くのが便利です。

シアタークリエは、2007(平成19)年、その2年前に閉館した芸術座に代わりオープンした「東宝シアタークリエビル」の1階から地下2階のスペースにあります。

周辺は劇場の林立する有楽町・日比谷地区で、日比谷シャンテ東京宝塚劇場TOHOシネマズ日比谷帝国劇場など、東宝グループの一大拠点となっています。

シアタークリエの名称は「Theatre creation」の略で、主たる舞台・演劇の視聴者層である20代から40代の女性をターゲットにした事業展開を行っています。そのため、支配人やプロデューサーはすべて女性が務めているという徹底ぶりです(もちろん男性も観劇OKです)。

シアタークリエまでのアクセス

シアタークリエは「日比谷 シアタークリエ」と案内されているように、最寄り駅は地下鉄の日比谷駅とJR・地下鉄の有楽町駅です。

ただし、ライブ遠征の点で考えると、JR有楽町駅からアクセスする方が便利なので、東京駅から有楽町駅までの鉄道ルートと、有楽町駅から会場までの徒歩ルートで紹介します。

東京駅から有楽町駅までの鉄道ルート

拠点となる新幹線の東京駅に着きました。東京駅から会場までは徒歩でもアクセス可能な距離ですが、隣りの有楽町駅まで在来線で向かうほうが安全です。

新幹線のホームから、JR在来線の乗り換え改札に移動します。

案内に従い、乗り換え口に進みましょう。

在来線のコンコースに入ったら、5番線山手線(外回り)のホームに進みます。

1駅約2分で、有楽町駅に到着します。

有楽町駅から会場までの徒歩ルート

JR有楽町駅に着いたら、そのまま線路に沿って日比谷方面に向かいましょう。会場までの所要時間は徒歩約6分です。

ホームに降りたら、「日比谷口」を目指して移動します。

日比谷口を出て、案内に従い日比谷駅方面の左側に進みましょう。

正面の横断歩道を渡り、左に移動します。

しばらく線路沿いに道なりに進みます。

大きな道路(晴海通り)との交差点まで来たら、横断歩道を渡り右に曲がりましょう。

その先の角を、今度は左に曲がります。

曲がった先が日比谷ゴジラスクエアです。そのまま奥に進みましょう。ゴジラは東宝映画のシンボルです。

現在のゴジラは「シン・ゴジラ(2016)」をモデルにして作られました。

左に日比谷シャンテ、右にTOHOシネマズ日比谷を見ながら移動します。

日比谷シャンテの隣りが会場です。お疲れ様でした。

シアタークリエはこんな所

見やすさに重点を置いた厳選の約600席

シアタークリエの総客席数は609席と、劇場の中でもこぢんまりとしたキャパの会場です。座席は1列から22列まであり、途中の11列と12列の間に中央通路が設けられています。

11列〜12列間の中央通路
通路付近から見たステージ

座席の前後の傾斜は、通路前方が緩め、後方が強めに設定されています。前方の4列までは、ステージの端のほうも見やすいよう、少し斜めに配置されています。

通路前方の傾斜状況
通路後方の傾斜状況

座席は左・中央・右の3ブロックに分かれており、それぞれのブロックの間に通路が設けられています。ただし、左ブロックと右ブロックの端は、壁との間に隙間がないので、横からの出入りができないことに注意が必要です。

8列〜10列の右ブロック付近
11列27番からの眺め

また、最後列の22列の後方に補助席が7席あるほか、予約制となりますが、車椅子スペースが左端の21列から22列付近の少し高くなったところに2席分設置されています。

車椅子スペース

BOX席

BOX席は、ステージに向かって左(下手)側に2席ずつ3箇所、計6席設置されています。座席へは専用の通路を通って、BOXごとの扉から出入りします。

BOX席への通路
L3BOX席の入口扉

シアタークリエ 座席表

出典:シアタークリエ公式サイトより

座席

座席は赤の座面・背もたれに木製のひじ掛け・基礎の組合わせです。背もたれは背中を包み込むように適度にカーブしており、座り心地は上々でした。

座席の後ろ側にクッションが付いているのも特徴の1つです。

女性向けを意識してか、傘たて用のひもも設置されています。

エントランス・ホワイエ

会場施設はビル内にあるため、全体にコンパクトに配置されており、ホワイエは座席に面した細長いスペースになっています。

会場へは1階のエントランスを入ったところにあるエレベーターで移動します。

ホワイエの奥に売店があります。

演目に関するパンフレットやCDのほか、ペットボトル飲料も取り扱っています。

カフェコーナーはありませんが、代わりに隣りの日比谷シャンテに抜ける通路があり、幕間に利用できます。

周辺施設

日比谷シャンテ

会場と同じく「東宝日比谷ビル」の建物内にある日比谷シャンテは、地下2階~3階までの低層階からなるショッピングモールです。

女性向けのショップやレストランが充実しているほか、向かいのTOHOシネマズ日比谷同様、TOHOシネマズシャンテという映画館も入っています。

The Star Gallery(ザ スターギャラリー)

シャンテの地下2階にある「The Star Gallery(ザ スターギャラリー)」は、俳優・歌手・海外スターなど77名のスターの手形を並べたスペシャルギャラリーです。

スターリスト
手形とサインのレリーフが展示

77名の中には日本の銀幕スターのほか、ジャッキー・チェンシルベスター・スタローンぺ・ヨンジュン等の海外スターや、なぜかドラえもんのレリーフもあります。

東京メトロ日比谷駅(日比谷線・千代田線)地下連絡通路から日比谷シャンテに入る手前にあります。お気に入りのスターの手形を探してみましょう。

ル・プチメック 日比谷店

シャンテの1階には、京都発のブーランジェリーの支店である「ル・プチメック 日比谷店」があります。

いつも行列ができている人気店で、ショーワインドー越しに美味しそうなパンやサンドイッチが並んでいます。

テイクアウトのほか、カフェコーナーが設けられているので、時間調整や待ち合わせにもぴったりです。

イートインの場合のドリンクメニューです。東京の一等地にある割に、パンも含め値段はそれほど高くありません。

この日はパン2種類とアイスコーヒーを注文しました。

東京宝塚劇場・TOHOシネマズ日比谷

会場と日比谷シャンテの向かいにある「東京宝塚劇場」と「TOHOシネマズ日比谷」です(写真が下手くそですみませんが、右上の青い看板に「東京宝塚劇場」と書かれています)。

東京宝塚劇場はその名の通り、西の宝塚大劇場(兵庫・宝塚)と並ぶ、宝塚歌劇団の東京における活動拠点です。

現在の建物は1997(平成9)年まであった初代の「宝塚会館」こと東京宝塚劇場の2代目に当たり、現在は映画館の「TOHOシネマズ日比谷」と同じく、「東京宝塚ビル」内にあります。

小林一三氏が設立した映画・演劇の配給や不動産業を営む東宝グループ。会場のある「東宝シアタークリエビル」、日比谷シャンテのほか東宝㈱の本社も入っている「東宝日比谷ビル」、そしてこの「東京宝塚ビル」と、日比谷地区一帯がその拠点となっていることがわかります。

日生劇場

出典:千代田区観光協会HPより

日生劇場は、1963(昭和38)年開業の日本生命日比谷ビルにある劇場です。客席数は1,334席で、オペラやミュージカルの上演がメインの会場で、東京宝塚劇場と日比谷公園の間にあります。

日本生命保険の創業70周年を記念して、浅利慶太氏や石原慎太郎氏が東急グループ総帥である五島昇氏に新劇場の構想話を持ちかけて実現した劇場で、公益財団法人の「ニッセイ文化振興財団」が運営しています。

東京ミッドタウン日比谷

東京ミッドタウン日比谷は、八重洲や六本木と同じく、三井不動産が手がける複合商業ビル「東京ミッドタウン」の1つです。

地下4階・地上35階建てで、7階までの低層フロアに約60のショップ&レストランが入る商業フロアになっているほか、オフィス、映画館、空中庭園や広場空間で構成されています。

会場からも地下通路でつながっているので、日比谷シャンテと同じく、開演前のひとときを過ごせる施設が充実しています。

帝国劇場

有楽町駅から徒歩で皇居方面へ真っすぐ進んだ場所にあるのが「帝国劇場」です。

こちらも松竹傘下の時代を経て、小林一三氏が手がける東京宝塚劇場に吸収合併されて以降の東宝グループの劇場で、舞台・ミュージカルを中心に110年以上の歴史を刻む、日本のエンターテイメントを代表する劇場です。

建物の老朽化に対応するため、周辺の出光美術館や三菱地所保有の国際ビルとともに、2025(平成7)年2月に建て替えのため休館し、新たに生まれ変わることになりました。

現在(2024年〜)はそのクロージングラインナップの演目が上演され、記念グッズ等も販売されています。

帝国劇場(東京・日比谷/有楽町)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します この記事の内容 初めて「帝国劇場」の舞台・ミュージカルに訪れる人を対象に、会場までの行き方や施設の概要、現地での楽しみ方につい...

施設概要・地図

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