google-site-verification: google775b997a29a881ae.html
コンサートホール PR

北九州ソレイユホール(福岡・小倉)の「アクセス」「座席」「楽しみ方」を解説します

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事の内容

初めて「北九州ソレイユホール」のライブに訪れる人を対象に、会場までの行き方施設の概要現地での楽しみ方について紹介します。

管理人

シックな外観が特徴の旧厚生年金会館。ライブのついでに小倉城や門司港観光に出かけるのも楽しいです。

北九州ソレイユホールは2010(平成22)年10月、旧九州厚生年金会館時代の建物が民間に運営委託され、リニューアルオープンした施設です。

元の厚生年金加入者の福祉施設であった九州厚生年金会館ウェルシティ小倉)は1984(昭和59)年の開業で、当時の公共施設としては珍しい立派なパイプオルガンの設置されたホールとして親しまれていました。

ロビーに設置された旧厚生年金会館時代のパイプオルガンの演奏台

九州厚生年金会館は、1989(平成元)年2月に美空ひばりが生涯最後に行ったコンサート会場としても有名です。

リニューアル後は、ホテルや結婚式場などを含めた会館全体が「アルモニーサンク」という呼称で統一され、ホール部分は「アルモニーサンク北九州ソレイユホール」として運営されていました。

ソレイユ」はフランス語で「太陽」という意味で、一般公募により名づけられました。

その後、ホテルや結婚式場を運営していた民間事業者が2019(令和元)年に撤退し、翌年からクォーターズという事業者がホテル「THE STEEL HOUSEザ スティール・ハウス)」を開業しました。以降はアルモニーサンクの冠名がなくなり、現在に至っています。

ホテル「THE STEEL HOUSE」
THE STEEL HOUSE(ザ スティールハウス)

北九州ソレイユホールのアクセス

出典:北九州ソレイユホール公式サイトより

会場は北九州市小倉北区にあり、最寄り駅はJR鹿児島本線の西小倉駅です。

ライブ遠征の観点から、アクセスルートは、①新幹線で小倉駅まで乗車②小倉駅から会場までの路線バス③西小倉駅からの徒歩ルートについて紹介します。

小倉駅までの新幹線ルート

JR小倉駅(小倉城口)

アクセスルートと言っても、東海道・山陽新幹線の「博多行き」に乗って一本です。

小倉駅は、東海道・山陽新幹線の終点・博多駅の1つ手前の駅です。東京、名古屋、新大阪からのぞみに乗車した場合の交通費と所要時間は以下のとおり。

東京駅ー小倉駅:21,560円・約4時間40分
名古屋駅ー小倉駅:16,600円・約3時間3分
新大阪駅ー小倉駅:13,870円・約2時間12分

名古屋から3時間」「大阪から2時間」くらいの間隔でスケジュールを立てましょう。

私の場合、金沢からサンダーバードで京都または新大阪に向かい、そこで新幹線に乗り換えて行きましたが、所要時間的には東京からとほぼ同じくらいでした。

東京からの所要時間は4時間を超えるので、羽田空港から北九州空港まで飛行機に乗ったほうが早く着きます。空港から小倉駅前までのバスもノンストップ便で、30分台で着きます。

小倉駅からのバスルート

会場までのバスは、駅南口(小倉城口)の方にある小倉駅バスセンターから出ています。
新幹線の駅からバス乗り場までのルートを紹介します。

小倉駅に着きました。

ホームを降りて改札に向かいましょう。

改札は一箇所です。

改札を出たら、案内に従い向かって左側の「小倉城口」に進みます。

階段またはエスカレーターを少し上ります。

出たところはジャム広場というイベントスペースになっています。

ジャム広場の右手にモノレールののりばがあります。

バスセンターへはそのまま直進し、出口に向かいます。

平和通の上を通るペデストリアンデッキの途中で左側に下りると、バスセンターがあります。

祇園太鼓」の像が目印です。博労町筋との交差点の手前にあります。バスセンターはこの反対側の下にあります。

バスセンターに向かう案内看板です。北九州空港に向かうバス乗り場もここにあります。

目の前にあるエスカレーターを下りましょう。

途中にのりば案内が見えます。看板左下の「ソレイユ・垣見・弥生が丘」方面の1番のりばに進みましょう。

1番のりばバス停です。最寄りのバス停「ソレイユホール・ムーブ前」に停車するバスに乗車します。

いくつか系統がありますが、「36」「110」「138」系統の便に乗れば、会場前のバス停に停まります。

「ソレイユホール・ムーブ前」は8つ目のバス停です。

バスに揺られること約10分。

「ソレイユホール・ムーブ前」バス停に到着です。会場は道の反対側の正面にあります。

JR西小倉駅からの徒歩ルート

JR西小倉駅(南口)

ターミナルの小倉駅からはバスで向かう必要がありますが、在来線で1駅隣りの西小倉駅からは、会場まで徒歩で向かうことができます。

ほぼ一本道でわかりやすいので、駅から会場までの徒歩ルートを紹介します。

改札を出たら、左側の南口「リバーウォーク」方面に進みましょう。

南口を出たところです。正面の道をまっすぐに歩いていきます。

最初の交差点の左側にある河合塾です。

交差点を渡った右側にある小倉リーセントホテルです。

会場まで進む道の名前はずばり「清張通り」。地元北九州出身の作家・松本清張にちなんだ名前がストレートに付けられています。

会場は道の右側にあるので、右側の歩道を進んでいきましょう。

西日本工業大学の大学院前を通ります。

反対側に小倉城があるのですが、道沿いからは見えにくくなっています。

続いて小倉北警察署前を通ります。

小倉北警察署前交差点です。

交差点左側には、通りの名称にもなっている松本清張記念館があります。

交差点を渡ってすぐの右側は、小倉合同庁舎になります。

さらにしばらく道なりに進みます。

途中の左側には市立中央図書館の青い屋根が見えます。

さらに進むと、旧小倉合同庁舎があります。4年前の平成30年に移転したようです。

旧庁舎を過ぎると、勝山公園の敷地に入ります。

勝山公園には名物のタコさん滑り台や恐竜の化石のようなオブジェなど、子供が喜びそうな遊具が並んでいます。

公園を過ぎ、高速道路の高架下の交差点を渡れば、会場はすぐそこです。

無事会場まで着きました。所要時間約15分。道もわかりやすいです。

北九州ソレイユホールはこんな所

2,000超の堂々たるキャパを誇る大ホール

大ホールの座席数は最大2,008席。元は九州厚生年金会館として活用されてきただけあり、堂々のキャパを誇ります。

1階席は最大1,298人収容可能で、オーケストラピット使用時は137席減少します(座席表の「特A」から「特E」列の5列)。

1階席の最後列はY列で、最前の特A列から数えて30列目になります。途中、特E列とA列(5列目と6列目)の間と、O列とP列(21列目と22列目)の間にそれぞれ通路が設けられています。

P列後方(1−2扉)付近からの眺め
H列11番付近からの眺め

オーケストラピット席を除いて、1階席全体でも適度な傾斜がつけられており、ステージが見やすい方のホールです。

2階N列50番(2−6扉)付近からの眺め

2階席は710席あり、バルコニー席は設けられていないものの、客席端のA列からD列はステージ方向にせり出しており、E列からS列までの15列がメインの客席となります。

2階R列48番付近からの眺め
2階S列からみた2階席後方の傾斜

上の写真を見るとわかりますが、最後列のS列は間に通路がなく、後方の壁に接する形で配置されています。立ち見席に座席が設けられているような感じです。

2階席は1階席に比べてさらに傾斜が付けられ、後方に行くにつれステージを俯瞰で見る角度が強くなっています。

鮮やかな真紅のシート座面は男性の肩口付近までカバーしています

座席表

出典:北九州ソレイユホール公式サイトより

車椅子席は1階席左前方のA列〜C席付近と、ステージにかなり近いところに配置されています。

エントランス・ホワイエ

エントランス前

大ホールへはシックな外観の正面玄関から入ります。入ってすぐのロビーの左手に、ホール事務所と自動販売機があります。

ホール事務所。チケット売り場にもなっています。

入口右側にある大きな青い手のオブジェ。世界の平和を祈念する思いが込められています。

大ホールへはロビー右側にある階段またはエスカレーターでいったん2階に進みます。

左に曲がったところが1階席後方のホワイエです。2階席へはさらに奥にある階段を上がります。

会場周辺

飲食・カフェ

ホールに隣接するホテル「THE STEEL HOUSE」の1階ロビーには「HOUSE CAFE(ハウスカフェ)」があり、公演の合間の休憩やティータイムを過ごせます。

ここはホテル内にあるだけあって、席の予約や貸切パーティーなどにも利用できるようで、名物のアフタヌーンティーセット(2,750円)も楽しめます。

コンビニ

最寄りのコンビニは、道を挟んだ向かいにあるローソンです。小倉駅からのバス停のそばにあります。

周辺観光施設

小倉城

出典:小倉城公式サイトより

西小倉駅から会場に向かう道すがら、緑に囲まれた一角に小倉城があります。1602年に細川ガラシャの夫でも有名な細川忠興公により創建されましたが、後に火災で消失し、現在は「体験型観光スポット」として親しまれています。

周辺の門や石垣など往時を偲ばせる遺跡や庭園もあるので、時間があれば公園内を散策するのも楽しいと思います。

松本清張記念館

点と線」、「ゼロの焦点」、「砂の器」など、小説を読んだことがない方でも名前は聞いたことがあるほどのベストセラーを数多く手掛けた日本文学界の巨匠・松本清張。

学生時代や就職後のしばらくを小倉で過ごし、40歳を過ぎた時に出した「或る『小倉日記』伝」が芥川賞を受賞するなど、まさに小倉と切っても切れない関係にあります。

そんな彼の業績を伝える記念館は、小倉城近くの勝山公園内にあります。館内には再現された彼の仕事部屋や遺品をはじめ、作品やグラフィックパネルなどの資料・映像が豊富に展示されています。

門司港レトロ

小倉駅と門司港は目と鼻の先で、電車で15分ほどの距離にあります。

明治・大正時代に海外交易の要衝として賑わった門司港は、モダンとレトロが融合した美しい街並みが人気の観光スポットです。

門司港駅は1914(大正3)年に開業し、1988(昭和63)年に鉄道駅として初めて重要文化財に指定されるなど、その歴史的建造物自体が観光スポットになっています。

門司港駅
駅改札口側から
フェリー乗り場
帆船「みらいへ」
旧大阪商船
料亭・三宜楼(さんきろう)
プレミアホテル門司港(4つ星)
旧門司三井倶楽部(重要文化財)

レンガ造りの建物やハーバービューを楽しむ傍ら、名物の焼きカレーや、「バナナのたたき売り」発祥の地としても有名なこの街のグルメを満喫しましょう。

門司港レトロカフェ
くじら焼カレー

施設概要・地図

地図
ビジネスホテルYANAGI